世界で最も飲まれているロックなアメリカンウイスキー!!ジャックダニエル Jack Daniel’s

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ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

ウイスキーの魅力を配信したい料理人ウイスキーブロガーです。

ウイスキーが好きすぎるあまり「ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル」を取得
2021年に開催されたTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)の審査員を務めさせて頂きました。

当ブログで料理人目線のウイスキーの魅力をお伝えしていこうと思います!

 

今回のお話は「ジャックダニエル」についてです!!

 

 世界No.1のアメリカンウイスキー「ジャックダニエル」

スタンダードなアメリカンウイスキーの中では、
バランスがよく豊かな香りとスムースさ、メープルの芳醇な香りが特徴のウイスキーです。

ジャックダニエルを見たことないって人の方が少ないぐらい有名な銘柄ではないでしょうか。

 

今回は、この超メジャーな銘柄「ジャックダニエル」について、
その知られざるストーリーやこだわり特徴、そしてラインナップなどを見ていこうと思います!!

 

ジャック・ダニエル蒸留所について

 

ジャックダニエル蒸留所はアメリカのテネシー州リンチバーグに蒸留所があります。

実は、ジャックダニエル蒸留所のあるこの地域は、「ドライ・カウンティ」という酒類の販売が規制されている地域!!

特別に許可された蒸留所の売店以外では、酒類の販売ができないそうです。

 

そして、ジャックダニエルは正確にはバーボンではありません!!

アメリカンウイスキーの中でも「テネシー(バーボン)ウイスキー」というカテゴリーに含まれます。

ここでバーボンとの違いについてちょっとおさらいしようと思います。

 

テネシーウイスキーとバーボンの違い

 

数あるアメリカンウイスキーの種類の中に、
テネシーウイスキーバーボンウイスキーというカテゴリーがあります。

 

これはテネシー州で造られたかケンタッキー州バーボン郡造られたかの違いではありません

 

そもそもバーボンはケンタッキー州バーボン郡で造られなくてもバーボンと名乗ることができます!

では何が違うのかというと……

 

バーボンウイスキーと名乗るための条件は

  1. 原料の51%以上コーンであること
  2. アルコール度数80%以下で蒸留すること
  3. 内側を焦がしたオーク製の新樽にアルコール度数62.5%で詰めること
  4. ボトリングの際水以外は添加せず、40%以上で瓶詰めすること

ここを守っていれば、
例えハワイで造られても、アラスカで造られてもバーボンと名乗ることができます。

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実際ハワイで造られたバーボンウイスキーもあります

 

対してテネシーウイスキーは

バーボンウイスキーの定義+
テネシー州内で造られていること
チャコールメローイングという製法を行うこと

が条件に加わります。

チャコールメローイング製法とは……
メープル材の木炭を敷き詰めた濾過槽で蒸留後の原酒を少しずつろ過する製法のこと。
これにより硫黄などマイナスのフレーバーとなるものを取り除き、
メープルのまろやかな香味をつけることができるといわれています。

 

このテネシーウイスキーを150年以上ずっと牽引し続けたのが、ジャックダニエルです。

 

ジャックダニエル Jack Danielのストーリー

 

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13歳の経営者!?超若手凄腕経営者『ジャック・ダニエル』

 

ジャックダニエル蒸留所の創業者ジャスパー・ニュートン・ダニエルこと通称「ジャック・ダニエル」は、
テネシー州のリンカーン郡で貧しい家庭の10番目の末っ子として生まれました。

 

周りから体が小さかったため、「ジャッキーボーイ(おちびさん)」と呼ばれ兄・姉たちに馬鹿にされていたり、
父の再婚相手から相手にされなかったりと……

ジャックにとって居心地の悪い家庭だったといわれています。

 

ジャックは6歳の時に1マイル離れた隣町へ家出します。

 

7歳になり、隣町で農業の手伝いで生活していたジャックに転機が訪れました。

 

同じリンカーン郡で農業を営んでいた牧師のダン・コールに雇われることとなったのです。

 

このタン・コール牧師は当時17歳にして広大な農地と雑貨屋、そして蒸留所を持っていました

 

この時に文字もわからなかったジャックは、
算術・文字の読み書きから経営論・蒸留方法、そしてチャコールメローイング製法を学びます。

 

ジャックは休むことを知らない活発な少年で、教えられたことをスポンジのように吸収していったのだとか。

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よっぽどダン・コール牧師との生活が居心地がよかったんでしょうね。

 

禁酒運動が盛んになりつつある中、ジャックは13歳という若さで蒸留所を買い取りオーナーとなります

 

すぐに南北戦争が勃発。。

 

ところが、ジャックは「これはチャンスだ!!」と思い、

北軍・南軍両方にウイスキーを売って歩いたそうです。

 

当時、軍にお酒を売る行為は禁止されていました。

だ軍人がお酒を欲していることをジャックは見抜いていました

 

ジャックは南北戦争を逆手に取り、急成長していきます

そして1866年合衆国政府に登録された最初の蒸留所 となります。

 

ジャックの死にまつわる逸話

 

