本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回のお話は
「【ハイボールに合う・合わないウイスキー】
選び方・おすすめ銘柄・おいしい作り方・アレンジ方法とは?」
ハイボールが、広く親しまれるようになってきました。
居酒屋でもおうちでもハイボールをたしなむ方が増えていると日々実感します。
ハイボールの魅力は、炭酸により広がるウイスキーの香りを低アルコール度数で楽しめることだと思います。
すっきりとした口当たり広がる芳醇なウイスキーの香り。
また、ウイスキーの種類を変えることで様々なハイボールを楽しむことができます。
ただ、残念ながら「ハイボールには合わない・合いにくいウイスキー」というのもあります。
今回は、ハイボールについて解説しつつ、「ハイボールに合うウイスキー 合わないウイスキー」といった選び方を紹介。
最後に、おすすめの銘柄やおいしい作り方、アレンジ方法などボリューム満点に解説していこうと思います!!
「ハイボール」とは!?


ハイボールの定義
「ウイスキーの炭酸割り」はハイボールですが、ハイボールは「ウイスキーの炭酸割り」だけではありません。
ハイボールとは
スピリッツやリキュールなどアルコール飲料を
ソーダやトニックウォーターなどの炭酸飲料やフレッシュジュースなど
アルコールの入っていない飲料と割ったカクテルのこと。
つまり広義だけで見たらアルコール飲料とノンアルコール飲料を混ぜたものなら「ハイボール」です。
ウイスキーだけではなくラムやテキーラ、梅酒、リキュールでも「ハイボール」となります。
また、ウイスキーのコーラ割りも「ハイボール」の一種ですし、ジンシャーエール割りもハイボールの一種です。
もっと言うとトマト割りやオレンジ割りなども広い意味で「ハイボール」と呼ぶことはできます。
現に居酒屋などでは、「緑茶割り」や「ウーロン割り」も「緑茶ハイ(緑茶ハイボール)」「ウーロンハイ(ウーロン茶ハイボール)」といわれています。
ただ、ハイボール=炭酸というイメージが強いですよね。
あくまで広い意味での「ハイボール」なので、
現在、単に「ハイボール」と言ったら「ウイスキー炭酸割り」を指すことが多いです。
ラムハイボール、焼酎ハイボールのようにウイスキー以外のお酒の場合、
「○○ハイボール」となるようです。
ハイボールの起源
ハイボールの起源には、3つの説があります。
- 鉄道の「出発進行+乾杯(highball)!!」説
- 「楽しもう(Have a ball)!」説
- ゴルフの高く打ちあがったボール(high ball)説
鉄道の「出発進行+乾杯(highball)!!」説
最も有力とされているハイボールの起源の説が、蒸気機関車の出発進行の合図です。
当時、アメリカの蒸気機関車の信号はボールを上げ下げして「停止」「出発」を伝えていました。
ウイスキーの炭酸割りの泡が昇っていく光景が、信号の「出発進行」を連想させることから、
ボールが掲げられると乗客たちは「ウイスキーの炭酸割り」を掲げ「ハイボール!」と乾杯したそうです。
そこから「ハイボール」という言葉が使われるようになったのだとか。
「楽しもう(Have a ball)!」説
「100年ハイボール」を謳うブレンデッドウイスキー『デュワーズ』が関係してくる説です。
『デュワーズ』2代目の一人。
ずば抜けたセールス力のあった”トーマス・デュワー”。
ある日トーマスは友人たちとバーでスコッチを楽しんでいました。
その時トーマスがスコッチの炭酸割りを頼んだら、背の低いグラスで提供されたそう。
トーマスはこのスコッチの炭酸割を作ったバーテンデーを呼び、
そのほうがもっと楽しめる。(Have a ball)」
と言ったそうです。
そこから背の高いグラスで楽しむ炭酸割りをハイボールと呼ぶようになったのだとか。
「ボール(Ball)」には、「球」という意味の他に「楽しむ」という意味もあります。
「楽しむ」飲み方。それがハイボールなのかもしれないですね。
本日もお越しいただきありがとうございます。いろいろなハイボールを試すことが好きなウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o) &nbs[…]
