本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回は『エアストン ランドカスク Aerston Land cask』のテイスティングレビューです。
『エアストン ランドカスク Aerston Land cask』
について
エアストンは、ウィリアム・グラント&サンズ社がリリースしているシングルモルトシリーズ。
- グレンフィディック(スコッチシングルモルト)
- バルヴェ二ー(スコッチシングルモルト)
- モンキーショルダー(スコッチブレンデッドモルト)
- グランツ(スコッチブレンデッドウイスキー)
- タラモアデュー(アイリッシュウイスキー)
などをリリースしているウイスキー界の大企業です。
そのウィリアム・グラント&サンズ社が所有しているローランドのモルトウイスキー蒸留所の原酒を使用したのが「エアストン」です。
一応当ブログではエアストンと書いていますが、アーストン、エアストーンなどと呼ばれるとこもあります。
つまり、なかなかシングルモルトとしてはお目にかかれない「アイルサベイ」蒸留所のオフィシャルボトルということです!!
エアストンには、「ランドカスク Land cask」と「シーカスク Sea cask」の2種類があります!
今回テイスティングするのはランドカスクの方!!
ランドカスクは、内陸部の熟成庫で10年以上熟成させた原酒を使用しています。
その熟成庫の原酒は、ハイランド産のピートを焚いたスモーキーなタイプです。
もう片方のシーカスクの方は、海沿いの熟成庫で熟成された原酒を使用しています。
熟成庫の違いによる相反する2タイプが同時リリース。
2つの違いを飲み比べできるシリーズとなっています!!
本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o) 今回は『エアストン シーカスク Aerston Sea cask』のテイスティングレ[…]
今回はこの「エアストン ランドカスク Aerston Land cask」をテイスティングレビューしていきたいと思います。
『エアストン ランドカスク Aerston Land cask』
テイスティングレビュー
アルコール度数
40%
熟成年数
10年以上熟成
色
少し赤みのある黄金色。
シーカスクに比べて少し色が濃い。
アロマ
ナッツのようなコクのある香りを覚えつつ結構パンチのあるスモーク香。
中にオレンジピールのニュアンスがある
評価
62/100
コメント
ガツンとパンチの効いたスモーキーフレーバー!!
スモーキーかつ甘くほのかに芳醇でリッチ。
舌にのるテクスチャはさらっとしていて味わい自体が複雑ではないが、フレーバーが複雑。
酒質自体が優しい分、スモーキーフレーバーがかなり目立ち人によっては「うるさい」と思うかも。
さらっとしているのにスモーキーに振り切っていてバランスはあまりよくない。
ただかなりスモーキーフレーバーが富んでいて面白いウイスキー
加水すると驚くほど甘くなる。
そして柑橘系のフレーバーが一歩前に出てくる。
スモーキーが勝っていた部分がほかのニュアンスも感じやすくなり、ほのかにバランスが良くなっている。
ロックとか水割りも面白いかも。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
ちなみにブレンドするとめっちゃバランスがいい!!
スモーキーフレーバーが穏やかとなり、軽かったシーカスクの方も「バニラ感」や「タンニン」がうまくなじんでいる。
ただなぜか余韻が弱くなる。
スモーキーフレーバーが残るけど、その他の余韻が伸びない。
何かもう一つ要素を与えないと難しいかも。
ランドカスクは、めっちゃスモーキー。
シーカスクがライトなのに対してランドカスクはスモーキーで少しだけフレーバーに複雑さもあるので、同価格帯ならランドカスクの方が面白味はあると思います。
ただ、さらっとしたテクスチャーにパンチだけ強いスモーキーフレーバーなので、飲み疲れてしまう。。
普段飲みや家での気軽さの考えると、シーカスクの方がポイントが高いな~と思います。
パンチの効いたスモーキーフレーバーがお好きな方にはいいウイスキーです。
特に、昔のヘビーピーデットだったころのアードモアやオールドバランデュランが好きな方にはぴったりです。
また、スモーキーフレーバーの強度では及びませんが、バランス的にはオクトモアの「〇.1」系に近い印象を受けます。
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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