TWSC大試飲会2022に行ってきました!おすすめボトルと会場レビュー

  • 2022年10月29日
  • 2023年5月27日
  • Whisky

10月23日(日)に開催された「TWSC大試飲会2022」

日本で唯一のウイスキーとスピリッツ品評会である「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(通称:TWSC」で受賞したウイスキーを試飲できるイベントです。

 

同コンペティションのPRも兼ねており、試飲アイテムは500点以上。

TWSCの行事としては3年ぶりとなるリアルイベントで、来場者は800名以上でした。

 

yaffee
今回僕は、「TWSC審査員枠」として参加しました~
そのレビューを書いていこうと思います!!

 

TWSC大試飲会2022

今回参加した「TWSC大試飲会2022」は東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(以下TWSC)の受賞したボトルが飲めるイベントでした。

 

まずは、このTWSCについてご紹介していこうと思います。

TWSCとは??

2019年よりスタートしたTWSC。

日本唯一の蒸留酒品評会アジア最大の規模を誇るコンペティションです。

 

今度の2023年でTWSCで5回目となります。

1回目の開催は、審査員を招待し一斉に審査するコンペでしたが、2回目以降コロナの影響もありリモート審査という形をとることとなりました。

 

yaffee
私Yaffeeは、2回目からリモート審査員として参加させてもらっています。

 

焼酎などの審査も増え、年々出品アイテム数が増えている同コンペ。

日本のウイスキーやスピリッツ愛好家の深い知識と情熱をもって、世界のウイスキーやスピリッツを品評し、高品質なお酒を国内外に広く知ってもらうことを信条としています。

 

過去の受賞アイテムや殿堂入りしたボトルも「銘酒」と呼ばれるものばかり。

ぜひ、高品質なウイスキーやスピリッツを知りたい方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか??

yaffee
殿堂入りは、3年以上金賞以上を受賞したボトルです!

 

TWCS殿堂入りボトルを見る

受賞ボトルでおすすめの銘柄

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【最高金賞】

ロッホローモンド インチマリン 12年

4000円台ながら、最高金賞を獲得したウイスキーです。

独自のローモンドスチルや連続式蒸留機も持っているスコットランドでは珍しい蒸留所「ロッホローモンド」。

その多彩なモルトウイスキーの中でも最もスムースで飲みやすいものが「ロッホローモンド インチマリン 12年」です。

 

フルーティでクセがなく、スムースな飲み口が評価されたのだと思います。

安心感や安定感のある銘柄で、飲み疲れず……。

でも主張するところはちゃんと主張してくれるウイスキー。

 

日頃の晩酌にちょうどいい一本です。

 

ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年

知っている人も多い「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」。

スコッチを代表するブレンデッドウイスキーで、スーパーなどでも大体置いてある入手しやすい銘柄です。

 

このウイスキーは圧倒的なバランスの中にあるスモーキーフレーバーと複雑さが特徴。

飲みやすさとクセを絶妙なバランスで残している所が評価されたのではないでしょうか。

ストレートでもおいしいですが、ハイボールで飲みたい一本です。

 

アプルトン21年

ラム好きから人気の銘柄「アプルトン」。

イギリス系ラムの中では、「パッサーズ」に並ぶ代表銘柄の一つです。

そんなアプルトンの21年物が去年に引き続き、今年も最高金賞を受賞しました。

深いコクと甘く複雑なフレーバー、長い余韻が特徴

一本1万円以上してしまうことと、なかなかネット以外では入手しにくいところが難点ですが、ラムの深みを知れる銘柄だと思います。

APPLETON ESTATE (アプルトン エステート)
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六ジン

日本の四季が生んだ六種の和素材(桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子)を使用したジャパニーズクラフトジン「」。

爽やかでスムースな口当たりに上品な香りと繊細なバランスが特徴。

気品ある優美なフレーバーが魅力で、ジュニパーベリーががっつり効いたオーソドックスなジンとは違い、ストレートでも楽しめる一本だと思います。

 

ストレートでも味わい深い部分が特に評価されたのではないでしょうか。

もちろんソーダ割やロックでも飲みやすく、比較的スーパーなどでも入手できるボトルなのでぜひ一度味わってみてください!!

