ライトで飲みやすいブレンデッドウイスキー 『カティサーク Cutty Sark』!! そのストーリーや特徴、キーモルトについて!

本日もお越し頂きありがとうございます!!

晩酌の味方『カティサーク』が大好きなウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

ウイスキーの魅力を配信したい料理人ウイスキーブロガーです。

ウイスキーが好きすぎるあまり「ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル」を取得
2021年に開催されたTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)の審査員を務めさせて頂きました。

当ブログで料理人目線のウイスキーの魅力をお伝えしていこうと思います!

本日は飲みやすく家飲み常備ウイスキーとして特におすすめしたい「カティサーク Cutty Sark」について、そのストーリーや特徴など深堀していこうと思います。

「カティサーク Cutty Sark」について

「カティサーク Cutty Sark」は世界を代表するブレンデッドウイスキーの一つ

その中でも特にピート感やクセがほとんどなく、飲みやすい。

そしてお買い求めやすい価格というのが特徴です!

こういった特徴から日本では、晩酌用として親しまれています。

まさに、「最強の家飲みウイスキー」だと思います!!

カティサーク Cutty Sarkのストーリー

「カティサーク Cutty Sark」は1923年、禁酒法時代のアメリカをターゲットに生まれました

当時の製造元はBB&R(ベリー・ブロス&ラッド)社。

ロンドンにある超老舗ワイン&スピリッツ商。ウイスキーやラムなどでインディペンデントボトラーとしても有名です。

この「カティサーク Cutty Sark」という名は、イギリスの快速帆船カティサーク号からつけられました。

中国からイギリスへ紅茶を届ける船「ティークリッパー」として活躍した船。

名前の由来「カティサーク号」とは?

当時、中国からイギリスへどの船が一番早く紅茶を届けることができるか競っていました。

それは、早く多くの量の紅茶を届けることができたら大きく稼ぐことができたからです。

19世紀、多くの船がこのティーレースに参加し「ティークリッパー」が数多く作られていました。

そんな「ティークリッパー」の中でも極めて優れた性能だったのがカティサーク号

カティーサーク号は紅茶を運ぶ優秀な船で、「海の女王」との異名で呼ばれていました。

ところが、最短記録の更新やティーレースの勝利は一度もできなかったそう。

結局悪天候や不運な故障など、カティサーク号は運に恵まれなかったのかもしれないですね。

その後スエズ運河の開通により、「ティークリッパー」は帆船から蒸気船の時代へと切り替わっていきます。

1878年にカティサーク号は紅茶の運搬を引退。

オーストラリアーイギリス間の羊毛輸送に従事することとなります。

1885年、シドニーからイギリスまで72日間で航海するという大記録を打ち立てます。

この時、カティサーク号が一番輝いていたのかもしれないですね。

1889年の航海の時、最新鋭の蒸気船ブリタニアを追い抜くという快挙を成し遂げたそうです。

ただし羊毛は紅茶ほど儲からず、船体の老化により維持費の方がかかってしまうようになってしまったため、1895年にカティサーク号はポルトガルへ売却されます。

その後、ポルトガルと南米や東アフリカなど植民地を結ぶ輸送船として約27年間従事。

1922年にイギリス人船長が買い上げ、再びイギリスへ還ってくることになりました!

この時、

あのカティサーク号が還ってくる!!

とイギリス中で話題となったそう。

その話題に乗っかかる形で、BB&R社が自社のブレンデッドウイスキーを「カティサーク Cutty Sark」と名付けました!!

その後カティサーク号は、航海学校の練習船として活躍したのち、ロンドン近郊のグリニッジに移送。

今では、現存する唯一の「ティークリッパー」として保存展示されています。

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ブレンデッドウイスキー「カティサーク」の誕生秘話

1923年、BB&R社の経営者の一人フランシス・ベリーという人が、禁酒法のアメリカに向けたブランド立ち上げを考えていました。

ある日、BB&R社のブランド名を決める昼食会が開かれました。

芸術家でありフランシスの友人であるジェームズ・マクベイもこの昼食会に招待されます。

この時、巷は「カティサーク号の帰還」で話題は持ちきりでした!!

