Yaffee's Whisky Blog

ウイスキー好きの料理人が書くウイスキー中心のブログ。

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【日常の実験】ウイスキーと合いやすいことで有名な『羊羹』!!羊羹とジャスミン羊羹を作って、検証してみました!!


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本日もお越しいただきありがとうございます!!

 

先日、ウイスキーと合う和菓子を知り合いと話したっていた時、「ウイスキーと羊羹って合うよねー」と知り合いに話したら、「えっ合わせたことないけど、合うの?」って言われました。

ほかの方にも聞いてみたところ、合わせたことある人は「合う!!」との意見が多く、ない人は「想像できない。。」との意見が多いことがわかりました。

 

 

実はウイスキーやラムのペアフードとして「羊羹」は優秀な和菓子

バーテンダーやペアリングを得意とする料理人では浸透していますが、なかなか一般的には知られていないのかなと思いました。

 

 

そこで、今回は羊羹を作って様々なウイスキーに合わせていく検証をしていこうと

と思います。

 

 

個人的にはチョコレートよりウイスキーやラムに合いやすい羊羹。ぜひその魅力が伝わってくれたらうれしいです!!

 

 

今回の羊羹

 

 

今回作った羊羹は……

 

練り羊羹

ジャスミン練り羊羹

ジャスミン丁稚羊羹』

 

詳しくレシピのポイントや作り方を聞きたい方はYaffee's Whisky Blog公式ラインアカウントにてチャット形式で質問にお答えいたします。(個人を特定できるものではありません。ご安心ください。

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材料

こしあん  200g

水  100ml

粉寒天  2g

きび糖  65g

 

ジャスミン練り羊羹は……+ジャスミン茶Tパック1個)

(丁稚羊羹は……+水100mlぐらい)

 

 

作り方

 

練り羊羹

 

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水、粉寒天、きび糖を入れて沸騰させます(ジャスミン羊羹はこの時からTパックを入れます)。

 

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このまま沸騰状態を1~2分ぐらいキープします。

ここをしっかり沸かさないと寒天は固まりにくいのでしっかり沸かしましょう。

 

その後こしあんを入れて弱火で混ぜ続けます。

 

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混ぜているときに写真のように、底が見えすぐに餡が戻らない状態まで煮詰めます。

 

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煮詰まったら型に流し、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やします。

 

1時間以上冷やせば完成!!

 

<丁稚羊羹>

丁稚羊羹とは?

一般的には、水ようかんよりはほんの少しだけ固く上品な味わいと舌触りが特徴の羊羹ではないでしょうか。

 

・丁稚奉公に出ていた子供たちが里帰りの時にお土産としてよく持たされた

・丁稚に上等な練り羊羹を上げるのはもったいないから水で伸ばして練り直した羊羹をあげていた

・丁稚たちがなべ底に残った羊羹の残りを水で伸ばして固めて食べることが好きだった

などなど。

由来は諸説あります。

 

水で伸ばした安価な羊羹というのがこの「丁稚羊羹」の由来のようです。

 

 

丁稚羊羹の作り方

 

今回はジャスミン練り羊羹の余った分があったので、それを伸ばして作ることにしました!

 

作り方は簡単。

練り羊羹の固まる前に水で伸ばして一沸かしするだけ。

 

後は型に流して、冷やし固めます。

 

 

 

3種類の羊羹が完成!!様々なウイスキーと合わせて検証してみました!!

 

 

まず今回合わせてみたウイスキーたちがこちら!!!!

