『C.C.』の愛称で親しまれているカナダを代表するウイスキーブランド!!『カナディアンクラブ Canadian Club』 そのストーリーと特徴について

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本日もお越し頂きありがとうございます!!

ウイスキー飲み始めの頃、「C.C.」をよく飲んでいたウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o
 

今回のテーマはカナダを代表するウイスキーブランド「カナディアンクラブ Canadian Club」について!!

カナディアンクラブは、日本で最も高いシェアを誇るカナディアンウイスキー

普段ウイスキーを飲まれない方や、最近ウイスキーを飲むようになった方などにも人気の高い銘柄だと思います。

カナディアンクラブは軽やかで優しく、甘みとニュートラルな味わいが特徴

カナディアンウイスキーのオーソドックススタイルです!!

フルボトル(700ml)1000円程度ということもあり、ウイスキー入門には最適は一本だと思います!

また普段の晩酌にもオススメなウイスキー!!

今回は「カナディアンクラブ」の特徴からストーリー・製法など深堀し、「カナディアンクラブ」の魅力に迫ろうと思います!!

目次

カナディアンクラブ Canadian Club(ハイラムウォーカー蒸留所)について

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カナディアンクラブはカナダの中でもオンタリオ州のウェンザーにある「ハイラムウォーカー」蒸留所で造られています。