ゴルフの高く打ちあがったボール(high ball)説
他の3つに比べてかなり弱い説ですが、「ハイボールの起源」としてゴルフ場の説があります。
ゴルフをしながらソーダをチェイサーにウイスキーを飲むことが好きなある男がいました。
ある日、いつものように自分の順番待ちをしながらウイスキーとソーダを楽しんでいたら、急に自分の順番が……。
焦った男はウイスキーとソーダを混ぜ合わせ、一気に飲み干そうとします。
その時、たまたまへたくそなゴルファーが打った高い球(ハイボール)が飛んできてバーの屋根に当たったのだとか。
それからウイスキーのソーダ割りを「ハイボール」と呼ぶようになったという説です。
さらに着色された「高く打ちあがったボールがグラスに入った」という話もあります。(笑)それはないだろ~と思いますが……。
本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。(@TW0GPYU3yMS7N3o) 本日のお話は「ゴルフとウイスキー」について!!&nb[…]
「ハイボールに合うウイスキー」
「ハイボールに合わないウイスキー」
この記事の本題、「ハイボールに合う 合わないウイスキー」についてまとめていこうと思います。
ただあくまで、僕の経験と偏見と独断による基準です。
一番は好みだと思うので、参考程度にお願いいたします。
「ハイボールに合うウイスキー」とは?
ハイボールに合うウイスキーは、はっきり言って基本的にどのウイスキーも大体は合います。
フルーティなフレーバーが特徴のウイスキーは、よりハイボールにしたときに爽やかに仕上がりやすいです。
また、スモーキーなウイスキーはよりスモーキーフレーバーが弾けるように広がっていきやすいですが、クセは薄れて飲みやすくなります。
あえて言うなら……
リーズナブルなウイスキーがハイボールに合いやすいです!!
リーズナブルなウイスキーは、様々なタイプのウイスキーを調合してバランスよく仕上げていることが多いです。
またリーズナブルなウイスキーは若い原酒を使っていることも多いです。
若く荒々しいウイスキーはハイボールにしたときに爽やかになりやすい傾向があります。
本日もお越し頂きありがとうございます。おうちではウイスキーばかりを飲んでいるウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o) 今回のお話は「家飲み・晩酌にオ[…]
ストレートやロックでは荒々しく感じる味わいでも、ハイボールにするとパンチと飲みごたえそしてフレッシュな爽やかさに変わることは多いです。
「一本1万円以上のウイスキー」や「20年以上熟成させたウイスキー」なんかもったいないような気もしてしまいますよね。。
高いウイスキーでもハイボールもおいしいものはたくさんあります。
ただリーズナブルなウイスキーの方がハイボールにしてより一層美味しくなりやすいです。
「ハイボールに合わないウイスキー」とは?
一概に「こういうウイスキーだから合わない。」ということはありません。
ただ、「ハイボールにしてよりおいしくなるか」と考えてみると……
以下のウイスキーはハイボールにしたときにオフフレーバーが目立ったり、良さが消えてしまうものが多いです。
- シェリー系ウイスキー
- 長期熟成物のウイスキー
シェリー系のウイスキーはハイボールにしたときに「硫黄臭」が目立ってしまうことが多いです。
だからと言ってすべてのシェリー系のウイスキーが合わないかといわれたら、それは違います。
ベリー系のフルーティさやドライフルーツのフレーバーが引き立つものもありますし、余韻のバランスがいいものもあります。
ただ中には硫黄系フレーバーがより顕著に表れてしまうものが多いので、シェリー樽系ウイスキーはハイボールに合いにくい銘柄が多いと思います。
同じく、長期熟成物のウイスキーのすべてがハイボールに合わないかといわれると、それも×です。
ただ樽のニュアンスが強い個性的なものやワイン系のフレーバーが強いウイスキーは悪目立ちしやすいです。
また、「ハイボールにしてストレートやロック、トワイスアップより美味しくなるか。」といわれたら、疑問が残ります。