 

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・グレングラント 10年 

華やかで上品な甘味、シリアルのフレーバーが特徴です。

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・グレングラント 12年

シェリー樽とバーボン樽の2つの樽を使用したグレングラント。10年よりコクの味わいが特徴。

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・グレングラント ロセスクロニクル

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【詳細はこちらをクリック!!】

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・アラン 10年

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グレンファークラス パッション

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・ジュラ トゥラス・マラ

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ラフロイグ セレクト

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・シーバスリーガル 18年 ミズナラ 

今年発売した日本限定のシーバスリーガル。アンズや梅シロップのような爽やかで上品な甘みが特徴的。

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・山崎 12年

ボディの厚み、味わいの深さは日本初の本格蒸留所だからこそのなせる技。ちょっと前からワイン樽メインの熟成に変えたことでさらに美味しくなってます。

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・ブレッドバーボン 

飲みやすい系なバーボン。くどくなくそれでいてコクもしっかりとあるのが特徴

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・富士御殿場蒸留所 ピュアモルト

富士山の麓、御殿場で作られているピュアモルト華やかなフレーバーとすっきりした味わいが特徴です!

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レモンハート1804 デメラララム

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・エルドラド 15年

どっしりとしたコク、圧倒的深みのあるラム

この味わいは一度味わったらラムにハマってしまうかも。

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検証結果!!

 

 

 

 

 

ウイスキー(ラム)名 練り羊羹
グレングラント 10年 穀物とフルーツの香りが生きている。アルコール感を包み込んでいる。
グレングラント 12年 グラントの穀物感、羊羹のうまみが生きている。またパインのような味わいが出てきている
グレングラント ロセスクロニクル 穀物、フルーツ感が生きるけど、アルコール感も立ってくる。
アラン 10年 アランの木香、コクが羊羹にすごく合う。香味が溶け合って心地いい
グレンファークラス パッション 小豆の香りがしっかりシェリーの甘みやコクを支えて、深い心地よい余韻に浸らせてくれる
ジュラ トゥラス・マラ ジュラのコクと羊羹の上品な甘みがうまく溶け合っている
ラフロイグ セレクト ラフロイグの味
シーバズリーガル 18年 ミズナラ 上品にまとまっている。ただ後からややアルコール感が目立ってくるのが好みを分ける気がする
山崎 12年 ふくよかなフレーバー、さらに厚みが加わり、味わいが絡み合う。羊羹と山崎が支えあっている。
ブレットバーボン 羊羹のしっかりとした甘みと小豆の香りがバーボンの木香やはちみつフレーバーとよく合う
富士御殿場 ピュアモルト 最初は合う。後半に行くにつれて、崩れていく
レモンハート1804 お口の中が和風プリンアラモード。餡の香りとカラメルが同調する
エルドラド 15年 最初は羊羹が引き立ち、エルドラドのコク。そのあとにまた小豆の香りが引き立ってくる。お互いにいいところを強調させあっている

 

 

ウイスキー(ラム)名 ジャスミン練り羊羹
グレングラント 10年 ジャスミンがグラントのフローラル感とうまくマッチ!!ハーモニーを奏でている
グレングラント 12年 基本的には合うけどところどころでジャスミンと喧嘩する
グレングラント ロセスクロニクル ジャスミンフレーバーとはすごく合う。ちょっとアルコールが気になる
アラン 10年 テクスチャーは合うけど、ジャスミンが消える。
グレンファークラス パッション 最初の口当たりと余韻は同調するが、途中ジャスミンの渋みとシェリーの渋みが混ざって喧嘩
ジュラ トゥラス・マラ ジャスミンが邪魔する
ラフロイグ セレクト ラフロイグの味
シーバズリーガル 18年 ミズナラ 味わいに厚みが出るジャスミンもうまくマッチしていて、三位一体が楽しめる。
山崎 12年 ややジャスミンが負けるけど、小豆の香りと山崎がよく合う
ブレットバーボン ジャスミンが消える。
富士御殿場 ピュアモルト ジャスミンがいるけど弱い。そのままの羊羹よりは合う
レモンハート1804 ジャスミンとラムの香りが交互に感じられる。喧嘩はしないがすれ違い続けている
エルドラド 15年 後のほうで香るジャスミンが心地いい

 

 

