本日もお越し頂きありがとうございます!!
人としての熟成はまだまだたりていないことばかりのウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回のお話は「実は奥が深いノンエイジのウイスキー」について!!
多くの人がいいウイスキーに対して「熟成年数」に注目されることが多いです。
ウイスキーの「熟成年数」は、良さを図る「バロメーター」にもなっているのと思います。
その中で、
「熟成年数表記のない(ノンエイジ)」ウイスキーに対して、多くの人が「安いウイスキー」とか「若いウイスキー」ってイメージをお持ちではないでしょうか?
実際「10年」以下の原酒メインのウイスキーで、ノンエイジというものはたくさんあります。
そのイメージ自体間違いではないです。
ところが、「ノンエイジウイスキー」はそんなに単純なものではないです!!
「ノンエイジウイスキー」は、一言で言うと……
熟成年数にとらわれないウイスキー!!
今回はその「熟成年数にとらわれないウイスキー」=ノンエイジウイスキーについて徹底解説していこうと思います!!
ウイスキーは熟成だけがすべてではない!
熟成にとらわれないからこそ見えてくる世界もあります!!
そんなノンエイジウイスキーを知って、よりウイスキーを楽しんでいただけたらと思います!!
本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o) 今回のテーマは「短期熟成でおすすめのウイスキー!」について […]
ウイスキーの「熟成年数表記」について
ノンエイジのウイスキーに入る前に、ウイスキーの「年数表記」についてお話させていただきます。
実は「10年」ものウイスキーでも、国によってどういう基準の「10年」なのか違いがあります。
ただちょっとだけ意識してみてみると今後のウイスキーライフの楽しみ方や面白い発見があるかもしれません。
また、実は「年数表記」に注目するとその国のウイスキー界の闇も少しだけ見えてしまいます。
スコットランド、アイルランドの「年数表記」の謎!!
スコットランドやアイルランドの「年数表記」は、実はブレンドしてある原酒の「最低年数」で決まります。
例えば……
3年、10年、15年、45年の原酒をブレンドし、ウイスキーとして販売するとしたら、「3年」と記載しなくてはいけないのです。
そしてこの最低熟成年数を表記しなきゃいけないというルールこそ、「ノンエイジ」のウイスキーが多くなる要因の一つです。
最低熟成年数を表記しなくてはいけないことがノンエイジのポイント
なぜ最低熟成年数を表記しなくてはいけないというルールが、ノンエイジウイスキーの多い要因なのかというと……
バランスをとるため、価格調整のためなど様々な理由がありますが、熟成年数の短い原酒を使っていることがポイントです。
まず、販売面から話をすると、そのまま熟成年数を表記してしまうとウイスキーが売れなくなてしまうからです。
例えば「3年」という熟成年数表記のウイスキーを果たして買いたいと思うでしょうか??
少し高くても「10年」や「12年」ものの方がいいですよね。
そこで、あえて熟成年数を表記しない「ノンエイジ」でリリースするのです。
また製造面でも「ノンエイジ」にした方がいい場合があります。
ポイントとなるのは、ウイスキーは樽ごと味が違うということ!
「同じ味のウイスキー」にするために、ボトル事・リリースごとに使用している樽を変えることがあります。
同じ味にするために熟成年数4年のものをブレンドしなくてはいけないときもあれば、3年熟成のものが最低となることもあるそう。
若い原酒を主体に使ったウイスキーには、リリースごとに最低熟成年数が変わってしまう可能性があります。
毎回熟成年数が変わっていたら、消費者は混乱してしまうと思います。
そういったリスクを回避するために、「ノンエイジ」にしてリリースすることが多いです。
ただ、中には1万円を超える高級な「ノンエイジ」タイプのウイスキーも存在します。
それはどういうことなのでしょうか?先ほどの「3年」と表記されたウイスキーを見てみましょう。
このウイスキーには、3年、10年、15年、45年の原酒がブレンドされています。
せっかく45年の長期熟成原酒がブレンドされているのに「3年」の表記では、もったいないですよね。
45年熟成の原酒がブレンドされていることに、お客さん側は気が付きません。
目の前のウイスキーは「3年」熟成のウイスキーだとしか思わないでしょう。
ただどうしても味のバランスをとるために短期熟成の原酒も混ぜないと完成度は落ちてしまう。
そのために高価なウイスキーでも「ノンエイジ(年数表記ナシ)」のウイスキーがあるわけです!!
