スコッチウイスキーの種類とは?原酒や地域の違い、人気銘柄一覧をまとめました

本日もお越しいただきありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

 

今回のお話は「スコッチウイスキーの種類」について

 

スコットランドで作られているスコッチウイスキー。

クセのある独特なスモーキーさが特徴で、ハイボールの人気に伴いスコッチウイスキーに興味を持つ方も増えてきています。

そんなスコッチウイスキーですが、実はクセのあるスモーキーなタイプだけではないことはご存じでしょうか?

 

他にも甘く華やかなタイプやクセのないもの、複雑なもの、バランスのいいものまで様々な個性があります。

スコッチウイスキーの種類を知り、その違いを楽しんでみるといつの間にか虜になってしまうかもしれません。

今回は、スコッチウイスキーの種類について、わかりやすく深く解説していこうと思います。

今回の記事でわかること……

  • スコッチウイスキーの種類
  • スコッチウイスキーの生産区分

合わせて読みたい⇨ウイスキーの種類とは?製法ごと・国ごとの違いをウイスキー料理人が解説!!

スコッチウイスキーの種類

 

スコッチウイスキーでは、大麦麦芽(モルト)だけ使用したモルト原酒ほかの穀物も使用したグレーン原酒の2つのタイプが作られています。

モルト原酒とグレーン原酒を使い、大きく3つのタイプのウイスキーが作られています。

スコッチウイスキー3つのタイプ
  • モルトウイスキー
    ……モルト原酒だけで作られたウイスキー(シングルモルトなど)
  • グレーンウイスキー
    ……グレーン原酒だけで作られたウイスキー(シングルグレーンなど)。
  • ブレンデッドウイスキー
    ……モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもの。

それぞれ詳しく解説していきましょう。

 

合わせて読みたい⇨【入門編】「スコッチウイスキーの定義」をわかりやすく解説!!わかるともっと楽しい

スコッチモルトウイスキーとは?

大麦麦芽100%だけで作られているスコッチモルトウイスキー。

 

モルトウイスキーの大きなポイントは2つ

  • 大麦麦芽(モルト)100%で作られていること
  • ポットスチル(単式蒸留器)で蒸留されていること

 

この2つ以外にも細かい決まりはありますが、スコッチウイスキーの定義+この2つのポイントが守られているものが「スコッチモルトウイスキー」と呼ばれます。

その中でも、一つの蒸留所のモルト原酒だけを使用したものが「シングルモルトウイスキー」です。

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有名な銘柄だと、「マッカラン」や「グレンリベット」など

 

ウイスキーは気候や風土、蒸留所のこだわりなどにより多彩な個性が生まれます。

シングルモルトウイスキーは一つの蒸留所のみでボトリングされているため、蒸留所ごとの個性を鮮明に楽しむことができるでしょう。

 

そしてスコッチモルトウイスキーには、もう一つ複数蒸留所のモルト原酒をブレンドして作ったウイスキーがあります。

ブレンデッドモルトウイスキーという種類で、シングルモルトよりブレンダーの技術により整った仕上がりとなっていることが特徴

井の中のかわず、ウイスキーを知らず

ブレンデッドモルトってなに?モルトウイスキーなの?ブレンデッドウイスキーなの? モルトウイスキーだけど、複数蒸留所の原酒…

有名な銘柄だと「モンキーショルダー」や「ジョニーウォーカー グリーンラベル」などがあります。

 

蒸留所ごとにその個性を楽しむのシングルモルトウイスキー

ブランドごとに様々な個性を重ねバランスを整えたものがブレンデッドモルトウイスキーです。

 

スコッチシングルモルトの特徴

シングルモルトウイスキーの個性は、様々です。

スモーキーなタイプもあれば、フルーティなタイプもあったり、ちょっと潮っぽさも感じるタイプもあったり……。

 

蒸留所ごと、銘柄ごとに個性は大きく変わります。

ウイスキーに飲みなれていなくても個性の違いが分かりやすいので、ぜひ飲み比べてみてください!!

 

合わせて読みたい⇨『シングルモルト』とは? 個性を楽しむお酒シングルモルトウイスキーについて解説!

