「モルトの香水」!香高い至高のモルトウイスキー『スプリングバンク SpringBank 蒸留所』!!そのストーリーや製法について

 

本日もお越しいただきありがとうございます!!

香高いスプリングバンクが大好きなウイスキー好き料理人Yaffeeです。

 

 今回のテーマは「スプリングバンク SpringBank」

 

スプリングバンクといえば、ウイスキー好きなら好きじゃない人を探す方が大変な「銘酒中の銘酒」!!

 

スモーキーさやフルーティーさ、潮っぽいニュアンスなどなど。

複雑で芳醇な香りとコクのある深い味わいが特徴。

 

すっごく香高いので『モルトの香水』なんて呼ばれていたりします!!

 

 今回はそんなスプリングバンクについて、ストーリーや製法など詳しく見ていこうと思います!!

 

 

 

スプリングバンク SpringBank 蒸留所について

 

 

スプリングバンク蒸留所はスコットランドの西側のキンタイア半島、キャンベルタウンという港町にある蒸留所

 

この町はかつてニシン漁とウイスキー、造船業でにぎわった町です。

1900年代初頭、この一つの町に30超のウイスキー蒸留所が密集していました。

 

しかし、今現在「スプリングバンク」「グレンスコシア」「グレンガイル」の3蒸留所のみとなってしまいました。

 

中でも「スプリングバンク」は特にキャンバルタウンモルトとしてのこだわりを持ち続けている蒸留所!!

 

ウイスキー造り一つ一つの工程の中に、たくさんのこだわりが詰め込まれています!!

 

 

また、この蒸留所は「スプリングバンク」以外に「ロングロウ」「ヘイゼルバーン」という銘柄のウイスキーを生産しています。

 

それぞれの特徴は……

 

「スプリングバンク」

麦芽乾燥中6時間をピート、残りを無煙炭などで乾燥させていて2回半蒸留。

蒸留所が作るの割合は7割だそうです。

バニラやイチゴ、潮っぽいニュアンスに程よりスモーキーフレーバー

すっごく香豊かで芳醇な味わいから熱狂的なファンも多い銘柄です!

 

 

「ロングロウ」

麦芽乾燥中すべてピートを焚いて乾燥させているため、かなりスモーキー!!

蒸留回数は2回でピートの個性をより残した蒸留方法をとっています。

 

元々キャンベルタウンにあった蒸留所の名前が由来。

 

「ヘイゼルバーン」

麦芽乾燥は無煙炭のみのノンピート

蒸留回数は3回でよりスムースで飲みやすいです。

 

こちらも元々キャンベルタウンにあった蒸留所名で、竹鶴正孝が研修した蒸留所で有名。

 

 

 

今回は「スプリングバンク」に注目してそのストーリーや製法をみていこうと思います!!

 

 

スプリングバンク SpringBank のストーリー

 

スプリングバンクは、1828年レイド家によって創業しました。

 

ただすぐに現オーナーであるミッチェル家が買収します。

そこからずっとミッチェル家が経営を行っています。

スコットランドでも数少ない、現在まで続く独立資本の蒸留所

 

当時キャンベルタウンは、スコットランドで最も一人当たりの所得が高い町だったそう。

お金持ちのエリアでした。

 

ただ、

ニシンの不漁

アメリカ禁酒法

船以外の交通手段の発達

 

など様々な出来事がこの町を襲い、ほとんどの蒸留所は閉鎖。

町もどんどん衰退していきました。

 

 

スプリングバンク蒸留所の経営も、決して楽なものではなかったそう。

1926~33年

1979~87年

2度の閉鎖に追い込まれています

 

また1960~1992年は自社のこだわりであったモルティングを一旦廃止。

効率重視のウイスキーに切り替えた時期もあったそうです。

 

このような紆余曲折はあったものの、現在ではキャンベルタウンモルトの代表格となっています!!

 

その大きな要因となったのが、斬新かつ伝統的なシングルモルトウイスキーを続々とリリースしたことだと思います。

 

「スプリングバンク」の極上なモルトウイスキーが、ウイスキーファンたちから絶大な支持を得て、今ではカルト的な人気を博しています!!

 

 

スプリングバンク SpringBank のこだわりの製法

 

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スプリングバンクは、マニアックに見ていくと細かいこだわりがそれぞれの工程にちりばめられています。

そしてそのこだわり一つ一つが独特なのもばかりです。

 

最も特徴的なのがモルティング作業!!

 

スプリングバンクは、大麦を発芽させてモルトを作るモルティングという作業を蒸留所内で行っています

今ではこのモルティングという作業自体、多くの蒸留所は行っていません。

 

基本的にモルト業者に発注してウイスキーを仕込みます。

 

ところが、スプリングバンク蒸留所は全量自家製モルトで仕込みを行っています!!

そのため生産量は、人気に比べてかなり少ないです。

 

さらにかなり細かい蒸留所データを見ると……

通常、1トンの麦芽から5ℓの麦汁を得ることが多いのに対して

スプリングバンク蒸留所では1トンの麦芽から6ℓの麦汁を得ているそうです。

 

そして発酵時間は長めの110時間程度

それなのに発酵後のモロミのアルコール度数はかなり低い5%程度(通常8~9%)

 

 

これではモルトの風味や味わいが弱くなってしまうのでは?と思いますが、

この麦汁のバランス、そして発酵後のアルコール度数が、それぞれの工程の香味をうまく引き出し、あの香り高い「スプリングバンク」に貢献しているそうです。

 

 

 

またボトリング設備も持っていて、製麦からボトリングまですべて蒸留所で行えるようになっています。

 

スプリングバンク SpringBank のラインナップ

 

 

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スプリングバンク10年

 

独特な塩イチゴ、スモーキー感が印象的!!

バニラ、シナモンのような甘いスパイス系からしっかりとしたベリー系のフルーツのような味わい

そしてスモーキーさと潮っぽさがいい感じに全体を引き締め、スプリングバンクの「芳醇さ」をさらに際立たせていると思います。

 

お値段は10年物にしてはかなり高いですが、ぜひ一度味わってみてもらいたいウイスキー!!

飲んでみたらカルト的なファンになっちゃうかもしれません!!

 

 

スプリングバンク 15年 

 

 

 

塩イチゴ、スモーキーフレーバーはしっかりといますが、「10年」よりさらに口当たりがよく、バニラ感がより強いように感じます。

 

それ以外にもトフィー、キャラメル、フルーツケーキ、アーモンド、レーズン、イチジクなどが次々と香味が列をなして現れてく来ますww!

 

シェリーカスク100%の原酒のみ使用されたウイスキーだそうですが、

今のシェリーカスクのウイスキーに多い硫黄感がかなり少なく、満足感や幸福感を感じさせてくれる至高のモルトウイスキーです。

 

 

スプリングバンク SpringBank 蒸留所データ

 

 

創業……1828年

創業者……レイド家

オーナー会社……J&Aミッチェル

年間生産能力(100%アルコール換算)……約75万ℓ

使用麦芽……自社製麦のモルト100%

仕込み水……クロスヒル湖の水

発酵槽……スコットランド産ラーチ製 6基

ポットスチル……初留釜1基、再留釜2基

生産区分……キャンベルタウン

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

 

 

面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。

 

また次回もよろしくお願いいたします。

それでは『酔いウイスキーライフ』を!!! 

 


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