本日もお越しいただきありがとうございます。
寒いのは大の苦手ですが、寒い時に温かい飲み物を飲むのが大好きなウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回のお話は「ウイスキーのお湯割り」についてです。
寒くなってきたら、ホッと落ち着くような温かい飲み物がうまいですよね!
また、夏場でもエアコンで冷えすぎた体を温めるのに温かいお酒というのもいいと思います。
ところが、日本でお湯割りといえば、「焼酎のお湯割り」!!
ホットで楽しむお酒なら「熱燗」!!
これらがなじみ深いと思います。
そして、どこかウイスキーのお湯割りは「邪道」と考えている方も……。
熱燗や焼酎のお湯割りも魅力的ですが、「ウイスキーのお湯割り」やホットで楽しむウイスキーというのも魅力的です!!
全体的にホッと体を温めながら、癒される優しい味になります!
そこで今回、
- 『ホットで楽しむウイスキー』の注意点やこだわりたいポイント、
- お湯割りにオススメなウイスキー銘柄
- ウイスキー、アレンジお湯割り
- お湯割り以外にもあった、ホットで楽しむウイスキーの飲み方
‥
などなど
をご紹介させていただきます!!
ホッと癒しながら体を温めるホットウイスキー。
ゆっくり癒されたい時に、楽しんでみてください!!
HOT温まる
「ウイスキーのお湯割り」について
ウイスキーをお湯で割った飲み方、「ウイスキーのお湯割り」。
日本では、ホットウイスキー=ウイスキーのお湯割りを指す場合があります。
ただ、注意していただきたいのが、ホットウイスキー=ウイスキーのお湯割りとなるのは日本だけ。
海外だと「Whisky with hot water」となるので、注意してください。
ウイスキーのお湯割りは「邪道」ではない!!
ウイスキーのお湯割りに対して「邪道」、ウイスキーはストレートで飲むべしという考え方があるそうですが、そんなことは全くありません。
なぜならウイスキーのお湯割りは、本場スコットランドやアイルランドでも定番の飲み方だからです。
また、ウイスキーの魅力の一つが「飲み方の自由度」です。
カクテルにするのもよし、水やソーダ、お湯など様々な割り方で楽しめるのが、ウイスキーの楽しみ方の一つであり、魅力です。
単にお湯割りもあれば、ホットウイスキーとして甘みを足したカクテルにしているものもあります。
また、砂糖やレモンスライス、シナモンなどを入れた「ホット・ウイスキー・トディ」も有名なウイスキーカクテルの一つ。
決して、どんなウイスキーだろうと、お湯割りが「邪道」ということはありません。
ぜひ様々なウイスキーのお湯割りも楽しんでいただけたらと思います。
ウイスキーのお湯割りの作り方
お湯割りにこう作るべき、こう混ぜるべきなど、難しい注意点はありません。
ただ、おいしい作り方はあります。
ウイスキーのお湯割りにおいて、もっとも重要なのが「温度」です。
温度さえ気にすればあとはOK!!
そんなまずウイスキーのお湯割りのおいしい作り方を紹介していこうと思います。
おいしいお湯割りの作り方
※音楽が流れるので、ご注意してください。
まず、最初にグラスにお湯を注ぎ、温めます。
お湯を捨て、そこにウイスキー(30ml)を注ぎます。
そしたらウイスキーの2~3倍量のお湯(60~90ml)を注ぎます。この時の温度は80~60℃ぐらいにしてください。
完成です!!
ウイスキー:お湯=1:2~3ぐらいの割合がオススメ!
そのぐらいの割合がアルコール感と味わいのバランスがいいように感じます。
そして「お湯が先か、ウイスキーが先か」も、
お湯割りの場合、特に問題はないかなと思います。
ウイスキーとお湯は混ざりやすいです。
勝手に混ざっていきます。
そのため、ステアの必要もあまりないですし、どっちが先かもあまり気にしなくていいと思います。
ただしいて言うなら、
「香りを生かしたければ、お湯にウイスキーを入れる。
一体感を楽しみたいならウイスキーにお湯を注ぐ。」
のがいいかなと思います。
お湯割りのこだわりポイント
お湯割りのこだわりポイントは1つです。
それは……
お湯の温度!!です。
お湯の温度
ウイスキーののお湯割りを作る際、温度だけはこだわってください!!