 

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モルトウイスキーの作り方

モルトウイスキーの作り方の工程は大きく5つにわけることができます。

  1. 製麦……モルトを作る工程。この時にスモーキーな香りが付与される。
  2. 糖化……モルトの成分を仕込み水に抽出して甘い麦汁を作る工程
  3. 発酵……麦汁をアルコール発酵させる工程
  4. 蒸留……発酵もろみを蒸留してアルコール度数を上げる工程
  5. 熟成……樽熟成させて、ゆっくりとウイスキー原酒を作っていく工程

 

蒸留され、最低3年という時間を過ごしたらスコッチモルトウイスキーのモルト原酒は完成します。

ひとつの蒸留所だけのモルト原酒をブレンドして作られたものがシングルモルトウイスキー、複数蒸留所のモルト原酒をブレンドしたらブレンデッドモルトウイスキーです。

 

各工程をもっと詳しく⇨モルトウイスキーの作り方とは?工程ごとのポイントについて徹底解説!

スコッチグレーンウイスキーとは?

スコッチグレーンウイスキーは、大麦麦芽以外の穀物も使用したウイスキーです。

そのポイントは、

  • 大麦麦芽以外の穀物を使用することができること
  • 連続式蒸留機を使うことができること

 

大麦麦芽(モルト)100%でも連続式蒸留機を使用したり、ポットスチルを使ってもライ麦などの穀物を使ったりしたらグレーンウイスキ―となります。

 

グレーンウイスキーはモルトウイスキーほどの個性が出しにくく、穏やかなグレーン原酒を作ることが多いです。

ほとんどのグレーン原酒はモルト原酒とブレンドしてブレンデッドウイスキーに使われます。

 

ところが、個性的なグレーン原酒や長期熟成のグレーン原酒がシングルグレーンウイスキーとしてリリースされることがあります。

シングルグレーンウイスキーはシングルモルトウイスキーほどメジャーではないので、かなりマニアックなボトルで結構希少価値の高い銘柄が多いです。

yaffee
リーズナブルで面白いシングルグレーンウイスキーといえばモルト100%で作られている「ロッホローモンド シングルグレーン」ですね!

合わせて読みたい⇨「グレーンウイスキー」とは? 個性が乏しいのは実は一部だけ!?魅力と特徴・作り方・おすすめの銘柄から解説 

グレーンウイスキーの作り方

グレーンウイスキーはポットスチルを使用して作ることができますが、一般的なグレーンウイスキーは連続式蒸留機を使用します。

連続式蒸留機は麦芽の粉砕から糖化、発酵、蒸留まで、一気に作ることができるシステムです。

モルトウイスキーと大きな違いは、クッキングという大きな圧力釜で煮込む工程があることです。

 

モルトは酵素が活性しているため成分が水に溶けやすいですが、未発芽の穀物ではなかなか成分が仕込み水に抽出しにくいことがあります。

糖化させやすくするために、クッキングという工程が行われるのです。

スコッチグレーンがスコッチモルトと違うポイント
  • モルト以外の穀物が使用されている。
  • クッキングという圧力加熱を行う必要がある。
  • モルトウイスキーよりやや長く、やや高いアルコール度数で発酵。
  • 連続式蒸留機を使用。蒸留アルコール度数を90%ぐらいにしている(モルトウイスキーは65~80%ぐらい)。
  • ほとんどがプレーンカスクを使用している。

スコッチブレンデッドウイスキーとは?

スコッチウイスキーの中で最も売れているのは、ブレンデッドウイスキー。

スコッチブレンデッドウイスキーは、特に万人受けしやすいバランスの良さと程よく残した個性が特徴です。

 

その個性やバランスはブランドによってさまざまですが、シングルモルトに比べて比較的安価に入手できます

また、デイリーウイスキーとしても飲みやすい仕上がりとなっていて、お家で・居酒屋でなど様々に楽しまれているのがスコッチブレンデッドウイスキーです。

 

ブレンデッドウイスキーの作り方

そんなブレンデッドウイスキーの作り方は、基本的にモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られます

 

多くのスコッチブレンデッドウイスキーは、数~数十種類のモルトウイスキーをブレンド。

味わい・個性を決め、そこに数種類のグレーンウイスキーをブレンドしてバランスをとっていきます

 

