まるで「果樹園!?」フルーティさが特徴の歴史あるウイスキー蒸留所『グレンギリー Glengarioch』!そのストーリーと特徴を解説

本日もお越し頂きありがとうございます!!

最近はフルーティなウイスキーが特に好きなウイスキー好き料理人Yaffeeです。

今回のテーマは「グレンギリー Glengarioch」についてです!!

「Glengarioch」と書いて初見で「グレンギリー」と読めた人が何人いるでしょうか??

僕もはじめの頃は、「グレンガリオック」だと思っていましたww。

難解なウイスキー銘柄は数多くありますが、グレンギリーは超難解なウイスキーの一つだと思います。

桃っぽいニュアンスとバニラ香、穀物の優しい甘みが特徴

難解なブランド名とは裏腹に飲み慣れていない方でも飲みやすく、味わいの深みがわかりやすいウイスキー!!

そしてグレンギリーは、長い歴史のある蒸留所です。

今回は、その「グレンギリー」のストーリーや製法から魅力に迫っていこうと思います!!

グレンギリー Glengarioch蒸留所について

グレンギリー蒸留所はスコットランドの東ハイランド地区にあるオールドメルドラム村にあります

このオールドメルドラム村は、「アバディーン州の穀物庫」と呼ばれるほど、昔から大麦などの一大産地として知られていました!!

この地では、豊富な大麦を原料に古くからウイスキー造りが行われていたそう。

そこにあるグレンギリー蒸留所は、スコットランドの中でも最も古い蒸留所の一つに数えられています。

グレンギリー Glengariochはゲール語で「谷間の荒れた土地」という意味です。

グレンギリー Glengariochのストーリー

グレンギリーは1797年にトーマス・シンプソンが設立しました。(諸説あり)

それ以前までこの地には、なめし革工場とブリュワリー(ビール醸造所)があったそう。

文献によっては1785年ぐらいからウイスキーを造っていたという説もあります。

ただし、このグレンギリー蒸留所がシングルモルトとして表舞台に出てきたのが1972年。

長いことブレンデッド用のモルトウイスキーとしてウイスキーを生産し続けていました。

ブレンダーからは高い評価を得ていたけど、一般の人は全くといっていいほど知らない蒸留所だったと思います。

そんなグレンギリーのクオリティーに特に惚れたブレンダーが「ウィリアム・サンダーソン」

後にブレンデッドウイスキー「VAT69」を作り、大ヒットする人です。

ただ彼がグレンギリーと出会った時は、リースのブレンダー組合が所有している蒸留所だったそう。

1886年にウィリアム・サンダーソンは蒸留所の株式の半分を取得。

そしてウィリアム・サンダーソンの作るブレンデッドウイスキーの構成員として頻繁に使われるようになったそう。

そこから徐々に生産を拡大していきます。

ただし、

その後数回ほどオーナー変更と閉鎖を繰り返すことに。。

そして1935年にDCL社の所有となります。

水不足と生産能力が問題視され、1968年一時的閉鎖にしたそう

そして、ボウモアを所有していたスタンリー・P・モリソン家に蒸留所を売却

そこから同社が運営を行うようになります。

1972年にシングルモルトがリリース

こうしてグレンギリーが世に出回るようになります。

その後1994年にモリソン家が所有していた蒸留所をサントリーが買収。

そして現在は、ビームサントリー社がこの蒸留所を所有しています。

1880年代までグレンギリーはヘヴィリーピーデッドのウイスキーを造っていたそう。

ところが、DCL社所有となって徐々にその色が薄められ、1997年からはノンピートタイプに切り替えられています。

グレンギリー Glengariochのこだわりの製法

グレンギリーの使う麦芽はオプティック種のノンピート麦芽

「パーコックヒルの泉」という澄んだ天然水が仕込み水として使われています。

発酵槽はステンレス製で8基。

48~60時間ほど発酵させてつくるそう。(やや少なめ)

その後、直火式のポットスチルで蒸留。

この熱源には、北海油田のガスが使われているそうです。

元からグレンギリーは4基のポットスチルを持っているそうですが、

現在はウォッシュスチル1基に対してスピリッツスチル2基でという変則シフトで行っているそうです。

その後、バーボン樽とシェリー樽を使い分け、熟成を行うそう。

シングルモルトのリリース自体はかなり少ないですが、かなりクオリティーの高いモルトウイスキーを造っています!!

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グレンギリー Glengariochのラインナップ

グレンギリー ファウンダーズリザーブ

熟成年数 NA

アルコール度数 48%

容量 700ml

参考価格 3500~4500円

洋ナシや青リンゴ、桃、イチゴといった様々なフルーツの香りにバニラとシリアルの優しい甘み

ややバターっぽいにニュアンスもあり、ややフルボディー寄りなウイスキー

このボトルだけではなく、グレンギリーは48%と高めのアルコール度数でボトリングされています。

グレンギリーの力強さとフルーティな味わい、香りの立ち方などすべてのバランスが整っている度数が48%だったそう

確かに48%のアルコール度数を感じさせないほど優しい口当たりで、アルコール感はそこまで強くないです。

ただし、ウイスキーを飲み慣れていない人には、ちょっと気になるかも。

同量の水(常温)で割るトワイスアップがオススメです!!

グレンギリー 12年

熟成年数 12年以上

アルコール度数 48%

容量 700ml

参考価格 5000~6000円

桃やナシ、青リンゴなど果樹園を連想させるほどフルーティなウイスキー!!

麦芽の甘みとバニラ、程よいシェリー感。

そしてスパイシーな余韻も楽しめる一杯。

ボディはしっかりめなのに、飲みやすい。

ファウンダーズリザーブより口当たりがマイルドで、より優しいです!!

48%と高いアルコール度数ですが、ぜひストレートで一度味わってもらいたいシングルモルトです!!

グレンギリー Glengarioch蒸留所データ

創業……1797年(1785年の説もあり)

創業者……トーマス・シンプソン

オーナー会社……ビームサントリー

年間生産能力(100%アルコール換算)……約137万ℓ

使用麦芽……オプティック種ノンピート

仕込み水……パーコックヒルの泉

発酵槽……ステンレス製8基

ポットスチル……初留釜2基、再留釜2基

生産区分……東ハイランド

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

グレンギリーは漫画「北のライオン」でも登場人物のお気に入りの一本として紹介されているウイスキーです。

はじめて飲んだとき、確かに「うまいなー」って素直な感想が素直に出てきました。

そしてアルコール度数が48%もあることに驚いた記憶があります。

そこからウイスキーのアルコール度数について調べることが好きな変態へ……。。(笑)

そしてウイスキーのアルコール度数に秘められた秘密を発見することができました!

このアルコール度数の秘密はいずれまたまとめたいと思います。

またその時、皆様のウイスキーの「肴」になってくれたらなと思います。

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いいたします!!


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