ウイスキーのアルコール度数のヒミツ!!実はアルコール度数の高い方が美味い!??

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実は、お酒に弱いウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

ウイスキーの魅力を配信したい料理人ウイスキーブロガーです。

ウイスキーが好きすぎるあまり「ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル」を取得
2021年に開催されたTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)の審査員を務めさせて頂きました。

当ブログで料理人目線のウイスキーの魅力をお伝えしていこうと思います!

 

 

今回のテーマは「ウイスキーのアルコール度数のヒミツについて

 

ウイスキーはアルコール度数40%以上の「高アルコール度数」なお酒

  1. アルコール度数が高いから飲みにくそう。
  2. 中でも高いアルコール度数のウイスキーは、「危ない」飲み物。
  3. 高いアルコール度数すぎて、絶対飲めなさそう。

こういったイメージがありませんか??

 

様々なウイスキーを飲んできて、僕は一つの結論に至りました。

 

それは……

高いアルコール度数のウイスキーほど、美味いウイスキーが多い!!!

 

決して僕がおかしくなったわけではありません。

今でも僕はお酒が弱いままです。

 

ただ「なぜウイスキーはアルコール度数が高いほど美味しいのか。」その理由も実ははっきりとしています。

 

そして、「お酒が弱いけど飲めるようになりたい。」こういった方には、断然高アルコールなお酒であるウイスキーをオススメします!

 

それはなぜか。

今回は、

  1. ウイスキーはなぜアルコール度数が高いのか
  2. アルコール度数が高いほど、おいしいウイスキーが多くなるのはなぜか
  3. なぜ高アルコールなウイスキーがお酒の弱い人にオススメなのか

を中心に僕の考えを述べていきます。

 

そして「ウイスキーは、上級者向けのお酒」という固定概念を壊していこうと思います。

 

ウイスキーのアルコール度数って何度??

 

ウイスキーのアルコール度数は、40~46%です。

中でも「40%」、「43%」、「46%」とこの3パターンが圧倒的に多いです。

 

ただ日本限定で、「37%」のアルコール度数のウイスキーもあります。

 

大雑把に、40%前後がウイスキーの平均的なアルコール度数と思ってください。

 

つまり製品の2/5はアルコールです。

そう考えるとかなり飲みにくそうですよね。

 

さらにウイスキーは水とアルコール(エタノール)で9割以上を占めています

実は、ほとんどが水とエタノールです。

 

そしてウイスキーの味わいを決定している香味成分は、1%程度だそう。

その1%の中に数千種類もの香味成分が含まれていて、その配合の違いで「ウイスキーの味・個性」が変わっていきます

 

他のお酒とアルコール度数を比較

 

他のお酒とも比較していきたいと思いますが、

その前に一言にお酒といっても3種類あることはご存知ですか??

 

それは……

  1. 糖分の含まれる液体を発酵して作られる『醸造酒』
  2. 醸造酒を蒸留して作られる『蒸留酒』 ←ウイスキーはコレ!!
  3. 醸造酒や蒸留酒に糖分や香草、スパイスなどの香りをつけた『混成酒』

 

この3種類です。

 

今回は、醸造酒と蒸留酒に絞って比較していきたいと思います。

 

比較に出しているアルコール度数はそれぞれお酒ごとに主体の数値です。
それ以上のアルコール度数の製品などもあります。

醸造酒

ビール 4~7%  
マッコリ 6~8%
ワイン  12~15%程度
日本酒 14~18%程度 
紹興酒  16~18%程度

 

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蒸留酒

焼酎 25~35%程度
ウイスキー 40%以上
ブレンデー 40%以上
ジン 40%以上
ラム 40%以上
テキーラ 35~55%
ウォッカ 40%以上

 

このように比較してみると、

ウイスキーのアルコール度数って蒸留酒の中では、一般的なアルコール度数ですよね。

実は、ウイスキーは大体アルコール度数65%程度は上限ぐらいです。

 