なぜ数十種類ものブレンドが必要になるか、それは味の品質を保つためです。

 

ウイスキーは、一樽ごとに味の違います。

その個性を均一化させるためには、多くのブレンドが必要。

原酒の種類が多いほど、深みがありつつもバランスの取れた味わいに仕上げることができます。

スコッチウイスキーの生産区分

スコッチの生産区分特徴
アイラアイラ島で作られるモルトウイスキー。 スモーキーで癖の強いモルトウイスキーが多い傾向があります。 ”スコッチモルトウイスキーの聖地”の一つです。

アイラモルトとは? >>

スペイサイドスコットランドのスペイ川流域・支流域の地域で作られているモルトウイスキー。 フローラルでフルーティなタイプが多く、アイラと対極的な特徴となっています。 同じく”スコッチウイスキーの聖地”です。

スペイサイドモルトとは? >>

ハイランドスコットランドの上の方で作られているモルトウイスキー。 いかにもスコッチらしい骨格のしっかりとしたモルトウイスキーが多く、はっきりとした味わいが特徴です。

ハイランドモルトとは? >>

ローランドスコットランドの中でもイングランドに近い地域で作られているモルトウイスキー。 モルティな味わいが特徴で、飲みやすいタイプのウイスキーが多いです。

ローランドモルトとは? >>

アイランズアイラ島を除く、スコットランド本土の周りの島々で作られているモルトウイスキー。 島ごとに個性は変わりますが、塩っぽさのあるウイスキーが多い傾向があります。

アイランズモルトとは? >>

キャンベルタウンかつてはウイスキー産業で栄えた町「キャンベルタウン」で作られているモルトウイスキー。 フレーバーが豊で塩っぽくフルーティでスモーキーといった香りの強いタイプが多いです。

 

スコッチウイスキー蒸留所一覧ページはこちら

アイラ

アイラモルトウイスキーは、スコッチウイスキーの中でもピートを焚いたスモーキーで癖のあるタイプが多いアイラモルト。

インナーヘブリディーズ諸島の一つで、日本の淡路島より一回り大きいぐらいの島です

ピートが豊富に採掘でき、スコッチモルトウイスキー造りの聖地となっています。

 

クセのある独特なスモーキーさから、シングルモルト以外ではブレンデッドウイスキーのアクセントとしても使用。

アイラモルトがブレンドされていないブレンデッドウイスキーを探す方が難しいほど、多くの銘柄で使われています。

現在、稼働中のアイラモルト蒸留所は9か所です。

 

合わせて読みたい⇨アイラモルトとは??スモーキーでクセの強いスコッチの聖地、『アイラ島』のウイスキーについて徹底解説!!

 

スペイサイド

スペイサイドは、アイラに並ぶ”スコッチウイスキーの聖地”。

アイラがスモーキーで癖のあるフレーバーに対して、スペイサイドは華やかでフルーティなフレーバーが特徴となっています。

スペイサイドモルトは、ブレンデッドウイスキーの重要な中核を担うキーモルトとして使われることが多いです。

 

例えば……

 

シングルモルトとしても人気が高く、世界一のシングルモルト”グレンフィディック”やシングルモルトの原点”グレンリベット”もスペイサイドで作られています。

 

合わせて読みたい⇨スコッチモルトウイスキーの聖地『スペイサイド』!『スペイサイドモルト』とは?

ハイランド

スコットランドの中でも最も広い地域を占めているのがハイランド。

スコットランドの文化が色濃く残る地域で、その地域で作られるウイスキーもどこか骨格を感じるしっかりとした個性のあるモルトウイスキーが多いです。

 

特にハイランドの中でも北の方はライトでソルティなものが多く
中央に行くにつれて濃厚で芳醇なタイプが多くなり、
またローランドに近づくにつれてまたライトになっていく傾向があります。

 

ハイランドモルトもまたスペイサイド同様にブレンデッドウイスキーのキーモルトとなるウイスキーが多いです。

 

合わせて読みたい⇨『ハイランドモルト』とは?スコッチウイスキーの入門・ハイランドについて詳しく解説!

