本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
日常の作った料理と普段の僕が楽しんでいるウイスキーを一緒に紹介してくシリーズ。
今回の料理は、
『チョコミントギモーヴ』
Twitterで見つけた『ギモーヴ』が面白そうだなと思い、ペアリングを考えてみました。
ん?
「ギモーヴ」ってなんだって思っている方多いのではないでしょうか??
そこでまず「ギモーヴ」について簡単なご紹介をさせて頂こうと思います。
『ギモーヴ』とは??
ギモーヴとは、フランス発祥の砂糖菓子の一つ。
フルーツピュレなどと砂糖を混ぜ、加熱。
ゼラチンを加えて泡立ててから固めたお菓子です。
キューブ状や円形などに形成するのがポピュラーだそう。
食感は完全にマシュマロ!!
というよりほぼマシュマロですが、『ギモーヴ』とは大きな違いがあるそうです。
マシュマロとギモーヴの違い
マシュマロとギモーヴの大きな違いは……
メレンゲの有り無しです!!
マシュマロは、砂糖・卵白・ゼラチンが原料。
対してギモーヴは基本的には、フルーツピュレ・砂糖・ゼラチンから作られます。
マシュマロは、フルーツ味のものでも香料の香りでモチとした食感。
対してギモーヴは、フルーツピュレなどから作られるので本来の味わい香りが楽しめます。
また、よりふわふわでしっとりとした食感、口解けもいいです!!
そこから『生マシュマロ』とも呼ばれているそうです!!
この食感がかなりお酒と相性よさそうだなと思いました!!
基本的なフルーツのギモーヴ
基本的なフルーツのギモーヴとして今回は、「ミックスベリーのギモーヴ」を作ってみました!!
正直フルーツは何でも良さそう!!
ただ注意していただきたいのは、
生のパイナップルやキウイのようにたんぱく質分解酵素があるのもでは作れない可能性があります。
たんぱく質分解酵素があると、ゼラチンが固まらなくなってしまいます。
ミックスベリーのギモーヴ
【材料】
材料 | 分量 |
---|---|
ミックスベリー | 50g |
砂糖 | 70g |
転化糖(水あめやはちみつでOK) | 50g |
ゼラチン(粉ゼラチンでも板ゼラチンでもOK) | 5g |


しっかり沸かしたら、バーミックスで回します。
そしたら、ふやかしておいたゼラチンを電子レンジで溶かし、加えます。
そしてホイッパーで泡立てていきます!!
ボウルで泡立てる場合、かなり飛び散ります。。。
覚悟してください。。(笑)
ボウルの場合大きめでなるべく背の高いものにしてください。
ひたすら混ぜ続けるとこのような状態になります。
そしたらすぐに方に流します。
ここでもたもたすると大変なことに。。。
実は、チョコミントギモーヴの時には、
ここで少し間が空いてしまい表面が汚くなってしまいました。。(泣)
後は、手につかなくなるまで冷ましつつ乾燥させます。
乾燥したら、コーンスターチをまぶし型から外してカット。
カットしたら完成です!!
『チョコミントギモーヴ』のレシピ
『チョコミントギモーヴ』の材料
材料 | 分量 |
---|---|
水 | 50g |
スペアミント | 10g |
砂糖 | 70g |
転化糖(水あめやはちみつでOK) | 50g |
ゼラチン(粉ゼラチンでも板ゼラチンでもOK) | 10g |
ちょっと固めの食感にしたかったので、ゼラチンの量を増やしています。
もしソフトめがよかったら、上のミックスベリーと同じく5gにしてください。
『チョコミントギモーヴ』の作り方
まず、ゼラチン、ミント以外の材料を鍋に入れ、沸かしていきます。
その間、
- ミントは葉っぱだけに
- ゼラチンは水でふやかす
- 型にクッキングシートをセット
この3つを準備しておきます。
写真のように沸いたら、ゼラチンは電子レンジで温めて溶かします。
そして沸いた糖液とミントを合わせてバーブレンダーで細かくしていきます。
ここは、なるべく手早くやりましょう。
早くやればやるほど、ミントの色合いが残ります!!
