Yaffee's Whisky Blog

穀物、水、イーストという3つの材料から多彩な味が生まれ、長い熟成で気候風土や歴史、いろんな文化も取り込んで感慨深いお酒となっていくことがウイスキーの魅力だと思います。その魅力を少しでも伝えられるよう様々な情報を発信できたらと思います。またウイスキー以外にもいろいろな良酒たちをご紹介できたら幸いです。

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お酒ノート

ウイスキー以外のお酒ノート

王室のウイスキーと女王に捧げたウイスキー

王室のウイスキー、女王に捧げたウイスキー ブレンデッド特集のブランド紹介の続き www.yaffee.work 今回は王室のブレンデッドウイスキーと女王のためのブレンデッドウイスキーのご紹介です。 ブランド名も「王室」。英国王室専門のウイスキー ザ・ロイヤル…

香るウイスキー“バランタイン”

バランタインは昔からスコッチウイスキーの代表格となっています。調和のとれた華やかな香りとエレガントで洗練された味わいがウイスキー通を唸らせ続けています。特に17年ものは“The Scotch” と称されるほど。 今回はそんなバランタインをご紹介したいと思…

スコッチNo.1のブランド ジョニーウォーカー Johnnie Walker

スコッチブレンデッドウイスキーを銘柄ごと紹介させていただく回。 www.yaffee.work 今回はスコッチNo.1のブランド ジョニーウォーカー Johnnie Walker ストーリー ジョニーウォーカーのストーリーはジョン・ウォーカーという一人の男から始まります。1819年…

アイリッシュウイスキーの種類と製造

アイリッシュウイスキーの種類 アイリッシュウイスキーには4つの種類があります。 ・モルトウイスキー アイリッシュのモルトウイスキーはスコッチと基本的に作り方は同じです。ただ定義でもあったようにアイリッシュではオーク製の樽以外でも熟成が可能です…

アイリッシュウイスキーの前にアイルランドについて

現在ずっと停滞していたアイリッシュウイスキーの快進撃が止まりません。アイルランドにはたくさんのクラフト蒸留所が建ち、もともとあった蒸留所の売り上げも伸びています。しかしまだまだアイリッシュウイスキーについて認知が少ないところが多いと思うの…

トマトとウイスキーの相性診断

今回はカクテルやペアリング素材、おつまみの材料として人気の高いトマトとウイスキーについて私なりに相性診断していこうと思います。 トマトとお酒 まずトマトを使ったカクテルを例に挙げると真っ先に「レッド・アイ」や「ブラッディマリー」が出てくると…

スコッチウイスキーとは? 続き

前回の続きでスコッチウイスキーについてまとめていこうと思います yaffee28ppm.hatenadiary.com モルトウイスキーの製造工程は大きく5つの工程があります。 1.製麦 2.糖化 3.発酵 4.蒸留 5.熟成 の5つです。 それではそれぞれ工程ごと説明して…

本格焼酎 龍乃幹 長期熟成麦焼酎

”樫樽3年熟成、25度の焙煎麦焼酎。原料の麦を焙煎して醸した焼酎で、二日酔いの原因である脂肪分を取り除きました。自然な甘さと香りが特徴です。スコッチやコニャックと同じヨーロッパ産の樫樽で、3年以上長期貯蔵・熟成させることで、見事なまろやかさのあ…

世界で最も飲まれているアメリカンウイスキー~Jack Daniel’s~

今回はジャックダニエルの魅力に迫っていこうと思います。 ・テネシーウイスキーとバーボンの違い ジャックダニエルはアメリカのテネシー州リンチバーグに蒸留所があります。正確にはアメリカンウイスキーの中でも「テネシーウイスキー」というカテゴリーに…

ウイスキーの歴史 ~始まりから密造酒時代の終焉~

今回はアイルランド、スコットランドから始まったウイスキーの歴史を見ていこうと思います。 ・始まり 蒸留で使われた器具として最も古いものは古代メソポタミア文明の遺跡から発見された土器で、紀元前3500年ほどのものだといわれています。そして古代文明…

チョコレートとウイスキーって定番だけど……

Alexander SteinによるPixabayからの画像 今回のテーマはチョコレートとウイスキーです。 ウイスキーを飲むときのおつまみの定番中の定番で、大概何でも「合う」という認識が多いように感じます。しかしそれは本当にそうなのか考えてみました。 正直チョコレ…

スコットランドの歴史 ~ウイスキーをはじめて記録に残したジェームズ4世~

Hans BraxmeierによるPixabayからの画像 1494年スコットランド王室財務係に 「王命(ジェームズ4世)により修道士ジョン・コーに8ボルの麦芽を与えてアクアヴィテを造らしむ」 という記録が残っています。 ここに書かれているアクアヴィテとは古いウイスキー…

スペイバーン ブラタンオラック

スペイバーンは ヴィクトリア女王、王位60年(ダイアモンド・ジュビリーの年)の1897年に創業した蒸留所です。創業者はどうしてもこの年に合わせたかったため、12月の極寒の時にまだ窓ガラスができていない中、初めての蒸留が行われたという逸話があります。…

ウイスキーの基本から見た魅力!!

