春の香りが漂う「桜のモンブランタルト」の作り方をご紹介

本日もお越し頂きありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o

日常の作った料理を普段僕が楽しんでいるウイスキーと一緒に紹介してくシリーズ。

 

今回の料理は、

『桜のモンブランタルト』

春の香りの「秋の定番デザート」を作ってみたいなと思い、桜のモンブランタルトを作ってみました!!

通常モンブランは、マロンクリームやマロンペーストなどを使って作られます。

 

特にサバトンのマロンクリームが定番


ちょっとざらざらした食感とマロンの香りが程よく、モンブランクリームとしてバランスのいいクリームです。

 

何とかこのざらざら感を表現できないかと思い、思いついたのが「白あん」です。

白あんはざらざらした食感もありますし、マロンクリームのように甘みもあります。

あと足りないのは、クリーム感だけ。

ということで、富澤商店のミルククリームという商品を使うことにしました。

 

強いミルクの香りが特徴で、入れすぎるとわざとらしい香りとくどいミルクの油分が出てしまいます。

ただ少量なら程よくわかりやすいクリーム感を演出してくれます。

 

あと、タルト部分にチェリーのクラフティにすれば、桜の風味に合うもちっとした食感と桜に近い香りが楽しめるはず!!

 

クラフティとは??

クラフティとは、以前紹介したファーブルトンの似たフランスのリムーザン地方の伝統菓子です。

卵、牛乳、生クリーム、砂糖、小麦粉の生地にサクランボを入れ焼き上げます。

サクランボ以外にもスモモやイチゴなどのフルーツも使われるそうですが、伝統的なクラフティはサクランボを入れます。

早速作っていきます!!

材料

【チェリーのクラフティ】

材料分量
1個
砂糖40g
薄力粉25g
バター10g
牛乳100ml
生クリーム50ml
ドライチェリー適量

【桜のモンブランクリーム】

材料分量
白あん60g
ミルククリーム5g
生クリーム10ml
桜のフリーズドライパウダー2g

桜のモンブランタルトの作り方

【チェリーのクラフティ】

準備

  • バターを溶かしておく。
  • ドライチェリーを水+レンチンでふやかしておく。
  1. 砂糖、卵をボウルに入れよく混ぜる。
  2. しっかり混ざったら、牛乳、生クリーム、溶かしたバターを加える。
  3. 薄力粉を加え、混ぜる。
    yaffee
    この時だまになっていたら濾した方がいいです。
  4. 富澤商店のクッキータルトにふやかしたチェリーと①~④までに作ったアパレイユを流していく。

    富澤商店のクッキータルト
  5. 180℃に余熱しておいたオーブンで20~30分焼く。

 

【桜のモンブランクリーム】

材料を全て混ぜるだけ。

今回は富澤商店の桜のフリーズドライパウダーを使用しました。

ただ、同じく富澤商店の「桜パウダー」を使用する方が、色はよく出ます。

ただ香りは段違いにフリーズドライパウダーの方がいいです。

また塩加減もフリーズドライパウダーの方が少し強めかなと思います。

 

見た目を重視したければ桜パウダーの方がいいかもしれません。

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実食

 

狙い通り、サクランボが桜の香りを引き立ててくれています

また、白あんのざらざら感がモンブランのざらざら感に類似しているかなと思います。

 

食感としてはかなりモンブランに近づけたかな。

ただやはり白あんベースなので、和風のニュアンスが抜けないです。

 

完全に和のモンブランといった印象ですね。。

あと富澤商店の白あんが少し甘味が強いので、ウイスキーやコーヒーに合わせるなら程よいバランスだと思いますが、そのままだとちょっと甘すぎるかも。。

 

ただサクランボの酸味が甘みを抑えてくれるので、全体的なバランスはいいです。

さらに、クッキータルトがサクサク!

ざらざらクリーミーなモンブランクリームともちっとしたクラフティの食感もあり、面白いデザートになったと思います。

『桜のモンブランタルト』

『グレングラント アルボラリス』
をペアリング

この桜のモンブランタルトには、スコッチスペイサイドモルトやアイリッシュウイスキー、ジャパニーズウイスキーなら大体合いそうな気がします

中でもうちにあるストックの中では、「グレングラント アルボラリス」がいいかなと思いました。

 

アルボラリスは、イングリッシュガーデンに差し込む木漏れ日からインスピレーションをいただいたウイスキーです。

どこか春を感じさせるような響きかなと思い、グレングラント アルボラリスにしました。

 

yaffee
ただ山桜フィニッシュのウイスキーがあれば、そっちにしたかった……。(笑)

 

結果は間違いのない組み合わせです。

そのままだと甘いと感じていたクリーム部分ですが、グレングラントアルボラリスと合わせることで、大人な春に変わります

ちゃんと桜の香りも同調するので、華やかさがより際立ちよくなじむペアリングとなったかなと思います。

 

このようにイメージで結びつけるペアリングも面白いもので、意外と大体合うんですよね~!

ぜひ試してみてください!!

合わせて読みたい

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最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか??

 

春らしいウイスキーに合うものを作りたいな~と思い、桜のモンブランタルトを作り上げました。

その中で、モンブランというと「秋」のイメージですが、春を連想させるモンブランも面白いなと思いました。

 

今回作ってみて、「クラフティ」と合わせたところが特によかったかなと思います。

下がスポンジでもよかったのですが、スポンジでは桜に合うもちっとした食感が出せません。

かと言って、道明寺や外郎などを入れてしまうと完全に和菓子になってしまいます。

 

ただクラフティならもちっとした食感とサクランボの香りが楽しめます。

そこまで難しい工程はないと思いますので、ぜひ試してみてください!!

 

今後もいろんなペアリング試していこうと思います!!

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いします!

 

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