ウイスキー(ラム)名 ジャスミン丁稚羊羹
グレングラント 10年 アルコール感は感じないが、可もなく不可もなく
グレングラント 12年 アルコール感、フレーバーが溶けあう。合うけど感動的なマリアージュではない。
グレングラント ロセスクロニクル 最初に合わせた時の感じは喧嘩。余韻は溶け合う
アラン 10年 アルコール感が強く出る。ただ余韻は絡み合う。
グレンファークラス パッション 化学的な香り。完全にジャスミンが邪魔してる。舌触りはいい
ジュラ トゥラス・マラ アルコール感が際立ってちょっと合うとは言えない
ラフロイグ セレクト ジャスミンは消えるけど、かすかに小豆の味わいとラフロイグの甘みが同調する。テクスチャーは合いそうな感じ
シーバズリーガル 18年 ミズナラ うーん。微妙なライン。合うとも合わないとも言えない
山崎 12年 丁稚羊羹の上品な舌触りがよく発揮され、山崎のコクのある味わいを引き立たせている。うまい!!
ブレットバーボン ジャスミンとのフレーバーが喧嘩。余韻はすごく合う
富士御殿場 ピュアモルト 丁稚羊羹のテクスチャーがアルコール感を包み込んでいる。可もなく不可もなく
レモンハート1804 こっちはジャスミンフレーバーとラムの香りが交わる
エルドラド 15年 テクスチャーはいいけどエルドラドが勝つ

検証まとめ

 

上の結果を見る限り、シェリー樽熟成のウイスキーやラム、バーボンなど味わいの強いものは特に合いやすいみたいです。

 

ただラフロイグみたいにスモーキーフレーバーや味わいが強過ぎると羊羹が感じられなくなります

 

またグレングラント10年やシーバスリーガル 18年ミズナラのように上品さと繊細さのあるウイスキーはちょっとアルコール感が目立ってくることもあるみたいですね。ここが気になる方はいらっしゃると思います。基本的には合いますが……。

 

またジャスミンのフレーバーがつくと喧嘩してしまうウイスキーも多いようです。

多分ジャスミンの渋みが邪魔し、味わいの要素が一つ多いジャスミン羊羹はバランスが難しくなってくるみたいです。

ただフローラルなニュアンスのあるグレングラントやシーバスリーガル 18年ミズナラは合いやすいようです。

 

 

 

丁稚羊羹に関しては正直ノーマル丁稚羊羹も作るべきだった‥(笑)。

 

 

結構多くのウイスキーと丁稚羊羹の舌触り(テクスチャー)は合いました

ジャスミンも入っていたので、そのジャスミンの香りも生きているかも合うポイントの一つにしていました。

しかし、ここがなければ純粋にあったのでは?と思うウイスキーはいっぱいありました。

丁稚羊羹の上品な味わいと舌にほろっと溶ける感じがアルコール感をうまく包み込んでいたと思います。

 

ちなみになぜチョコレートより羊羹のほうが合いやすいかと言ったいうと……

 

 

実はペアフードを行っている方がよく言うことが、「チョコレートは難しい」です。

チョコレートはすごくたくさんの香味成分が含まれていますが、味わいの強さがすごく強いです。

一見ものすごく合っているように感じやすいですが、チョコレートの味が強すぎてウイスキーやラムの香り・味わいが消えていることがほとんど

チョコレートはバランス調節しないと主張しすぎてしまいます。

この点を考えていくと、チョコレートより、上品な甘みの羊羹のほうが合いやすいということです。

 

今度チョコレートでも検証してみようと思います!!

 

 

 

 

 

ぜひ皆様のご家庭でも試してみてください!!

面白い発見ができるかもしれません!!

 あと飲み比べると、違いが分かるから本当に面白い!!

 

今回使ったウイスキーやラム

 

 

 

 

最後まで今回の記事を読んでいただきありがとうございます。

羊羹とペアリングの話いかがだったでしょうか

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