【おすすめ度:★★★☆☆】「グレングラント 12年(2021年ラベル変更後)」のレビュー 気になる評価・味わい・香り・おすすめの飲み方とは?

本日もお越し頂きありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

@TW0GPYU3yMS7N3o

 

本日は『グレングラント12年』のテイスティングレビューです。

過去にもグレングラント12年はテイスティングしましたが、今回はラベル変更後のグレングラント12年のテイスティングをしていこうと思います。

『グレングラント12年』について

 

グレングラント12年は、グレングラント蒸留所がリリースするシングルモルトラインナップの一つ。

グレングラント ラインナップ

 

その中でも今回テイスティングしたのは12年物です。

 

グレングラント12年は2016年に発売開始。

その年にインターナショナル・ワイン&スピリット・コンペティションで金賞を受賞しました。

また、2017年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションではダブルゴールド賞を受賞しています。

 

ーボン樽とシェリー樽で12年以上熟成されたノンピート(スモーキーフレーバーをつけていない)の原酒を使用。

ウイスキー輸入主要国であるイタリアにて不動のNo.1シェアを獲得している蒸留所の12年物で、日本人にもなじみやすい味わいが多くのファンを得ています。

\作り方やストーリーが知りたい方へ/
グレングラント蒸留所について詳しくはこちら
yaffee
同蒸留所のアルボラリスは特に人気が高いですね~
個人的にもかなり評価は高いです。

関連記事⇨【グレングラント アルボラリス】木漏れ日のようなウイスキーのテイスティングレビュー

 

その味わいについて、僕なりにテイスティングレビューしていこうと思います。

公式のレビュー

This sublime single malt reveals mouth-watering layers of apple pie, toffee, caramel, and almonds. On the finish, soft summer fruits linger with honey and hints of spice.

(引用:https://www.glengrant.com/our-products/12-year/

「この気品あるシングルモルトは、アップルパイ、タフィー、キャラメル、アーモンドの食欲をそそる層を見せてくれる。

フィニッシュには、柔らかな夏の果実が蜂蜜とスパイスのヒントとともに残ります。Deep L翻訳

 

 

『グレングラント 12年』レビュー

アルコール度数43%
年数12年
ボトル容量700ml
価格帯5000~6000円
評価72/100
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クリームイエローといった結構淡いゴールド。

アロマ

 

青リンゴにオレンジピールとレモン、アップルパイのフルーティさとビスケットと炒った麦のモルティさ。

その奥に花の蜜のようなスウィーティなアロマも感じます。

コメント

ストレート

華やかに広がるとにかく明るいフルーティなウイスキー。

バナナ、バニラ、リンゴ、レモン、アプリコットのフレーバーがふわっと広がり、華やかな印象が口いっぱいに花開きます

 

ただ12年熟成を感じさせるほどの熟成感はなく、少しアルコールのとげとげ印象はぬぐえません。

上品な甘み、それから少しの酸味と渋み。

全体的には軽やかにまとまっていて、バランスはいいですが、もう少し個性が欲しい気がします。

 

余韻も短くアルコールによる刺激の辛みが勝ってしまっている印象

バーボン樽とシェリー樽が使われていたはずだと思いますが、シェリー樽由来の方の印象があまり良くないかなと思います。

yaffee
うーん比べちゃうと総合的には昔の方が……って思っちゃうかもしれませんが、香りはかなりいいんですよね。。

トワイスアップ

香りは、ストレートの時よりフルーティになった気がします。

特にバニラ香からのバナナ、青リンゴ、レモンアプリコットの印象はより強いです。

 

飲んでみるとストレートよりかなりすっきりとしているものの上品な甘味とフレッシュで華やかな香りがふわふわと広がっています。

飲みやすく、マイナス印象だったとげとげしさはなくなっていました。

フルーティさがクリアになり、より感じやすくなった分ストレートの時に感じた個性が足りない部分は十分まかなえていると思います。

yaffee
グラント12年のトワイスアップ、優勝!!

ロック

リンゴ系のフルーティな香りと華やかさ、そして焼き立てのパンのような穀物香にレモン。

 

飲んでみるとクリアな味わいで軽い印象です。

口当たりが優しいですが、12年熟成にしては若く感じます。

 

甘みが感じにくくなる分、ドライな印象でウイスキーとしての個性は乏しいかもしれません。

余韻は短く、気軽さがあるウイスキーだと思います。

 

yaffee
個人的には、水割りやトワイスアップの方が好み。

ハイボール

香りはよりフルーティでラムネのような印象と麦の穀物感があります。

青リンゴとバナナ、バニラ、レモンの印象から駄菓子のフルーツ味のようなフレーバー。

 

舌にえぐみのようなものが残る部分が気になってしまいますが、軽くすっきりとしています。

余韻も華やかで爽快です。

 

ストレートの時のような上品な甘さではなく、どこかなじみのある懐かしい甘みが親しみやすさを感じさせてくれます。

yaffee
ちょっとマイナス要素はあるもののハイボールはうまいかも!

水割り

やはり水割りにしてもフルーティさは際立っています。

バナナとバニラ、少しのドライフルーツにレモン。

 

ハイボールの時より大人な印象を香りから受けます。

 

飲んでみるともう一言目に出てくるのは「優し!!」

 

角がなくそして包み込むようなフルーティさと華やかさがあります。

甘みも上品で余韻までの一連の流れに一切のマイナス要素がなく流れるようにフルーティな香りが吹き抜けていきます

 

バランスも良く、程よいは余韻の長さです。

yaffee
和むな~

お湯割り

香りはレモンとシナモン、アプリコットにバナナと桃。

飲んでみると優しく甘いです。

 

和みを与えてくれるほどのまろやかさと軽いけど包み込むような優しい口当たり

バニラとフローラルさ、フルーティさのバランスがよく、深く余韻として伸びていきます。

 

グラント12年の飲み方の中では最も余韻が長く感じるかもしれません。

yaffee
優し!本当に優しい!この和み感、好きです。

 

飲み方別おすすめ度

飲み方おすすめ度
ストレート3
トワイスアップ5
ロック3
ハイボール4.5
水割り5
お湯割り5

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最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

グレングラントは僕の好きな銘柄です。

ただ今回テイスティングした12年に関しては、どうしてもアルボラリスと10年の出来の良さと比べてしまうところがあるので辛口に評価させて頂きました。

 

普通にうまいウイスキーですが、価格と味わい・香りを考えたときにアルボラリスや10年の方がコスパがいいなと思ってしまいます。

ただ比べて飲むとやはり12年には12年の良さがあるので、ぜひ比べて試してもらいたいです!!

関連記事⇨【グレングラント アルボラリス】木漏れ日のようなウイスキーのテイスティングレビュー

関連記事⇨ラベル変更ともに味も変更!?「グレングラント 10年」のレビュー 気になる評価・味わい・香りとは?

 

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いします!!

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