Yaffee's Whisky Blog

ウイスキー好きの料理人が書くウイスキー中心のブログ。

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唐揚げとウイスキーってよく聞くけど……

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今回のテーマは唐揚げとウイスキーについてです。

よくサントリーさんの販促として「ハイ・カラ」や「トリ・カラ」など、ウイスキーと鶏のから揚げの相性がいいという話を聞く機会が多くなってきたと思いますが、鶏のから揚げといっても無限の種類があり、ウイスキーハイボールに適したものだけでも様々なものがあります。果たしてどんなウイスキー・唐揚げでも合うのか?また、なぜ合うのか?というところを見ていこうと思います。

 

 

まず、唐揚げですが、似たような分類として

・竜田揚げ

・とり天

・フライドチキン

などがありますが、唐揚げはどこまでが、唐揚げなのか調べてみました。

 

 

 

それぞれの定義

 

唐揚げ

下味をつけた肉(基本的には鶏肉)に小麦粉・片栗粉を混ぜ揚げたもの。もともと1921年頃までは「空揚げ」も表記で「素揚げしたもの。」でしたが、1932年に現・三笠会館が中国の鶏の揚げ物から「若鶏の唐揚」を登場させ、その後戦後に「唐揚げ」として一般家庭に広まっていきます。それも中国大陸から引きあげてきた日本人によって広まったといわれています。つまり、唐揚げはどちらかというと「中華風」 の味付けを指すことが多いようです。

 

竜田揚げ

醤油、和風だしなどの味付けをした材料に片栗粉をまぶしてあげたもの。唐揚げと竜田揚げの表記はかなり曖昧でこう定義しても地域によってはこれをから揚げというところもあります。もともと竜田揚げの由来は百人一首に出てくる(今や漫画ちはやふるで有名な)一句「千早振る 神代もきかず 龍田川……」の龍田川に紅葉が流れる様子を表現した料理だといわれています。

要は「和風」 の味付けを指すことが多いようです。

とり天

大分の郷土料理で下味をつけた鶏肉に、小麦粉を卵、水で溶いた衣をまとわせてあげたもの

 

フライドチキン

これについては、ネットやテレビでは「肉に味付けせず、衣に味付けしたもの」と半分しか正解していないものしか出回っていませんが、確かに衣に味付けしたものですが肉にも味付けした伝統的なレシピもたくさんあります。では何が定義化というとフライドという料理表記はもともと「油で揚げる」ものではなく、「多めの油の入ったフライパンで焼く」 というニュアンスの料理表記。つまり衣に味付けするから細かい温度調節やはがれにくいように丁寧に焼かなくてはいけないためこのような料理方法ですが、フライヤーの発達で衣に味付けするというところが先行し、最近のフライドチキンの定義として定着している節があります。

ただ油で揚げたフライドチキンではフライパンで焼くフライドチキンには香ばしさ、油っぽさの面で圧倒的に劣っていて、焼くフライドチキンのほうがおいしいです。(様々な持論が出回っていますが、私はこれが有力かと思います。)

 

しかし、このように定義を見返してみても料理というものは言葉と一緒で時代によって変化していくものかと思います。(今では「マジ」が普通になっているように。)

鶏の竜田揚げの定義に近い鶏のから揚げもありますし、今ではフライドチキンは油で揚げるものとなっていますしその垣根はあいまいとなりつつあります。

 

 ウイスキーに合うとりから

 

 

鶏のから揚げと聞いてやっぱり角、ブラックニッカ、またはスコッチブレンデッドのハイボールを合わせている記事や居酒屋を目にしますが、この時の一般的な鶏のから揚げは{鶏モモ・醤油ベースの漬け込み・片栗粉メインのサクサク系衣}が多いかと思います(勝手にとりからの系統分けしました)。やはりこれが王道だし、想像してしまうと飲みたくなってしまうことから「合う」ということは論じなくてもわかるかと思いますが、あえてウイスキーとなぜ合うか考えたみたところ

 

ウイスキーの樽感(タンニンやバニリンなどの渋みや甘い香り)と醤油、鶏などからくる旨味の相性が抜群

・サクサクしたテクスチャーとハイボールの程よいアルコール感と炭酸が油っぽさをクリアにしてくれる

ウイスキーハイボールにするとより顕著に柑橘感が出てくるものが多いため、どんな柑橘との相性のいいこのタイプのとりからは外しにくい

 

みたいな所かと思います。

 

では違うタイプではどうなのか?