スコッチやアイリッシュには、「10年もの」や「12年もの」など様々な年数表記があります。
基本「シングルカスク」や「シングルバレル」という表記がない限り、ウイスキーはブレンドされて作られています。
「シングルモルト」もすべて蒸留所内の原酒をブレンドし製品化しています。
つまりスコッチやアイリッシュでは、「10年」や「12年」の記載は「10年以上」、「12年以上」という意味です。
アメリカン(バーボンなど)の「年数表記」の謎!!
バーボンを含むアメリカンウイスキーも、スコッチやアイリッシュと同じく最低熟成年数表記です。
ところが、アメリカンウイスキーの「熟成期間」に関して少し複雑。
アメリカンウイスキーには連邦アルコール法で「熟成が義務」と記載されています(コーンウイスキーは除く)。
しかし、「熟成期間」の記載はないです!!
つまり、1日でも内側を焦がしたオーク製の新樽に詰めたら「バーボン」などと名乗ることができます。
その場合、「1day」などと記載しないといけません。
ただし、アメリカンウイスキーでは「4年」熟成以上ではないと「年数表記ナシ」で販売することができません。
これは4年以下でまだ荒々しいウイスキーと4年以上のまろやかなウイスキーを分けるためだそう。
でもなぜ4年以上だと熟成年数の記載しなくていいのか?
それはアメリカでウイスキー造りの盛んなケンタッキー州の気候、そしてこの地ならではの熟成に関係しています。
ケンタッキー州は寒暖差が激しく、スコットランドやアイルランドより断然暑いです。
さらに空気も乾燥しているので、熟成がダイナミックに進みます。
そうなると10年以下で熟成のピークを迎える原酒も多くあるそう。
8年ものや5年ものでもまろやかですっごくおいしいバーボンが出来上がったりします。
ただもし酒屋さんにいいウイスキーを買おうと来た時、
「12年もの」のウイスキー(スコッチやアイリッシュ)
と
「8年もの」のウイスキー(アメリカン)
が同じ値段で並んでいたら、どっちを買いますか??
多分、同じ「ウイスキー」ってコーナーにあったら、多くの人は「12年もの」だと思います。
バーボンやテネシーなどアメリカンウイスキーにはアメリカンの良さがあります。
しかし、その味を知らないとスコッチもバーボンも同じ「ウイスキー」ですよね。
するとアメリカンウイスキーを楽しんでもらえる「チャンス」が減ってしまいます。
そのため、4年以上のアメリカンウイスキーには年数表記の必要がなくなるわけです。
ちなみに「ストレートバーボン」、「ストレートライ」と記載されているものは2年以上の熟成が保証されたものです。
日本の「年数表記」の闇!!
そして5大ウイスキーで最も闇が深いのが、日本です。
日本のウイスキーには「蒸留上限度数」以外の規制がありません。
つまり、熟成年数の表記は製造元に一任されています。
多くの蒸留所や製造元はスコッチの「最低熟成年数」で表記しているのですが、
一部製造元では「10年」と書いてあっても、もっと若い原酒がふんだんに使われていることがあるそうです。
そして「最低熟成年数」が法的義務ではないので、一切規制することができないのです。
正直、今ジャパニーズウイスキーは完全に二分化していると思います。
本格的にウイスキーを作っている所と怪しいウイスキーを造っているところ。
他国から見たらウイスキーと呼ぶことができない「ジャパニーズウイスキー」も数多くあります。
ただ、最近「日本洋酒酒造組合」がジャパニーズウイスキーの自主基準を決めました。

(日本洋酒酒造組合:ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準より引用)
法としての決まりではないですが、こういった自主基準が設けられたことによりジャパニーズウイスキーは変わっていくと思います。
せっかく人気が高くなっているジャパニーズウイスキー。
怪しいウイスキーが淘汰され、本格的にウイスキーを作っている蒸留所が保護されていってほしいです!
