知られざるクラフトマンシップのシングルモルトウイスキー『シングルトン オブ ダフタウン Singleton of Dufftown』!そのストーリーと特徴を解説

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本日もお越し頂きありがとうございます!!

「ダフタウン」の響きが好きなウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o
 

今回のテーマは「シングルトン オブ ダフタウン Singleton of Dufftown」についてです!!

 

「シングルトン オブ ダフタウン」は、スコットランド・スペイサイドのダフタウン蒸留所で造られているシングルモルトウイスキー

 

ナッツのようなニュアンスに豊かなフルーツの味わいが特徴

甘く非常に飲みやすいです!!

 

豊かな土壌と良質な水から、伝統製法で作られるシングルモルト。

普段ウイスキーを飲み慣れていない方にもオススメしやすいブランドです!!

 

 

 

目次

「シングルトン Singleton」とは??

 

 

「シングルトン オブ ダフタウン」自体あまり見かけないウイスキーかと思います。

「シングルトン」とは、「複数の蒸留所のシングルモルト」といった意味のシングルモルトシリーズです。

 

今そのラインナップは3つあります。

 

「シングルトン オブ グレンオード」

 

「シングルトン オブ ダフタウン」

 

「シングルトン オブ グレンダラン」

 

蒸留所は全く違うのに、ボトルも同じデザイン

正直かなりややこしいですよね。。。

 

「シングルトン」というブランドは、ウイスキー最大手のディアジオ社がリリースしているシリーズ。

限りなくボトラーズに近い、オフィシャルリリースのウイスキーって感じだと思います。

 

そのマーケティングもそれぞれに違い、

 

「シングルトン オブ グレンオード」→アジア市場向け(だた2018年ぐらいに終売しました。)

「シングルトン オブ ダフタウン」→欧州市場向け、(今日本市場にも入ってきています。)

「シングルトン オブ グレンダラン」→アメリカ市場向け

 

となっています。

 

グレンオードが、終売に。。

そのため、欧州市場向けの「シングルトン オブ ダフタウン」が日本に入ってくるようになりました!!

 

 

ダフタウン Dufftown蒸留所について

 

 

ダフタウン蒸留所は、1896年にリバプールに住む投資家たちによって設立しました。

 

「ダフタウン」とは、グレンフィディック蒸留所がある街の名前。

『ウイスキー産業の中心地』とも呼べる、スコッチ業界内では有名な街です。

 

その街の名をとったウイスキーはいずれ誕生するだろうと思われていたそう。

 

この街5つ目の蒸留所として、やっと「ダフタウン」の名を冠した蒸留所が誕生しました。

 

ただし、創業から1年後に、ブレアアソールのピーター・マッケンジーが買収。

ピーターはすぐさま、アーサー・ベル&サンズ社に原酒供給を開始します。

 

1933年には、アーサー・ベル&サンズ社にダフタウン蒸留所を譲渡。

以降、生産量の98%がブレンデッドウイスキー「ベル Bell’s」に使われるようになりました。

 

 

シングルモルトの生産量は2%程度なので、リリースの少なめです。

ただ、最近「シングルトン オブ グレンオード」が惜しまれつつも終売。

 

その流れで、「シングルトン オブ ダフタウン」の日本への入荷が多くなっています。

 

今、輸入元はキリンなので、もしかしたらこれからよく見かけるようになるかもしれないですね!!

 

実は少し前に、とあるお好み焼き居酒屋のオススメメニューで「シングルトン オブ ダフタウン」があって驚いたことがありますww。

 

ダフタウン Dufftownのラインナップ

 

 

シングルトン オブ ダフタウン 12年

 

ヨーロピアンオークのシェリーカスクとバーボン樽で熟成された原酒を使用。

甘くて飲みやすい味わいに、ナッツとフルーツ

 

そしてなめらかな舌触りとフローラルなフレーバーが印象的

 

ライトに楽しめる、親しみやすいいいウイスキーです!!

 

 

 

ダフタウン Dufftown蒸留所データ

 

 

創業……1896年

創業者……リバプールの投資家たち

オーナー会社……ディアジオ

年間生産能力(100%アルコール換算)……約600万ℓ

仕込み水……コンバルヒルのジョックの井戸水

ポットスチル……初留釜3基、再留釜3基

生産区分……スペイサイド、ダフタウン

 

華やかで奥深い!?スコッチモルトウイスキーの聖地『スペイサイド』とは?「スペイサイドモルト」について徹底解説!! – Yaffee’s Whisky Blog

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

 

 

面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。

 

また次回もよろしくお願いいたします。

それでは『良いウイスキーライフ』を!!! 

 


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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

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