Yaffee's Whisky Blog

ウイスキー好きの料理人がウイスキーの「おいしい」情報をお届け!

MENU

【ビールの話】ビールのジャンルの話


f:id:yaffee28ppm:20200416165759j:plain



 

普段ウイスキーばかりの僕ですが、隠れビールファンでもあると自負しております。

このシリーズはビールについて紹介したり、綴ってみたり、アウトプットしたり……

気軽に楽しめるけど奥深いお酒・ビールのように深くも気軽に読めるそんな話ができたらと思います。

 

突然ですが、ビールのスタイルって何種類ぐらいあると思いますか?

 

 

 

ビアガイドラインというビールのスタイルをすべてまとめてあるものがありますが、それによると……

 

 

 

 

 

105種類!!

しかもサブカテゴリーまで入れたら2倍近い200種類ほどあります。

 

 

 

 

実はビールは様々なスタイルがあってそのスタイルごとに味わいの違いがはっきりと分かれます。そのうえで、また醸造所ごとの違いがあり……。

底なし沼のような奥の深い世界です。

 

 

しかし、たくさんあるビールのスタイルでも大きく3つのジャンルにわけることができることはご存じでしょうか。

 

その三つとは発酵方法の違いにより分けることができます。

 

・上面発酵(エールビール)

 

・下面発酵(ラガービール

 

・自然発酵

 

の3つです。

 

エールビールとラガービールはもしかしたら聞き覚えがあるのではないでしょうか?

 

エールビールはよくイギリスをテーマにした映画、本、漫画などでビールのことをエールといっているところを見ることがあると思います。エールは比較的昔しながらの作り方をするビール。(筆者が初めてエールという言葉を知ったのが、「ロード・オブ・ザ・リング」。メリーやピピンなどホビット族がよく飲んでいましたね。)

 

そしてラガーはキリンラガービールなどで言葉は聞いたことのある人はいるのではないでしょうか。

ラガービールはエールビールの後にできたスタイルのビールです。

 

自然発酵は最も原始的な作り方でいわゆる「放置」です。自然発酵ビールは主に出回っているものはランビックというものしかないです。そしてこのランビックはベルギーのブリュッセルとその周辺地域以外で造られるものは公式にランビックとして認められていません。

また他の地域では安全性の面から自然発酵ビールは基本的に作ることができません。

 

ランビックは完全発酵させるので甘味がなく、ドライで酸味の強いものが多いです。その甘みを補うために発酵中にフルーツを加えたフルーツランビックリンデマンスなど)というのもあります。

 

 

ちなみにもっとも原始的なビールはパンから作ったもの。パンに水をぐちゃぐちゃと混ぜて放置。それが古代の人間が造っていたビールだそうです。簡単に作れますが、作っちゃだめですよ!!

 

 

簡単に言うと

エールビールは発酵中に酵母が上に集まるビールのことで、ラガーは発酵中に酵母が下にたまるもの。

もちろん発酵するときの状態が違えば、発酵温度・発酵時間・そして味は変わってきます。

 

エールビールは、発酵温度は高めの15~25℃、発酵時間は短めの3~4日です。基本的に華やかでフルーティな香りと豊かな味わいでゆっくり楽しむのに適しています。反対にラガービールは、発酵温度は約10℃と低め、発酵時間そして貯蔵熟成期間もエールビールより長めです。もともと「ラガー」はドイツ語の「貯蔵」という意味からつけられた言葉だそうで、爽快で飲みやすいのが特徴です。

 

ちなみに今のウイスキーは基本的にはディスティラリー酵母というウイスキー専用の酵母を使いますが、昔のウイスキーはエール醸造所の余剰酵母をもらって発酵させていました。そのため昔のウイスキーはフルーティなものが多かったそうです。

最近になって多くのクラフト蒸留所が酵母に目をつけ、様々な酵母を使ったウイスキーの造られ始めています。

 

 

しかし今では、ミックスタイプ(ラガー用の低温で発酵する酵母を高温で発酵させたり、酵母をミックスさせていたり……)というのもあったり、日本酒酵母を使った吟醸ビールなるもの、ワイン酵母を使ったものなど様々あります。現在、ビールの世界の作り方や味わいは無限にあるので、地方に行った際や店頭で見つけたときなどいろいろ試してみてください。そして買ったビールがどっちのジャンルなのかを知ると味わいの想像がしやすくなったり、自分好みの味を探しやすくなったりすると思うので参考にしていただけたらいいなと思います。


プライバシーポリシー