ウイスキーの香り・味がわかりやすい飲み方「トワイスアップ」。その特徴とおすすめの銘柄とは?

本日もお越しいただきありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o
 

今回のお話は「ウイスキーの飲み方『トワイスアップ』」について!!

 

ウイスキーには様々な飲み方があります。

主な飲み方だけでも……

  1. ストレート
  2. ロック
  3. ハーフロック
  4. ハイボール(ソーダ割り)
  5. 水割り
  6. お湯割り
  7. トワイスアップ

……

 

その中でも今回紹介するのは「トワイスアップ」!!

トワイスアップは、常温のウイスキーと水を一対一で割った飲み方。

ウイスキーのブレンドを行うブレンダーや蒸留所の方が品質をチェックするためによく飲まれる飲み方です。

 

アルコール度数が20~30%程度となることにより、アルコールの刺激に隠れていた香りや味わいが発見しやすくなります。

 

作り方は、常温のウイスキーと水を同量ずつ割るだけで簡単ですが、かなり奥深い楽しみ方ができることが特徴です。

なのでウイスキーの香味を堪能したい方におすすめな飲み方だと思います。

 

今回は、そんなウイスキーのトワイスアップについて……

  • 水割りとどう違うのか。
  • なぜ奥深いのか。
  • トワイスアップのこだわりポイントとは?
  • トワイスアップにおすすめのウイスキー、水、グラスとは?

などについて解説していきます!

 

 

ウイスキーの香味がわかる飲み方
「トワイスアップ」とは?

常温のウイスキーと水を同量ずつ割った飲み方「トワイスアップ」。

英語では「Twice up」で直訳すると「2倍に割った」という意味だと思います。

 

トワイスアップは、ウイスキーの香味がわかりやすい飲み方といわれています。

ストレートではアルコールの刺激に隠れて感じることができなかった香りや味わいも、トワイスアップなら感じることがあります。

 

そのため、ウイスキーの蒸留所の方やブレンドを担当する方などが品質チェックのためにトワイスアップで飲んだりしているそうです。

 

トワイスアップは、ウイスキーと水を割るだけの飲み方です。

一体ウイスキーの水割りとは何が違うのでしょうか?

まずは、そこから解説していこうと思います。

 

トワイスアップと水割りは何が違う??

トワイスアップと水割りは同じくウイスキーを水で割った飲み方です。

ところが、明確に違う部分が2つあります。

 

それは……

  1. トワイスアップは常温だが、水割りは基本冷えている。
  2. トワイスアップは同量の水で割るが、水割りはウイスキーの2~3倍ぐらいの水で割る。

 

基本的に、水割りは氷を入れて冷やして飲まれます。ところがトワイスアップは、常温で飲まれる飲み方。

冷やすか、冷やさないかで求めている香りが変わってくることが大きいと思います。

 

冷やすことで、口に入ったときの感覚として「冷え」を楽しむことができますが、「冷え」を追求するとその分香りは感じにくくなる傾向があります。

料理人は、温製スープの味と冷製スープの味を微妙に変えています。

それは、温度によって味や香りが変わるからです。

特に香りは、温かい方が感じやすいです。

 

トワイスアップは、ウイスキーの「香り」を特に重視した飲み方

アルコールの刺激を抑えて本来の香りをわかりやすくした飲み方なので、常温が大事なポイントとなります。

 

対して、水割りは飲み方としての楽しみ方が重視されているので、香り+「冷え」による触覚的楽しみが大事なポイント

重視する箇所の違いが大きいと思います。

 

また、水の割合の違いも大きいです。

基本トワイスアップは同量の水です。ただし水割りは、2~3倍ぐらいの水で割ります。

トワイスアップは、特にウイスキーの香りを楽しむ飲み方。そのため、割る水の量はぎりぎりの同量です。

 

ところが水割りは、ウイスキーを2~3倍ぐらいの水で割った飲み方。

アルコール度数は、大体13~20%ぐらい。ワインや日本酒などと同じような度数となります。

 

水割りはアルコールの刺激を特に感じにくくさせる優しい飲み方かなと思います。

 

個人的には、トワイスアップはウイスキーの香りを楽しむ飲み方ですが、水割りは水とウイスキーのカクテルだと思っています。

水割りはこだわり方によって味わいが大きく変わります。だれが作ったかでも味わいの違いが出るほど繊細なものです。

水割りに合うウイスキーとおいしい作り方を大公開!!

 

ただトワイスアップは常温のウイスキーと水を割るだけの飲み方なので、作り方の違いなどが出にくいです。

yaffee
水割りとトワイスアップでは、楽しむポイントが違うのでそれぞれの特性を楽しみたいですね!

 

なぜトワイスアップが奥深いのか?

前記したようにトワイスアップは、常温のウイスキーと水を割っただけの飲み方です。

一体トワイスアップのどこにわざわざ飲み方として名前があるほどの奥深さがあるのでしょうか?

