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鳥になつかれたい願望があるウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
本日は『グレンエルギン 12年 Glen Elgin 12 yo』のテイスティングレビューです!!
『グレンエルギン 12年 Glen Elgin 12 yo』について
グレンエルギンは、スコットランドの中でも“ウイスキー造りの聖地”と呼ばれている『スペイサイド』地域で造られているモルトウイスキーです。
『スペイサイド』の中でも、エルギン地区というところにこの蒸留所はあります。
エルギン地区は、多くのブレンデッドウイスキーを支えている“隠れた銘酒”の多い地区。
例えば、
- 『バランタイン』を支えるキーモルト『グレンバーギ』
- 『ヘイグ』を支える『グレンロッシー』
- 『シーバスリーガル』のブレンドに使われている『ロングモーン』
などなど……。
そして今回テイスティングする『グレンエルギン Glen Elgin』は『ホワイトホース』のキーモルトの一つ。
日本一の販売量を誇っているスコッチブレンデッドウイスキー『ホワイトホース』の味わいの中核を担っています。
またシングルモルト『グレンエルギン 12年 Glen Elgin 12 yo』は、ウイスキーの著名人たちから支持されているウイスキー。
ウイスキー評論家の“マイケル・ジャクソン”は
『グレンエルギンは、将来シングルモルトで栄えていくだろう』
とコメントを残しています。
そして、ウイスキージャーナリストの“チャールズ・マクリーン”は
『あまりにも長い間隠れた素晴らしいモルト』と評しています。
今回はその『グレンエルギン 12年 Glen Elgin 12 yo』をテイスティングしていこうと思います。
『グレンエルギン 12年 Glen Elgin 12 yo』テイスティングレビュー
価格帯
3000~4000円
アルコール度数
43%
熟成年数
12年以上
色
引き込まれるような黄金色
アロマ
シリアルの優しく甘い香りに、ドライリンゴ。
レモンピールのニュアンスに、色とりどりの花が咲くガーデン、そしてはちみつのような香り。
評価
81/100
コメント
口に含んだ瞬間からナッツとレモンピール。
そこからシリアル、はちみつ、そして広がっていくお花畑。
ウイスキーの中ではしっかりとした酸味があるが、優しく素朴な甘みが包み込んでいる。
全体的にバランスがいい。
特にスパイシーなニュアンスが、全体の味を引き締め『満足感』を高めている。
ただ、このウイスキーのアルコール感と苦みが苦手な方はいると思う。
最初に感じた甘味は、余韻では殆ど感じない。
意外とドライで、酸味と苦みのあるレモンピールのようなアフターフレーバー。
ウイスキーを飲み慣れていないと、ストレートじゃ「きつい」って印象を受けるかも。
加水すると……
一気にアルコール感は薄れ、ほかのフレーバーが活きる。
レモンの酸味や苦味、そして華やかなフレーバーが強くなる。
余韻もやや甘みが出てきて、最後までバランスがいい。
少量加水後の方が、ウイスキーを飲み慣れていない方でも親しみやすい味わいになっているかなと思う。
お湯割りがオススメ!!
『グレンエルギン Glen Elgin』をお湯割りすると絶品!!
アルコール自体が持っている甘味が、ふわっと開いて優しい味わいになる。
まるで「はちみつレモン」のような味わい。
素朴で落ち着く。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか?
グレンエルギンは、昔感動したウイスキーの一つです。
前回ブログの記事にまとめていて、また飲みたいな~って思ってしまい気が付いたら購入してしまっていました(笑)。
改めて飲んでも、いいウイスキーですね!
ストレートでも十分おいしいですが、割って飲むと一気に味わいが変わるので一本買っても飽きないと思います。
今日はそんなグレンエルギンをゆっくりと楽しみたいと思います。
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いいたします!!