せっかくのフレーバーがハイボールにしたら薄れてしまい、同じウイスキーの若いものとそん色ないハイボールになってしまう時も多いです。
「ハイボールに合う 合わないウイスキー」がはっきりしてきます。ただ一番は好みです。
シェリー系や長期熟成物でも「ハイボールで飲むほうが好きかどうか」がそれを自分の基準としてほしいです。
ハイボールにおすすめしたいウイスキーの種類
上で紹介したハイボールに合うウイスキー、ハイボールに合わないウイスキー。
もっとわかりやすく、まとめるためにハイボールに合うウイスキーの種類について解説していこうと思います。
まず、ウイスキーには、モルトウイスキーとグレーンウイスキーというものがあリます。
モルトウイスキーは大麦麦芽100%のウイスキー。
個性的な味わい・フレーバーが特徴となっています。
対して、グレーンウイスキーは大麦麦芽以外の穀物も使用したウイスキー。比較的酒質が穏やかなです。
モルトウイスキーの中にはシングルモルトウイスキーがあり、グレーンウイスキーの中には、シングルグレーンやバーボン、ライウイスキーなどがあります。
そして、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものがブレンデッドウイスキー。
個性豊かなモルトウイスキーと穏やかなグレーンウイスキーが混ざることで、バランスのいい味わいとなっていることがブレンデッドウイスキーの特徴です。
この3種類が基本となり、現在 世界各国で様々なタイプのウイスキーが作られています。
中でもウイスキーには、5大ウイスキーといわれる産地があります。
- スコッチウイスキー
産地……スコットランド - アイリッシュウイスキー
産地……アイルランド - アメリカンウイスキー
産地……アメリカ - カナディアンウイスキー
産地……カナダ - ジャパニーズウイスキー
産地……日本
それぞれ全く異なる個性のウイスキーが作られていて、どのウイスキーの種類をチョイスするかでハイボールのフレーバーも大きく変わってきます。
例えば、スコッチウイスキーのシングルモルトでハイボールを作ると個性豊かなフレーバーを爽快に楽しむことができます。
そしてアメリカンウイスキーのバーボンでハイボールを作ると甘く芳醇な味わいとなりやすいです。
また、アイリッシュなら飲みやすくフルーティで少しスパイシーなハイボール。
ジャパニーズなら繊細なバランスと爽快な飲み口。
カナディアンなら軽やかなフレーバー……。
このようにどのウイスキーの種類を選ぶかで、出来上がるハイボールも全然違います。
ぜひいろんなウイスキーのハイボールを楽しんでみてください。
yaffeeウイスキーってよくよく見ると種類があってややこしいです。。なるべく楽しくわかりやすく解説したいと思います。 本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Ya[…]
ハイボールにおすすめのウイスキー
ハイボールにおすすめなウイスキー銘柄をタイプごとにまとめてみました!!
スタンダードに楽しみたい方へ
1937年に誕生して以来、ジャパニーズウイスキーを牽引してきたロングヒットウイスキーです!!
繊細な味わいに厚みのあるコク、
そしてドライな味わいの中にどこか優しさを感じるウイスキー。
山崎と白州のバーボン樽原酒をバランスよく使用したそう。
ハイボールや水割りは定番ですが、
実はストレートでもうまい一本です!!
価格帯 | 1000~1500円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 最も売れている日本のウイスキー |
原産国 | 日本 |
居酒屋に行った時、必ず「角の水割り」を飲みます!
正直この価格帯のウイスキーの中で、最もおいしいのが「角瓶」だと思っています(笑)
何より飲み飽きず飲み疲れない味わいが好きです!!
アロマ | 3.7 |
フレーバー | 3.5 |
余韻 | 3 |
「シーバスリーガルを超えるのはシーバスリーガルだけ」
まさにそのコピーを体現したような「シーバスリーガル」のスタンダードボトル。
芳醇さと柑橘系の爽やかさ、そしてフルーティな味わいなど複層的に広がるフレーバーが特徴です。
初心者の初めての一本にもオススメなウイスキーです!!