ノンエイジウイスキーの魅力
上で紹介したように、ひとえに「ノンエイジ」といってもピンキリです。
それは「熟成年数にとらわれないウイスキー」だから。
- 万人受けを狙って「価格」と「ライトさ」を重視したもの。
- マニアの入り口として「程よい価格帯」と「クセ」を重視したもの。
- マニア向けの「高級でラグジュアリーさ」を求めたもの
- 「蒸留所が一番作りたい味」を求めたもの
などなど
製造元のスタンダードなシリーズから限定ものや超少量生産のものなど様々です。
個人的に限定もので最も感動したのが「グレングラント ファイブディケイズ」という
「ノンエイジウイスキー」。
一本1万円以上する高価なウイスキーです。
熟成年数の違う5つの原酒がメインでブレンドされているそう。
60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代の原酒が使われていて、
マスターディスティラーのデニス氏が15歳から蒸留所で働いて50周年記念にリリースされました。
ほど良いバランス感。熟成感もそこまで深くはないですが、かなり深いコクは感じられました。
限定品だったのでもう手に入らないかも。。。
ウイスキー自体、長期熟成だからいいウイスキーということはないです。
長期熟成は基本的にアクセント。
短期熟成をベースに使った方がバランスが取れることが多いそうです。
味を追求するために短期熟成の原酒が必要な時もあります。
このように、「ノンエイジウイスキー」は意外と奥の深い世界です!!
それでは、今手に入るノンエイジウイスキーをいくつか紹介させていただきます!!
ぜひ「ノンエイジウイスキー」のご購入を検討してみてください!!
ノンエイジウイスキーでオススメの銘柄
グレングラント蒸留所の180周年に発表されたノンエイジの新定番!!
ラテン語で「木漏れ日」という意味を持つアルボラリスは、グレングラント蒸留所のヴィクトリアンガーデンに差し込む木漏れ日からインスピレーションを頂いてできたウイスキーだそうです。
バーボン樽熟成の原酒ととシェリー樽熟成の原酒が使われています。
バランスがよく、フルーティでフローラルな特徴。
とても香り立ちのいいウイスキーです!!
価格帯 | 2000~3000円 |
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アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | イタリアシェアNo.1のシングルモルト |
原産国 | スコットランド |
香り、最初の味わいは、2000円台のウイスキーの中では断トツ!!
お世辞抜きに美味しいウイスキーです!!
アロマ | 5 |
フレーバー | 4.7 |
余韻 | 4 |
世界で一番売れているシングルモルト「グレンフィディック」
そのオフィシャルラインナップの中でも「実験」シリーズとなっている「エクスペリメント」の第一弾!!
2016年にリリースされた一本で、地元ビア醸造所とコラボしてできました!
IPAビールの樽で3か月追加熟成させた一本。
IPAの爽やかさが楽しめるグレンフィディックです!!
価格帯 | 6000~7000円 |
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アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
特徴 | グレンフィディックの実験シリーズ |
原産国 | スコットランド |
そしてホップの心地よくも爽やかな余韻が心地よい一杯です!!
アロマ | 4.7 |
フレーバー | 4.9 |
余韻 | 4.9 |
スコッチウイスキーを代表する家族経営の蒸留所『グレンファークラス』。
その蒸留所が造るカスクストレングスタイプで最も有名なモルトウイスキーが『グレンファークラス 105』です。
力強い味わいの中に、ドライフルーツや黒蜜のような甘みがあり、芳醇な味わい。
シェリー樽ウイスキーとカスクストレングスの特徴がしっかりと現れたウイスキーです。
価格帯 | 3000~4000円 |
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アルコール度数 | 60 |
容量 | 700または1000㎖ |
特徴 | スコットランド最古の家族経営の蒸留所 |
原産国 | スコットランド |
カスクストレングスのウイスキー入門としておすすめの一本!!
ストレートやハイボールだとややゴム臭を感じますが、
ロックにすると飲みやすくなります!!
アロマ | 3 |
フレーバー | 4 |
余韻 | 3 |
テロワールにこだわる職人気質なアイラモルト蒸留所『ブルイックラディ』。
その蒸留所で造られているノンピートタイプが「クラシックラディ」です。
華やかで青リンゴ系のフルーティさが特徴。
ほのかにスモーキーさもあり、飲みやすいけど味わい深いアイラモルトです!!
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 50% |
容量 | 700ml |
特徴 | アイラモルトの革命児 |
原産国 | スコットランド |
青リンゴのようなフレッシュな果物感とほのかなスモーキーフレーバーが楽しめる一本。
ストレートでも飲み疲れず、楽しめます!
また、アルコール度数50%とは思わせないほど口当たりがいいです!!
