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本日は『オーバン 14年』のテイスティングレビューです
『オーバン 14年 Oban 14 years old』について
オーバンはスコットランドの中でもハイランドで作られているシングルモルト。
ウイスキーメーカー最大手ディアジオ社がリリースしている『クラシックモルトシリーズ』の一つです。
『クラシックモルトシリーズ』とはスコッチウイスキー生産地区ごと代表的なシングルモルトをピックアップ。
スコッチウイスキーの地域性を特徴づけたシリーズです。
クラシックモルトシリーズの中で、『オーバン 14年』は西ハイランド代表!!
ディアジオ社はスコッチ6大生産区分うちのキャンベルタウンには蒸留所を持っていません。
そのため、キャンベルタウンの近くにあり特徴も近い『オーバン』がクラシックモルトに選ばれたそうです。
ウイスキー最大手ディアジオが、スコッチモルトウイスキーの代表として選んだシングルモルト『オーバン』本日はこのウイスキーをテイスティングしていこうと思います。
『オーバン 14年 Oban 14 years old』テイスティングレビュー
価格帯
6000~7000円
アルコール度数
43%
熟成年数
14年
色
反射した麦畑のような色
アロマ
バニラ、はちみつの甘いニュアンスにハーブの爽やかな香り。
そしてスパイシーとソルティ。香りから海辺のモルトの印象を受ける
評価
80/100
コメント
表面的には軽やかな印象。
ただ奥の方で複雑なフレーバーがいる。
舌に残る酸味とアルコールの刺激があり、上品な甘み、そしてまろやかな熟成感がある。
ただその反面、舌とのどに残る潮感をまとったピリピリとした刺激があり。
全体的にはバニラとはちみつの甘いフレーバーに覆われているけど、酸味・甘み・潮感とピートが奥底で楽しませてくれる。余韻はほのかにピートを含んだ甘いニュアンスが残り心地いい。
加水すると、甘い香りが際立つ。
やや駄菓子のラムネっぽい印象??
口に含んでみるとやさしい甘みが広がるが、その分酸味が弱くなり潮感の刺激も少なくなる。
加水後は優しく、ストレートでは辛いニュアンスとのみごたえある。
正直、通好みなウイスキー。
美味いことはわかるけど複雑で、さらにピリピリとした潮感と飲み慣れていない人にはキツイアルコール感が気になります。
ただハイボールや水割りにすると、甘さにやさしさが出てきます。
そのため、飲み方を工夫すればウイスキーになれていない方でも親しみやすいと思います。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか?
オーバンは潮感と香草系な味わいが特徴。
キャンベルタウンモルトの複雑で濃厚な味わいを想像してしまうと、かなり軽めです。
ただその分、親しみやすさもあるシングルモルトです。
辛すぎず甘すぎない、バランスって大事だなと思います。
そんなことを思いつつ今日もウイスキーを楽しんでいこうと思います。
それでは良いウイスキーライフを。
また次回もお願いいたします。