【チーズ×ウイスキー】 チーズの種類と合いやすいウイスキー 料理人がご紹介!!

表情
チーズとウイスキーって合いそうな気がするけど、実際どうなの??

 

本日もお越しいただきありがとうございます!!

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

@TW0GPYU3yMS7N3o

本日のお話は

「チーズとウイスキー」

について!!

 

「チーズ」っておつまみにかなり優秀。

加工しても、そのまま食べてもいろんな楽しみ方ができるのが、至高のおつまみ「チーズ」だと思います。

 

そして「チーズってどんなお酒にも合いやすい。」

そんなイメージがあるのではないでしょうか??

 

実際チーズはお酒に合いやすいです!

もちろんウイスキーと合うチーズもあります。

ところがウイスキーとチーズのペアリングは意外と難しく、そして奥が深い!!!

 

そこで今回は「チーズ」について深く見ていきながら、それぞれのチーズに合いやすいウイスキーを紹介していこうと思います。

 

あくまで僕なりの基準です。人の感覚によっては、また違った意見も出てくると思います。
今回の合うウイスキーの紹介がすべてではなく、ひとつの提案としてとらえていただけたらありがたいです。

 

今回の記事でわかること……

  • 大雑把にチーズについて
  • ウイスキーにおすすめのチーズ
  • 各種チーズごとにおすすめのウイスキー銘柄

「チーズ」とは?

チーズと一言で言っても、フレッシュなクリームチーズからカビの生やしたものまで、すっごく多彩だと思います。

実はチーズは、無限に近い種類があります。

 

その中で一つ共通した定義というものがあるそう。

この定義によって同じく乳を発酵させた食品「ヨーグルト」とはっきりと区別されています!!

CODEX(国際食品規格)の定義によると……

乳や脱脂乳をレンネットやその他凝固剤によって凝固、ホエイを分離したもの。

もっと詳しくいうと

「チーズ=(チーズ中のホエイタンパク質濃度/カゼイン濃度<乳中のホエイタンパク質濃度/カゼイン濃度)」

だそうです。

(出典:チーズの教本 2019 「チーズプロフェッショナル」のための教科書 [ NPO法人チーズプロフェッショナル協会 ])

 

この定義で考えると、

乳の全タンパク質をそのままトロトロの状態に凝固させていくヨーグルトはチーズには含まれません

似て非なる物ということです。

 

 

さらに!!!

この定義からすると、皆様がよく知っているとチーズが実はチーズではないということがわかります。

 

それは「リコッタチーズ」

リコッタチーズの作り方は、本来チーズを作った後のホエイを再加熱。

さらに凝固してきたものを集めて作られます

そのため「Ri(再び)+cotta(煮る)」という名前がつけられました。

 

つまり、ホエイタンパク質を固めたリコッタチーズはチーズではないということ。

yaffee
チーズは奥が深いですね!

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チーズの種類

チーズにはかなり大きく分けて2つの種類があります。

それはナチュラルチーズプロセスチーズです。

ナチュラルチーズとプロセスチーズ

 

ナチュラルチーズは、乳を凝固させて作ったチーズのこと。

 

対して、プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱し、乳化剤を加えて再び形成したチーズのこと。

 

元々、チーズはナチュラルチーズしかありませんでした

ところが20世紀初頭、「加熱殺菌された保存性の高いチーズ」としてプロセスチーズが誕生。

 

以来広い地域でチーズが楽しまれるようになり、チーズの消費量は圧倒的に増えます

また加熱・ブレンドしたことで癖が少なくなり、多くの人がチーズを食べるようになりました

 

yaffee

この流れ、ウイスキー好きならどこかで見たことありませんか??

そう、スコッチのブレンデッド誕生とすごく似ていますよね!
時代的にも近いですし、この時はこういう風潮があったんだと思います。

さらにブレンデッドウイスキーとプロセスチーズの相性は抜群!!

