白鳥のウイスキーといえば、『リンクウッド Linkwood』蒸留所!その特徴・歴史・ラインナップとは?

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頑固さを昔から怒られることが多かったウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

ウイスキーの魅力を配信したい料理人ウイスキーブロガーです。

ウイスキーが好きすぎるあまり「ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル」を取得
2021年に開催されたTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)の審査員を務めさせて頂きました。

当ブログで料理人目線のウイスキーの魅力をお伝えしていこうと思います!

 

今回のお話は、

「リンクウッド Linkwood蒸留所」

についてです!!

 

「リンクウッド Linkwood」は、繊細で華やかな印象のある非常に飲みやすい味わいが特徴

花と動物シリーズの一つで、9割以上がブレンデッド用のためシングルモルトのリリースは少ない銘柄です。

 

リンクウッドは、ジョニーウォーカーやホワイトホースなどの有名ブレンデッドウイスキーから、
ちょっとマイナーなブレンデッドウイスキーまで多くの銘柄で原酒として使われています。

 

オフィシャルのシングルモルトのリリースは少ないですが、ボトラーズからのリリースは多めの銘柄

ボトラーズのかなりレアなモルトを味わうことができるウイスキーの一つです。

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今回は、『リンクウッド Linkwood』蒸留所の特徴、ストーリー、製法を見ていこうと思います!!

 

リンクウッド Linkwood蒸留所について

 

リンクウッド蒸留所はスペイサイドの中でも、エルギン地区にある蒸留所。

このエルギン地区は、10件以上もの蒸留所がありその多くが有名なブレンデッドウイスキーのキーモルトとなっているものが多いです。

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「リンクウッド」という名前は、その昔蒸留所があるエルギン地区に住んでいた貴族の邸宅に由来しているそう。

当時は木々に囲まれた景観豊かな土地だったそうです。今では、新興住宅地となっています。

 

リンクウッドは、冷却用の貯水池に毎年訪れる「白鳥」がシンボルとなっています。

  • ボトルには「白鳥の絵」
  • キルンがある建物の屋根の風見鶏は「白鳥」がモチーフ
  • 蒸留所の扉には「白鳥」

と蒸留所のいたるところに白鳥があるみたいです。

 

リンクウッド Linkwoodのストーリー

 

リンクウッド蒸留所は、1821年創業。

土地の名士”ブラウン家”のピーター・ブラウンが立ち上げました。

 

ブラウン家は、フィンドレーター伯爵の不動産業務を委託されていた家系で、ピーターはエルギン地区の農業改良委員も務めていたといわれています。

 

yaffee

フィンドレーター第7伯爵(1750~1811)は、イギリス式庭園をヨーロッパに宣伝した人といわれています。公共事業と景観の改善に惜しみなく費やした人物だったそう。

その人物の不動産業務を委託されていた家系ということは、ブラウン家は名家だったんでしょうね。

 

1876年、リンクウッド蒸留所は新しい建物にリニューアルします。

ブラウン家の運営は100年以上続きましたが、
1936年SMD(スコッチ・モルト・ディスティラーズ:のちのDCLの子会社)社に買収されます。

 

そして1941年、第二次世界大戦により原料となる大麦が入手できなくなってしまいます

そのため、4年ほど蒸留所を閉鎖。

 

 

1945年、SMD社の伝説のマネージャー”ロデリック・マッケンジーが所長となり、復活を遂げます。

彼は、頑固一徹

「職人」という言葉をそのまま人の形にしたような人だったそうです。

 

使う言葉はゲール語。まったく言葉を合わせようとしなかったといわれています

 

yaffee
マネージャーとして、それはどうなんだろう……(笑)。

 

またその頑固さは、ウイスキーづくりにも表れていました。

彼の逸話として、「蜘蛛の巣一つすら取り払うことを禁止した」という有名な話が残っています。

 

ウイスキーづくりというのは繊細な作業で、ちょっとの変化が大きな香味の変化を生むことが多いそう。

そのちょっとの変化をまったく許さなかった彼は、まさにプロフェッショナルの職人といえるかもしれませんね。

yaffee

プロの料理人が、鉄パンを洗剤で洗われるとブチギレるのに近いかもしれませんね。(笑)

ロデリック・マッケンジーの方がもっと細かいですが……

そんな彼の精神が今のリンクウッドでも生き続けているかもしれませんね。

 

リンクウッド Linkwoodのこだわりの製法

 

リンクウッドの仕込み水は、ミルビュイズ湖の近くにある泉の水

そしてカラマツ製の11基の発酵槽で発酵させていきます。

 

ポットスチルは、大型のストレートヘッド型。

スチルハウスAとスチルハウスBがあり、この蒸留器は、凸凹一つをとっても同じように作られているそうです。

これはロデリック・マッケンジーが注文し作らせたといわれています。

 

ただ、Aのスチルハウスにはワームタブ冷却器。

Bのスチルハウスにはシェル&チューブ冷却器が取り付けられているそう。

 

Aのスチルハウスは現在1~2か月ぐらいしか稼働しないそうですが、この2つのスチルハウスで作られたモルトをブレンドし、樽詰めしているそうです。

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リンクウッド Linkwoodの定番リリース

 

リンクウッド 12年 UD花と動物シリーズ
3.4

白鳥がシンボルとなっている花と動物シリーズのシングルモルト!!

繊細で華やかな。飲みやすい味わいが特徴のモルトウイスキーで、ストレートでも食中酒にオススメの銘柄です。

価格帯

9000~10000円

アルコール度数

43%

容量

700ml

特徴

白鳥のウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee
うまい!
うまいモルトなんだが値段が高い。。。。

12年物のこの味わいで、この価格となると「バーで一杯だけ飲むウイスキー」と思ってしまいます。

アロマ 3.2
フレーバー 3.4
余韻 3.6

 

リンクウッド Linkwood蒸留所データ

創業1821年
創業者ピーター・ブラウン
オーナー会社ディアジオ社
仕込み水ミルビュイズ湖近くの泉
年間生産能力(100%アルコール換算)約560万ℓ
蒸留器ストレートヘッド型
初留釜3基
再留釜3基
生産区分スコットランド
スペイサイド
エルギン

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

料理人という「職人」の仕事についているものとして「職人気質」にはあこがれるときがあります。

全部俺のこだわりを通したいときは……。

ロデリック・マッケンジーのような生き方してみたいなと思いつつ、あそこまで「こだわり」切れない自分もいます。

 

なかなか「結果を残す」って難しいですね。

そんなことを思いながら、今日もウイスキーを嗜んでいこうと思います。

 

それでは良いウイスキーライフを!

また次回もよろしくお願いします!

 


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アイキャッチ画像

アンバージェス/ リンクウッド蒸留所

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