本日もお越しいただきありがとうございます!!
国産ウイスキーは好きだけどなかなか手が出せないウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。
今回のお話は「1000円台の国産ウイスキー」です!
「響」や「山崎」、「余市」や「宮城狭」などなど。
国産のウイスキーっておいしいウイスキーが多いですよね!!
ただし、今は品薄状態。
そしてどんどん値上がりをしています。
新しいウイスキーがリリースしたかと思うと、すぐに買占められ、高額転売される……。
こんな流れが続いています。
だからこそ、国産ウイスキー=「お高い」ってイメージ持ってしまっていませんか??
ところが!!!
中には、1000円台で十分美味い国産ウイスキーもあります!!
そこで今回、1000円台のジャパニーズウイスキーの中で僕が心の底からおすすめしたい銘柄を厳選しました!!
「安い・美味い」ジャパニーズウイスキーはいかがでしょうか??
はじめに……
冒頭でも書いたように、国産ウイスキーは今「お高い」イメージが強いと思います。
また安いものだと、海外では「ウイスキー」と呼べない「スピリッツ」が入っているものがほとんど。
中には「モルト、グレーン10%以上 スピリッツ90%未満」と書いているものが「ジャパニーズウイスキー」として売られています。
悲しいことに今の日本ではこういった「ウイスキー」と呼ばれているものが作れてしまう。
それがジャパニーズウイスキーの現状です。
ただし、しっかりモルトとグレーンのみの本格的なジャパニーズウイスキーの中でも、1000円台のものもあります!!
今回はそんなモルトウイスキーとグレーンウイスキーのみの中からおすすめを厳選させていただきました!!
ぜひ日々の晩酌のお供にいかがでしょうか??
1000円台のおすすめ!日本のウイスキー 9選
サントリー 角瓶
おすすめ度 | 90% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
言わずと知れたロングヒットジャパニーズウイスキー「サントリー 角瓶」!!
2020年世界売り上げランキング(売上ケース数)では、「デュワーズ」、「グランツ」、「シーバスリーガル」を抑えての18位!!
ジャパニーズウイスキーだけでいったら断トツのNo.1 です。
ジャパニーズウイスキーのうち、2番目(23位)の「ブラックニッカ クリア」との差は180万ケース!!
日本国内だけでなく、世界的にも認められているジャパニーズウイスキー。
その繊細かつなめらかでバランスのいい味わいが特徴!!
少し柑橘系のフレーバーや華やかなニュアンスも感じられます。
ハイボールや水割りで一気に栄えるウイスキーですが、意外とストレートでも美味いジャパニーズウイスキー。
1000円台前半のジャパニーズウイスキーの中では、断トツにいろいろな飲み方が楽しめるウイスキーだと思います。
サントリー オールド
おすすめ度 | 95% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
「ダルマ」の愛称で、往年のファンも多い銘柄。
サントリーの創業者、鳥井信治郎が「日本独自のウイスキー」を作りたいとの理想を掲げてこの原型を作ったのが1940年だったそう。
その後、リリースされたのが戦後の1950年。
当時は「出世したら飲めるウイスキー」という扱いだったそうですが、高度経済成長でどんどん一般に普及。
多くのファンを獲得したウイスキー!
特に感情に訴えかけるような広告は印象的だと思います。
洗練された味わいに甘く広がるフレーバー。繊細かつ絶妙なバランスが特徴。
「スコッチ」でも、「アイリッシュ」でもない「ジャパニーズ」と良さをギュッと詰め込んだような味わいです。
ストレートでも美味いですが、一番オススメしたいのは「ハーフロック」。
水:ウイスキー1:1で割ってロックで楽しむ飲み方で、繊細かつバランスのいい味わいがより活きると思います!!
さらにお食事とも合いやすいです。
食中酒、夜の晩酌などなど様々なシーンで役立つと思います!!
サントリー ホワイト
おすすめ度 | 80% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
本格的な国産ウイスキー第一号がこの「サントリー ホワイト」。
「白札」、「シロ」の愛称で呼ばれているこのウイスキーの開発には、サントリーの創始者「鳥井信治郎」とのちにニッカの創業者となる「竹鶴政孝」が携わっています!!
日本初となる本格ウイスキーを目指し、当時は「サントリーウイスキー」の名でリリースしたそう。
ただピートが効いたスモーキーなウイスキーは当時の一般の方には受け入れられず「煙くさい」、「焦げ臭い」と不評だったそう。
ところが、このウイスキーを今飲んでみるとスモーキーフレーバーの主張が絶妙!!
アルコール感と若いニュアンスはありますが、バランスがよく華やかな味わい。
スモーキーフレーバーも控えめですが、しっかりと薫ります!!
ややシェリーやワイン樽系の原酒っぽいふくよかさもあり、1000円台としてはかなりうまいです。
ストレートでもハイボールや水割りでも味わいのバランスが崩れないところはさすがサントリーだなと思います!!