対して、ラムやウォッカなどはアルコール度数75%以上のものもあります。

中には96%の蒸留酒(スピリタス)というのも……。

 

こう見ていくとウイスキーのアルコール度数は、そこまで高くはないかなと思います。

 

なぜウイスキーのアルコール度数は高いのか

 

それでもアルコール度数40%以上の蒸留酒。

高アルコール飲料だと思います。

 

なぜウイスキーのアルコール度数が高いのか。

それは「蒸留」という製法にあります。

 

水が100℃で蒸発するのに対して、アルコールは78.3℃程度で蒸発していきます。

蒸留」とは、この温度差を利用してアルコールを濃縮する作業のこと

 

蒸留前の「モロミ」という状態ではアルコール度数7~8%程度だったものが蒸留され、65~70%程度までアルコール度数を上げ熟成前のウイスキー「ニューポット」という原酒を造っています。

 

そしてウイスキーは、蒸留時のアルコール度数上限が決まっています。

それは、スコットランドやアイルランドでは94.8%、バーボンウイスキーでは80%です。

 

これ以上のアルコール度数で蒸留してしまうと原料由来の味わいがほとんど残らないからだそう。

ただ多くの蒸留所は65~70%程度で蒸留し、原料の個性を残しています。

 

そして、大体樽に詰めるときに63%前後に度数調節することが多いそうです。

 

その理由は63%のアルコール度数が最も樽の成分を抽出できるから

この63%というアルコール度数が、樽の持ち味を最大限に引き出せるピークのアルコール度数だそうです。

 

熟成によってアルコール度数は増減(多くは減少)しますが、製品となるウイスキーは、最大でも65%ぐらいが上限となるわけです。

 

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なぜアルコール度数が高いウイスキーほど美味しいものが多い?

 

ついに本題!!

なぜウイスキーはアルコール度数が高いと美味しいものが多いのか。

その理由には、ウイスキーのアルコール度数に隠された秘密が関係しています。

 

ウイスキーのアルコール度数に隠された秘密とは??

 

ウイスキーには、37%、40%、43%、46%のパターンが多いという話冒頭の方で書きましたよね。

 

その理由を表にまとめました!!

アルコール度数  理由  代表例
37%日本の酒税法で一律税率のアルコール上限。
このアルコール度数を超えると1%ごとに税金が加算されていきます。
ブラックニッカ、
サントリーRED
など
40%スコットランドやアイルランド、アメリカなどウイスキー主要国で定められている
「ウイスキー」と名乗れる最低アルコール度数。
ジョニーウォーカー ブラック
グレンリベット 12年
グレングラント 10年
など
43%「エクスポートストレングス」と呼ばれる
国際市場で流通するスコッチウイスキーの伝統的な最低アルコール度数。
アランバレルリザーブ
スーパーニッカ
ラガブーリン16年
など
46%ノンチルフィルタードという
冷却ろ過を行わないために必要な最低アルコール度数。
スプリングバンク10年
アードベッグTEN
など

 

上の表を見るとわかるように、46%以外は法律上のアルコール度数です。

対して46%は製造上の都合となっているアルコール度数。

 

冷却ろ過という作業を行わないでもいいように、46%のアルコール度数にしていることが多いです。

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この冷却ろ過なぜウイスキーで行われているかというと……

ウイスキーを低温下に置いておくと白く濁ったり、綿状のカビのような浮遊物が浮いたりすることがあります

 

すごく見た目が気持ち悪いです。

これはそもそも飲み物として、良くない。。

 

ところが、この浮遊物や白く濁らせる成分は本来ウイスキーの香味成分!!

 

冷却ろ過を行うということは、

製品の見た目・品質を守るために、ウイスキーの大切な香味成分を取り除いているという作業

なのです。

 

この現象がおきやすいのが、アルコール度数46%以下のウイスキーだといわれています。

つまり、アルコール度数46%以上のウイスキーには、ウイスキー本来の複雑なフレーバーがそのまま残っているということです!!

