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ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回のお話は、
「『余市』がお好きな方におすすめしたい銘柄」
について
以前『山崎・白州』がお好きな方へおすすめしたい銘柄をまとめました。
関連記事⇨「山崎」がお好きな方におすすめしたい銘柄 4選 ウイスキーを愛する料理人が厳選!!
関連記事⇨「白州」がお好きな方におすすめしたい銘柄 4選 ウイスキーを愛する料理人が厳選!!
この2銘柄のほかに有名なジャパニーズのシングルモルトといえば「余市」だと思います。
余市はニッカウヰスキーがリリースしているウイスキーで、マッサン放送時は山崎や白州同様に品薄状態となってしまいました。
その波はやや落ち着いたとはいえ、余市の年数表記ボトルはいまだに入手しにくい状況が続いています。
また、余市の年数表記のないタイプでも品薄になる前に比べてやや値段が高いです。。
そこで今回余市好きにおすすめしたい銘柄を厳選、ご案内していこうと思います!!
「余市」がお好きな方におすすめしたい銘柄
こういった好みのウイスキーから似た味わい・自分好みの味のウイスキーを探すとき、
「特徴」を捉えると自分好みの銘柄がわかってきます。
そこでまず「余市の特徴」から見ていこうと思います。
余市の特徴とは??
「日本ウイスキーの父」竹鶴政孝が自身のウイスキーの理想郷を求めてたどり着いた場所が北海道余市。
1934年、その余市で大日本果汁株式会社を設立。その後1936年に石炭加熱のポットスチルを導入しウイスキー造りへの一歩を歩み出しました。
石炭加熱のポットスチルは今でも余市の大きなこだわりの一つ。
当時は本場スコットランドでも石炭が使われていましたが、今では余市蒸留所以外では見ることができないポットスチルです。
石炭による加熱によるトースティで力強い味わい・香りは余市の唯一無二の特徴だと思います。
ただ余市蒸留所の歴史・特徴を語っていくと長くなってしまうので、詳しい歴史や特徴を知りたい方は公式ページをご覧ください。
公式ページはこちら⇨https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/feature/distillery.html
当記事では、「余市」の味わい・香りの特徴からとらえてご説明していこうと思います。
余市の5つの特徴
- トースティで力強い味わい
- バランスのいいスモーキーさ
- リンゴのようなフルーティさ
- ピリピリとして刺激のあるソルティさ
- 繊細さと加水で現れる優しさ
僕が思う余市の特徴はこのような感じかなと思います。
余市といっても蒸留所限定のボトルが多数あるので、バニラ香が強いものからフルーティさが強いものまで様々です。
ただ、「余市」全体の特徴は、この5つが感じられることが多いように思います。
余市好きにおすすめの4銘柄
先ほどの、余市の5つの特徴からおすすめの銘柄をまとめていきます!!
- トースティで力強い味わい
- バランスのいいスモーキーさ
- リンゴのようなフルーティさ
- ピリピリとして刺激のあるソルティさ
- 繊細さと加水で現れる優しさ
この特徴から今のウイスキーを考えていくと……
あたりが近いかなと思います。
塩っぽさとスモーキーな香り。そして柑橘系の甘いアロマ。
力強いモルトウイスキーですが、ドライフルーツの甘いやさしさ。
最後にペッパーの余韻が、広がっていきます。
まるで、海のように心の広い男のようなウイスキーです!!
価格帯 | 3000~4000円 |
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アルコール度数 | 45.8% |
容量 | 700ml |
特徴 | 海が育んだシングルモルト |
原産国 | スコットランド |
力強くしっかりとした潮感を感じる男性的なウイスキー!
特に胡椒を入れたペッパーハイボールがおすすめ!
ペッパーハイボールとカルパッチョなどの魚介類は特に合います!!