ブラックニッカ リッチブレンド
おすすめ度 | 90% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
「オトナを、ゆっくり、楽しもう。」のキャッチコピー。
時間をかけてゆっくり楽しむウイスキーとして誕生したのがこの「ブラックニッカ リッチブレンド」
フルーティな味わいにゆっくりまったりと伸びる甘味。
1000円台のウイスキーでは、断トツにフルーティで甘いです!
実は「ブラックニッカ リッチブレンド」には、シェリー樽熟成のモルト原酒と「カフェグレーン」がブレンドされているそう。
シェリー樽も、甘く深い味わいになりやすい「クリーム」というシェリーの熟成に使われていたものと濃厚な甘さが特徴の「ペドロヒメネス」というシェリーの熟成に使われていたものが使われているそう。
その2つのシェリー樽で5~8年ほど熟成させたモルト原酒がキーモルト。
そしてカラメルのような香ばしく甘い「カフェグレーン」でまろやかな味わいと穀物の優しい甘みを演出しています!!
ストレートや「注いでから30秒置いたロック」が最も華やかかつ優しい香りが広がります!!
ブラックニッカ ディープブレンド
おすすめ度 | 80% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
深く、甘い香りとビターな余韻に浸らせてくれるウイスキー。
「深い夜の晩酌」のために誕生したブレンデッドウイスキーで、この価格帯としては珍しい45%ものアルコール度数があります。
バニラやウッティなニュアンス。甘やかな香りに、カカオのようなビターな余韻。
新樽を使用したモルト原酒にカフェグレーンが使用されているそうです。
深くゆっくりと楽しませてくれるブレンデッドウイスキー!!
特にオススメがロックです。
深く長い夜に楽しみたい一杯です!!
ハイニッカ
おすすめ度 | 90% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
「高品質なものをカジュアルに提供する。」
そんな竹鶴政孝の思いを表現するかのように誕生したのが「ハイニッカ」!!
晩年の竹鶴が愛飲していたボトルで、やわらかい口当たりと優しい穀物の甘み。そしてどことなくすっとなじむ。
バランスがよく、ほのかなスモーキーフレーバーが後を引きます!
ただ余韻のキレがよく、ストレートでも美味いです!!
マルス ツインアルプス
おすすめ度 | 75% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
信州にある信州マルス蒸留所が造っているブレンデッドウイスキー!!
この蒸留所がある「中央アルプス」と「南アルプス」の雄大さをイメージしたウイスキーだそう。
マルス独特の甘みがしっかり効いた味わいが1000円台の「ツインアルプス」にもよく表れています!!
バニラや焼き菓子のような甘みニュアンスと完熟フルーツのような味わいが特徴!
豊かで芳醇な香りにバランスのいい味わい。
ロックや水割りにするとより華やぐと思います!!
あかし ホワイトオーク
おすすめ度 | 75% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
兵庫県明石市で造られているブレンデッドウイスキー。
英国産麦芽を使用したスコッチスタイルのウイスキーを造っています。
会社自体の創業は古く1888年設立!!
実は日本初の本格ウイスキー蒸留所「山崎蒸留所」よりも前、1919年にウイスキー製造免許を取得しています!
華やかなモルトも香りに辛口淡麗な味わい。
熟成感はあまりなくアルコール感を強く感じますが、2・3杯飲むとそれが「あかし ホワイトオーク」の個性かなって思います!
飲みごたえのあるウイスキー!
ストレートでこの飲みごたえを楽しむのも通ですし、ハイボールにすると親しみやすくなります!!
キリンウイスキー 「陸」
おすすめ度 | 80% |
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参考価格 | 1000~2000円 |
最近リリースしたばかりのキリンの低価格ラインナップ!
キリンが持っている「富士御殿場蒸留所」は特に多彩なグレーンウイスキーとモルトウイスキーを造っている蒸留所。
スコッチスタイルのウイスキーだけでなく、バーボンやカナディアンの技術も踏襲した原酒も作っています。
特にこの蒸留所のグレーンウイスキーが美味い!!
深いコクのある味わいは「キリンが造るウイスキー」の特徴かもしれません!
そんな「深いコク」がこの価格帯で意外としっかり現れているのが「陸」。
深い味わいが楽しめますが、全体のバランスはライト。
親しみやすく飲みやすい一杯!!
特にハイボールにするとライトさとコクの絶妙なバランスが楽しめると思います!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます!!
今回のお話いかがだったでしょうか?
僕自身も国産ウイスキーは楽しみたいけどなかなか手が出しにくいです。
低価格帯は「うーん」って思ってしまうウイスキーが多く、中価格帯のおいしいウイスキーはどんどん値上がりしてしまう。。。
ただし、今日本中で新しいクラフト蒸留所ができています。
10年後、もしかしたらスコッチのように様々な蒸留所から親しみやすい価格帯のウイスキーがリリースされたり、ブレンド専門に行う業者が様々なジャパニーズウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーをリリースしたりするもしれません。
今後のジャパニーズウイスキーに期待していきたいですね!!
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いいたします!!
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