 

その理由は、ウイスキーの香りが特に楽しめるところだと思います。

トワイスアップは、ストレート同様に蒸留所ごとの違いが分かりやすいです。中にはストレートよりわかりやすくなる銘柄もあります。

 

ウイスキーはアルコール度数が40%以上もあるお酒です。

香りを感じさせる成分は、アルコールに溶けていることが多いそう。

アルコールに溶けている状態では、香りとして感じることは難しくなります。

香りについて詳しくはこちら

ところが、水で割りアルコール度数を下げることでアルコールに溶けていた香りが一気に解放されます。

特にアルコール度数が46%以上のウイスキーがわかりやすいです。

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ただアルコール度数が46%以上だからすべてがトワイスアップにすると香りがよくなるわけではありません。

蒸留所ごと、銘柄ごとのポテンシャルに左右されます

中には香りがただ薄まるだけのものもあります。

 

yaffee

一つの銘柄のウイスキーをストレートとトワイスアップを比べて、飲んでみると面白いです!

ぜひ試してみてください!!

 

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トワイスアップのこだわりポイント

トワイスアップは、同量の水とウイスキーを割った飲み方です。

シンプルなだけに、こだわりポイントがはっきりとしているかもしれません。

トワイスアップのこだわりポイント
  • グラス
  • ウイスキー銘柄

 

トワイスアップにおすすめなグラス

トワイスアップに最適なグラスは、基本的にストレートの時にこだわりたいポイントで紹介したグラスと一緒です!

ウイスキーテイスティンググラス

 

日本の蒸留所などでよく使われているテイスティンググラス

サントリーやウイスキー文化研究所もこのグラスを愛用しています。
ウイスキーの香りを感じやすく、トワイスアップにしてもほど用容量

僕もよく使っています!

 

スコットランドで愛用されているグレンケアン

本場スコットランドの蒸留所で広く使われているウイスキーテイスティング用グラス。

「グレンケアン」という名前のグラスで、脚が独特なちょっとかわいい形のグラス!

口が小さくなっているのでモルトの香りを感じやすく、多くのモルトファンから愛用されています。

国際基準のテイスティンググラス

 

国際基準のテイスティンググラス!

このグラスは、ワインのテイスティングにも使われるもので、ウイスキーに特化というわけではないです。

ただその香りがわかりやすいので、ウイスキー用としてもよく使われます。

 

なるべくチューリップ型の香りが逃げにくいグラスを選んだ方がいいでしょう。

その方が、ウイスキーの香りが楽しみやすくなります。

 

もしこう言ったグラスがないけどトワイスアップを試してみたい方は、ワイングラスがおすすめです!

 

トワイスアップにおすすめなウイスキー

トワイスアップは、アルコール度数を下げてウイスキーの香りや味わいを楽しみやすくした飲み方です。

アルコール度数40%のウイスキーのアルコール度数を下げて楽しむのも一つですが、トワイスアップが最も楽しめるのは変化があるものだと思います。

 

特に僕が変化が楽しめた銘柄を厳選!ご紹介させていただこうと思います!!

トワイスアップにおすすめなウイスキー銘柄

 

グレングラント 10年
グレングラント 10年
4.1

イタリア人気No.1 のスコッチシングルモルトウイスキー!!

青リンゴやシトラス、桃といったフルーティなニュアンスに、麦芽の優しい甘みが特徴。

スムースで飲みやすく、飲み慣れていない方にもオススメの銘柄です。

ハイボールにするとよりフルーティな香りが弾けます!!

価格帯

3000~3500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

キング・オブ・フルーティ

yaffee

個人的に最も好きなオフィシャルスタンダードのシングルモルトウイスキー!!

かなりフルーティで青リンゴフレーバーが爽やかな印象を与えてくれます!
特にカルパッチョやカプレーゼといったイタリア料理の前菜と合わせたいウイスキーです。

アロマ 4.2
フレーバー 4.1
余韻 4

【トワイスアップにしたときの魅力】

  • ほのかに甘くなる。
  • 優しい口当たりになる。
  • シリアルのニュアンスが強くなる。

 

グレンリベット 18年
グレンリベット 18年
4.7

18年以上の熟成を重ねたグレンリベットの原酒を使用。

1stフィルと2ndフィルのアメリカンオーク樽にシェリー樽熟成の原酒も使用しているそうです。
バランスのよくリッチなキャラメル香が特徴。

豊かでエレガントな晩酌が楽しめます!

価格帯

7000~8000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

シングルモルトの原点

原産国

スコットランド

yaffee

18年物のシングルモルトの中では断トツにコスパのいい一本!!