それは、ウイスキーのお湯割りは、温度によって味わい・感じ方が変わってくるからです。
まず人が「おいしく感じる温度の方程式」というものがあります。
科学的に料理を見たときよく出てくる話ですが、「体温±25~30℃」がおいしく感じる適温といわれています。
人の体温は大体36℃ぐらいなので、
温かいものなら61~76℃
冷たいものなら11~6℃
がおいしく感じやすいということになります。
もちろん好みによって変わってくると思います。
やけどするぐらいアツアツの方が好きという方も、キンキンに冷えている方が好きという方もいるはずです。
また、気分によっても変わってきます。
ただ、この温度帯が最も味や香りを感じやすくなる傾向があるそうです。
お湯割りやホットで楽しむお酒は60~90℃の範囲内がよいといわれていますが、実際おいしく感じられる温度は60~75℃ぐらい。
60℃ぐらいが味わいや香りのバランスがよく、70℃ぐらいが飲みごたえや温かさが程よくなります。
対して80℃以上では雑味が現れてきやすかったり、アルコールの刺激が強かったり、逆に香りが飛んでしまっていたり……。
また、50℃以下では生ぬるく温度が中途半端すぎて「お湯割り」の良さを感じられないです。
60~80℃の温度でおいしさ、うまみを感じるものもあるので、
その中からさらに自分なりの「適温」が見つけられるとより面白いと思います!!
個人的にベストは、注ぐときにお湯の温度を80℃にしてウイスキーに注ぐこと。
すると割った後は76℃近い温度となり、76~61℃のおいしいベスト温度を通過しながら楽しむことができるからです。
なぜ温度で味が変わるの!?
なぜ温度によって味の感じ方が変わるか、疑問に思う方いらっしゃると思います。
温度によって味が変わる理由を知るには、大きく3つのポイントがあると思います!!
その3つのポイントとは……
- 温度による基本5味のバランスの変化
- 香り成分の揮発
- 油分の感じ方
基本5味のバランスの変化
基本5味と呼ばれる「塩味・酸味・甘味・苦味・旨味」は、温度によって感じやすい味わいが変わってきます。
塩味や酸味は温度が高くなると感じにくくなり、甘味や旨味が感じやすくなります。
特に体温近い温度で甘味が最も強くなるそう。
また味覚の相乗効果や抑制効果、対比効果などまで考えていくとかなり複雑です。
バランスによっては、
例えば冷たい方が塩味との相乗効果でうまみを感じやすくなったり、また塩味との抑制効果で酸味が感じにくくなったり……。
基本5味に注目、バランスを意識して温度で試してみると面白いと思います!!
かなり難しい内容ですけど、料理人はいつも味見しながらこのバランスを考えています。
香り成分の揮発
当然香り成分というのは、揮発性のものが多いです。
揮発しやすい成分というのは、単純に温度が上がるとより感じやすくなります。
揮発成分の多いウイスキーは、特にお湯割りで変化するお酒だといえるでしょう。
そして実はアイラモルトなどのピートの効いたクセの強いスモーキーフレーバーは、特に変化するかなと思います!!
意外とお湯割りにするとストレートほどクセのあるピート香は感じにくくなります。
ところが、その陰に隠れていた香り成分が強調されます!!
実はこのスモーキーフレーバーは、蒸留の時の後よりに強く出てくるフレーバー。
そういった重たいニュアンスのフレーバーはお湯割りでは、少し弱くなるのかもしれないですね。
温度によって味のバランスだけでなく、香り成分のバランスも大きく変わってきます。
それがお湯割りの面白いところでもあると思います。
「油分」の感じ方
蒸留酒で油分というとあまりピンとこないと思います。
ただ、ごく少量含まれている「油分」が大きく味わい・香りに影響しています。
焼酎のお湯割りがうまい理由の一つに、「油分」が関係しているそうです。
焼酎は基本1回蒸留で作られます。そのため、ほかの蒸留酒に比べて「油分」が多いです。
こういったお酒を温めると、「油分」がまろやかな「うまみ」として感じるようになるそう。
さらに「油分」が温まるとその油分についていた香りも立ちやすくなります。
わかりにくい方は焼肉を想像してください。
放置された「冷え冷えの肉」より「焼き立ての肉」の方がうまみを感じますよね。
香りも段違いで焼き立ての方がいいと思います。
そして脂身の食感も全然違いますよね。
同じように、アイラモルトやバーボンで水割りやハイボールを作るとき、「冷やしすぎ」に注意するとおいしく作れます!