ローランド

スコットランドの中でもイングランドに近いローランド。

この地域の蒸留所は早めに近代化が進んだこともあり、モルトウイスキーよりグレーンウイスキー蒸留所の方が有名です。

 

ただ、この地域のモルトウイスキーには、スムースで飲みやすく穀物感のあるフレーバーが特徴的なウイスキーが多く、

飲みやすさ・フルーティさ、そして洗練されたスパイシーさなどが魅力となっています。

 

合わせて読みたい⇨ローランドモルトとは?スコットランドの中で今最もアツいローランドについて徹底解説

アイランズ

スコットランド・アイラ島以外の島々で作られているモルトウイスキーのことをアイランズモルトといいます。

 

アイランズモルトは島ごとに個性が異なり、様々な顔を見せてくれます。

例えば、

  • ソルティでスパイシー、海が育んだモルト「タリスカー」
  • 究極のオールラウンダーといわれている「ハイランドパーク

などがアイランズモルトも一つです。

 

アイランズモルトもアクセントとしてブレンデッドウイスキーに使われることが多いかなと思います。

 

合わせて読みたい⇨『アイランズ・モルト・ウイスキー』とは? スコッチの中で人気の「アイランズ」を徹底解説!!

 

キャンベルタウン

キャンベルタウンモルトは、潮っぽさとしっかりとしたフルーティさがあり香り高く深い味わいが特徴です

 

キャンベルタウンは、かつてウイスキーとニシン漁で栄えた町でした。

ピーク時には一つの街に50近い蒸留所があったそうで、蒸留所を持てば豪邸に住めるほどウイスキー産業で栄えていました

 

しかしアメリカの禁酒法・二度の世界大戦から衰退。

今では3か所しかウイスキーを作っていませんが、モルトファンから絶大な人気を誇っているモルトウイスキーの産地です。

 

日本で手に入るスコッチ人気銘柄一覧

 

シングルモルトウイスキー

 

アイラモルト

 

アードベッグ TEN
4.2

『アイラモルトの革命児』

強いスモーキーフレーバーとその奥に隠れた南国フルーツのような甘みが特徴のウイスキー。

後味のペッパー感がよりこのウイスキーに深みを与えています。
マニアならストレートが病みつきですが、ハイボールにすると飲み慣れていない方でも楽しめると思います!!

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

鎖につないでないと何をしでかすかわからないやつ

原産国

スコットランド

yaffee

究極のアイラモルトといわれるほど強いクセのあるウイスキー!!

一度飲んだら忘れられず、いつの間にか家に常備してしまいます。。(笑)

アロマ 4
フレーバー4. 3
余韻 4.3

 

ラフロイグ 10年
4.5

「LOVE or HATE  好きか、嫌いか」

好みがはっきりと分かれる、最強にクセの強いシングルモルト。
正露丸のような癖になるスモーキーなクセがあり、その奥にいるバナナ系な甘みがファンを虜にする一本。

スモーキーなアイラモルトの中では、肉系のおつまみと合いやすい一本です!!
特に炙りベーコンがオススメ!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

英国王室御用達のクセの強いシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

アイラ最強のクセのあるウイスキー!!

好きか嫌いかはっきりと分かれるウイスキーですが、ハマってしまうと抜け出せません。。

アロマ 4.5
フレーバー 4.5
余韻 4.5

 

ブルックラディ クラシックラディ
4.5

テロワールにこだわる職人気質なアイラモルト蒸留所『ブルイックラディ』。

その蒸留所で造られているノンピートタイプが「クラシックラディ」です。

華やかで青リンゴ系のフルーティさが特徴。
ほのかにスモーキーさもあり、飲みやすいけど味わい深いアイラモルトです!!

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

50%

容量

700ml

特徴

アイラモルトの革命児

原産国

スコットランド

yaffee

青リンゴのようなフレッシュな果物感とほのかなスモーキーフレーバーが楽しめる一本

ストレートでも飲み疲れず、楽しめます!

また、アルコール度数50%とは思わせないほど口当たりがいいです!!

アロマ 4.5
フレーバー 4.6
余韻 4.4

 

スペイサイドモルト

グレングラント アルボラリス
4.6

グレングラント蒸留所の180周年に発表されたノンエイジの新定番!!