中でも特に僕がオススメしたいプロセスチーズは‥

 

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フォレスト スモークチーズ

しっかりとした薫香とクセのなく滑らかな舌触りが特徴

おつまみのシーンや人を選ばず楽しめるのも魅力だと思います。

 

このチーズに特にオススメしたいのが……

シーバスリーガル 12年
4.4

「シーバスリーガルを超えるのはシーバスリーガルだけ」

まさにそのコピーを体現したような「シーバスリーガル」のスタンダードボトル。
芳醇さと柑橘系の爽やかさ、そしてフルーティな味わいなど複層的に広がるフレーバーが特徴です。

初心者の初めての一本にもオススメなウイスキーです!!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

アート・オブ・ブレンディング

原産国

スコットランド

yaffee
僕がブレンデッドウイスキーの中で最も好きな一本!!
芳醇でバランスがよく、ストレートでも飲みやすいです!
ハイボールや水割りでもバランスが崩れません!!
アロマ 4.5
フレーバー 4.3
余韻 4.5

バランスよく飲みやすい味わいの中に、やや肉っぽいミーティーなニュアンスと芳醇さ

こういった若干のクセが、このチーズとマッチします!!

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ナチュラルチーズの中の種類

チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類がありますが、
ナチュラルチーズにはさらに様々な種類があります!!

 

その中でも、大きく7種類に分けることができます!

ただ製法は、途中まではほとんど似た製法で作られます。

そこで大雑把にナチュラルチーズの製法から見ていこうと思います!!

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ナチュラルチーズの製法!!

 

チーズの製造工程は大きく3つにわけることができます。

 

チーズの製造工程3つの段階

  1. 第一段階……原料乳の調整から凝固
  2. 第二段階……乳から水分(ホエイ)を分離し、型に詰める
  3. 第三段階……型から取り出して熟成

このような段階を踏んでチーズが出来上がります。

さらに詳しく見ていくと……

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第一段階 原料乳の調整から凝固

チーズの水分量は熟成中に変化しますが、脂肪分は変化することがありません

脂肪分は、最初に使う原料乳によって決定します。

 

そして脂肪分は味わいや香りに大きく左右するだけではなく、賞味期限にも大きく左右されます。

長期保存可能なチーズにするためには、脂肪分を抜かす必要があるそうです。

 

ただし最近の牛乳は品種改良やえさの向上により、脂肪分が多くおいしいものが多いです

この牛乳をそのままチーズにするとかなり脂肪分が多くなってしまい、日持ちがしなくなります。

 

そのため、最初に原料乳の特に脂肪分が調整

そして調整した乳を乳酸菌スターターやレンネット(酵素)・熱を加えて凝固させていきます。

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第二段階 乳から水分(ホエイ)を分離し、型に詰める

凝固していった乳(凝乳といいます)は、「カッティング」という作業が行われます。

 

【「カッティング」とは】

凝乳を、ワイヤーを張った特殊な器具でカットしていく作業

凝乳カットしカードを作ることで、カットされたサイコロ上のカードからどんどんホエイが分離していきます。

そしてカードの大きさによって、チーズの硬さが決まっていきます
硬いチーズほど細かいカードにし、軟らかいチーズほど大きいカードとなります。

基本的に、青かび系のチーズはカットが大きめだそう。対してハードなパルミジャーノのようなチーズは細かめにカットします。

 

青かび系のチーズは原料乳の段階で青カビを混ぜることが多いそうですが、この時に混ぜることもあるそう。

 

このようにここからだんだんとどういったチーズを作るかで工程が変わってきます

 

こうしてできたカードを型に入れ、形成していきます。

この時にハードタイプのチーズやセミハードタイプのチーズは「圧搾」をしてホエイを絞り出す工程を行います。

 

ただ圧搾は、カード内の水分を絞り出すための工程ではないそう。

カードとカードの間のホエイを絞り出し、チーズの形を整えるために行うそうです。

 

yaffee
チーズの水分量と硬さは「カッティング」の時点で決定するみたいですね!!

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第三段階 型から取り出して熟成

型から取り出した熟成前のチーズのことを「グリーンチーズ」といいます。

フレッシュタイプのチーズはこの時点で製品化されます。

 

そして熟成させるチーズは、
熟成にそなえるため加塩したり、カビ菌や熟成に必要な細菌(リネンス菌など)をつけたり……。

こうして特有の風味や個性。様々なチーズというのが誕生していきます。

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ナチュラルチーズの7タイプ

ハードタイプ

 

例えばこんなチーズ……

  • パルミジャーノ・レッジャーノ
  • ペコリーノ・ロマーノ
  • コンテ

などなど

 

 

固くハードな仕上がりを目指したチーズで、濃く濃厚な味わいの物が多いです。

フランス語では加熱圧搾とのタイプ名がつけられています。

その理由は、カードを圧搾した後に加熱を行うから。

 