一代で大成功を収めたジャック。

 

彼はその反面めっっっちゃせっかちだったといわれています。

 

金庫の番号を覚え、金庫を開けることが大の苦手だったそうです。

ある朝、ジャックがなかなか開けられない金庫に腹を立て、金庫を蹴り飛ばします

 

この時に踵に負った傷がきっかけで、ジャックは敗血症にかかり1911年亡くなったそうです。

 

この出来事は2006年のロンドン地下鉄のキャンペーンポスターに取り上げられていたそう。

その最後の一行が「教訓:朝早くに仕事に行ってはいけない」だそうです。

 

 

もう一つジョークとして、
ジャックは敗血症にかかった踵を「ジャックダニエル」で浸して殺菌し続けようしたというも話ものこっています。

 

ジャックダニエル Jack Danielのこだわりポイント!!

 

 仕込み水は澄み切った湧水!!

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アメリカンウイスキーの多くの蒸留所は
仕込み水に石灰岩の地層を通ったライムストーンウォーターと呼ばれる仕込み水を使います。

 

そしてこのライムストーンウォーターは地表を流れる川の水や湖の水がほとんど

対してジャックダニエルは同じく石灰岩の地層を通ったライムストーンウォーターの中でも

「ケーブ・スプリング・ウォーター 」

という鉄分を一切含まない透き通った湧水を使います。

 

他ではまねできない驚きのチャコールメローイング製法!!

 

ジャックダニエルでは、濾過材のメープルの木炭から作っています

この時の木炭を作るために火をつける着火剤は、なんと!!!
ジャックダニエルの原酒 だそう。

 

メープルの材木に原酒をふりかけ、一気に燃やします

 

こうしてできた木炭を濾過槽に敷き詰め、
蒸留後の原酒を少しずつたらし一週間ほどかけて濾過していきます。

 

これによりオイリーで舌にまとわりつく重たい味わいが、
ソフトで甘味が際立ったまろやかな味わいに変貌を遂げます

空き樽は引く手あまた!?多くの蒸留所が欲しがる高品質な自社樽!!

 

ジャックダニエルのオーナー会社であるブラウンフォーマン社は自社製樽工場を持っています

 

ブラウンフォーマン社がもともとワイン造りも精通していたそう。

ワインの製樽に多い「トースト(遠赤外線でゆっくり焦がす)」という工程を行ってから、
バーボン、テネシーウイスキーに必要な「チャー(バーナーなどの強火で炭化させる)」という工程を行います。

 

樽の内側を焦がす工程ことで樽の香味成分が活性化。
ウイスキーにバニラやキャラメルのようなフレーバーを与えることができます

 

通常バーボンやテネシーウイスキーは「チャー」工程のみ行った樽が多いです。

「トースト」工程も行うことで深くまで樽内部に活性化させた層を作ることができます 。

 

このような樽を使ったジャックダニエルは、
バニラ・キャラメル・メープルのようなアロマ、豊かで芳醇な味わいがあるそうです。

ジャックダニエル 定番ラインナップ

 

 

ジャックダニエル No.7
4.3

ジャックダニエルの中で最も有名なブラックラベル。

スタンダードなアメリカンウイスキーの中では圧倒的に豊かで丸みのある味わいが特徴です。
味わいのバランスもよく、シーンや飲み方を選ばないウイスキーです。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

世界No.1のアメリカンウイスキー

原産国

アメリカ

 

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ラベルに描かれた「No.7」

なぜ7の番号がついているのか。本当のことはわかっていないそう

  • さいころゲームのラッキーナンバー説
  • 7回目に試したマッシュビルのレシピだった説
  • ほかにも7樽紛失し、後日見つかったときにジャックが樽に7と書いていった説
    などなど。

本当の正解は闇の中なのだとか……

アロマ 4.3
フレーバー 4.1
余韻 4.5

ジャックダニエル ゴールド
4.8

「2回熟成して2回チャコールメローろ過したジャックダニエル」

通常の6年熟成したジャックダニエルをメープルの木で作った樽で1年間フィニッシュ(再度樽熟成)を行い、
もう一度チャコールメローろ過を行って造られます。
メープルの味わい香りが心地よく、スムースでリッチな味わいが特徴。
芳醇なこのウイスキーは特別な日にぴったりです!!

価格帯

8000~9000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

2倍の手間をかけたジャックダニエル

原産国

アメリカ

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「No.27」は通常のOld No.7の2倍の手間暇かけたという意味で「No.27」という表記になりました。

最後に……

 

最後まで今回の記事を読んでいただきありがとうございます。

ジャックダニエルの話いかがだったでしょうか。

 

実は面白いストーリーがあり、半端ないこだわりがある「ジャックダニエル」

よくパーティーシーンなどで、一気飲みしているシーンを見ますが、

はっきり言ってそんな飲み方をしたらかなりもったいないお酒です!!

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ぜひこのウイスキーのストーリーを知って、よりジャックダニエルを好きになっていただけたらと思います。

 

それでは良いウイスキーライフを

また次回もよろしくお願いします。

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