価格帯 | 2000~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | アート・オブ・ブレンディング |
原産国 | スコットランド |
芳醇でバランスがよく、ストレートでも飲みやすいです!
ハイボールや水割りでもバランスが崩れません!!
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.3 |
余韻 | 4.5 |
埼玉の秩父で作られているクラフトウイスキー!!
日本のクラフトマンシップがよく表れているウイスキーだと思います!
バランスがよく、繊細で優美。
イチローズホワイトラベルのハイボールや水割りは食事中の一杯としてもおすすめです!!
価格帯 | 3500~4500円 |
---|---|
アルコール度数 | 46% |
容量 | 700ml |
特徴 | 秩父で作られているクラフトウイスキー |
原産国 | 日本 |
繊細で、絶妙なバランスのウイスキー!
飲み飽きない心地よさと深い味わいのバランスが絶妙です。
僕はストレートが好きですが、ハイボールや水割りにしてもかなり美味しいウイスキーです!
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.1 |
余韻 | 3.7 |
ジョニーウォーカーシリーズの中でも、熟成年数にとらわれずスムースな味わいを求めた一本。
はちみつやバニラの甘いニュアンスに華やかな香りが特徴。
ストレートでもおいしいウイスキーですが、割って楽しむ飲み方もかなりオススメです!!
ウイスキーの存在感は残しつつ、様々な味わいとなじみやすい。
そのためカクテルベースとしても優秀ですし、ハイボールや水割りはフードペアリングにも優秀です!!
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 世界一のスコッチウイスキーブランド!! |
原産国 | スコットランド |
バランスよく力強くも優しい飲み口。
3代目のアレックスが造った幻のレシピを復活させたプレミアム品。
ジョニーウォーカーのブレンド技術の高さを感じさせてくれます。
アロマ | 4.8 |
フレーバー | 4.2 |
余韻 | 4.5 |
ライトにハイボールを楽しみたい方へ
『高品質なウイスキーをカジュアルに』
をモットーに誕生したニッカの人気ウイスキー!
甘味とコク、深みのバランスがよく、飲みやすくも味わい深い一本。
ハイボールや水割りが特においしいですが、この価格帯では珍しくストレートでも高い満足感のあるウイスキーです。
価格帯 | 1000~1500円 |
---|---|
アルコール度数 | 39% |
容量 | 720ml |
特徴 | 高品質かつカジュアルなジャパニーズウイスキー |
原産国 | 日本 |
とにかくこの価格なのが不思議なくらいうまいウイスキー!!
ストレートでもかなり美味いです!!
アロマ | 5 |
フレーバー | 3 |
余韻 | 4 |
カナディアンウイスキーで特に人気の高い銘柄「カナディアンクラブ」
その年数表記ありの12年ものは、バランスよく繊細な味わいそのまま芳醇さと後味のスパイシーさが特徴です。
価格帯 | 2000~3000円 |
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アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | カナディアンウイスキーで人気の蒸留所 |
原産国 | カナダ |
バランスがよく、ストレートでもオススメです!さらに「カナディアンクラブ12年」の水割りと寿司がめっちゃ合う!!
ぜひおうち寿司の時に試してみてください!!
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.5 |
余韻 | 4.5 |
知多蒸留所の原酒で作ったシングルグレーンウイスキー!!
知多蒸留所の原酒の中でも、様々なタイプの原酒をブレンドしています。
ストレートでは軽やかに楽しめる味わいの中に複雑さも感じられ、ハイボールなら風が吹き抜けるような爽やかな味わいを楽しむことができます!!
価格帯 | 3000~4000円 |
---|---|
アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
特徴 | 飲みやすいデイリーグレーンウイスキー |
原産国 | 日本 |
バニラやクリーム、レモンピールとほのかに出汁のような旨味を感じる一本。
個人的に知多の最大の魅力は料理に合わせやすいことです。
モルトの個性を生かすグレーンウイスキーの特性を活かしています!!
アロマ | 3.1 |
フレーバー | 3.7 |
余韻 | 3.1 |
6代目にして初の女性マスターブレンダーに変わってから、リリースされたデュワーズ!!