オンタリオ州の中でも、川を挟んで反対側がデトロイトという位置にこの蒸留所はあります。

アメリカ禁酒法時代、デトロイト川の川底に地下トンネルを通し、大量のウイスキーを密輸していたのだとか。。

この時にハイラムウォーカー蒸留所は、大きく利益を上げていたそうです。

この時ハイラムウォーカー蒸留所を中心に町ができ、栄えていきました

そして1890年、この町の名前が正式に「ウォーカーヴィル町(ウォーカーの村)」と名付けられます。

カナダ最大の年間5500万ℓの生産規模を誇り、カナダで一番売れているカナディアンウイスキーだそうです。

この生産規模はカナダだけでなく、北米においても最大規模です。

日本でも、9割のシェアを誇るカナディアンウイスキーで、現在蒸留所はサントリー傘下となっています。

カナディアンクラブ Canadian Club(ハイラムウォーカー蒸留所)のストーリー

創業者 ハイラム・ウォーカー

ハイラムウォーカー蒸留所は、スコットランド移民の子孫であるハイラム・ウォーカーによって建てられました。

ハイラム・ウォーカーは聡明な人物で、かなりの野心家でもあったそう。

彼はミシガン州デトロイトで食料品店を開業。

穀物商として成功を収めていきます。

そしてその富をもとに、憧れのウイスキー事業への参戦をしようとします。

しかし、時はアメリカの禁酒運動が激化していた時。

ウォーカーはアメリカでウイスキーを造ることに難しさを感じます

そこで目を付けたのが、デトロイトから川を挟んで反対側の隣国カナダです。

この地域は、カナダの中でも、清冽で豊かな水脈が走り、自然に恵まれた地域

さらに穀倉地帯も近くにあり、ウイスキー造りに最適な場所でした。

カナディアンクラブの元祖「クラブ」の誕生

1858年、カナディアンクラブの元祖となる「クラブ」が誕生します。

この時ウォーカーは、各地のジェントルマンたちをターゲットにウイスキーをリリース。

たちまちジェントルマンたちから人気の銘柄となっていきます。

当時のウイスキーは樽売りが当たり前の時代でした。

ウォーカーは「クラブ」をあえて樽売りはせず、瓶に詰めて販売しました。

小売店での混ぜ物ができないよう、瓶詰のウイスキーとしたそうです。

すぐにカナダやアメリカのほかの蒸留所でも、このやり方に追随するようになりました。

さらに当時どこのウイスキーにはない、爽快なタッチで新しい感覚の味わいに仕上げたそう。

このテイストからも洗練された品格あるウイスキーとして人気となります。

その人気は、「クラブ」が現在まで続く『カナディアンウイスキーの特徴』を決定付けるほど影響を与えました。

まさに『カナディアンウイスキーの先駆者』だと思います。

1890年にはブレンド名を「クラブ」から「カナディアンクラブ」に変更。

これにはアメリカでも大人気となった「クラブ」に対してアメリカのウイスキー業者たちが脅威と思ったためという話があります。

「カナディアン」であることを明確に区別するよう政府に求めました。

その結果「クラブ」は「カナディアンクラブ」へと改名しましたが、人気は留まることを知らなかったそうです。

むしろ「C.C.」の愛称でより親しまれるようになりました

「C.C.」の偽物が流通

1899年、ハイラム・ウォーカーが死去。

彼の残したウイスキーは、亡くなった後も止まることなく世界に広まっていきました。

1900年代には多くの「C.C.」の偽物が流通していたそう

40種類以上もの「○○クラブ」とつけたウイスキーブランドが生まれたそうです。

ただ、「カナディアンクラブ」はこうした偽物を一切寄せ付けなかったそう。

品質の高さを伝え続け、より信頼を得ていきました。

禁酒法時代の「C.C.」

1920年、アメリカで禁酒法が制定されます。

飲酒はもちろん、アルコール飲料の製造、販売、輸送までも全面禁止されます。

すぐさま粗悪な密造酒がアメリカ国内の各地で作られるようになり、それらが多く流通するようになったそう。

本物のお酒をお求めてカナダに移住したり、観光に訪れる人が増えたりしたそうです。

また、かの有名な「アル・カポネ」を中心にギャングたちが本物の「C.C.」買占め、アメリカに大量に密輸していました。

禁酒法時代真只中のアメリカは治安が悪化。

一説によると禁酒法前よりお酒が消費されていたといわれています。

禁止されるとより飲みたくなってしまうのも、人間のさがなのかもしれないですね。

粗悪な酒でも多く飲まれていたそう。

その中で、本物のお酒が信用して飲めるのが「C.C.」でした。

このことから、さらに信頼を得ていきます。

当時ほかのカナディアンウイスキーも多く密輸されていて、

カナダという国はアメリカの酒庫である」とまで呼ばれていたそうです。

1933年、禁酒法の廃止

廃止直後のアメリカでは、多くのアメリカンウイスキー蒸留所が閉鎖されていました。

熟成が必要であるウイスキーは、アメリカ国内で生産できません。

この時、アメリカで人気となったのが「C.C.」を中心としたカナディアンウイスキーやブレンデッドスコッチでした。

特にカナディアンクラブは、当時のアメリカの原酒不足に大きく貢献しました。

1937年、禁酒法時代に築いた富をもとにハイラムウォーカー・グッダーハム&ウォーツ社(当時のオーナー会社)はバランタイン社を買収。スコッチ業界に参入します。

スキャパ、プルトニー、グレンカダムなどモルト蒸留所も買収。

1958年にはトーモア蒸留所を建設します。

1987年、当時英国で大手酒類製造メーカーだったアライド社と合併

2005年にアライド社をペルノリカール社が買収。

この時、ペルノリカール社はアライド社の事業を解体し、ハイラム・ウォーカー蒸留所と「C.C.」のブランドは「ジム・ビーム」で有名なビーム社に売却されます。

2014年にサントリー株式会社がビーム社を買収。

ハイラム・ウォーカー蒸留所はサントリーの子会社「ビームサントリー」の傘下となりました。

カナディアンクラブ Canadian Club(ハイラムウォーカー蒸留所)のこだわりの製法

カナディアンクラブは、

トウモロコシ原料の「ベースウイスキー」

トウモロコシ、ライ麦、ライ麦麦芽、大麦麦芽から作られる「フレーバリングウイスキー」

をブレンドして造られたカナディアンブレンデッドウイスキーです。

「ベースウイスキー」は、スコッチのグレーンウイスキーのように個性が少なくニュートラルな酒質が特徴

対して「フレーバリングウイスキー」はアメリカンのライウイスキーやバーボンのようにコクのある芳醇なウイスキーだそうです。

カナディアンクラブでは、大体ベースウイスキー7対フレーバリングウイスキー3ぐらいの比率でブレンドされているそうです。

そしてこのブレンドは「プレブレンディング」という独自の製法でブレンドされます。

「プレブレンディング」とは

蒸留されたばかりのニュースピリッツの段階で、ブレンドする方法。

ブレンドしてから熟成させることで、原酒同士がなじみやすくよりまろやかな風味となるそうです。

さらに、寒冷な地域のため熟成庫にはヒーティングシステムが備わっているそう。

熟成庫は常に17~18℃に保たれているそうです。

カナディアンクラブ Canadian Clubのラインナップ

カナディアンクラブ

カナディアンクラブの中で最もスタンダードな一本!

爽快で飲みやすく、カラメルっぽい印象にほのかなウッディさが特徴

甘みがありますが、口当たりは軽めです。

ただかなりニュートラルなアルコールに近いので、人によってはストレートだと40度のアルコール度数より強く感じるかもしれないです。

ストレートだとやや若さと刺々しさが目立ちますが、ロックやハイボール、水割りにすると爽快な印象になります!!

またカクテル材料としても優秀なウイスキー

様々な材料となじみやすいです。

晩酌で、いろいろなもので割って楽しむのも面白いと思います!!

カナディアンクラブ ブラックラベル

日本限定にリリースされた一本

柔らかな口当たりと芳醇な香りが特徴

またスタンダードに比べて、ボティが厚めです。

やや出汁っぽいニュアンスもあり、ハイボールや水割りにすると繊細な日本料理にすっごく合いやすいと思います。

「サントリー知多」が好きな方には特におすすめしたいウイスキーです。

カナディアンクラブ 12年

12年以上熟成させた原酒を使用したC.C.

バニラやカラメルのような甘いニュアンスに、リンゴやナシのようなフルーティなフレーバーが特徴

芳醇な余韻で、まったり晩酌を楽しみたいときにもってこいな一本!!

スタンダードよりややバーボンに近い印象でストレートやロックでも楽しめるウイスキーだと思います!!


【楽天】(希少オールドボトル)カナディアンクラブ クラシック 12年 40度 750ml

カナディアンクラブ Canadian Club(ハイラムウォーカー蒸留所)データ

 

創業……1856年(「クラブ」のリリースは1858年)

創業者……ハイラム・ウォーカー

オーナー会社……ビームサントリー

年間生産能力(100%アルコール換算)……約5500万ℓ

使用原料……トウモロコシ、ライ麦、ライ麦麦芽、大麦麦芽

ポットスチル……ビアスチルとダブラーのセット、多塔式コラムスチル(連続蒸留機)、ポットスチル

生産区分……カナダ、オンタリオ州

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。

また次回もよろしくお願いいたします。

それでは『酔いウイスキーライフ』を!!!


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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • id:santa-baking さん>コメントありがとうございます!!
    CCは有名ブランドで比較的手に入りやすいです!!
    良かったら試してみてください!!

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