その理由は、冷やしすぎたアイラモルトやバーボンは雑味が出てきて、舌触りも悪くなるからです。
これを逆に考えると、温めれば「油分」の舌触りがよくなり、味がなじみやすくなると思います。
料理でもそうですが、温度によって感じる「油分の感じ方」は味わいを大きく左右ポイントです。
この油分に注目すると驚きのある面白くおいしいお湯割りに出会えるかもしれないですね!!
お湯割りは特に料理と合いやすい!?
実は「お湯割り」はフードペアリングの面で考えても、かなりフードと合わせやすい飲み方。
冷え冷えのカクテルや水割りより、お湯割りの方が料理とのバランスがとりやすいです。
それには先ほど出た「基本5味のバランス」や「香り」・「油分」が関係してきていると思います。
また、温度で一致するのでテクスチャーが似てきたり、香り立ちが良くなることで合いやすくなったり……。
食中酒やおつまみとともに楽しむ「お湯割り焼酎」は定番かもしれませんが、そういったシーンで楽しむ「お湯割りウイスキー」もかなりオススメです!!
ウイスキーのお湯割りと油分の多い食材
先ほど、お湯割りの温度のところでウイスキーの中にあるごく微量の油分の話をしました。
その時に、温度によって油分の状態が変わるので感じ方が変わってくると書きましたが、それはペアリングでも同じです。
油分の多い食材は温度によって大きくその食感が変わります。
特にチョコレートやチーズといったものは、食感も変われば香りの感じ方も全然違うのです。
そして、高い温度のため、油分の多い食材は滑らかな食感に変わりやすく、食材とウイスキーとが合いやすくなる傾向があります。
油分の多い食材としては……
- チョコレート
- チーズ
- コンフィなどオイル漬けのおつまみ
- ナッツ
- バター系のスイーツ(バターサンド、バターケーキなど)
などなど
これらは総じて、ハイボールやロックよりお湯割りの方がペアリングしやすいです。
ぜひお試しください!!
ウイスキーのお湯割りと肉系・魚貝系のおつまみ
お湯割りという高い温度で楽しむお酒の場合、うまみの強い食材ともマッチしやすくなります。
生ハムやサラミ、焼き牡蠣や鮭とばなど肉系・魚貝系問わず、ロックやハイボールより「うまみ」を感じやすくなる傾向があります。
うまみは高い温度の方が感じやすいです。
そのため、お湯割りの方がこういった肉系・魚貝系のうまみの強いおつまみとペアリングしやすく相乗効果も期待できます。
また、冷たいロックやハイボールより温かいお湯割りの方が優しい食感となるので、テクスチャーの面でも合いやすくなります。
本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)今回のお話は食材とウイスキーのマリアージュシリーズ!!「料理人が厳選した『肉』に合わせたいウイスキ[…]
このウイスキーのお湯割りはうまい!
おすすめの銘柄!
ここまで僕の理論にお付き合いいただきありがとうございます。
「基本5味」だとか「油分」だとか「おいしく感じられる温度の方程式」だとか……。
正直小難しくてよくわからないですよね。。。
そこでもっとわかりやすく「ウイスキーの味わい」として
- 『コクのある味わい』
- 『ナッツっぽいニュアンス』
- 『厚みのある味わい』
ストレートで飲んだ時にこういった味わいを感じたものを頼りに試してみると、おいしいお湯割りに出会いやすいかなと思います!