こうすることで長期保存が可能な固いチーズに仕上がります。

特に山間部で、冬場の貴重なたんぱく源として発展

このようなチーズを山のチーズと呼んだりします。

 

ウイスキーと合わせるとき、比較的スッキリめなタイプのウイスキーと合いやすいと思います。

このようなチーズとスペイサイドの華やかなウイスキーは、コクやうまみを引き立てやすく、華やかな香りが後を引きやすいです。

他にも、アイリッシュウイスキーも比較的合いやすいように感じます。

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セミハードタイプ

 

例えばこんなチーズ……

  • ミモレット
  • チェダーチーズ
  • ゴーダ
  • エダム

などなど

 

固めな仕上がりではありますが、しっとりもちっとした食感でハードタイプより柔らかいです。

 

フランス語だと「非加熱圧搾」タイプと分類されています。

カードを圧搾後、基本的に加熱を行わないのが製法の特徴(中には、低温で加熱を行うものもあります)。

 

熟成が進むにつれて、深みと程よいうまみが出てくるのも魅力です。

 

こういったチーズは結構様々なウイスキーと合いやすいです。

中でも、スコッチのハイランドモルトやキャンベルタウンのモルトのように、コクのしっかりとしたタイプのウイスキーと合いやすいように感じます

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フレッシュタイプ

例えばこんなチーズ……

  • カッテージチーズ

  • マスカルポーネ

  • ブリア=サヴァラン

  • フロマージュ・ブラン

などなど

 

 

全く熟成をさせていないことが特徴のチーズ

乳のフレッシュな甘みや香りを楽しむことができるかなと思います。

ただ日持ちはしないので、ご購入後はお早めに。。

 

このようなチーズには、フレッシュなフルーティさを感じられるウイスキーがオススメです。

参照記事

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パスタフィラータ

 

例えばこんなチーズ……

  • モッツアレラ

  • スカモルツァ

  • カチョカバロ

などなど

 

 

モッツアレラはフレッシュタイプにも含まれますが、
さっぱりとした味わいにもちっとした食感が特徴の南イタリアによくみられるチーズ

定番商品「さけるチーズ」の元祖にもなっていて、「さけるチーズ」の発想の元はこのタイプのチーズからだそう。

 

こういったタイプのチーズには「潮感」感じるスパイシーなウイスキーがオススメ。

さっぱりもちっとした食感に「潮」のアクセントが合いやすいです!!

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青カビタイプ

 

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例えばこんなチーズ……

  • ゴルゴンゾーラ

  • スティルトン

  • ロックフォール

などなど

 

 

製造過程で青カビを混ぜ、成長する青カビの力で熟成させるタイプのチーズ

青カビの種類によって風味や味わいが変わってきますが、ピリッとした独特の刺激と、クセのある風味が特徴

 

青カビタイプのチーズは、中から熟成が進んでいくそうで全体にカビがいきわたっているものが良質な青かびチーズなのだとか。

 

光に弱い性質があるので、よくアルミ箔にくるんで販売されています。

また密閉に弱く、密閉状態でおいておくとカビから水分が出てくることも。

すると風味が落ちてしまいます。

 

水分が出てきたときは、ペーパータオルなどをかまして包装し直すと比較的長持ちします。

 

この手のタイプのチーズには、青かびの味の強さに負けないコクのしっかりとしたウイスキーと合いやすいです。

特にシェリーカスクで熟成させたウイスキーとの相性は抜群

青かびチーズを、ドライブルーツと一緒に食べるような感覚が味わえると思います!

 

また、もちろんはちみつ感を感じるウイスキーとも相性抜群です!!

ブルーチーズと蜂蜜って最高の組み合わせですしね!!

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白カビタイプ

例えばこんなチーズ……

  • カマンベール・ド・ノルマンディー

  • ブリ・ド・モー
  • ヌーシャテル

などなど

 

よくカマンベールはよくスーパーでも見かけるチーズかなと思います。

ほとんどが牛乳で作られるチーズで、表面に白カビを生やしていることが特徴

 

ミルキーでトロッとした内部と表面のピリッとした味わいが印象的で、
おつまみとしてもかなり人気高いチーズかと思います。

 

このタイプのチーズには、スモーキーなウイスキーがオススメ!!

