本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回は
『グレンスコシア キャンベルタウンハーバー Glen Scotia Canpbeltown Harbuor』
のテイスティングレビューです。
『グレンスコシア キャンベルタウンハーバー
Glen Scotia Canpbeltown Harbuor』
について
グレンスコシアは、スコットランドの中でもキャンベルタウンという街にある蒸留所です。
キャンベルタウンは、かつてウイスキーとニシンで栄えた街で、かつては人口5000人ほどの街に33件もの蒸留所があったそうです。
そんなキャンベルタウンは、
- 2度の世界大戦
- アメリカの禁酒法
- ニシンの不漁
- モルトづくりを支えていた炭鉱の枯渇
など
様々な要因から衰退してしまいました。
一時期は、スプリングバンク蒸留所とグレンスコシア蒸留所しか残っていないという状態にまでなってしまいます。
しかもその時のグレンスコシアは、閉鎖と再開を繰り返している状態でした。
そんなグレンスコシアに転機が訪れたのが、2014年。
ハイランドの有名蒸留所「ロッホローモンド」を所有するロッホローモンド社がグレンスコシアを買収。
巨額の投資を行い、蒸留所を改築。さらに製品のラインナップも一新しました。
Lirazelf, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons 本日もお越し頂きありがとうございます!!ウイスキーの街に住んで、体が許す限りずっとウイスキーを飲んでいたいウイスキ[…]
その一環として誕生したのが「キャンベルタウンハーバー」です。
というキャラクターのウイスキーとなっています。
今回はこの「グレンスコシア キャンベルタウンハーバー Glen Scotia Canpbeltown Harbuor」をテイスティングレビューしていきたいと思います。
『グレンスコシア キャンベルタウンハーバー
Glen Scotia Canpbeltown Harbuor』
テイスティングレビュー
アルコール度数
40%
熟成年数
ノンエイジ
色
少しアンバーな色合いの黄金色
アロマ
潮気を含んだバニラ香。
蜂蜜のような甘い香りとシナモン、クローブ系のスパイシーさ。
香りからはほのかにスモーキー。
評価
79/100
コメント
ライトに楽しめるキャンベルタウンモルト!!
まず、しっかりとした甘味が飲んだ瞬間から楽しめます。
ただその甘みは全くくどくなく、全体的な味のバランスは甘め。
はちみつとバニラのニュアンスがしっかりと楽しめる。
熟成感も程よくあり、バランスがいい。
そしてソルティなピリピリ感もしっかりと感じられ、ライトながら複雑さもある。
ただ飲み進めいているとソルティさが少し「粗さ」として感じてしまうかもしれない。
スモーキーだが、そのスモーキーさもしっかりと感じられても主張しすぎない。
引き際をよく理解している感じはする。
舌には甘味を残し、口の奥にはピリピリとした刺激を残し、鼻からはスモーキーなアフターフレーバーが伸びていく。
まさにキャンベルタウンモルトの特徴!
その特徴をライトながら詰め込んだモルトウイスキーだと思う。
加水すると香りの変化はそこまで大きくないが、味わいのバランスはブレてしまう。
アルコールの苦みが勝ってしまい、甘みは弱い。
ストレートの方がうまい。
ただ割るならハイボールがいいと思う。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
グレンスコシア キャンベルタウンハーバーはキャンベルタウンモルトの中では比較的リーズナブルに手に入れることができるウイスキーです。
その点を考えるとかなり家飲みに向いているいい銘柄だと思います。
飲み方としてはストレートやロック、ハイボールがおすすめかな。
ストレートやロックだと飲み続けていると「粗さ」が少し目立ちますが、十分おいしいウイスキーです。
またハイボールだとその甘い香りやソルティさがバランスよく楽しめます!
ぜひご家庭で楽しんでみてください!!
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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