 

金賞

キルホーマン サナイグ

キルホーマン蒸留所は2005年、スコッチの聖地”アイラ島”に124年ぶりに誕生しました。

そこから数々の銘柄がリリースされましたが、中でも定番リリースとなっているのがキルホーマン サナイグです。

キルホーマンのフラグシップボトル「マキヤ―ベイ」とは対照的にオロロソシェリー樽で熟成させた一本。

 

オレンジピールやチョコレート、塩キャラメルといったシェリー樽由来のフレーバーにピート香が特徴です。

シェリー樽が前面に出た短期熟成のピートモルト。

スコッチウイスキーらしい特徴をつかむのにちょうどいいボトルだと思います。

キルホーマン サナイグ
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グレングラント 15年

イタリアNo.1シェアを誇るグレングラント

そのラインナップの中でも「15年」は

  • 50%と高いアルコール度数
  • ファーストフィルのバーボン樽熟成

といったキャラクター。

 

高アルコール度数が織りなすしっかりとしたボディ、グレングラントらしいフルーティさ。

同蒸留所の新しい世界観を楽しめると思います。

 

 

ディプロマティコ マントゥアノ

ディプロマティコは、スムースな口当たりと甘く深いコクが特徴。

ベネズエラ生まれのスペイン系ラム大陸もの代表銘柄です。

1959年創業のウニダス蒸留所で作られています。

同蒸留所の蒸留器は、スペイン系ラムでは珍しいカナディアンウイスキーのバッチケトルとスコッチウイスキーのポットスチルを使用。

また通常は糖蜜のみを使用するところ、より糖度の高いシュガーケイン ハニーも原料に使用しています。

 

そのスチルと原料で「ライト」「ヘビー」「セミヘビー」と3タイプの原酒を作り分け、そのブレンドで多彩なボトルをリリースしています。

中でもマントゥアノは、ドライフルーツや深いコクのあるラム。

2000~3000円台と比較的リーズナブルで、TWSC「ベストコストパフォーマンス賞」も受賞しています。

 

カスカウィン ブランコ

日本人初のテキーラ職人(テキレロ)が作りだした”古き良き”を伝えるプレミアムテキーラがカスカウィンです。

カスカウィンは100%アガベ(リュウゼツラン)を使用したテキーラで、製造に一切の妥協はせず、かたくなに伝統製法を守っています。

中でもブランコは熟成を重ねていないホワイトスピリッツ。

 

花のような香りやみずみずしいシトラス、青々しい苦みが特徴。

スムースな飲み口にさわやかな香りが楽しめます。

カスカウィン
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超希少なあのボトルも試飲できました……

TWSC大試飲会では、もうバーを探しても持っている人がいないのではないかという過去の受賞銘柄もあったり、受賞銘柄でももう手に入らないものは多数ありました。

 

例えば……

  • ウイスキーソサエティのボトル
  • 第一回目のベストオブベストとなった「グレンファークラス ブラックジョージ」
  • 新しいジャパニーズウイスキー蒸留所のニューポット

などなど

 

2023年のTWSC大試飲会も開催が決定!

すでに販売も始まっているようなので、チェックしてみてください!!

 

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

 

ウイスキーを愛する料理人として起こしたアクションの一つであったウイスキープロフェッショナル・ウイスキーレクチャラー。

その活動の一環として参画させていただいているTWSC審査員ですが、毎回審査しながら僕も勉強させていただいております。

審査員の経験を踏まえて、こういったイベントで皆様とお話しできたらなと思いますので、またどこかのイベントでお会いしましたらよろしくお願いいたします。

 

それではよいウイスキーライフを

また次回もよろしくお願いいたします!!

 

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