味付けの仕方、鶏の部位は邪道過ぎなければ基本的に「合う」と思います。

例えば、鶏の部位でもボンジリみたいな唐揚げとしては調理しにくい部位はかなり味付け方を工夫しないといけないだろうし、味付けならナンプラーをベースにエスニックに仕上げたものはアルコール感が魚臭さをより感じやすくさせてしまうため、合わせ方が難しくなします。

ただし不可能ではないです。

例えばナンプラーベースにココナッツ、レモンバームレモングラスの香りをつけたとりからにラフやアードベッグのようなアイラハイボールで合わせれば、比較的合いやすいでしょう。限定的な合わせとなってしまいますが、こういったトリからハイボールもたまにはいいかもしれないですね。

 

僕が一番お勧めしたい唐揚げは……

正直これはどちらかといえば竜田揚げですが、

材料は鶏モモ、ニンニク醤油、片栗粉。

これで持っていく時間がたってもサクサク系唐揚げがおすすめです。

 

作り方は

鶏モモを大体6等分にカットして、たっぷり目のニンニク醤油を入れたボウルに5~10秒(この時間は好みで調節してください)浸します。

浸した鶏ももを、手でしっかり絞って片栗粉を押し付けるようにしっかりつけていきます。

180℃程度の油で揚げていきますが、この時に時間ではなく、音で上がりの判断をします。初めは水が弾ける「じゅわじゅわ」とした音がしますが、それが落ち着き「パチパチ」に近いような乾いた音となります。この変わったタイミングで火を強くして30秒ほど揚げたタイミングがベストです。(感覚の話で難しくてすみません。)

こうすることで気持ち悪い食感となりやすい皮がサクサクで香ばしくなり、肉汁が閉じ込められるためかなりジューシー。また焦げた醤油の香りが食欲を掻き立てます。

 

 

もう一つのパターンは

ウイスキーを入れて作るフライドチキン寄りのとりから

 

このから揚げの材料は

鶏モモ、アメリカンウイスキー(今のところワイルドターキーかジャックダニエルがベストです。)、牛乳、はちみつ、タバスコ、バーベキューソルト、小麦粉、コーングリッツ

 

作り方は

初めに鶏モモを1口大にカットしバーベキューソルト、ウイスキーを振っておく。

はちみつ、牛乳、タバスコを混ぜて置き、鶏肉をそこにつけて1晩寝かす。

鶏肉を取り出し、小麦粉をつけてもう一度つけ汁にくぐらせ、コーングリッツをつけて170℃ほどの温度で揚げる。

 

アメリカンウイスキーのバニラ香がしっかり生きていて、牛乳やはちみつが、鶏をよりジューシーかつ臭みのない味わいにしてくれます。一番外の衣をコーングリッツにすることでザクザクした食感とよりアメリカンウイスキーのコーンの甘味引き立ちます。

 

ぜひ試してみてください。

 

 

 逆に鶏のから揚げに合うウイスキー

 

 

 

中でも知多は口の中で味わいが醤油味とうまくマッチします。

 


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ブレンデッドならジョニ黒、ティーチャーズのハイボールにすると際立つスモーキー感との相性はおすすめです。

 


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またボウモアのような癖のあるスモーク感とフルーティさを合わせたハイボールは面白いかもしれません。


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ジャックダニエルとも捨てがたいです。


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ウイスキー選びだけでなく、合わせるから揚げもいろんなものを試したり新しいご自分なりの楽しみ方を見つけたりしたらより面白いかと思います。

こんなのやってみましたよとかありましたらコメントお待ちしています。

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