女性ならではの繊細で優美なニュアンスが楽しめるウイスキーかなと思います。
バランスがよく、初心者でも親しみやすい一本。
バニラ香も心地よいです!
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | ダブルエイジング製法 |
原産国 | スコットランド |
最高にフルーティで華やかなブレンデッドスコッチウイスキー!!
繊細なバランスと華やかなフレーバーが特徴で、甘く芳醇な味わいもある絶品ウイスキーです!!
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.6 |
余韻 | 4.1 |
フルーティにハイボールを楽しみたい方へ
ブラックニッカの定番リリースの中でもフルーティな一本。
シェリー樽で熟成を重ねたモルト原酒とカフェグレーンをブレンドしたブレンデッドウイスキーで、大人なフルーティさが楽しめるウイスキーです。
価格帯 | 1000~1500円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | フルーティなジャパニーズブレンデッドウイスキー |
原産国 | 日本 |
ぜひハイボールで楽しんでいただきたい一本です。
アロマ | 4 |
フレーバー | 4 |
余韻 | 4 |
グレングラント蒸留所の180周年に発表されたノンエイジの新定番!!
ラテン語で「木漏れ日」という意味を持つアルボラリスは、グレングラント蒸留所のヴィクトリアンガーデンに差し込む木漏れ日からインスピレーションを頂いてできたウイスキーだそうです。
バーボン樽熟成の原酒ととシェリー樽熟成の原酒が使われています。
バランスがよく、フルーティでフローラルな特徴。
とても香り立ちのいいウイスキーです!!
価格帯 | 2000~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | イタリアシェアNo.1のシングルモルト |
原産国 | スコットランド |
香り、最初の味わいは、2000円台のウイスキーの中では断トツ!!
お世辞抜きに美味しいウイスキーです!!
アロマ | 5 |
フレーバー | 4.7 |
余韻 | 4 |
世界で最も売れているシングルモルトウイスキー!!
スコッチシングルモルトのトップブランドながら家族経営を続けている蒸留所が造る最もスタンダードなボトルです。
洋ナシのようなフルーツ香にバニラとシトラスの香り、優しい麦芽の甘みが特徴。
バランスがよく、スムーズで飲みやすい一本!!
ウイスキーを飲み慣れていない人には特におすすめなスコッチシングルモルトです!!
価格帯 | 2500~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 世界No.1のシングルモルトウイスキー!! |
原産国 | スコットランド |
案外しめさばやサンマの刺身などど相性がいいです!!
アロマ | 3 |
フレーバー | 3 |
余韻 | 4 |
フランス人気の高いシングルモルト!!
フレッシュフルーツとドライフルーツのニュアンスが共存しているフルーティな香りが特徴です。
飲みやすく、華やかさが特に楽しめるます。
このウイスキーは、シェリーカスクとバーボンカスクの2つの樽の原酒をブレンドして造られています。
2つの樽のいいところがうまく引き出せているウイスキーではないでしょうか。
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | フランスでのシェアが高いシングルモルト |
シェリー樽熟成のウイスキー入門にもオススメ。
いきなり濃いシェリーカスクのウイスキーより親しみやすいかなと思います。
アロマ | 4.4 |
フレーバー | 4.3 |
余韻 | 4.2 |
スモーキーなハイボールを楽しみたい方へ
スモーキーさが特徴のブレンデッドウイスキー!!
1000円以下のウイスキーの中では断トツにスモーキーでバランスがいいウイスキーです!!
安くて、入手しやすいので、家飲み用要因としては最適なウイスキーだと思います。
価格帯 | 1000円以下 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 安価でバランスのいいスモーキーウイスキー |
原産国 | スコットランド |
アロマ | 3 |
フレーバー | 3.1 |
余韻 | 3.5 |
2000円台で入手可能なコストパフォーマンスが高いアイラモルト!!
フィンラガンはアイラ島中央寄りの北にある湖の名前。
この近くにあるアイラ島で最もウイスキーを造っている蒸留所の原酒が中身といわれています。
若く、荒々しいですが、この価格帯にしてはしっかりとしたスモーク香にシリアル。
ハイボールにするとフレッシュな爽やかさが楽しめます!!