バランスがよく、飲みやすい味わいと芳醇な奥深さのあるウイスキーです。

アロマ 4.9
フレーバー 4.5
余韻 4.7

【トワイスアップにしたときの魅力】

  • ストレートより香りがより感じる
  • オレンジ感が強くなる
  • バランスが崩れない
  • 口当たりがマイルド

 

エックス・バイ・グレンモーレンジィ
エックス・バイ・グレンモーレンジィ
3.4

グレンモーレンジィのオフィシャルからリリースされた「ミックスして楽しむための」ノンエイジウイスキー!

気軽にミックスして楽しんでもらうために開発された一本で、軽やかなテイストとなっています。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

ミックスして楽しむためのグレンモーレンジィ

原産国

スコットランド

yaffee
旨い!普通にそのままでもおいしいウイスキーですが、「ミックス用」ってコンセプトのノンエイジボトルなら値段が高いな~と思ってしまいます。。
アロマ 3.2
フレーバー 3.6
余韻 3.4

【トワイスアップにしたときの魅力】

  • バニラフレーバーが強くなる
  • パンのようなシリアル感が出てくる
  • バランスがいい
  • ペアリングにも向いていそう

 

シャクルトン
ブレンデッドモルト シャクルトン
4.4

南極探検の英雄時代の主役の一人「アーネスト・シャクルトン」をオマージュしたブレンデッドモルトウイスキー。

ハイランドモルトを中心に、オークニーのピートを使って100年前にシャクルトンが基地に置いていった「マッキンレー」を再現した一本です。

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

南極に残された100年前のウイスキーを再現

原産国

スコットランド

yaffee
バランスが良く、まとまりのあるウイスキー!
後味のほのかなスモーク香が心地いいです。軽やかだけど深みのあるウイスキーです!!
アロマ 4.6
フレーバー 4.3
余韻 4.4

【トワイスアップにしたときの魅力】

  • シリアルフレーバーが強くなる。
  • やや酸味が強くなり、フレッシュな感じになる
  • 甘さが感じやすくなる。

 

グレンフィディック ファイヤー&ケーン
グレンフィディック ファイヤ&ケーン
4.4

グレンフィディックの実験シリーズとしてリリースされた「ファイヤー&ケーン」
グレンフィディックとしては珍しいスモーキーなタイプの一本となっています。

また、内側を焦がしたラム樽でフィニッシュさせているため、黒糖のような甘い香りも楽しめます。

価格帯

6000~7000円

アルコール度数

43%

容量

700ml

特徴

スモーキーなグレンフィディック

原産国

スコットランド

yaffee
スモーキーかつスウィーティ。グレンフィディックのバランスの良さそのまま、スモーキーで余韻ののびも心地よい一本となっています。
何処かBBQを連想させるウイスキーかなと思います。
アロマ 4.3
フレーバー 4.4
余韻 4.5

【トワイスアップにしたときの魅力】

  • 甘みが強くなる。
  • スモーキーフレーバーとのバランスがいい
  • 余韻の長さがストレートの時とあまり変わらない。

 

キャパドニック ピーデッド 18年
キャパドニック ピーデット 18年
4.9

閉鎖蒸留所初のオフィシャルボトル。

焚火のようなスモーキーフレーバーにシャインマスカットのような上品かつしっかりとした甘みが特徴。

かなり芳醇で味わいが深いです。

深く長い余韻が、心地よいひと時を味わせてくれます!
恋人たちが密会をしたヒミツの泉『キャパドニック』から名付けられた一本。
官能的で禁断のシングルモルト、味わってみてはいかがでしょうか??

価格帯

15000~17000円

アルコール度数

48%

容量

700ml

特徴

恋人たちが密会をしたヒミツの泉が名前の由来

原産国

スコットランド

yaffee
とにかく秀逸な一本!!

上品かつ高貴なフルーツからのスモーキーフレーバー
バランスも良く、ストレートでぜひ飲んでもらいたいウイスキーです。

アロマ 4.9
フレーバー 4.8
余韻 5

【トワイスアップにしたときの魅力】

  • ベリー系のフルーティさが強くなる。
  • スモーキーフレーバーが感じやすくなる。
  • 口当たりが優しい
  • 余韻がさらに長くなる。

 

トワイスアップにおすすめな水

イギリスといえば硬水のイメージが強いと思いますが、スコットランドは軟水が多くウイスキーは軟水で作られていることが多いです。

そのため、ウイスキーにはどちらかというと軟水の方が合いやすい傾向があります。

 

ただ最終的には好み

硬度が高すぎる水(コントレックスなど)は、ウイスキーの味わい・香りを損ねてしまいますが、中硬水ぐらいから軟水だったらウイスキーに合わせやすいです。

 

中硬水の水なら少しボディが強く、軟水なら優しい味わいになりやすいです!

ぜひいろいろな水を試してみてください!

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

トワイスアップについてまとめてみましたが、作ってみたいと思える記事になったらいいなと思います。

トワイスアップは、グラス・ウイスキー・水があれば楽しめる飲み方なので、気軽に奥深く楽しんでみてください!!

 

それではよいウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いします!!

 

 

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