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.6 |
余韻 | 4.4 |
2005年に誕生したアイラ島のファーム・ディスティラリー!
クラフトディスティラリーの先駆者でもあるキルホーマンのもう一つの定番リリースは、
オロロソシェリー樽熟成の一本。
キャラメルやオレンジ、バニラとチョコレートといったフラグシップの「マキヤ―ベイ」では味わえないキルホーマンの違った一面を味わうことができます!!
価格帯 | 6000~7000円 |
---|---|
アルコール度数 | 46% |
容量 | 700ml |
特徴 | クラフトディスティラリーの先駆者 |
原産国 | スコットランド |
フラグシップの「マキヤ―ベイ」とは対照的に芳醇なオロロソシェリー樽熟成の特徴が色濃く出ているキルホーマン。
個人的にはこのウイスキーはロックが好きです!
アロマ | 4.6 |
フレーバー | 4.4 |
余韻 | 4.2 |
フレンチオーク樽を使用したスパイシーで力強いアードベッグ。 コリーヴレッカンはアイラ島とジュラ島の間の海峡のことで、 まさに渦潮の力強さと引き込まれるような深みを味わいで表現しています。 9000~10000円 57% 700ml 渦潮を表現した力強いアイラモルト スコットランド
世界で2番目に大きい渦潮ができるそうです。
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
ハイボールもいいですし、ロックやストレートもおすすめです!!アロマ 4.3 フレーバー 4.6 余韻 4.5
グレンモーレンジィ蒸留所が長年研究し続けて作り上げたノンエイジのプレミアムシングルモルト!! チョコレート麦芽の使用をはじめ、ユニークな製法で作られた至高のシングルモルトです。 オレンジピールとチョコレートの香ばしい香りに優しい舌触りが特徴となっています。 10000円以上 46% 700ml チョコレートモルトを使用した革新的なスコッチウイスキー スコットランド このウイスキーのおいしさを伝える言葉を失うほど美味しいウイスキー! 個人的に比較的入手しやすいプレミアムノンエイジウイスキーの中では断トツのうまさです!
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
チョコレートの香ばしい香りに優しい舌触り!アロマ 5 フレーバー 4.8 余韻 4.8
「禁酒法(プロヒビジョン)」という名のウイスキー!!
禁酒法解禁80周年に「リアル・マッカイ」に敬意を表して誕生したカティサークです。
アメリカンオークを使い、アルコール度数は50%。そしてブラックボトルにコルクのこの一本は力強さと複雑さが表現されています。
価格帯 | 2000~3000円 |
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アルコール度数 | 50% |
容量 | 700ml |
特徴 | 禁酒法という名のウイスキー |
原産国 | スコットランド |
まさに禁酒法を一本に詰め込んだようなウイスキーです。
アロマ | 3.9 |
フレーバー | 3.8 |
余韻 | 4 |
モリソン&マッカイがからリリースされているブレンデッドモルトウイスキー。
中でもこの一本は、シェリー樽熟成のみにこだわった一本!!
シェリー樽由来の濃厚なドライフルーツ感とスパイシーさ。そしてバランスの良さが味わえます!
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 46% |
容量 | 700ml |
特徴 | 元ボウモアの取締役がタックを組んだボトラーズのウイスキー |
原産国 | スコットランド |
特に味わい深いブレンデッドウイスキー!!
知り合いのバーテンダーの方もよくおすすめしている一本です!
アロマ | 4 |
フレーバー | 5 |
余韻 | 4.5 |
ブルーラベルはジョニーウォーカーの最高峰といわれているラグジュアリーウイスキー。
「年数表記にとらわれず、本当の意味で最高のウイスキーを」
という考えのもと生まれたのがブルーラベルだそうです。
価格帯 | 10000円以上 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 750ml |
特徴 | 世界一のスコッチウイスキーブランド!! |
原産国 | スコットランド |
まろやかな口当たりとかすかなスモーキーさが余韻をさらに色鮮やかにしています。
アロマ | 4.8 |
フレーバー | 4.6 |
余韻 | 5 |
「VAT」とは「樽」という意味。
創業者ウィリアム・サンダーソンが、100種類のブレンドを試作ブレンデッドウイスキーを作成。1~100の番号を付け、ウイスキー好きの知人や友人に試飲してもらった結果……。
口をそろて「69番」の樽がベスト!!といったそう。そのため「VAT69」という名前が付けられました。
ドライでしっかりとした印象のウイスキーです!!