価格帯 | 2000~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | コスパのいいアイラモルト |
原産国 | スコットランド |
低価格帯で楽しめるアイラモルト。
個人的にはハイボールにはおすすめ。
爽やかで風通しのいいスモーキーフレーバーが楽しめます!!
ただ、ストレートやロックでは荒々しさが目立ってしまう……。
アロマ | 3 |
フレーバー | 3 |
余韻 | 3.3 |
スモーキーなクセとソルティなフレーバーに、フルーティな気品を感じる『アイラモルトの女王』。
ベリー系の華やかでフルーティなフレーバーに、スモーキーフレーバー!
アイラモルトの中ではクセは強くなく、バランスのいいシングルモルト。
特にファンの多い銘柄です!!
価格帯 | 3000~4000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | アイラモルトの女王 |
原産国 | スコットランド |
間違いのない組み合わせです!!
アロマ | 4.7 |
フレーバー | 4.6 |
余韻 | 4.5 |
『アイラモルトの革命児』
強いスモーキーフレーバーとその奥に隠れた南国フルーツのような甘みが特徴のウイスキー。
後味のペッパー感がよりこのウイスキーに深みを与えています。
マニアならストレートが病みつきですが、ハイボールにすると飲み慣れていない方でも楽しめると思います!!
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 46% |
容量 | 700ml |
特徴 | 鎖につないでないと何をしでかすかわからないやつ |
原産国 | スコットランド |
究極のアイラモルトといわれるほど強いクセのあるウイスキー!!
一度飲んだら忘れられず、いつの間にか家に常備してしまいます。。(笑)
アロマ | 4 |
フレーバー | 4. 3 |
余韻 | 4.3 |
甘めのハイボールを楽しみたい方へ
キリンがリリースする「ライトに楽しむ」ウイスキー!!
コンビニでも入手可能な銘柄で、かなり飲みやすくバランスがいい一本です。
さらにこの価格帯ながらキリンのこだわりである「高アルコール度数」は崩さず、ボトリング。
ハイボールにすると一気に香りが広がります!!
価格帯 | 1000~1500円 |
---|---|
アルコール度数 | 50% |
容量 | 500ml |
特徴 | キリンのライトタイプのウイスキー |
原産国 | 日本 |
ライトに楽しむウイスキーとしては最高の一本!!
確かに過去の「富士山麓(白)」に比べると深みが足りないけど、その分スムースでライト。
気軽に楽しむウイスキーというコンセプト通りなウイスキーだと思います。
アロマ | 3 |
フレーバー | 3 |
余韻 | 3.3 |
ジャックダニエルの中で最も有名なブラックラベル。
スタンダードなアメリカンウイスキーの中では圧倒的に豊かで丸みのある味わいが特徴です。
味わいのバランスもよく、シーンや飲み方を選ばないウイスキーです。
価格帯 | 2000~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 世界No.1のアメリカンウイスキー |
原産国 | アメリカ |
ラベルに描かれた「No.7」
なぜ7の番号がついているのか。本当のことはわかっていないそう。
本当の正解は闇の中なのだとか……
アロマ | 4.3 |
フレーバー | 4.1 |
余韻 | 4.5 |
本場スコットランドで最も人気のあるモルトウイスキー。
柑橘系のフルーツの香りに、なめらかで繊細な舌触り。
バニラやはちみつの甘いニュアンスも楽しめ、ほのかなスパイス感と後味のミントの爽やかさがより一層深い「香りの冒険」へと誘います。
飲み方を選ばないのも魅力の一つです!!
価格帯 | 3000~4000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 「完璧すぎるウイスキー」 |
原産国 | スコットランド |
実は、僕が一番人におすすめしているウイスキー(笑)。
スコッチウイスキーの飲みごたえがありつつ万人受けしやすいバランスのいい味わい。
鴨料理とグレンモーレンジィオレンジハイボールの相性は抜群です!!
アロマ | 4.7 |
フレーバー | 4.1 |
余韻 | 4.7 |
「コク」と「甘み」のあるジャパニーズウイスキーなら断トツにコレ!!