個人的には、すっきりとしたスムースな味わいのウイスキーも癒し系なお湯割りになりかなり好みです。
ところがほっこり落ち着く「お湯割り」としてはいいですが、インパクトはないです。
お湯割りでかなり化けるウイスキーというより、お湯割りでも無難においしいウイスキーって感じです。
そのため今回はこういったウイスキーは除外させていただきました。
最終的には「好み」です。
「オススメ」はしますが、自分好みの「お湯割り」を見つけるのが一番だと思います!!
ラフロイグ 10年
「LOVE or HATE 好きか、嫌いか」
好みがはっきりと分かれる、最強にクセの強いシングルモルト。
正露丸のような癖になるスモーキーなクセがあり、その奥にいるバナナ系な甘みがファンを虜にする一本。
スモーキーなアイラモルトの中では、肉系のおつまみと合いやすい一本です!!
特に炙りベーコンがオススメ!!
価格帯 | 3000~4000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 英国王室御用達のクセの強いシングルモルト |
原産国 | スコットランド |
アイラ最強のクセのあるウイスキー!!
好きか嫌いかはっきりと分かれるウイスキーですが、ハマってしまうと抜け出せません。。
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.5 |
余韻 | 4.5 |
アイラモルトを代表する銘柄「ラフロイグ」のスタンダードボトル!!
このシングルモルトは特にスモーキーフレーバーとリッチで重ためな甘味のあるウイスキーだと思います。
こういったウイスキーを「お湯割り」にしてみると、かなり厚みとリッチなフレーバー。そしてうまみと甘みが増幅されやすいです!!
ストレートではクセが強くて合う食事を選びますが、お湯割りなら食中酒としても親しみやすくなると思います!!
これは、ぜひ試してもらいたいペアリングです!!
クラガンモア 12年
スコッチモルトウイスキーの聖地「スペイサイド」の代表クラシックモルトシリーズの一つが「クラガンモア」です。
昔から一般よりもウイスキーを取り扱うプロの間で特に人気の銘柄となっています。
フローラルな香りに優しいモルトの甘み。
そして余韻のほのかなスモーク。
バランス感抜群の一本です。
価格帯 | 3000~4000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | スペイサイド代表クラシックモルト |
原産国 | スコットランド |
かなりバランスがいい一本。
ストレートもうまいですが、ハイボールにしても爽やかな印象を楽しめます!
アロマ | 4.2 |
フレーバー | 4.2 |
余韻 | 4.4 |
軽やかさと複雑さが共存するウイスキー。
このウイスキーをお湯割りにすると、最初に浅めのカラメルのような甘く芳醇な香りが広がって、そこからナッツフレーバー。
最後にスモーキーなフレーバーが鼻から抜けていきます。
クラガンモアの所々で感じるポイントのフレーバーがすごく強調され、味わいに厚みが出ているように感じます!!
グレンエルギン12年
スコットランド・スペイサイドの『隠れた銘酒』。
シリアルの優しい甘みにドライリンゴのような香り。ナッツとレモンピール、そしてはちみつのフレーバーが楽しめるバランスのいいウイスキー!
最初の甘い印象から後味はドライになっていきます。
価格帯 | 3000~4000円 |
---|---|
アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
特徴 | 陰の実力者 |
あまり知られていないためか、比較的安く入手できます。
それでバランスよく、長い余韻が楽しめるのでかなりオススメ!!
寒い日なら、お湯割りがおすすめですし、暑い日のハイボールも絶品です!!
アロマ | 4.3 |
フレーバー | 3.9 |
余韻 | 3.8 |
スコットランド・スペイサイドの隠れた名酒といわれるウイスキー!
バランスが良くシトラス感のあるウイスキーですが、お湯割りにするとはちみつフレーバーがよく現れます。
そう、グレンエルギンのお湯割りは、まるで「ホットはちみつレモン」のような優しい味わいです。
メーカーズマーク
手造りにこだわったクラフトバーボン!!
スパイシーなライ麦の代わりに、蒸留所付近で採れた冬小麦を使用したバーボンウイスキーで、なめらかな舌触りと優しい甘みが特徴。
バーボンの中では、バランスがよく飲み慣れていない方でも親しみやすい銘柄です!!
