【テイスティングレビュー】若鶴酒造 十年明 ワインカスクフィニッシュ Wakatsuru Junenmyo Wine Cask Finish

『十年明 ワインカスクフィニッシュ』の製品紹介

『十年明』は、富山のウイスキーメーカー「若鶴酒造」さんからリリースされているブレンデッドウイスキー

この「若鶴酒造」さんは、北陸にウイスキー蒸留所(三郎丸蒸留所)を所有。

世界初の鋳物ポットスチル(本来は銅製)、ニューポットながらオイリーで香味豊な原酒を作っている蒸留所です。

そんな若鶴酒造さんからリリースされる『十年明』は、

三郎丸蒸留所の近くに、“十年明(じゅうねんみょう)”と呼ばれる地があり、かつてここには、人々が菜種から採った油で明かりを灯すために、菜の花畑が広がっていました。

その灯のように、人の心を優しく照らしたい・・・そんな願いを込めて実際の地名を商品名にしました。

(出典:若鶴酒造株式会社

そうです。

その『十年明』シリーズの中でも今回のワインカスクフィニッシュは、5年以上の熟成原酒を使用。

マスカット・ベリーAの樽メルローの樽で約1年間フィニッシュさせたそう。

その原酒をブレンドし、商品化されています。

販売価格は大体4000~5000円代。

1500本の限定リリースとなっています。

(すでに通販サイトのリンク先で完売してしまっていたら申し訳ございません。)

アルコール度数

40%

熟成年数

NA

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ワインカスクを使用したためか、ややアンバーに近いゴールドと濃いめな色合い

アロマ

オレンジのような柑橘系のフレーバーに土っぽいニュアンス。

奥の方でややスモーク感があり、若いアルコールの刺激的な香りもある。

ただ巨峰のようなふくよかな香りも含まれていて、香りではかなり面白そうな一杯。

評価

71/100

コメント

口に含んだ時、やや甘みと渋みが同時に来る。

まさに赤ワインっぽいニュアンスはあるが、親しみやすい赤ワインって印象。

色合いほど口当たりは重たくはない。

ただフレーバーはやや複雑め、

程よい酸味と上品な甘みがあり、しっかりめの渋みがある。

全体的には、若いウイスキー

土っぽいニュアンスとアルコールのアタックが来て、断端と苦みが広がってくる。

ウイスキーでワインカスクだとやや甘めなニュアンスが強くなる傾向があるが、これは辛口寄り。

スモーキーで芳醇な余韻はあるけど、個人的には、舌に残る苦みが気になる。

アクセントのある面白いウイスキー!

少量加水するとやや紅茶やほうじ茶っぽいニュアンスが出てくるが、暴れる。

荒さが目立ってしまうので、個人的に少量加水はお勧めしない。

逆に水割りやハイボールにするとこのほうじ茶っぽいニュアンスと若いアルコールがフレッシュさに感じられ、かなりおいしく楽しめる

まとめると、ハイボールや水割りが一番オススメです!!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。

また次回もよろしくお願いいたします。

それでは『酔いウイスキーライフ』を!!!


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