 

アルコール度数の高い方が、香味成分が豊富に含まれています

アルコール度数の高い方が香り高くて美味しいウイスキーが多い理由はここにあります!!

詳しくは……

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なぜお酒が弱い人こそ「ウイスキー」??

 

「アルコール度数が高いほど、ウイスキーは美味しいものが多い。」

その理由はなんとなくご理解いただけたかなと思います。

 

だから、「お酒が弱い人にこそ、アルコール度数の高いウイスキーがオススメ」というわけにはならないですよね。

そこで、「飲み方」「感覚」の面でなぜウイスキーがおすすめなのかを解説していきます!!

 

お酒に弱い人はウイスキーの飲み方で調節すればいい。

 

ウイスキーは高アルコールなお酒です。

ただその分様々な飲み方をすることができます。

 

それぞれの飲み方の特徴・楽しみ方についてはこちらの記事にまとめましたので、良かったらご参照ください。

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ここでは、アルコール度数40%のウイスキーを飲んだ時のそれぞれのアルコール度数をまとめていきます。

ストレート 40%
オン・ザ・ロック 40%(氷が解けることで減少)
ハイボール 6~10%(氷が解けることで減少)
水割り 10%程度(氷が解けることで減少)
ミスト 40%(氷が解けることで減少)
トワイスアップ 20%
ハーフロック 20%(氷が解けることで減少)
お湯割り 10%程度

 

特にハイボールや水割りといった飲み方は、ワインや日本酒を飲むよりアルコール度数が低いです。

 

このように飲み方を工夫すればウイスキーはお酒が弱い人でも親しみやすいお酒かなと思います!

 

そして感覚なお話ですが……

 

アルコール度数46%のウイスキーというと最低価格帯が4000円ぐらいです。

そんなお酒を一気飲みしたいですか??

 

多くの人が、高価格帯なお酒を前にしたときにゆっくりちびちび飲むかなと思います。

しかもそのお酒がアルコール度数の高いお酒となると、よりゆっくり嗜むように飲むのではないでしょうか。

 

そのようにちびちび飲んでいくことで、ビールやワインを飲むより圧倒的に少ない飲酒量で満足できるケースが多いそうです。

 

ビールやワインがウイスキーよりアルコール度数が少なくても、量を飲んでいたら血中アルコール濃度は高くなりますよね

 

どんなお酒でもそうだとは思いますが、お酒は嗜むもの。

罰ゲームのように一気飲みするものではありません

 

ゆっくりお酒を味わいながら、お酒を楽しんでいきたいですね!

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悪酔い対策

ただゆっくり嗜んでいっても、ついつい飲みすぎてしまう時ってあると思います。

特に高アルコールなウイスキーは飲みすぎてしまうと、かなりの量のアルコールを摂取してしまう危険があります。

 

飲みすぎないためには、自分でセーブするポイントを作ること、そして適度に水を飲むことが大切だと思います。

ただ飲みすぎてしまった時、正直つらいですよね。。

 

そんなときにオススメなのが、トマトジュースです。

 

トマトには、肝臓のアルコールの代謝を促進させる酵素を活性化させる効果があるそうです。

そのため、二日酔いには特に効果があるといわれています。

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楽しいお酒。

ただ飲みすぎてしまうとつらい思いをしてしまうのもお酒。

 

上手に付き合って嗜んでいきたいですね。

 

最後に……

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

ウイスキーのアルコール度数について僕なりの考えを述べてきましたが、

一番は「好み」だと思います。

 

もちろん高いアルコール度数のお酒を無理やり飲んでほしいわけではありません。

好きなタイミングで、お好きな飲み方で、美味しいウイスキーを嗜んでもらいたい。

 

 

お酒の弱い僕が、お酒好きになった理由がウイスキーです。

先入観だけでウイスキーを『キツイお酒』と決めつけず、一度じっくりと味わってみてもらいたいなと思います!!

 

それでは良いウイスキーライフを!

また次回もよろしくお願いします!!


 

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