価格帯 | 1000~1500円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | ドライなブレンデッドウイスキー |
原産国 | スコットランド |
はじめて手に取る人が特に多いと聞いたことがあります。しっかりとした味わいで、特にハイボールにすると力強い辛口ハイボールが楽しめると思います!!
アロマ | 3.5 |
フレーバー | 3 |
余韻 | 4 |
スコッチシングルモルトの中でも、クセが強くリッチなフレーバーが特徴の銘酒「ラガブーリン」をキーモルトに使った珍しいブレンデッドウイスキー!!
スモーキーさに、リッチなフレーバーが特徴。
ただ全体的にはライトめで、親しみやすいブレンドに仕上げています!!
価格帯 | 900~1500円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 国内で特に売れているスコッチウイスキー |
原産国 | スコットランド |
アロマ | 3 |
フレーバー | 3.6 |
余韻 | 3 |
優しい穀物フレーバーとフレッシュなフルーツ香が特徴のブッシュミルズ。 そのブッシュミルズ蒸留所のラインナップの中でもシェリー樽を使った少し濃厚な味わいが楽しめます。 3回蒸留、ノンピートにこだわるブッシュミルズに「オロロソシェリー樽熟成」の要素が加わった一本です。 2000~3000円 40% 700ml 三回蒸留とノンピートにこだわるアイリッシュウイスキー アイルランド ライトな味わいの中にコクのあるアイリッシュウイスキー! 深い夜の晩酌にはピッタリな一本ではないでしょうか。
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国 アロマ 4 フレーバー 3 余韻 3.5
フランスのコニャック生産者として有名な『カミュ家』が手掛けたウイスキー!! バランスがよく華やかなフレーバーが特徴。 6000~6500円 40% 700ml コニャックの名門「カミュ家」が手掛けたウイスキー アイルランド 女性に特におすすめなウイスキー!! バランスがよく華やかで、ハイボールなら食事中にも楽しめます。
さらにほのかな潮っぽい香りにバニラと熟したバナナ、
そして優しい甘みがあります。
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国 アロマ 4.1 フレーバー 3.6 余韻 3.9
アイリッシュウイスキーNo.1の銘柄「ジェムソン」!
そのジェムソンの原酒をスタウトビールの樽で追加熟成させた一本。
ライトなジェムソンのフレーバーにコクのある黒ビールの甘みが特徴!!
深いコクのあるウイスキーです。
価格帯 | 2000~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | スタウトビールの樽で熟成させたウイスキー!! |
原産国 | アイルランド |
意外と深いコクのある一本。
個人的には、このウイスキーはやっぱりハイボールですね!!
「プハー」といきたいウイスキーです(笑)
アロマ | 3.7 |
フレーバー | 3.4 |
余韻 | 3 |
1992年、ケンタッキー州200周年に誕生した日本限定のフォアローゼズ。 まるでコニャックのような華やかさに、深いバニラ香とドライフルーツ。リッチで繊細な日本人の舌に合うバーボンです。 6000~7000円 43% 700ml 日本限定のフォアローゼズ アメリカ バーボンだけどバーボンじゃない!! それだけ華やかで繊細な味わい!バランスがよく深いのに飲みやすい一本です。
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国 アロマ 4.7 フレーバー 4.5 余韻 4.99
悲劇の事故から一度歴史から消えてしまったウイスキー。 ただ、100年以上たってから創業者のひ孫の手によって見事復活を遂げました。 スパイシーな香りにはちみつの甘み、そしてミントのような爽やかな余韻を残してくれます。 2500~3500円 45% 700ml 一度歴史から消えてしまった開拓者のウイスキー アメリカ スパイシーかつ華やかさがあるバーボンウイスキー! バーボンの中では飲みやすく余韻のミントのようなフレーバーが爽やかさを演出してくれます!
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
アップルパイや豚料理との相性抜群です!!アロマ 3 フレーバー 3 余韻 3.9
ワシントン州シアトルを拠点に誕生したシングルモルト蒸留所「ウエストランド」。 開拓者が最後に行きついたの街であるシアトル。 ビターチョコと香ばしいパンからバニラ、オレンジ、はちみつといったフレーバーが続く一本です。 7000~9000円 46% 700ml アメリカに誕生した革新的なシングルモルト アメリカ
そのスピリッツをウイスキーに変えたような革新的なモルトウイスキー!!