バーボンのようなコクにスコッチの華やかな香り、そしてカナディアンやジャパニーズの繊細なバランスでのまとまりが特徴。
グレーンウイスキー主体で味わいを構成し、モルトウイスキーでフレーバーを広げていく珍しい作り方をしているブレンデッドウイスキー!
唯一無二のジャパニーズウイスキーです!!
価格帯 | 4000~5000円 |
---|---|
アルコール度数 | 50% |
容量 | 700ml |
特徴 | 熟成のピークを迎えたウイスキー |
原産国 | 日本 |
ヘビーなグレーンウイスキーを使用しているため、カラメル香が特に強いことが特徴です。ハイボールや水割りなら食事に合わせやすく、ロックやストレートならウイスキー単体で楽しめる一本です。
アロマ | 4 |
フレーバー | 3.9 |
余韻 | 4.3 |
美味しいハイボールの作り方
ハイボールに合う 合わないウイスキーは、「自分がハイボールにしてより美味しく楽しめるか」が一番の基準です。
ただ種類だけではなく、ハイボールには美味しく作るコツがあります。
ハイボールは単に「ウイスキーを炭酸で割ったもの」ではありません。
ハイボールは作り手の細かいこだわりで大きくその味わいが変わってきます。
混ぜ方、炭酸の状態、氷の状態、ウイスキーの状態……。
ハイボールはこのどれか一つが違うだけでも、違う味わいのもの出来上がってしまうのです。
その上で誰でもおいしいハイボールが作りやすい作り方をご紹介させていただきます!!
美味しいハイボールの秘訣 ウイスキーと炭酸の黄金比
まず、どんなハイボールの作り方でも同じウイスキーと炭酸水の黄金比があります!!
それは……
ウイスキー:炭酸=1:3~4
です!!
ウイスキーと炭酸の比率は好みですが、黄金比ぜひ試してみてください!!
混ぜないハイボール!!「志村けん流ハイボール」とは?
故 志村けんさんの愛した「志村ハイボール」は、炭酸水でウイスキーをサンドする方法です。
まず氷を入れたグラス(志村さん流ならロックグラス)に炭酸水を注ぎ、その上にウイスキーを注ぎます。
そしてさらに炭酸水でアップして完成です。
この方法は、混ぜない・ウイスキーを冷やさないことがポイント。
多くの美味しいハイボールの作り方は、「ウイスキーを冷やす」ことをポイントとしているところが多いです。
そのため、ウイスキーを注いでから混ぜることが重要といわれています。
ただこの作り方、実は結構テクニックが必要です。
ウイスキーをどこまで混ぜ、どこまで冷やすか。
実はウイスキーの銘柄ごとにそのポイントが少し違います。
例えば、スモーキーフレーバーが特徴のアイラモルトは製造工程の影響でほかのウイスキーより油分が多いです。
混ぜすぎ、冷やしすぎるとえぐみや雑味が出て、若干舌触りも悪くなります。
またウイスキーに限らず香り成分は冷えると感じにくくなります。
この「志村ハイボール」はウイスキーを冷やしすぎないことにより、
ウイスキー本来の香りが楽しみやすくなります。
また、混ぜないからこそ、味がぶれにくいです。
炭酸、ウイスキー、炭酸と注ぐだけなので、かなりお手軽ですしね。
晩酌には特におすすめな作り方です!!
僕が特におすすめする
「冷凍ハイボール」
僕が特におすすめする美味しいハイボールの作り方が、「冷凍ウイスキーを使ったハイボール」です。
美味しいハイボールの作り方のポイントは、ウイスキーを冷やすこと。
実は、ウイスキーは水などと混ざるとき若干熱を発生させるそうです。
この熱が味わいのバランスを崩し、ウイスキーのフレーバーを薄めてしまうことがあります。
そのため、氷を入れたグラスにウイスキーを注いでから混ぜるという作業をします。
ただ、混ぜれば混ぜるほど氷は溶け、ウイスキーの味わいは薄れるジレンマが発生するのです。
だったら、ウイスキーを元々冷やしておけば……!!