価格帯 | 2000~2500円 |
---|---|
アルコール度数 | 45% |
容量 | 750ml |
特徴 | 冬小麦を使用したバーボン |
原産国 | アメリカ |
バーボンの中では、まったりとした味わいに優しい口当たりが特徴。
ハイボールにするとより優しい口当たりが楽しめると思います。
このウイスキーめっちゃバニラアイスと合います!
ぜひバニラアイスにかけて召し上がってみてください!!
アロマ | 3.3 |
フレーバー | 3.5 |
余韻 | 3.1 |
メーカーズマークは、バーボンウイスキーの中でも小麦を使ったまったりとした味わいが特徴。
そういったまったりとしたテクスチャーが、お湯割りにしたときに優しい舌触りとなります!
またオレンジやはちみつといったフレーバーも感じやすくなります。
ジャックダニエル
ジャックダニエルの中で最も有名なブラックラベル。
スタンダードなアメリカンウイスキーの中では圧倒的に豊かで丸みのある味わいが特徴です。
味わいのバランスもよく、シーンや飲み方を選ばないウイスキーです。
価格帯 | 2000~3000円 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 世界No.1のアメリカンウイスキー |
原産国 | アメリカ |
ラベルに描かれた「No.7」
なぜ7の番号がついているのか。本当のことはわかっていないそう。
本当の正解は闇の中なのだとか……
アロマ | 4.3 |
フレーバー | 4.1 |
余韻 | 4.5 |
ジャックダニエルは、アメリカのテネシー州で作られているテネシーウイスキー。
バーボンの中ではスムース。ただしっかりとした甘みもあり、バランスのいいタイプです。
そんなジャックダニエルは、お湯割りにするとその甘みがよりしっかりと感じられます!
ストレートやロックでは男性的だった味わいも、お湯割りにすることでやさしさが出てきます。
シングルグレーン富士
キリンの富士御殿場蒸留所で造られた「シングルグレーンウイスキー」!!
この蒸留所はグレーンウイスキーへのこだわりが特に強いです。
スコッチタイプ、バーボンタイプ、カナディアンタイプの蒸留機を使い分け多彩な原酒を作っています。
カラメルのような濃厚なフレーバーに焦がした木。そして優しい舌触りが特徴。
まったりと楽しみたいシングルグレーンウイスキーです。
価格帯 | 5500~6500円 |
---|---|
アルコール度数 | 46% |
容量 | 700ml |
特徴 | キリンのシングルグレーンウイスキー |
原産国 | 日本 |
複雑で濃厚なグレーンウイスキー!!
キリンがリリースしているウイスキーの中で、この一本だけが『whiskey』と『e』の入る綴りとなっています。
また、瓶の底には富士山が!!
隠し要素の多いウイスキーです!!
アロマ | 4.4 |
フレーバー | 4.2 |
余韻 | 4 |
アレンジお湯割り集
香りのものを浮かべたお湯割り
お湯割りに、花やレモンピール、スパイスなどを浮かべるとほのかにその香りがふわっと広がりより深い香りを楽しむことができます。
例えば、
- 秋なら金木犀
- 春なら桜の花
などがおすすめ!
さらに、
- シナモン
- アニス
- クローブ
など、甘い香りをさせるスパイス系もおすすめです。
フルーツを浮かべたお湯割り
香りをプラスという面に近いですが、フルーツを入れるのもおすすめです!
例えば、
- リンゴ
- 梨
- イチゴなど、ベリー系
など
温めてもおいしいフルーツならOK!逆にメロンなどの温めるとおいしくないフルーツはやめた方がいいと思います。
バターを入れたお湯割り
ラムで、「ホット・バター・ド・ラム」というカクテルがあるように、蒸留酒とバターという組み合わせもおすすめ!
特に温かくして楽しむことで、バターの甘味や香りとウイスキーの香りがなじみやすくなります。
ぜひ、寒い日に試してもらいたいくアレンジお湯割りです!
「お湯割り」を作る気に便利なオススメ『電気ケトル』
山善の「YKG-C800」!!
断トツでこの電気ケトルがおすすめです!!