ラテン語で「木漏れ日」という意味を持つアルボラリスは、グレングラント蒸留所のヴィクトリアンガーデンに差し込む木漏れ日からインスピレーションを頂いてできたウイスキーだそうです。

バーボン樽熟成の原酒ととシェリー樽熟成の原酒が使われています。
バランスがよく、フルーティでフローラルな特徴。
とても香り立ちのいいウイスキーです!!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

イタリアシェアNo.1のシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

香り、最初の味わいは、2000円台のウイスキーの中では断トツ!!

お世辞抜きに美味しいウイスキーです!!

アロマ 5
フレーバー 4.7
余韻 4

 

グレンリベット 12年
3.7

世界トップクラスのシェアを誇るモルトウイスキーで、ライトで繊細な味わい。
華やかでバランスのいい飲み口。

スペイサイドの特徴がしっかり現れているシングルモルト。
シトラスや青リンゴのようなフレッシュなフルーツのフレーバーが楽しめる一本です。
「スペイサイド」を知るには、適任なシングルモルトウイスキーだと思います!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

シングルモルトの原点

原産国

スコットランド

yaffee
フレッシュなシトラス感とバニラ香が特徴!!
ストレートでも飲みやすいですが、ハイボールも最高な一本です!!
アロマ 3.7
フレーバー 3.7
余韻 3.7

 

 

グレンフィディック 12年
4.4

世界で最も売れているシングルモルトウイスキー!!

スコッチシングルモルトのトップブランドながら家族経営を続けている蒸留所が造る最もスタンダードなボトルです。

洋ナシのようなフルーツ香にバニラとシトラスの香り、優しい麦芽の甘みが特徴。
バランスがよく、スムーズで飲みやすい一本!!

ウイスキーを飲み慣れていない人には特におすすめなスコッチシングルモルトです!!

価格帯

2500~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

世界No.1のシングルモルトウイスキー!!

原産国

スコットランド

yaffee
洋ナシのようなフルーティな香りが特徴のグレンフィディック12年。
案外しめさばやサンマの刺身などど相性がいいです!!
アロマ 3
フレーバー 3
余韻 4

 

マッカラン ダブルカスク 12年
3.1

アメリカンオークのシェリー樽熟成原酒とスパニッシュオークのシェリー樽熟成原酒を用いたマッカラン。
ドライフルーツのような芳醇なあじわいが楽しめつつ、バニラの甘美な味わいも楽しめるウイスキーです。

価格帯

7000~8000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

シングルモルトのロールスロイス

原産国

スコットランド

yaffee
マッカランシェリーオークより、ダブルカスクの方がまだバランスがいいなと思います。
確かに芳醇なニュアンスが生きつつも、バニラのフレーバーが心地よい一杯ではあります。ただ高い。。。。
これで7000円台だったら、もっといいウイスキーがたくさんあるなと思ってしまいます。

アロマ 3.1
フレーバー 3
余韻 3.2

 

ハイランドモルト

 

グレンモーレンジィ オリジナル
4.5

本場スコットランドで最も人気のあるモルトウイスキー。

柑橘系のフルーツの香りに、なめらかで繊細な舌触り。
バニラやはちみつの甘いニュアンスも楽しめ、ほのかなスパイス感と後味のミントの爽やかさがより一層深い「香りの冒険」へと誘います。

飲み方を選ばないのも魅力の一つです!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

「完璧すぎるウイスキー」

原産国

スコットランド

yaffee

実は、僕が一番人におすすめしているウイスキー(笑)。

スコッチウイスキーの飲みごたえがありつつ万人受けしやすいバランスのいい味わい
鴨料理とグレンモーレンジィオレンジハイボールの相性は抜群です!!

アロマ 4.7
フレーバー 4.1
余韻 4.7
Glenmorangie(グレンモーレンジィ)
¥3,344(2023/03/29 23:52:50時点 Amazon調べ-詳細)

 

アバフェルディ 12年
4.1

赤リンゴとはちみつそしてナッツのようなフレーバーを感じさせてくれる、芳醇な甘口ウイスキー!!

バランスがよく、芳醇なフルーツのニュアンスが特徴のウイスキーで、有名ブレンデッドウイスキー『デュワーズ Dewar’s』のキーモルトにもなっています!!

