Yaffee's Whisky Blog

穀物、水、イーストという3つの材料から多彩な味が生まれ、長い熟成で気候風土や歴史、いろんな文化も取り込んで感慨深いお酒となっていくことがウイスキーの魅力だと思います。その魅力を少しでも伝えられるよう様々な情報を発信できたらと思います。またウイスキー以外にもいろいろな良酒たちをご紹介できたら幸いです。

ウイスキーフェス東京2019 前編

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 ウイスキーの業界の右も左もわからず初参戦した去年からさらにウイスキーの深みにはまり、プロフェッショナル、レクチャラーそしてスピリッツコンペ審査員として参戦した今年のウイスキーフェス。ほかのウイスキーイベントや蒸留所見学など精力的に参加させていただいていた結果、今回のフェスで様々な方とお会いでき、わずかながらもウイスキー業界内に関わらせていただいていることを実感しました。

 今回のウイスキーフェスですが、前回に比べて女性比率が高くなったかなと感じました。特に若い女性や最近ウイスキーにはまり始めたような夫婦やカップルを多く見かけたように感じました。去年よりウイスキーが様々な人に知ってもらえて興味を持ってもらい、人気が高まっているだろうとウイスキーフェスの賑わいを見て思いました。他では味わえないニューポットが飲める機会もあって日本のクラフト蒸留所のブースはどこも人気でした。その中でも僕なりに気になったブースからいろいろとご紹介していきたいと思います。申し訳ないですが、写真が少なくまた紹介を書いたのに写真がないものが多いです。そこはウイスキーフェスの空気で途中から写真を撮り忘れていました。写真の少ない長い記事となってしまうため日本の新興蒸留所とそのほかで前編・後編に分けさせていただきます。

 

 まず、去年と同じく入り口近くのブースには、ガイアフロー静岡蒸留所のブース。ここで静岡蒸留所見学時に案内していただいた営業担当の笹栗さんと社長・中村大航さんにお会いすることができました。今回出ていた静岡蒸留所のピーデットニューボーンの薪窯蒸留28か月熟成と軽井沢蒸留器27か月熟成は前回静岡蒸留所にお邪魔させていただいたとき味わったニューボーンよりさらに円みが出てフルーティさが立ち、より完成度の高いものとなっていました。このニューボーンを飲んで製品化も間もなくではとわくわく感を感じてしまいます。ちなみに今度アスタモリスからド根性カエルのラベルの秩父蒸留所のモルトウイスキーが発売されるそうで、展示されていました。

アスタモリス各種販売中!!

静岡蒸留所見学の記事はこちら!!

yaffee28ppm.hatenadiary.com

 

 次に入り口近くの安積蒸留所のブースでは安積のニューボーンとともに山桜の各シリーズの試飲ができる形となっていました。この中で特に感動じたのは、山桜ラムカスク。様々なラムカスクウイスキーがあるがここまでラム!!て感じのラムカスクは他にないんじゃないかと思います。ウイスキー好きでもラムが苦手な方はフレンチラムの草や若葉のようなニュアンスが雑味と感じてしまうかもしれませんが、ラム好きにはお勧めしたい味でした。またニューポットもかなりフルーティで熟成後が気になるものでした。

 そこから奥に進み、小正醸造(株)のブースにて嘉之助のニューポットを2種類試飲しました。それぞれラインアームの向きが違う再留器で造られたものだそうで、圧倒的に味わいが異なっていました。上向きのほうは嘉之助ニューボーンで飲んだ時に感じた黒糖感とフルーティさのうちフルーティさがより磨かれていたように感じました。反対に下向きのほうは黒糖感とオイリーさを強く感じました。またこの時ちょうど社長の小正芳嗣さんにお会いすることができ、お話を聞けることに。今度嘉之助蒸留所でグレーンウイスキーの製造も挑戦するそうで、多くのグレーンウイスキーが使う連続式蒸留機ではなく、焼酎用のステンレス製減圧蒸留器を使い、焼酎の技術でより磨かれたグレーンウイスキーの製造を目指すそう。

 ちょうど会場の真ん中ぐらいの三郎丸蒸留所のブースにて、世界初の鋳造のポットスチルのニューポットと去年までの銅製ポットスチルのニューポットを試飲。鋳造ポットスチルのものは銅製のものと比べてより硫黄感が少なく、よりフルーティさや甘味などを感じられるものとなっていました。社長の稲垣さんが「こんなおかしいことやっちゃうのうちぐらいなもんですよ」と言いながら、ハイクオリティなニューポットを出してしまうことにかっこよさを感じました。

 やはり日本の新興蒸留所で、この4つと厚岸の5つの新興蒸留所はほんとに高いクオリティのものを毎回出してくれて、頭1つ抜けてるなと感じます。

 

 

以上ウイスキーフェスの日本の新興蒸留所ブースで感じたことでした。

 

 

 後編の記事では、かなり良くしてくださったカバラン蒸留所、あとワイルドターキーのブースにてウイスキープロフェッショナル、レクチャラー、スピリッツコンペ審査員まで育ててくれた小田さんのカクテル、それ以外のウイスキーで感動したところなど書きたいと思っております。ぜひ引き続きよろしくお願いいたします。