燻製のカマンベールがうまいように、薫香とカマンベールの相性抜群。

さらにバナナやナッツといったコクのあるフレーバーも楽しめるウイスキーならなお合いやすいです!!

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ウォッシュタイプ

 

例えばこんなチーズ……

  • エポワス

  • タレッジョ

などなど

 

 

途中までも製法はカマンベールとほとんど同じで、表面を真水や塩水・ワイン・ビール・蒸留酒などで洗いながら熟成させるチーズ

 

半端なくクセが強く、好き嫌いがはっきりと分かれるチーズだと思います。

yaffee
特に苦手な人には苦情レベルの匂いです。。。

ただその中にミルクの甘―いコクとなめらかさがあるのが特徴だと思います。

 

何で洗ったかによってもかなり個性が変わるチーズで、特に玄人向けのチーズです。

 

この手のチーズは正直無理にウイスキーに合わせず、酸味の効いたワインで合わせた方がオススメですww

ただあえて合わせるなら、ナッツのニュアンスが楽しめるウイスキーがいいかなと思います。

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シェーブルタイプ

例えばこんなチーズ……

  • クロタン・シャヴィニョル

  • ヴァランセ

などなど

 

 

正直、日本人にとって最も馴染みのないチーズだと思います。

山羊の乳で作られたかなり個性的なチーズで、山羊独特のクセも感じられます。

見た目がかなり白っぽいもの特徴

 

一応「シェーブル」と一つのジャンルとなっていますが、
製法としては「フレッシュ」、「白カビ」「青かび」、「ウォッシュ」「セミハード」と様々。

 

フレッシュタイプならフルーティなウイスキーが合いやすいですが、
熟成タイプになってくると特に個性が強いので、これもワインの方が合いやすいとは思います。

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チーズとウイスキーを合わせるのは難しい!?

 

ここまでタイプ別に、合いやすいウイスキーのタイプをご紹介してきましたが……

実はウイスキーとナチュラルチーズを合わせるのは結構難易度高め

 

というのもチーズの味わいが強すぎることとウイスキーのアルコール感がネックになることが多いからです。

 

ただウイスキーに感じるはちみつフレーバーやフルーツ香、ドライフルーツのようなコクをヒントに、

その強さで考えていくと比較的合わせやすいかなと思います。

 

ぜひご家庭でもチーズを購入したときに、いろいろ試してみてください!!

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おすすめチーズとウイスキー!!

 

パルミジャーノ・レッジャーノ Parmigiano Reggiano

チーズの分類ハードタイプ
原産国イタリア
おすすめ度4.8


元イタリア料理人の僕にとってチーズといえばコレ!!

「イタリアンチーズの王様」とも呼ばれるチーズ。

 

じゃりじゃりとうまみが結晶化するぐらい旨味の詰まった濃厚な味わいが特徴です。

 

世界各国で「パルメザン」という名のイミテーションや伝統的なチーズでも近い製法のものなど多くの影響を与えている特に有名なチーズです。

yaffee
シングルモルトでいうなら「グレンリベット」みたいですね……

パルミジャーノ・レッジャーノを守るため、このチーズ専属の協会(パルミジャーノ・レッジャーノ協会)があるほど。

この協会が熟成中に厳しい検査を行い、パルミジャーノ・レッジャーノの中でも等級分けがなされます。

また割れてしまうなど、基準値に及ばないものは「パルミジャーノ・レッジャーノ」の名を名乗ることすらできなくなるそうです。

 

このチーズにおすすめのウイスキー

グレングラント 12年
4.5

青リンゴやバニラ、はちみつのような香りに、白い花を連想させるフローラル感。
クリア&ライトで、焼き立てパンのような麦芽の優しい味わいが特徴。

「飾らないこと」をモットーとした、研ぎ澄まされたウイスキーです。

価格帯

5000~6000円

アルコール度数

43%

容量

700ml

特徴

キング・オブ・フルーティ

yaffee

個人的に12年物で最も好きなウイスキー!!

かなりフルーティで優しい甘みが特徴で、ハイボールなら弾ける爽やかさ
ストレートならバランスのいい味わいが楽しめます!!