シングルモルトの中ではお手頃な価格帯で、まったりとした味わいが楽しめる満足感の高い一本です。

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

デュワーズの最重要モルト

原産国

スコットランド

yaffee

めっちゃリンゴ感感じるウイスキー!!

これほど赤リンゴ系のフルーティさを感じるウイスキーはありません!(笑)

アロマ 4.2
フレーバー 3.9
余韻4.2

 

オールドプルトニー 12年
3.2

オールドプルトニーのスタンダードボトル。
アメリカンオーク樽を使って熟成されたウイスキーです。
リッチで華やかな印象ながら、キャラメルやシトラスのフレーバーが楽しめる「北ハイランド」・「海沿い」のモルトを代表する銘柄です。

価格帯

3500~4500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

海のモルト

原産国

スコットランド

yaffee
プルトニーのスタンダードボトル。ラベル変更前のプルトニーはもっとソルティにとがっていた記憶があったのですが、ラベル変更後は、少し飲みやすくなったかなと思います。
僕はどちらも好きです(笑)
アロマ 3.2
フレーバー 3.2
余韻 3.2

 

ローランド

グレンキンチー 12年
4.3

スコッチの生産区分の中でもライトでスムース。穀物様が特徴的な『ローランドモルト』を代表する蒸留所。

そのスタンダードボトルが「グレンキンチー12年」です。
甘草の香りにほのかなスモーク。
そして口いっぱいに広がる焼き立てのパンやグラノーラ、ビスケットのような穀物感。

フィニッシュのスパイシーさが心地よい一本です。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

43%

容量

700ml

特徴

ローランド代表のクラシックモルト

原産国

スコットランド

yaffee

シリアル系ウイスキー代表と言っていいモルトウイスキーだと思います。

特にハイボールやロックで楽しむのがおすすめです!

アロマ 4.3
フレーバー 4.2
余韻 4.4

 

オーヘントッシャン 12年
3.6

オーヘントッシャンのスタンダードウイスキー。

シェリーカスクの原酒もブレンドされているため、アーモンドに紅茶のようなフレーバーも楽しめ。オーヘントッシャンらしいライトな口当たりで食事中や食前にもおすすめです。

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

ローランドモルト伝統の3回蒸留!!

原産国

スコットランド

 

アロマ3.4
フレーバー 4
余韻 3.5

キャンベルタウン

グレンスコシア キャンベルタウンハーバー
3.4

キャンベルタウンで作られているモルトウイスキー。
グレンスコシア蒸留所のスタンダードボトルで、ノンエイジタイプのウイスキーとなっています。

フレッシュな青リンゴのようなフレーバーに、バニラとソルティなニュアンス。
ほのかなスモーク香とスパイスの余韻。

バランスのいいモルトウイスキーです。

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

ウイスキーの街”キャンベルタウン”のコスパがいいウイスキー

原産国

スコットランド

 

アイランズ

 

ハイランドパーク 12年
3.5

「究極のオールラウンダー」といわれるモルトウイスキー。

ナッツやはちみつ、スパイス感。
芳醇で甘いニュアンスとスモーキーフレーバー、潮っぽさ、スパイシーさもあり、まさにオールラウンダーといった印象です。

価格帯

3500~4500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

究極のオールラウンダー

yaffee
スモークサーモンや白身魚のカルパッチョなどとすごく合いやすいです!!
ストレートでも合いますが、飲み慣れていない人はハイボールで
アロマ 3.3
フレーバー 3.7
余韻 3.5

 

タリスカー 10年
4.5

塩っぽさとスモーキーな香り。そして柑橘系の甘いアロマ。
力強いモルトウイスキーですが、ドライフルーツの甘いやさしさ。
最後にペッパーの余韻が、広がっていきます。

まるで、海のように心の広い男のようなウイスキーです!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

45.8%

容量

700ml

特徴

海が育んだシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

力強くしっかりとした潮感を感じる男性的なウイスキー

特に胡椒を入れたペッパーハイボールがおすすめ!
ペッパーハイボールとカルパッチョなどの魚介類は特に合います!

