山猫が目印!!通好みのウイスキー『クライヌリッシュ蒸留所  Clynelish Distillery』!そのストーリーと特徴を解説

本日もお越し頂きありがとうございます!!

実は猫派なウイスキー好き料理人Yaffeeです。

今回のテーマは山猫が目印「クライヌリッシュ Clynelish」についてです!!

「クライヌリッシュ」と聞いてわかる人は、だいぶウイスキーがお好きな方ではないかと思います(笑)。

このウイスキーはウイスキー好きの間で特に人気の高い銘柄!!

人によっては「教えちゃうと入手しにくくなっちゃうから教えない」って人も……(笑)

「通好みのウイスキー」だといえると思います。

なめらかさとスパイシーさを併せ持つ、オールラウンダーな味わい

個人的にウイスキー初心者にもオススメしたい銘柄の一つです!!

クライヌリッシュ Clynelish蒸留所について

「クライヌリッシュ Clynelish」はゲール語で「金色の湿地」という意味だそう。

クライヌリッシュははちみつのような香りにクリーミーな舌触り、そして「潮っぽい」ニュアンスが特徴

北部ハイランドの特徴をギュッと詰め込んだような典型的なハイランドモルトです!

国内外のモルトファンから、特に人気の高い銘柄でボトラーズ(瓶詰業者)からのリリースも多いウイスキーです。

またクライヌリッシュは世界一飲まれているスコッチ「ジョニー・ウォーカー」の重要な原酒でもあります。

特に「ジョニーウォーカーゴールド」のキーモルトとなっています。

クライヌリッシュ Clynelishのストーリー

クライヌリッシュの創業は1819年

この地の領主スタッフォード伯爵(のちのサザーランド公爵)によって創設されました!

この時スタッフォード公爵は「余剰大麦の消費」と「密造対策」のために蒸留所を設立したそうです。

クライヌリッシュのラベルに描かれている「ワイルドキャット」は、このサザーランド公爵の副紋章。クライヌリッシュの目印となっています。

ハイランド山中に生息している山猫だそうです。

1925年DCL社(現ディアジオ社)が蒸留所を買収

1967年、アメリカを中心にブレンデッドスコッチの消費増加に伴って、隣に新しい蒸留所を建設しました。

このときにできた新しい蒸留所を「クライヌリッシュ」、もともと使っていた古い蒸留所を「ブローラ」と改名しました。

クライヌリッシュはノンピートタイプのクセの少ないタイプのモルトを、

ブローラはがっつりピートを焚いたスモーキーなモルトを作るようになります。

多分新しくできた生産能力の高い蒸留所でブレンデッドの「骨格」となるモルトを作り、

今まで作っていた古い蒸留所で「アクセント」となるモルトと、原酒を作り分けようとしたんだと思います。

両方ともモルトファンからは特に人気の高いモルトでした。

ところが、1983年惜しまれつつも「ブローラ」蒸留所は閉鎖

蒸留設備のすべて取り除かれ、もう復活できない状況となってしまいました。

やはり単に「アクセント」用に使われていたモルトは、ブレンデッド消費が落ちるとかなり経営が難しくなるんでしょうね。

ただすっごくファンの多かったことからブローラは、「幻のモルトウイスキー」と呼ばれるようになります。

ウイスキーが好きになってしまったら、一度は飲んでみたい超高価格のすっごくおいしいモルトです!!

一舐めさせていただいたときの感想は、余韻が特に深いウイスキーだなと思いました!

ただし!!!

このブローラ蒸留所がなんと復活します!!

新しいウイスキー消費世代を創造する機会としてディアジオ社が、同じくアイラの「幻のモルトウイスキー」ポートエレンと同時に生産再開を決定しました!!

「幻のモルトウイスキー」が身近になる日は近いかも!?ww

シングルモルトとしてのクライヌリッシュ!!

「クライヌリッシュ」の方は、ディアジオ社の代表的なモルトウイスキーとして成長していきます。

初めにディアジオ社人気のシリーズ「花と動物」シリーズでリリースされます。

その後アイラの「カリラ」と同時期に「ヒドゥンモルト(隠れたモルト)」シリーズで通年リリース

今では、ウイスキー好きの中で特に人気の高い銘柄となっています。

クライヌリッシュ Clynelishこだわりの製法

クライヌリッシュの年間生産能力は約480万ℓ。

この95%はブレンド用の原酒です。

中でもジョニー・ウォーカーによく使われていると思います。

海外の人気SFドラマ「ゲームオブスローンズ」とのコラボしたボトル『ジョニー・ウォーカー ソングオブアイス』は、特に「あっクライヌリッシュ!!」ってわかるぐらい!!ww

ゴールドラベルにも「クライヌリッシュ」がちらちらしている気がします!ww

クライヌリッシュの仕込み水はクラインミルトン川の水。

木製の発酵槽とステンレス製発酵槽を使い分け作られています

クライヌリッシュのポットスチルは初留釜3基、再留釜3基の6基。

真ん中がボール状に膨らんだ「バルジ型」というタイプの蒸留器です。

この蒸留器は比較的ライトな酒質を生みやすいといわれています。

クライヌリッシュのバランスの良さはここからきているのかもしれないですね!!

クライヌリッシュ Clynelishのラインナップ

クライヌリッシュ 14年 Clynelish 14yo

はちみつのような甘みにクリーミーな舌触り、そして潮のフレーバーが特徴!!

味わいはかなりバランスよく、余韻がよくノビます!!

アフターフレーバーとして華やかさがずっと鼻から抜ける感じ。

よっくりまったりとくつろぎながら飲みたい一本だと思います!!

クライヌリッシュ Clynelish蒸留所データ

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創業……1819年(今現在の建物は1967年)

創業者……スタッフォード伯爵(サザーランド公爵)

オーナー会社……ディアジオ

年間生産量(100%アルコール換算)……480万ℓ

麦芽……ノンピート

仕込み水……クラインミルトン川

発酵槽……木製8基、ステンレス製2基

ポットスチル……初留釜3基、再留釜3基(バルジ型)

生産区分……北ハイランド

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。

また次回もよろしくお願いいたします。

それでは『酔いウイスキーライフ』を!!!


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