蘭シロップ入りのファーブルトン Far Breton(フランス・ブルターニュの伝統菓子)

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本日もお越し頂きありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o
 

 

日常の作った料理を普段僕が楽しんでいるウイスキーと一緒に紹介してくシリーズ。

 

今回の料理は、

目次

『蘭シロップ入りのファーブルトン』

 

ファーブルトンとは??

 

フランスのブルターニュ地方伝統のお菓子です。

ファーは「牛乳で煮たお粥」、ブルトンが「ブルターニュ風」という意味です。

 

ただ、「ブルターニュ風牛乳で煮たお粥」ではなく、れっきとしたお菓子!!

簡単に言うと、ブルターニュ地方の名物「クレープ」の生地を厚焼きしたものとなります。

 

中にドライプルーンや干しブドウなどを入れることが多いです。

もちっとした食感と硬いプリンのような濃厚さが特徴となっています。

 

似たようなお菓子に「クラフティ」というものがありますが、クラフティはサクランボなどみずみずしいフルーツを使うことが多いそう。

リムーザン地方伝統のお菓子で、ファーブルトンとは地方の違いと中に入れるフルーツの違いがあります。

フランス菓子というと「難しい」というイメージがあると思いますが、実はすごく簡単!!

ぜひご家庭で試してみてください!!

通常のファーブルトンのレシピ

材料 分量
全卵 1個
卵黄 1個
砂糖 60g
薄力粉 70g
牛乳 300㏄
バター 10g
バニラビーンズ
またはバニラエッセンス・オイル
1本
または数滴
ラム 10ml
ドライプルーン お好み

作り方は変えていないので、ぜひこの後の動画をご覧ください。

バニラビーンズを使う場合は、牛乳を温めるときに入れてください。

材料(YouTube撮影時のレシピ)

材料 分量
全卵 1個
卵黄 1個
砂糖 60g
薄力粉 70g
牛乳 300㏄
バター 10g
蘭シロップ 10ml
ウイスキー
(今回はX・バイ・グレンモーレンジィ)
10ml
ドライプルーン お好み


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蘭シロップ入りのファーブルトンの作り方

 

作り方

 

  1. まず、牛乳・バターを温めておきます。(大体人肌ぐらい)
  2. 薄力粉と砂糖を混ぜ、そこに全卵・卵黄混ぜます。
    yaffee
    だまにならないように注意してください!!
  3. 蘭シロップとウイスキーを入れ、いったん混ぜてから、人肌に温めた牛乳を混ぜていきます。
  4. しっかり混ざったら、1時間以上休ませます。
    yaffee
    休ませた方が、しっとりもちっときれいに焼けます!!
  5. オーブンにもよりますが、大体190℃30~40分がきれいに焼けます!
    yaffee
    僕は調べたレシピ通りの200℃で焼いて、一度焦がしました。。(笑)
  6. 焼きあがったら、冷蔵庫に入れると固くなってしまうので常温で保管・早めにお召し上がりください!!

実食

 

もちっとした食感とクリーミーな味が実にうまい!!

味わいの表現としては、「めっちゃしみ込んだフレンチトースト」がしっくりくるかもしれません。(笑)

 

外側は香ばしく、そして中はモチっとクリーミー!!

ただ残念ながら、このレシピでは蘭の香りを楽しむことができませんでした。。。泣

 

全然フローラル感が感じないや~ん。。。

 

ということで、ウイスキーと合わせる用はレシピと型を変えました。

変更後のレシピ

材料 分量
全卵 1個
卵黄 1個
砂糖 60g
薄力粉 70g
牛乳 300㏄
バター 10g
蘭シロップ 20ml
バニラエッセンス 5滴
ドライプルーン お好み

フローラル感を強調させるために、やはりバニラの香りをつけることに!

そして蘭シロップの量を倍にしました。

 

さらに型のサイズをUP。

パウンド型で焼くことにしました。

 

 

『改良版蘭シロップ入りファーブルトン』

『グレングラント アルボラリス』

 

今回は、グレングラント アルボラリスと合わせてみることにしました。

このウイスキーのフローラル感とほのかな蘭の香り・そして大きい型で焼いたことによるしっとりもちっとした食感が合うと思いました。

 

今回合わせたウイスキー

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結果、うーん惜しい。。。

ストレートだとアルコールの苦みが目立ってしまいました。

多分このファーブルトン自体に油分が少ないからアルボラリスのアルコール感を包み切れなかったのかも。。

 

もっと油分を多くして作ればよかった。。。泣

 

ただ同じウイスキーでもお茶系で割ればおいしくなるかも。

と思い、緑茶割りにしてみることにしました。

 

 

欲を言うと紅茶割りにした方ですが、うちの紅茶のストック切れ。。

グレングラントアルボラリスと緑茶を合わせると「桃っぽいニュアンス」が出てくるのでそこにかけてみることにしました!!

 

ただまたしても惜しい。。

ストレートの時より合うのだけど、どこか物足りない。。

ファーブルトンにも、ドリンクの方にも両方ともにもう少し要素が欲しかったな。。

 

合うことは合うけど、感動の足りないペアリングとなってしまいました。

ここで材料切れとなってしまったので、またリベンジします。。

 

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか??

 

今回は、結局「しっかり合う」ところまでもっていくことはできませんでした。

抹茶やアールグレイのファーブルトンとかの方がいいのかも。。

 

またウイスキーと合わせる場合、油分の配合に気を付けないといけないですね。。

またリベンジするのでご期待ください。。

 

今後もいろんなペアリング試していこうと思います!!

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いします!

 

 

 


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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

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