アロマ 4.6
フレーバー 4.6
余韻 4.3

 

 

ブッシュミルズ ブラックブッシュ
3.5

優しい穀物フレーバーとフレッシュなフルーツ香が特徴のブッシュミルズ。

そのブッシュミルズ蒸留所のラインナップの中でもシェリー樽を使った少し濃厚な味わいが楽しめます。

3回蒸留、ノンピートにこだわるブッシュミルズに「オロロソシェリー樽熟成」の要素が加わった一本です。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

三回蒸留とノンピートにこだわるアイリッシュウイスキー

原産国

アイルランド

yaffee

ライトな味わいの中にコクのあるアイリッシュウイスキー

深い夜の晩酌にはピッタリな一本ではないでしょうか。

 

アロマ 4
フレーバー 3
余韻 3.5

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レティヴァ L’Etivaz

チーズの分類ハードタイプ
原産国スイス
おすすめ度5

Hubertl, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

 

個人的に最もオススメしたいチーズ!!

そして最も感動したチーズです。

スイスで初めて「A.O.C」認定を受けたチーズで、ナッツのようなコクに香ばしく力強いミルキーな味わいが特徴

 

夏季(5月10日~10月10日)に標高1000~2000mほどの高地で作られたチーズで、
レティヴァ村で最低一週間以上熟成させて造られています。

 

伝統的に銅製の釜を使い、熱源は薪のみ。

エピセア(チーズの熟成によく使われる木材)板の上で熟成させるそう。

fermiershop.com

レティヴァ(期間限定ものなので、時期によっては手に入りません。)

 

どことなくウイスキーに似た製法をしているこのチーズ

これに合うウイスキーは……

 

このチーズにおすすめのウイスキー

 

アバフェルディ 12年
4.1

赤リンゴとはちみつそしてナッツのようなフレーバーを感じさせてくれる、芳醇な甘口ウイスキー!!

バランスがよく、芳醇なフルーツのニュアンスが特徴のウイスキーで、有名ブレンデッドウイスキー『デュワーズ Dewar’s』のキーモルトにもなっています!!

シングルモルトの中ではお手頃な価格帯で、まったりとした味わいが楽しめる満足感の高い一本です。

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

デュワーズの最重要モルト

原産国

スコットランド

yaffee

めっちゃリンゴ感感じるウイスキー!!

これほど赤リンゴ系のフルーティさを感じるウイスキーはありません!(笑)

アロマ 4.2
フレーバー 3.9
余韻4.2

アラン 10年
4.6

高品質・少量生産のクラフトウイスキー

ナッティな香りに、はちみつのような甘さ。そしてトロピカルフルーツの心地よさ。
樽のウッティなニュアンスとフルーティな味わいが楽しめるウイスキーです

価格帯

3500~4500円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

元祖クラフトウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee

妻の生まれ年と同じシングルモルト蒸留所!!

かなりトロピカルなフルーツ香が楽しめ、バランスもいいウイスキー
ハイボールにするとトマトパスタとかにも合いやすいです!!

 

アロマ 4
フレーバー 4.9
余韻 4.9

サン・シモン・ダ・コスタ San Simon da Costa

チーズの分類セミハード
原産国スペイン
おすすめ度4.8

スペインのチーズで樺の木で燻製させたチーズ。

もちっとしっかりとした詰まった食感に、コーヒー牛乳のようなフレーバーが楽しめるのが特徴

 

香ばしくほんのり甘い味わい。

ウイスキー好きに、特にオススメしたいチーズです!!

 

このチーズにオススメウイスキー

 

アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード
4.3

フランス人気の高いシングルモルト!!
フレッシュフルーツとドライフルーツのニュアンスが共存しているフルーティな香りが特徴です。
飲みやすく、華やかさが特に楽しめるます。

このウイスキーは、シェリーカスクとバーボンカスクの2つの樽の原酒をブレンドして造られています。

2つの樽のいいところがうまく引き出せているウイスキーではないでしょうか。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

フランスでのシェアが高いシングルモルト

 

yaffee

シェリー樽熟成のウイスキー入門にもオススメ。
いきなり濃いシェリーカスクのウイスキーより親しみやすいかなと思います。

アロマ 4.4
フレーバー 4.3
余韻 4.2

 

 

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ブラータ Burrata

チーズの分類フレッシュタイプ(パスタフィラータ)
原産国イタリア
おすすめ度4.5

ここ最近特に人気が高くなっているチーズ!