マクベイは昼食会の時に「新しいウイスキーの名にこの船の名前を付けよう」と提案します。

これ以上ない提案に、満場一致。

ブレンデッドウイスキー「カティサーク」の誕生が決まった瞬間となりました。

マクベイはその後ラベルのデザインを作成。

あのカティサーク号の勇姿と「CUTTY SARK」の文字を描いたそうです。

アメリカ市場に向けてということで、ライトな飲みやすいタイプの原酒がブレンドされました。

ちなみにブレンドに使用されている「ブナハーブン」は、のちに蒸留所で製造しているすべての原酒をノンピートに切り替えています。

こうして飲みやすくライトなブレンデッドスコッチ「カティサーク」は誕生

このライトなテイストとネーミング、そして印象的な緑のボトルに山吹色のラベルで、

リリース直後からイギリス中で話題に。

すぐに禁酒法時代のアメリカへ密輸されていきます。

当時アメリカでは、粗悪なウイスキーが流通していました。

その中には、「アイリッシュウイスキー(当時一番人気)」や「スコッチ」と冠したものも多かったそうです。

粗悪なスコッチがはこびる中、「本物のスコッチ」としてウィリアム・マッカイという船長がアメリカに「カティサーク」を密輸します。

酒を扱っていたギャングたちに「本物の味」をつきつけ、

ついにギャングたちから

「マッカイの持ってくるスコッチは本物!!」

とまで言われるようになったそう。

このことからマッカイ船長は「リアル・マッカイ」の愛称で呼ばれていたそうです。

その後禁酒法が明け、アメリカで絶大な人気を誇るスコッチウイスキーになっていきます。

その流れで、日本でも愛飲されるスコッチウイスキーとなっていきました。

2010年にBB&R社が「カティサーク」のブランド権を、マッカランを所有するエドリントングループに売却。

2018年、フランスのラ・マルティニケーズがブレンド権を購入。

今現在所有は同社となり、日本でも販売はバカルディ―社が行うようになっています。

カティサーク Cutty Sarkのキーモルト

カティサークはアメリカ市場を意識して造られています。

マイルドで飲みやすく、カラメルなどの着色一切なしのナチュラルカラーがこだわり

その味わいの中核を担っているのが、華やかなスペイサイド中心とした約20種類以上のモルト原酒です。

それらのモルト原酒と何種類ものグレーンウイスキーをブレンドして作られています。

その中でも、カティサークの主要モルトは、以下の5種類です!!

グレンロセス

「カティサーク」のキーモルトであり、使用原酒として最も比率が多いそうです。

このシングルモルトは、バターケーキや紅茶のような華やかでありつつ深みのある味わいが特徴

マッカラン

シングルモルトのロールスロイス」で有名なスコッチウイスキー。

マッカランは、ドライフルーツやドライプルーンのような濃厚なフレーバーが特徴。ボティのしっかりとしたシングルモルトウイスキーです。

ブナハーブン

最も飲みやすいアイラモルト

アイラながら、クセは少なく初心者にもオススメしやすいシングルモルトです。

ハイランドパーク

究極のオールラウンダー」と謳われるシングルモルト

フルーティさ、潮感、ピート、シリアル感など様々なフレーバーが複雑に楽しめます

タムデゥー

バランスがよく、フルーティな味わいが特徴のシングルモルト

紅茶やシナモンなどのフレーバーが心地よく楽しめると思います。

カティサーク Cutty Sarkのラインナップ

カティサーク オリジナル Cutty Sark

カティサークのレギュラーボトル。

飲みやすくライトな味わいが特徴

華やかでフルーティ。

バニラやカラメル、ややかんきつ系なフレーバーも楽しめます。

初心者にもオススメしやすく、家常備にも最適なウイスキーだと思います。

カティサーク プロヒヴィジョン Cutty Sark Prohibition

プロヒヴィジョン(禁酒法)廃止80年目を記念して作られたボトル。

なんでも「リアル・マッカイ」の実績を表したボトルでもあるそうです。

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アルコール度数50%と強めで、味わいもオリジナルよりかなり力強いです!

カティサーク本来のシェリー系ウイスキーの特徴が強く出ているブレンデッドだと思います。

ラムレーズンやカカオといったフレーバーが特徴です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。

また次回もよろしくお願いいたします。

それでは『酔いウイスキーライフ』を!!!


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