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実はライトなウイスキーが一番好きなウイスキー好き料理人Yaffeeです。
今回のテーマは「『はじめの一杯』にもオススメしたいライトなウイスキー」です!!
ウイスキーっていうと食後にまったり楽しむイメージが強いと思います。
特にストレートやロックは食後や晩酌の時に飲むイメージ強いですよね。
最近になってハイボール人気で、食事中にも楽しまれるようになってきたと思います。
ただ食事前、はじめの一杯でウイスキーを頼む人は少ないのではないでしょうか?
やっぱり「とりあえずビール」や「泡(スパークリングワイン)で」って頼まれる方多いと思います。
【飲み会の「最初の一杯」何を注文しますか?】を20~60代男女1170名に調査した「しらべぇ」の結果のよると
ビールが56.9%に対してウイスキーは1.4%でした。
ビール需要が減ってきたといえど、ウイスキーを選ぶのはかなり少数派ということがわかると思います。
はじめはやっぱりビールがいいというのが一番だと思います。
ただ、『食前酒』にも『はじめの一杯』にもオススメしたいライトに楽しめるウイスキーもたくさんあります!!
そこで今回は、ウイスキー好き料理人がおすすめしたい『食前酒』にもオススメなウイスキーを厳選し、紹介させていただこうと思います。
そもそも食前酒とは?
『食中酒』の記事の時にも簡単にまとめましたが、
『食前酒』は食事前に楽しむお酒の事。「食欲促進」の目的が一番強いです。
そのため、ビールやスパークリングワインなどの炭酸の効いたお酒がマッチするわけです。
ビールは、特に胃の働きを活発にする効果があります。
「ビール腹」というのも、ビール単体では脂肪になりにくいそうですが、ビールを飲むと胃液の分泌が活発となり食欲促進。
ついつい食べ過ぎてしまうのが原因という説があります。
つまり「食欲促進」を考えたら「とりあえずビール」はかなり理にかなった文化です!(笑)
ただその時のビールって基本皆さんが知っているようなメジャーな銘柄が多いですよね。
マニアックな銘柄のクラフトビールを「とりあえず」で飲まないと思います。
『食前酒』は料理でいったら「お通し」や「アミューズ」、「チャージ」と一緒です。
「お通し」や「アミューズ」がすごくヘビーな料理だったら、そのあとの料理はもういらなくなってしまうと思います。
そのため、こういった料理は少量で食べやすく軽めのものにします。
また期待値を図るポイントにもなるので、見た目も重視されます。
つまり『食前酒』には、「ライトで低アルコール度数の食欲が出てくるようなお酒」、そして「飲み終わった後もまたお酒を飲みたくなる味」が求められます!
食前酒にウイスキー??
『食前酒』に求められるお酒が「ライトで低アルコールの食欲促進するお酒」ということが分かったと思います。
ただここで一つの「?」が出ませんか??
ウイスキーって全く逆では?と
ウイスキーはアルコール度数40%以上のお酒ですし、個性の強いイメージもあると思います。
ただウイスキーはアルコール度数が高いからこそ、水やソーダなど割って調節することができますし、ライトな『食前酒』向きのウイスキーも数多くあります。
いつもの「とりあえずビール」もいいですが、『はじめの一杯』に特別なウイスキーはいかがでしょうか???
『はじめの一杯』にオススメしたいウイスキー 12選!!
スコッチ
ジョニーウォーカー ブラック
スコッチNo.1銘柄ジョニーウォーカーの中でも、特に人気の高いボトル!!
ジョニーウォーカーのフラッグシップの位置づけで、スコッチブレンデッドの典型的なクラシックスタイルです。
スモーキーフレーバーと骨格のしっかりとした味わい、絶妙なバランス感が特徴。
このウイスキーはストレートやロックでもおいしいですが、ハイボールや水割りなど割って楽しんでも味わいが崩れません!!
「とりあえずはじめの一杯」として特におすすめなハイボールや水割りになること間違いなし!!
ぜひお食事前の一杯にも楽しんでみてください!!
シーバスリーガル ミズナラ 12年
日本限定リリースの「シーバスリーガル」!!
ミズナラとは……
日本原産の楢(オーク)材。
この材木を使った樽で熟成させると、特有の白檀や伽羅といったオリエンタルな香りがつくといわれています(わかりやすい表現だと「和室のような香り?」が近いかも)。
流石に「和室のような香り」を拾うにはなかなか大変ですが、アンズや梅のような華やかな香りとおしとやかな味わいが印象的。
まるでちょっと若さが残る淑女のようなウイスキー!
ハイボールや水割りにすると、アンズや梅のニュアンスがさらにふわっと広がり飲みやすいです!!
『食前酒』にはもってこいなウイスキーだと思います!!
グレングラント メジャーリザーブ
青リンゴのようなフレーバーにシリアルのニュアンスが特徴のグレングラント。
中でもメジャーリザーブは若さゆえのシトラス感も楽しめると思います!
すっごくライトでスムース。
ハイボールにするとより青リンゴと爽やかさが弾けます!!
食事中のお酒としてもおススメですが、食前・はじめの一杯にもオススメなウイスキーです!!
オルトモア 12年
『食前酒』にオススメしたいウイスキーとして絶対に外せないのが、この「オルトモア」!!
『第一級の食前酒』とも呼ばれているのがこのモルトウイスキー!!