 

モッツアレラの中にクリームの入ったチーズで、割ると中からトロッとしたクリーム出てくる視覚的にも楽しめます

 

もちっとした食感と濃厚なクリーム、そして酸味が特徴

 

そのままオリーブオイルと胡椒をかけて食べるのもおススメですし、サラダの上に乗せて野菜を絡めながら食べるのもGOOD!!

 

このチーズにオススメのウイスキー

 

タリスカー 10年
4.5

塩っぽさとスモーキーな香り。そして柑橘系の甘いアロマ。
力強いモルトウイスキーですが、ドライフルーツの甘いやさしさ。
最後にペッパーの余韻が、広がっていきます。

まるで、海のように心の広い男のようなウイスキーです!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

45.8%

容量

700ml

特徴

海が育んだシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

力強くしっかりとした潮感を感じる男性的なウイスキー

特に胡椒を入れたペッパーハイボールがおすすめ!
ペッパーハイボールとカルパッチョなどの魚介類は特に合います!

アロマ 4.7
フレーバー 4.4
余韻 4.4
Talisker(タリスカー)
¥5,630(2023/06/09 00:20:52時点 Amazon調べ-詳細)

 

グレンリベット 12年
3.7

世界トップクラスのシェアを誇るモルトウイスキーで、ライトで繊細な味わい。
華やかでバランスのいい飲み口。

スペイサイドの特徴がしっかり現れているシングルモルト。
シトラスや青リンゴのようなフレッシュなフルーツのフレーバーが楽しめる一本です。
「スペイサイド」を知るには、適任なシングルモルトウイスキーだと思います!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

シングルモルトの原点

原産国

スコットランド

yaffee
フレッシュなシトラス感とバニラ香が特徴!!
ストレートでも飲みやすいですが、ハイボールも最高な一本です!!
アロマ 3.7
フレーバー 3.7
余韻 3.7

 

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シュロップシャーブルー Shropshire Blue

チーズの分類ブルーチーズ
原産国スコットランド
おすすめ度5

ウイスキーファンにはぜひ一度食べてもらいたいブルーチーズは、
スティルトンでも、ゴルゴンゾーラでも、ロックフォールでもなくこのチーズ!!

 

なんといってもスコットランド発祥のチーズ!!!

1970年にスコットランド・インヴァネスでスティルトンの作り手たちが誕生させました。

 

スティルトンよりマイルドでクリーミー

青かび特有のスパイシーさとカラメルの甘みを楽しむことができます!!

 

このチーズにおすすめのウイスキー

 

グレンファークラス 12年
4.5

「12年シングルモルトの理想形」と呼ばれるシングルモルトウイスキー。

リッチで力強く、バランスのいい味わいが特徴。
「マッカランのライバル」といわれるグレンファークラスのラインナップで最も人気の一本です!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

43%

容量

700ml(or1000ml)

特徴

12年シングルモルトの理想形

原産国

スコットランド

yaffee

とにかく12年物のウイスキーの中では、「リッチ」という言葉がよく似合うウイスキー!

ただそのリッチさの中に力強さがあります。
羊羹などの和菓子との相性抜群!おすすめです!!

アロマ 4.5
フレーバー 4.6
余韻 4.4

 

マッカラン 12年 シェリーオーク
3.6

「シングルモルトのロールスロイス」とも呼ばれているウイスキー!!

往年のファンが多く、人気の根強いです。

フルーティで芳醇なフレーバーが特徴。
シェリー樽のエキスパートとして有名で、シェリー樽のニュアンスがしっかりと現れたウイスキーをリリースしています!!

価格帯

7000~8000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

シングルモルトのロールスロイス

原産国

スコットランド

yaffee

往年のファンが多い憧れのシングルモルト。

ロックで楽しむとシェリー樽由来の芳醇さが楽しめると思います!!

アロマ 4
フレーバー 3.4
余韻 3.4

 

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カマンベール・ド・ノルマンディー Camembert de Normandie

チーズの分類白カビタイプ
原産国フランス
おすすめ度4.5

 

言わずと知れた白カビタイプのチーズの代表格。

中でもカマンベール・ド・ノルマンディーは、スーパーで見かけるようなカマンベールとは段違いに味わいが違います!!

中はすっごくクリーミー。外はピリッと刺激的

 

カマンベール好きの方!ぜひ一度味わってみてください!!