そしてつのが立つまで、しっかりと泡立てていきます。
氷水に当てながら泡立てると早く泡立てることができます。
ただすぐに型に流さないと固まってしまうので、注意してください!
型に流して、手につかなくなるまで冷やしながら乾燥させます!
そしてサイコロ状にカットします。
実は、泡立てた後写真を撮るのにもたついて型に流す前に固まってしまいました。。。
なので、ちょっといびつな形になっちゃってます。。(泣)
その後チョコレーを溶かし、上に絞ったら完成!!
今回は、とあるメーカーのカカオニブ入りチョコレートを使いましたが、
簡単にきれいに作りたい方はチョコペンでも構いません。
『チョコミントギモーヴ』を実食
まずミントのフレーバーが強い!!
口の中に広がるミントの爽やかさが、ふわっふわのギモーヴが溶けるたびに広がっていきます。
そしてジャリサクッとしたカカオニブ入りチョコレートの食感と苦みが、
ミントのフレーバーをうまく包み込んでいます。
チョコミントっていう間違いのない組み合わせ!
しかもミントは香料ではなく、フレッシュなミントなので香りが段違いにいいです。
フレッシュ無添加のミント味を作れば、こういったくすんだグリーンになります。
はっきり言って青って着色料の色です。
こういったフレッシュなミント味が作れるのもギモーヴならではですね!!
『チョコミントギモーヴ』
×
『ウエストランド アメリカンオーク』
ペアリング
チョコミントギモーヴにウエストランドアメリカンオークを合わせてみました!!
ウエストランド アメリカンオークは、ドライでビターなチョコレート感とミントの爽やかな余韻を感じるウイスキー。
アメリカのシングルモルトです。
アメリカのウイスキーっていえばバーボンじゃないの!?シングルモルトがあるの!!本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。(@TW0GPYU3yMS7N3o)&nb[…]
このウイスキーにあるフレーバーと実際のチョコミントを合わせた同調のペアリング。
ウエストランドに合わせて作りましたが、かなり合いました!!
ギモーヴのしっとりふわふわ食感に、心地よいミントフレーバー。
そしてビターなチョコレートが
ウエストランドの芳醇さをより際立たせてくれます。
また、ウエストランドのレモンやオレンジの柑橘系フレーバーがうまく調和。
心地よいハーモニーを奏でています。
さらにギモーヴのテクスチャー(食感)がウイスキーの邪魔をせず、スッと溶けてくれます。
ぜひご家庭でも試してみてください!!
ワシントン州シアトルを拠点に誕生したシングルモルト蒸留所「ウエストランド」。
開拓者が最後に行きついたの街であるシアトル。
そのスピリッツをウイスキーに変えたような革新的なモルトウイスキー!!
ビターチョコと香ばしいパンからバニラ、オレンジ、はちみつといったフレーバーが続く一本です。
価格帯 | 7000~9000円 |
---|---|
アルコール度数 | 46% |
容量 | 700ml |
特徴 | アメリカに誕生した革新的なシングルモルト |
原産国 | アメリカ |
バーボンのような芳醇さがあるけど全然違う。モルト・酵母・樽にこだわった全く新しい「シングルモルトモルト」だと思います。
アロマ | 4 |
フレーバー | 4.7 |
余韻 | 4.5 |
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか。
自家製で作ってみたギモーヴ。
実際に作ってみたら、型に流す手際だけ気を付ければ特に難しいことはないと思います。
これからGWにさしかかりますが、なかなか外に出れないこともあるのではないでしょうか?
もしよかったらお子さんと作ってみたり、おつまみ用で作ってみたり……
楽しいおうち時間に活用してみてはいかがでしょうか??
それでは良いウイスキーライフを
また次回もよろしくお願いします!!

↑↑
この記事が面白かったと思った方は、人気ブログランキングへの応援をよろしくお願いいたします。
また、公式ラインページにて記事の更新情報など配信しています。