つまり、温度が高くなる分も踏まえて冷凍庫でウイスキーを冷やしておけば、
味わいを崩すことなく氷が解けて加水される心配もないハイボールが作れるということ!!
氷を入れたグラスに冷凍しておいたウイスキーを注ぎ、炭酸水を注ぎます。
そして、一回だけマドラーを下から上に回しながら上げたら完成です。
温度差が少なく、炭酸の泡があるため、簡単にウイスキーが混ざりやすくなります。
ただ、ウイスキーを冷凍庫に入れるうえで、注意点があります!!
それは、下の記事をご参照ください!!
本日もお越しいて頂きありがとうございます!!この夏キンキンに冷えたハイホールを楽しんでいるウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。(@TW0GPYU3yMS7N3o)今回のお話は「ウイスキーを冷凍庫に入れる[…]
実は「ハイボール」って自由
合うか合わないかは工夫次第
ハイボールって単に「ウイスキーの炭酸割り」だけがハイボールではありません。
ハイボールの楽しみ方は無限大です!!
ハイボールでは微妙。。と思っていたウイスキーでも工夫次第ではおいしくなることも多々あります。
工夫その1 漬け込みウイスキーによるハイボール
生のフルーツやお茶系などを漬け込んだウイスキーをハイボールにして楽しむ楽しみ方があります!!
- いちごを使った「いちごハイボール」
- コーヒーを使った「コーヒーハイボール」
- ジャスミンティーを使った「ジャスミンハイボール」
様々なウイスキーで様々な食材をつけてみると面白いかもしれませんね。
特に、そのままでは自分の苦手だったな。。って思ったウイスキーをこのようにリメイクしてみると面白いと思います!!
本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーの苦手意識を少しでも減らしたいウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o) 本日のテーマは「ウイスキーの味[…]
工夫その2 炭酸飲料を変えて楽しむハイボール
ハイボールは、炭酸水・ソーダ水割りだけが「ハイボール」ではありません。
ジンジャーエールやコーラ、ラムネなどで割ってもハイボールです!!
様々な炭酸飲料で試してみても面白いと思います!!
工夫その3 +αで楽しむハイボール
ハイボールにレモンを入れることありますよね。
あのレモンを様々なものに変えて楽しむのもありだと思います。
例えば、
- レモンをカボスや青柚子などほかの柑橘類に変えてみる。
- 黒コショウやアニス、シナモン、山椒などスパイスを足してみる。
- ドライフルーツや生のフルーツを入れてみる。
などなど。
こういった遊びをしてみるのも楽しいと思います!!
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こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。 ハイボールが好きでよく飲んでいます。 作り方には、少…
最終的には好みの問題
「ハイボールに合うウイスキー」
「ハイボールに合わないウイスキー」
をテーマに見ていきましたが、最終的には、「好み」です!!
「ハイボールにしてより美味しいかどうか」
これが基準だと思います。
「このウイスキーはハイボールに合わない」と他の人がいっても、
自分は「ハイボールが一番うまい」と思うならそれが「自分にとってのハイボールに合うウイスキー」です。
僕が今回「ハイボールに合わない」と挙げたウイスキーのタイプでも「ハイボールが旨い」ものもあります。
ぜひ好きなウイスキーは、好きに楽しんでください!!
僕は、ハイボールは「楽しむ飲み方」だと思っています!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか。
そういえばGoogle検索でも、どこの本にも「ハイボールに合うウイスキー」は書いてあっても、
「ハイボールに合わないウイスキー」を書いてあるものってなかったなと思いつづってみました。
実際合う、合わないは好みの問題です。
だからこそ合う・合わないを紹介することは難しいと思います
ただ、様々なウイスキーをハイボールで試してみて、
合いやすい・合いにくいの傾向はあるなと感じました。
ただその合いにくいと思ったウイスキーも工夫次第ではおいしくなることもあります。
ぜひ今回の記事は、あくまで僕の意見として参考までに……
それでは良いウイスキーライフを
また次回もよろしくお願いします。
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