10℃単位で温度調節ができ、保温機能付き。
そして注ぎ口もお湯を細く注ぎやすいデザインとなっているので、コーヒーのドリップの時にもそのまま使えます!!
気軽にホットで楽しめる
「ホット・ウイスキー・トディー」とは?
ウイスキーのホットカクテルとして有名なカクテルの一つかなと思います。
本場スコットランドでは、寒さから身体を守るホットドリンクとして古くから親しまれていました。
このカクテルは、作り方は超簡単。
ですが、材料の組み合わせで無限の楽しみ方ができるカクテルだと思います!!
ぜひご家庭でも試してみてください!!
基本の「ホット・ウイスキー・トディー」
- ウイスキー 45ml
- 砂糖 1ティースプーン
- 熱湯 適量
耐熱性のタンブラーなどに砂糖を入れ、少量の熱湯で溶かします。
その後、ウイスキーを注ぎ、熱湯で満たします。
お好みでレモンスライス、クローブ、シナモンなどを添えれば完成。
ホットウイスキー・トディのアレンジ方法
ホット・ウイスキー・トディは、使う甘味の面を「砂糖」から変えることでいくらでもアレンジが可能です。
例えば……
- メープル
- はちみつ
- 黒糖
- 黒蜜
- ジャム
などなど
特にオススメなのが、
以前のテイスティング&ペアリング記事で紹介した「リンゴとセロリのジャム」です
グレングラント カスクヘブン ロセスクロニクル Glen Grant Cask Haven Rothes Chronicles Speyside Single Malt Scotch Whisky テイスティング & ペ[…]
このジャムと「ブルックラディ クラシックラディ」のホット・トディーは絶品です!!
良かったらぜひ試してみてください!!
他にもホットで楽しむウイスキーの飲み方!
ウイスキーのコーヒー割り アイリッシュコーヒー、ゲーリックコーヒー
ウイスキーのコーヒー割りというのもなかなかおすすめ!!
というより「アイリッシュコーヒー」というアイリッシュウイスキーとコーヒー、生クリーム、砂糖を使ったカクテルがもともとあります。
アイリッシュウイスキー以外にも、
「スコッチウイスキー」を使った場合「ゲーリックコーヒー」というカクテルとなり、おすすめ!!
あれは忘れられない味!
本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o) 今回は『六本木ヒルズで開催中のブルックラディのポップアップイベント 体験レビュー[…]
ウイスキーのホットミルク割り
ウイスキーをホットミルクで割る飲み方です。
個人的におすすめなのは、バーボンのホットミルク割り!そして、少しはちみつやシナモンなどを入れるとおいしいです!
甘くほっこりと楽しめると思うので、ぜひやってみてください!!
ウイスキーのココア割り
また、ココアとウイスキーを割ってみるのもおすすめ!
チョコ系のフレーバーとウイスキーの相性は抜群ですし、当然といえば当然ですよね!!
シェリー系のウイスキーやナッツ系のフレーバーのあるウイスキーがより合いやすいと思います。
ウイスキーのお茶割り
「お湯割り」や「ホット・トディー」以外にも温かくして楽しむウイスキーの楽しみ方はたくさんあります。
もちろんコーヒーと割るアイリッシュコーヒーもおススメですが、僕が特におすすめしたいのが……
「温かいお茶割り」!!
ウイスキーの甘みとお茶の渋みや旨味とうまくマッチしやすいです!!
個人的におすすめは、
- ウイスキーと緑茶
- ウイスキーと紅茶
- ウイスキーとほうじ茶
- ウイスキーとジャスミン茶
です。
ほかにもいろんなペアリング試していきたいと思っているので、またゆっくりと試しつつ記事にまとめたいと思います!!
最後に……
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の記事いかがだったでしょうか。
寒い時期にほっこり温まりたいときも、エアコンで冷えすぎた体を温まりたいときも。
ハイボールより温かい飲み物が飲みたくなってくると思います。
久々にお湯割りを飲んでみたら、この優しい味わいに虜になってしまいそうですwww。
ぜひこれからの時期にお試しください!!
また次回もよろしくお願いいたします。
それでは『良いウイスキーライフ』を!!!
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