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
バーボンのような芳醇さがあるけど全然違う。モルト・酵母・樽にこだわった全く新しい「シングルモルトモルト」だと思います。アロマ 4 フレーバー 4.7 余韻 4.5
キリンの富士御殿場蒸留所で造られた「シングルグレーンウイスキー」!! この蒸留所はグレーンウイスキーへのこだわりが特に強いです。 カラメルのような濃厚なフレーバーに焦がした木。そして優しい舌触りが特徴。 5500~6500円 46% 700ml キリンのシングルグレーンウイスキー 日本 複雑で濃厚なグレーンウイスキー!! キリンがリリースしているウイスキーの中で、この一本だけが『whiskey』と『e』の入る綴りとなっています。 隠し要素の多いウイスキーです!!
スコッチタイプ、バーボンタイプ、カナディアンタイプの蒸留機を使い分け多彩な原酒を作っています。
まったりと楽しみたいシングルグレーンウイスキーです。
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
また、瓶の底には富士山が!!アロマ 4.4 フレーバー 4.2 余韻 4
知多蒸留所の原酒で作ったシングルグレーンウイスキー!! 知多蒸留所の原酒の中でも、様々なタイプの原酒をブレンドしています。 3000~4000円 43% 700ml 飲みやすいデイリーグレーンウイスキー 日本 バニラやクリーム、レモンピールとほのかに出汁のような旨味を感じる一本。 個人的に知多の最大の魅力は料理に合わせやすいことです。
ストレートでは軽やかに楽しめる味わいの中に複雑さも感じられ、ハイボールなら風が吹き抜けるような爽やかな味わいを楽しむことができます!!
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
モルトの個性を生かすグレーンウイスキーの特性を活かしています!!アロマ 3.1 フレーバー 3.7 余韻 3.1
スコッチモルトウイスキーとジャパニーズモルトウイスキーを「セッション」させた一本。 バランスがよく、フルーティな味わいに上品で繊細な甘み。 ハイボールにするとより華やかさと力強さのコントラストが楽しめます!! 3000~4000円 43% 700ml スコッチとジャパニーズをセッションさせたウイスキー 日本
そしてソルティで力強い余韻が特徴。
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
スコットランド産ウイスキーと国産ウイスキーをフレンドした一本。個人的には、スコッチ ハイランド産のモルトのニュアンスと「余市」のソルティ感を強く感じます。アロマ 4.5 フレーバー 4.7 余韻 4.3
カバラン蒸留所のシングルモルトの中でオーナ会社「金車」の名を冠している一本。 カバランの魅力を一本に詰め込んだようなボトルで、爆発するようなトロピカルフレーバーとバランスがいい味わいが特徴です。 そして幾層にも広がる余韻がたまりません。 9000円前後 46% 700ml 台湾に誕生したウイスキー 台湾
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国
一番感動した記憶があります。まったりとストレートで楽しみたいウイスキーです。アロマ 4.8 フレーバー 4.9 余韻 4.7
イタリア初の本格モルトウイスキー。 リンゴやナシのフレッシュなフルーティさに砂糖漬けの生姜のようなスパイシーな味わいが特徴。 ハーブの清涼感やシュークリームのようなクリーミーさもあり、面白いウイスキーです!! 5000~6000円 43% 700ml イタリア唯一の本格モルトウイスキー イタリア 新しい蒸留所ですが、かなりしっかりとした味わいのウイスキーをリリースしていると思います。 結構スパイシーでモルティな味わいなので、穀物系のおつまみと合いやすいです!
価格帯 アルコール度数 容量 特徴 原産国 アロマ 4 フレーバー 3.7 余韻 3.4
最後に……
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか。
今回は、「ノンエイジ」のウイスキーについてまとめてみました。
近年ウイスキーはそのものの味より「希少性」が注目されがちです。
でもウイスキーの「希少性」なんて些細なもの。
それに囚われすぎず、ウイスキーを嗜んでみたらもっと楽しいと思います!!
、
「熟成年数」や「希少性」にとらわれず楽しんでみるとウイスキーはもっと広い世界を見せてくれます!
ぜひ「ノンエイジウイスキー」のように固定概念にとらわれず楽しんでください!!
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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