アロマ 4.7
フレーバー 4.4
余韻 4.4
Talisker(タリスカー)
¥6,400(2023/03/30 10:58:16時点 Amazon調べ-詳細)

 

アラン 10年
4.6

高品質・少量生産のクラフトウイスキー

ナッティな香りに、はちみつのような甘さ。そしてトロピカルフルーツの心地よさ。
樽のウッティなニュアンスとフルーティな味わいが楽しめるウイスキーです

価格帯

3500~4500円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

元祖クラフトウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee

妻の生まれ年と同じシングルモルト蒸留所!!

かなりトロピカルなフルーツ香が楽しめ、バランスもいいウイスキー
ハイボールにするとトマトパスタとかにも合いやすいです!!

 

アロマ 4
フレーバー 4.9
余韻 4.9

 

ブレンデッドモルトウイスキー

 

モンキーショルダー
4.2

3種類のスペイサイドモルトを中心にブレンドしたブレンデッドモルトウイスキー。

スムースでバランスがよく飲みやすい味わいに、優しい甘みが特徴。
ストレートで飲むとリッチに、ハイボールにすると爽やかになるのも面白いかなと思います!

カクテルベースとしても使いやすく、コスパもいいウイスキーです。

価格帯

2500~3500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

トリプルブレンデッドモルトウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee

華やかでバランス感のあるウイスキー!!

このバランス感は割って飲んても、ストレートでもロックでも崩れません
カクテルベースとしてもおすすめです!!

アロマ 4.2
フレーバー 4.5
余韻 4

 

ジョニーウォーカー グリーンラベル
4

 

シングルグレーンウイスキー

グレーンウイスキー キャメロンブリッジ 
3.2

スコッチのグレーンウイスキーを味わってみたい方はコレ!!

スッキリとした飲み口にしっかりめの甘み、バランスがよく飲みやすいです!
特にハイボールにすると爽やかさがより活きるかと思います!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

1824年創業の老舗グレーンウイスキー蒸留所のウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee

スコットランドで歴史あるグレーン蒸留所!!

爽快でフレッシュな飲み口の奥に、コクがあります!
いろいろなおつまみに合わせやすい日々の晩酌におすすめな一本です!

アロマ 3
フレーバー 3.4
余韻 3.2

 

シングルグレーン ロッホローモンド
3.7

グレーンウイスキーですがちょっと特殊なグレーンウイスキー

実は、原料は大麦麦芽のみ。
ただ蒸留器がポットスチルではなく、連続式蒸留機を使用。
そのため、「グレーンウイスキー」となっています。

スパイシーさと豊かな甘み。そしてモルトにザラメのような甘い香りが特徴。
ストレートでもハイボールでもオススメな一本です!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

全英オープン公式ウイスキーのシングルグレーン

原産国

スコットランド

yaffee

しっかりとしたコクがありつつ、飲みやすいスムースさもあるバランスのいいウイスキー!!

グレーンウイスキーという名だけで、受け入れがたくなってしまうのは本当にもったいないなと思う一本です。

アロマ 3.6
フレーバー 3.8
余韻 3.8

 

ブレンデッドウイスキー

 

ジョニーウォーカー ブラック
4

世界No.1のスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」。
そのフラグシップ的立ち位置のボトルが「ジョニーウォーカー ブラック」です。

12年以上熟成させた数十種類のモルト原酒とグレーン原酒をブレンド、スモーキーながらバランスよく仕上げています。
通称「ジョニ黒」と呼ばれ、多くの人に愛されているスコッチウイスキーです!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

世界一のスコッチウイスキーブランド!!

原産国

スコットランド

yaffee
ハイボールや水割りが特におすすめ!!
スモーキーだけどバランスがいいので飲み慣れていない方でも親しみやすいです!!

 

アロマ 4
フレーバー 4.1
余韻 3.9

 

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バランタイン ファイネスト
3.1

往年のウイスキーファンにとって憧れのスコッチウイスキー『バランタイン』。

そのブランドが1000円台でも楽しめるのが『バランタイン ファイネスト』です。

かなりスムースで飲みやすく、クセの少ない味わいが特徴。
初心者から玄人のデイリーウイスキーまで幅広いファン層を持つ銘柄です!!

価格帯

1000~1500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

往年のファンが多いスコッチを代表する銘柄

原産国

スコットランド

yaffee

飲みやすく、バランスのいいデイリーウイスキー!!