アロマ | 4.7 |
フレーバー | 4.4 |
余韻 | 4.4 |
- ピリピリとしたソルティさ
- 力強さ
- ほどよいスモーキーさ
- 余市より甘みや甘い香りは強い
- より強いソルティさ
- バランスのいいというよりは少し尖っている
ニッカウヰスキーがスコットランドに持っている蒸留所。
ブリテン島で最も高い山「ベンネヴィス」の名前を冠したシングルモルトで、リンゴ系のフルーティさが楽しめる軽やかなウイスキー。
ただそのフレーバーがやや複雑で、味わいに深みがあります。
価格帯 | 3000~4000円 |
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アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
特徴 | ブリテン島最高峰の山の名前を冠したシングルモルト |
原産国 | スコットランド |
アロマ | 3.5 |
フレーバー | 3.5 |
余韻 | 3.7 |
- リンゴのようなフルーティさ
- やさしさの中にある力強さ
- 繊細なバランス
- ソルティな印象は乏しい
- より繊細で優しい
- 余市よりかなりフルーティさがある
「究極のオールラウンダー」といわれるモルトウイスキー。
ナッツやはちみつ、スパイス感。
芳醇で甘いニュアンスとスモーキーフレーバー、潮っぽさ、スパイシーさもあり、まさにオールラウンダーといった印象です。
価格帯 | 3500~4500円 |
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アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml |
特徴 | 究極のオールラウンダー |
ストレートでも合いますが、飲み慣れていない人はハイボールで!
アロマ | 3.3 |
フレーバー | 3.7 |
余韻 | 3.5 |
- ソルティさ
- 余市とは少し違うが、力強い酒質
- ほどよいスモーキーさ
- しっかりとした甘み
- シェリー樽由来のサルファと複雑さ
- タイプの違うフルーティさ
マル島唯一の蒸留所のヘビリーピーテッドタイプ。
しっかりとしたスモーキーフレーバーにフレッシュな味わい。ドライフルーツと潮感が特徴のウイスキーです。
価格帯 | 4000~5000円 |
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アルコール度数 | 46.3% |
容量 | 700ml |
- ピリピリとしたソルティさ
- フレッシュなフルーティさ
- スモーキーフレーバー
- より強いスモーキーさ
- しっかりとした甘みがある
- 余市より力強さはない
スコッチモルトウイスキーとジャパニーズモルトウイスキーを「セッション」させた一本。
バランスがよく、フルーティな味わいに上品で繊細な甘み。
そしてソルティで力強い余韻が特徴。
ハイボールにするとより華やかさと力強さのコントラストが楽しめます!!
価格帯 | 3000~4000円 |
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アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
特徴 | スコッチとジャパニーズをセッションさせたウイスキー |
原産国 | 日本 |
スコットランド産ウイスキーと国産ウイスキーをフレンドした一本。個人的には、スコッチ ハイランド産のモルトのニュアンスと「余市」のソルティ感を強く感じます。
アロマ | 4.5 |
フレーバー | 4.7 |
余韻 | 4.3 |
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
今回は余市に似たウイスキーについてまとめました。
あくまでも僕個人の意見なので、余市とは全然違うな~ということもあると思います。
ただ、余市が好きな方なら似たニュアンスがあり、親しみやすい銘柄だと思うのでぜひ一度飲んでみてほしいです!
ジャパニーズウイスキーの父”竹鶴政孝”が作った蒸留所「余市」のシングルモルトです。
ソルティでしっかりとした骨格があり、余韻のスモーキーフレーバーが心地よい一本。
日本人らしい繊細さがあり、ストレートやロックはもちろん、ハイボール・水割りでも飲みやすいです。
価格帯 | 4000~5000円 |
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アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml |
特徴 | 日本が誇るシングルモルトウイスキー |
原産国 | 日本 |
このウイスキーの真価は、ハイボールや水割りでもがっちりとなじむことだと思います。繊細なバランスがないとなかなかできない芸当ではないでしょうか。
アロマ | 3.7 |
フレーバー | 4.3 |
余韻 | 4 |
今回の記事が「良かったよ!」とか「この銘柄のウイスキーに近い銘柄を教えて」などご意見ご感想がありましたら、
など気軽にご連絡ください。
どんどん答えていこうと思います!!
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします。
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