Yaffee's Whisky Blog

穀物、水、イーストという3つの材料から多彩な味が生まれ、長い熟成で気候風土や歴史、いろんな文化も取り込んで感慨深いお酒となっていくことがウイスキーの魅力だと思います。その魅力を少しでも伝えられるよう様々な情報を発信できたらと思います。またウイスキー以外にもいろいろな良酒たちをご紹介できたら幸いです。

スコッチウイスキーの法改正!??

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2019年になって、スコッチウイスキーの熟成に使用できる空き樽の定義化された。


「スコッチウイスキーの熟成に使えるオーク樽の種別とは何か」という問い合わせが殺到したためだ。
以前までは「伝統的に使用されてきた空き樽のみ」という表記だったが、いったいどこまでが伝統的なのか?
ワイン樽でもボルドーブルゴーニュなどは許可されているが、チリ、オーストラリアなどニューワールドのワインの空き樽は同じブドウ品種でも不可能だったが、なぜか?
スピリッツの空き樽は大体使われたことはあるだろうが、その線引きは何なのか?
近年のウイスキーブームによって議論が多くなったのだろう。また、今後のスコッチウイスキーの発展の意味合いもあっただろうが、新しく定義されたことによって使用できる空き樽の明確化され、幅も広がることとなった。
書き加えられた定義は下記のとおりだ。


スピリッツは、オークの新樽や、ワイン(無発泡性ワインおよび酒精強化ワイン)、ビール(エール)、スピリッツ類などの熟成に使用したオーク樽に入れて熟成されるものとする。ただし下記の酒類を熟成したオーク樽は除外する。

  • 原料に核果が含まれるワイン、ビール(エール)、スピリッツ
    • 発酵後に果実、フレーバー、甘味が加えられたビール(エール)
    • 蒸溜後に果実、フレーバー、甘味が加えられたスピリッツ
    • 上記の製法を伝統的に採用しているワイン、ビール(エール)、スピリッツ

使用する樽の種別に関わらず、完成された製品はスコッチウイスキーの伝統的な色、味、アロマの特徴を示していなければならない。これらの条件は、以下で説明する後熟工程においても同様である。樽に入っていた内容物は、スコッチウイスキーまたはスコッチウイスキーとなる予定のスピリッツを容れる前に完全に排出されなければならない。(※スコットランドの飲料に関する検証機構:技術指導書(スコッチウイスキーの検証)2019年6月改定)

つまり、既存のポート、マディラ、ワイン、コニャック以外にも、一般的なテキーラ、焼酎、

カルヴァドスなども原則として使用可能となる。

このことにちなんでテキーラカルヴァドスをまとめてみたので参考にしてください。

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現にこの発表後早々にトマーティンが焼酎カスクを使用した製品をリリースしている。

 今後の新しい熟成樽に期待したい。