このチーズにオススメのウイスキー

 

ラフロイグ 10年
4.5

「LOVE or HATE  好きか、嫌いか」

好みがはっきりと分かれる、最強にクセの強いシングルモルト。
正露丸のような癖になるスモーキーなクセがあり、その奥にいるバナナ系な甘みがファンを虜にする一本。

スモーキーなアイラモルトの中では、肉系のおつまみと合いやすい一本です!!
特に炙りベーコンがオススメ!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

英国王室御用達のクセの強いシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

アイラ最強のクセのあるウイスキー!!

好きか嫌いかはっきりと分かれるウイスキーですが、ハマってしまうと抜け出せません。。

アロマ 4.5
フレーバー 4.5
余韻 4.5

 

カリラ 12年
4.3

クセの強いウイスキーで有名なアイラ島のモルトウイスキー!
そのアイラ島で最もウイスキーを造っている蒸留所が、「カリラ蒸留所」です。

アイラ島の中では、辛口で潮感と草っぽいニュアンス。
そしてスモーキーながらバランスがよく軽やかな味わいが特徴です。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

43%

容量

700ml

特徴

アイラ島で最もウイスキーを造っている蒸留所のオフィシャルボトル

原産国

スコットランド

yaffee

アイラモルトの中では、軽やかで塩辛い刺激が爽やかな印象を与えるウイスキー

ハイボールにするといろいろな食事と合いやすいかなと思います!!

アロマ 4.4
フレーバー 4.4
余韻 4.1

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ペコリーノ・トスカーノ Pecorino Toscano

チーズの分類羊乳、セミハード
原産国イタリア
おすすめ度4.5

イタリアでは羊乳から造られるチーズのことを「ペコリーノ」と呼ばれますが、
中でもトスカーナ州で作られる「ペコリーノ・トスカーノ」は塩気が穏やかで弾力ある食感が特徴

羊乳の優しい甘みが特に感じられるチーズで、熟成が進むにつれてうまみやコクが強くなっていきます

 

特にこの穏やかで優しい味わいがフレッシュな若めのウイスキーでも合いやすいです!!

 

このチーズに合うウイスキー

グレンフィディック 12年
4.4

世界で最も売れているシングルモルトウイスキー!!

スコッチシングルモルトのトップブランドながら家族経営を続けている蒸留所が造る最もスタンダードなボトルです。

洋ナシのようなフルーツ香にバニラとシトラスの香り、優しい麦芽の甘みが特徴。
バランスがよく、スムーズで飲みやすい一本!!

ウイスキーを飲み慣れていない人には特におすすめなスコッチシングルモルトです!!

価格帯

2500~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

世界No.1のシングルモルトウイスキー!!

原産国

スコットランド

yaffee
洋ナシのようなフルーティな香りが特徴のグレンフィディック12年。
案外しめさばやサンマの刺身などど相性がいいです!!
アロマ 3
フレーバー 3
余韻 4

 

グレンモーレンジィ オリジナル
4.5

本場スコットランドで最も人気のあるモルトウイスキー。

柑橘系のフルーツの香りに、なめらかで繊細な舌触り。
バニラやはちみつの甘いニュアンスも楽しめ、ほのかなスパイス感と後味のミントの爽やかさがより一層深い「香りの冒険」へと誘います。

飲み方を選ばないのも魅力の一つです!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

「完璧すぎるウイスキー」

原産国

スコットランド

yaffee

実は、僕が一番人におすすめしているウイスキー(笑)。

スコッチウイスキーの飲みごたえがありつつ万人受けしやすいバランスのいい味わい
鴨料理とグレンモーレンジィオレンジハイボールの相性は抜群です!!

アロマ 4.7
フレーバー 4.1
余韻 4.7
Glenmorangie(グレンモーレンジィ)
¥4,598(2023/06/08 11:19:07時点 Amazon調べ-詳細)

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最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

チーズとウイスキーって両方とも晩酌を盛り上げてくれるいい組み合わせだと思います。

ただ中には、臭みが引き立ってしまったりアルコール感が強くなってしまったりと難しい組み合わせもちらほら。

 

今回ご紹介したチーズは、中でも様々なウイスキーと喧嘩しにくい包容力のあるチーズたちだと思います!!

ぜひご家庭で楽しんでください!!

 

それでは良いウイスキーライフを!

また次回もよろしくお願いします!!

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