Felix WolfによるPixabayからの画像 ウイスキーの魅力についての記事は、ここ最近居酒屋でもスコッチシングルモルトが置かれるようになってからいろんなところで見かけるようになったかと思います。 この回はもうウイスキーをいろいろ楽しんでいる方にはおさ…

フィンラガン オリジナル

アイラからスコットランドの島々を統治していた島々の王”Lord of the Isles”。 その拠点となっていたアイラ島の港町の名前を付けてリリースされた商品です。 独立系ボトラーズのシングルモルトで、中身の蒸留所名は非公開となっていますが、アイラ島で1番の…

スコットランドの歴史 ~エドワード3世とディヴィッド2世~

エドワード3世の親政と再びスコットランドの支配 Free-PhotosによるPixabayからの画像 エドワード3世は成人する1330年の11月に宮廷革命を起こし、摂政を行っていた母イザベルは終身幽閉処分、ロジャーを死刑に処し実権を取り返します。エドワード3…

スコットランドの歴史 ~バノックバーン勝利後のスコットランドとイングランド~

スコットランド独立宣言「アーブロース宣言」 FlowerPower211によるPixabayからの画像 ロバート・ブルースがバノックバーンの戦いで勝利後、スコットランドはヨハネス22世にスコットランド独立宣言となる書簡文を送っています。これが1178年にウィリア…

タバスコって樽熟成していたの!?? ~タバスコとウイスキーのつながり~

Antina WolffによるPixabayからの画像 タバスコとウイスキーって全く関係ないかと思っている方が多いと思いますが、実はタバスコはオーク樽(しかもジャックダニエルの空き樽)で3年間熟成し製品化 されています。つまりウイスキーのような熟成方法を採用し…

ラム酒の分類

作り方による違い 現在ラムには3タイプの作り方があります。 ①トラディショナル、②アグリコール、③ハイテストモラセスの3タイプです。 それぞれ何が違うのかご紹介させていただきます。 Corinna SchenkによるPixabayからの画像 ①トラディショナル さとうき…

ウイスキー水割りについて深く考察してみた

ウイスキーに水割りと聞いて一般的にウイスキーと水を割るだけのただのウイスキーの飲み方の1つでしょという考えが多いと思う。確かにウイスキー水割りとはウイスキーに水を割り交ぜただけのものだが、実はバーテンダーの中では最も難しく最も奥が深いカク…

スコットランドの歴史 ~ウイリアム・ウォレスとロバート・ブルース~

Greg MontaniによるPixabayからの画像 1296年イギリスのエドワード1世がスコットランドに侵攻してきます。これにより、スコットランド王国が消滅し、「運命の石」がロンドン、ウエストミンスター寺院へ持ち去られてしまいます。 エドワード1世 エドワード1…

シグナトリーヴィンテージ リンクウッド 1996 21年

年数表記 21年 色 薄い麦 アルコール度数 43% アロマ バニラ、白い花、スミレ、レモン、メイプル、オレンジピール、アーモンド、石鹸 評価 84 コメント 最初にグラスから香るアロマは弱めだが、しっかり嗅いでいくと様々なものが感じられる。このウイ…

ウイスキーから見たスコットランドの歴史 No.2 ~戦争、王位争いの激動の時代~

マクベス ここからスコットランド王国は激動の時代に突入します。 1040年ストラスクライド王国を併合したダンカン1世から従弟のマクベスが王位を奪います。このマクベスはウイリアム・シェイクスピアの戯曲「マクベス」のモデルとなった人物で、物語の大まか…

ウイスキーから見たスコットランドの歴史  ~古代からスコットランド王国ができるまで~

David MarkによるPixabayからの画像 今回はスコットランドの歴史をウイスキー視点で見ていこうと思います。 紀元前スコットランドに居住した民族の残した遺跡として有名なものであるオークニー諸島のスカラブレイの集落遺跡ですが、極めて保存状態の良い石造…

COLORADO Whiskey

ストラナハン コロラド ウイスキー 2004年アメリカ コロラド州にて創業のクラフト蒸留所。1週間に3樽の生産量ながらこだわった作りがジム・マーレイにも評価され、ウイスキーバイブル2008にて90点の高評価を記録している。 年数表記 NA アルコール度数 47…

pinch( Dinple)1970年代OB

年数表記 NA アルコール度数 46% 色 ゴールド 評価 78 アロマ アプリコット、麦芽、穀物様、白い花、なめし皮、オレンジ、キャラメル コメント 酸味と渋みが程よく、樽の感じはちょうどいいが、しっかりとした熟成感がある。ややピートのニュアンスもあ…

ベンロマック サシカイヤウッドフィニッシュ

2011年ヴィンテージ表記Alc 45%評価 82ワールドウイスキーアワードにおいて15年がベストスペイサイドウイスキーを勝ち取るなど、躍進いちじるしいベンロマック蒸留所より限定の、ウッドフィニッシュシリーズで断トツの一番人気を誇る「サシカイア ウッドフ…

壮絶で奥深いラム酒の世界 NO.1歴史~今日のラムまで~

前回ラムの誕生まで書かせていただいたが、今回は今日のラムになるまでを書いていく。 ・船乗りとラム 前回の記事のように奴隷のアメとムチのアメとして短期間で広まったラムは、それ以外にラムが壊血病の特効薬として信じられていた。壊血病とはビタミンC欠…

ウイスキーエキスパート、そしてプロフェッショナルへ

今回ウイスキーエキスパートを受験された方お疲れ様です。間もなく合格通知が届くころかと思います。そして、もう通知が届き合格が決まった方おめでとうございます。合格の方も残念ながら不合格の方も、ウイスキーと真剣に向き合いより理解が深まったと思い…

東京ウイスキーフェス 2019 後編

後編では前編で書かせていただいた日本の新興蒸留所以外のお邪魔させていただいたブースについて書かせていただきます。また完全に酔いや挨拶やらで、写真が少なくすみませんが、よろしくお願いいたします。 まず1番に書きたいのはカバランのブース。私にと…