スコッチウイスキーは、ピートを使ったスモーキーフレーバーが特徴とよく勘違いされています。
ところが、クセの強いスモーキーなウイスキーはスコッチ全体のたった1%(生産量ベース)程度です。
現在のスコッチは、ノンピートの原酒の方が多く作られているといっても過言ではありません。
多くの銘柄は、ノンピートとピーデッド原酒を調合して製品化されていますが、ノンピート原酒のみで作られたスコッチモルトウイスキーも存在しています。
今回は、ノンピートのスコッチモルトウイスキーの魅力を紐解きつつ、おすすめの銘柄を紹介していこうと思います。
「ノンピート」とは??

「ノンピート」とは、ピートを焚いていない製法で、スモーキーフレーバーがないウイスキーのことを言います。
ノンピートのウイスキーは、樽香やフルーティさなどスモーキー以外のフレーバーが感じやすく、クセのない銘柄が多いです。
ビギナー向けのボトルや樽香・フルーティさ・原料由来のフレーバーなどを強調させた玄人向けのボトルなどがあります。
「ノンピート」ウイスキーの魅力

ノンピートの最大の魅力は、「スモーキーフレーバー以外のウイスキーの香り・味わいがわかりやすい」ことです。
ウイスキーには、1000種類以上もの香り成分が含まれているといわれています。
スモーキーなフレーバーという強い香りがない分、ビギナーでも繊細な香りまで感じられるでしょう。
繊細なフルーティさやフローラルさ、甘美なバニラ香などをウイスキーの新たな魅力に触れることができるかもしれません。
おすすめの「ノンピート」スコッチシングルモルトウイスキー!!

それでは、僕がおすすめしたい「ノンピート」のウイスキーをご紹介していこうと思います!!

- 2000円台とかなりリーズナブルなシングルモルト
- フルーティで華やか、飲みやすい
- ハイボールがとにかくうまい!
- スモーキーさやパンチが欲しい人には物足りないかも
- ストレートやトワイスアップでは若さが少し目立ってしまうかも。
- 《アロマ》
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華やかで明るい印象を受ける爽快なフレッシュフルーツのアロマ
- 《フレーバー》
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スムースでライト。親しみやすい口当たり
- 《フィニッシュ》
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軽快なバニラ香と穀物の程よいフィニッシュ。

- 青リンゴのような爽やかな香りとしっかりとしたボディ
- 50%のアルコール度数がネックとなる人もいる
- 《アロマ》
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青リンゴに野花を思わせるフローラルなアロマとわずかなソルティ
- 《フレーバー》
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フレッシュフルーツの爽やかな香りとオーク、ブラウンシュガー、穀物
- 《フィニッシュ》
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華やかな甘い香りと爽やかな春風のような余韻
最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
実は僕スモーキーなタイプよりノンピートのウイスキーのほうが好きです!(笑)
スモーキーなタイプは、日常的に飲むには味が強すぎて疲れてしまいます。。
逆にノンピートタイプは僕にとって「癒し系」です!
癒されたいな~ってときは必ずノンピートウイスキーといっても過言ではないでしょう。
そんなノンピートウイスキー、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!