日常の晩酌にはピッタリな一本だと思います!

アロマ 3.1
フレーバー 3
余韻 3.2

 

シーバスリーガル 12年
4.4

「シーバスリーガルを超えるのはシーバスリーガルだけ」

まさにそのコピーを体現したような「シーバスリーガル」のスタンダードボトル。
芳醇さと柑橘系の爽やかさ、そしてフルーティな味わいなど複層的に広がるフレーバーが特徴です。

初心者の初めての一本にもオススメなウイスキーです!!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

アート・オブ・ブレンディング

原産国

スコットランド

yaffee
僕がブレンデッドウイスキーの中で最も好きな一本!!
芳醇でバランスがよく、ストレートでも飲みやすいです!
ハイボールや水割りでもバランスが崩れません!!
アロマ 4.5
フレーバー 4.3
余韻 4.5

 

バランタイン 17年
4.2

『The Scotch』と呼ばれるスコッチウイスキー界の銘酒中の銘酒!!

複雑な味わいと繊細なバランス感、そして上品な甘みをまとった長い余韻が特徴。
ストレートやロックはもちろん、ハイボールや水割りなど飲み方を選ばないことも魅力だと思います。

価格帯

5500~6500円

アルコール度数

40%

容量

750ml

特徴

『The Scotch』

原産国

スコットランド

yaffee
バランスと繊細さのあるウイスキー。
「The Scotch」とよばれる理由は飲めばわかります!!ウイスキー好きになったら一度は飲んでほしい一本です!!

 

アロマ 4.6
フレーバー 4.2
余韻4.4

 

デュワーズ ホワイト
3.0

アメリカで特に人気の高いスコッチブレンデッドウイスキー。

「ハイボールの起源」とも呼ばれている銘柄です!!

華やかな印象にフルーティな香りが特徴。

そしてはちみつやバニラの甘いニュアンスも楽しめます!!

価格帯

1000~1500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

ハイボールの起源

原産国

スコットランド

yaffee
フルーティなデイリーウイスキー!!

1000円台で買える気軽に楽しめるウイスキーだと思います!!

アロマ 3
フレーバー 3
余韻 3

 

ホワイトホース
3.2

スコッチシングルモルトの中でも、クセが強くリッチなフレーバーが特徴の銘酒「ラガブーリン」をキーモルトに使った珍しいブレンデッドウイスキー!!

スモーキーさに、リッチなフレーバーが特徴。

ただ全体的にはライトめで、親しみやすいブレンドに仕上げています!!

価格帯

900~1500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

国内で特に売れているスコッチウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee
やや濃厚なフレーバーも楽しめるデイリーウイスキーです!!
アロマ 3
フレーバー 3.6
余韻 3

 

ティーチャーズ ハイランドクリーム
3.2

スモーキーさが特徴のブレンデッドウイスキー!!
1000円以下のウイスキーの中では断トツにスモーキーでバランスがいいウイスキーです!!
安くて、入手しやすいので、家飲み用要因としては最適なウイスキーだと思います。

価格帯

1000円以下

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

安価でバランスのいいスモーキーウイスキー

原産国

スコットランド

 

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

スコッチウイスキーでは、モルト原酒とグレーン原酒の2タイプのウイスキー原酒が作られています。

モルト原酒は大麦麦芽100%のウイスキーで、一つの蒸留所のモルト原酒だけを使用した「シングルモルトウイスキー」とモルト原酒とグレーン原酒をブレンドした「ブレンデッドウイスキー」が現在スコッチウイスキーの主流です。

 

中でもスコッチウイスキーの販売数のほとんどは「ブレンデッドウイスキー」で、スコッチNo.1 ブランドの「ジョニーウォーカー」は年間1800万ケースもの売り上げをあげています。

 

世界中で愛され、多くのファンを持つ「スコッチウイスキー」。

その種類を知るとよりウイスキーの世界が面白いくなると思いますし、飲み比べるともっと虜になっちゃうかもしれません。

スコッチウイスキーの種類をこの記事で少しでも知って、今後のウイスキー選びに役立てていただけたらと思います。

 

それではよいウイスキーライフを!

また次回もよろしくお願いいたします。

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