青梅や桃のような華やかな香りに、やや青草のようなニュアンスも感じる爽やかな印象。
かなりフルーティなモルトウイスキーで、ストレートでもライトに楽しめます!!
またこのウイスキーのハイボールは、すごくフルーティで華やか。
これからのお食事を盛り上げてくれるウイスキーだと思います!!
アベラワー 12年
味にうるさいフランス人が認めたウイスキー!!
フランスで最も売れているウイスキーで、
華やかな印象にバナナ・クローブ・ダークチェリーのような香り、ライトながらふくよかさも感じる味わいが特徴。
ライトに楽しめるけど、しっかりとした厚みもあります。
ストレートやロックだと飲みごたえと満足感も与えてくれる「食後酒」にもオススメなウイスキー!
ところが、ハイボールや水割りにすると華やかでライトに楽しめる2度おいしいウイスキーかなと思います!!
ジャパニーズ
角瓶
ロングヒットの定番ジャパニーズウイスキー!!
老若男女問わず飲まれているウイスキーだと思います。
オレンジのような柑橘フレーバーに繊細な味わい、絶妙なバランス感が特徴!!
ちゃんとストレートで飲むと、その完成度がわかると思います。
価格・味わい・香り・使いやすさすべて考慮したら、個人的に一番オススメなジャパニーズウイスキー!
食中酒としてもかなりおすすめなウイスキーで、特に居酒屋の定番メニューとの相性は抜群。
ただ、「とりあえず角ハイ」もおススメです!!
これからお酒と食事を楽しもうって時に「角ハイ」はいかがでしょうか?
岩井 トラディショナル
本坊酒造さんが造っているブレンデッドウイスキー。
本坊酒造さんはマルス信州蒸留所とマルス津貫蒸留所と2つのウイスキー蒸留所を所有するジャパニーズウイスキーの大手企業!!
このマルスの基盤を作ったのが、摂津酒造時代の竹鶴政孝の上司「岩井喜一郎」です。
このマルスの設備は有名な「竹鶴ノート」をもとに「岩井喜一郎」作られたのだとか。
実は摂津酒造に竹鶴が入社するとき、頼ったのが岩井。
そしてスコットランドへ派遣したのも岩井が話を通したからだそう。
その「実習報告書」として提出されたのが「竹鶴ノート」です。
マルスの生みの親「岩井喜一郎」に敬意と感謝の念を込めて作られたのがこのブレンデッドウイスキーです。
口当たりが優しいので飲みやすいですが、複雑なフレーバーとややしっかりめの骨格ある味わい。
そして上品な甘みが特徴。
ロックだとまったり楽しめますし、
ハイボールや水割りなら「はじめの一杯」にもオススメです!!
アイリッシュ
ジェムソン オリジナル
言わずと知れたアイリッシュウイスキーNo.1ブランド!!
アイリッシュウイスキーってよくわからなくてもジェムソンは飲んだことあるって方も多いのではないでしょうか??
ライトでスムースな味わいにシリアルとオレンジのニュアンス。
ストレートでもライトに楽しめますが、ハイボールや水割りにすると特に食前酒向きのライトな味わいに!!
ぜひ「とりあえずジェムハイ」試してみてくださいww!!
カナディアン
カナディアンクラブ
カナディアンウイスキーといえばこの銘柄!!!
といえるほど人気の高いウイスキーです。
かなりライトでスムース。ほのかな甘みとやや樽香。
ほかのウイスキーに比べるとニュートラルな蒸留酒に近い味わいのため、ストレートだとなかなか若さが目立ってしまいます。
ただカナディアンクラブの水割りやハイボールは、その真価が発揮されていると思います。
優しく、風通しのいいような味わい。爽やかさすら感じる絶妙なウイスキー!!
それでもビールがって方へさらにウイスキーのごり押しww!!
最近ウイスキーに「カスクフィニッシュ」という流れができ、様々な面白いウイスキーが誕生しています!!
その中には、なんと「ビールカスクフィニッシュ」というものもあります!!
ビールを木製の樽で熟成させ、そのあと同じ樽でウイスキーを熟成させたもの。
・ジェムソン カスクメイツ
上でも紹介したアイリッシュウイスキー「ジェムソン」。
その原酒を黒ビールの熟成に使用した樽で追加熟成させたウイスキーです。
ビールっぽさはほとんど感じませんが、通常のジェムソンよりかなり黒糖やカラメルのニュアンスが感じられます!!
こちらもハイボールが特におすすめで、「食前酒」向きなのでぜひ試してみてください!!
・グレンフィディック IPAカスク
世界で一番売れているスコッチシングルモルトの一つ「グレンフィディック」。
その実験作シリーズとしてリリースし、たちまち大人気となったウイスキーがこの「グレンフィディック IPAカスク」です。
スペイサイド・クラフト・ブリュワリーと協力し、誕生したウイスキーです。
IPAを熟成させた樽で追加熟成を行ったグレンフィディックで、後味に吹き抜ける爽やかな印象が特徴!!
そのままストレートでもかなり美味しいシングルモルトですが、ハイボールにすると「はじめの一杯」にもオススメなモルトです!!
このように「食前酒」も様々なたのしみ方ができると思います!!
いつもの「とりあえずビール」もいいですが、たまにはウイスキーというのもいかがでしょうか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか。
面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。
また次回もよろしくお願いいたします。
それでは『酔いウイスキーライフ』を!!!
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