【保存版】ウイスキーの種類とは?世界5大ウイスキーから原料、製法の違いを解説!

本日もお越し頂きありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。

ウイスキーの魅力を配信したい料理人ウイスキーブロガーです。

ウイスキーが好きすぎるあまり「ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル」を取得
2021年に開催されたTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)の審査員を務めさせて頂きました。

当ブログで料理人目線のウイスキーの魅力をお伝えしていこうと思います!

 

今回のお話は「ウイスキーの種類」について

 

ウイスキーには、一言で言いきれないほど様々な種類があります。

世界5大ウイスキーをはじめ、原料によるウイスキーの違いや製法によるウイスキーの違いなどなど。

 

今回は、そんなウイスキーの種類について、入門~マニア入口の方向けの記事を書いてみました。

ウイスキーの種類がわかると自分好みのウイスキーがわかりやすくなります。

 

ぜひウイスキーの種類を知ってより深くウイスキーを楽しんでいただけたらと思います。

この記事はこのような方におすすめ
  • ウイスキーの種類が知りたい方
  • 自分好みのウイスキーがわかるようになりたい方
  • ウイスキーをもっと深く知りたい方

 

目次

ウイスキーの種類とは??

 

冒頭で「ウイスキーには様々な種類がある。」と言いましたが、なかなかピンと来ていない方も多いと思います。

そこで、まずウイスキーの定義からおさらいしていきます。

 

ウイスキーの定義

ウイスキーとは穀物を原料に糖化・発酵・蒸留をし、貯蔵熟成させたお酒のこと。

 

まずウイスキーと呼ぶためには、

  1. 穀物が原料であること
  2. 蒸留酒であること
  3. 熟成させていること

がこの3つが大前提です。

 

かなり大雑把な話をすると、

穀物ではなく、果物を使った場合、「ブランデーになります。

また穀物を使っていても、熟成させていなかったら「ウォッカです。

さらに、穀物だけを使ったお酒でも蒸留させなければ、「ビールです。

 

この穀物原料蒸留熟成がウイスキー最大の特徴といえると思います。

 

ウイスキーの種類、どう分かれるの?

ウイスキー=穀物を使った蒸留酒であり、熟成を必要とするお酒。

ただ穀物といえど種類はたくさんあります。

大麦・小麦・ライムギ・コメ・トウモロコシ……。

 

どの穀物を使うかによってウイスキーの種類が変わりますし、味わいも大きく変わります

またウイスキーは長い熟成が必要です。長い熟成期間から、その土地の特徴も大きくウイスキーに影響を及ぼします。

原料、製法の違いもありますが、原産国による違いも大きく国によってウイスキーの種類も様々。

今回は、

  1. 原料で分けるウイスキーの種類
  2. 国で分けるウイスキーの種類
  3. 製法で分けるウイスキーの種類

について解説させていただきます!

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【原料で分けるウイスキーの種類】
原料で変わるウイスキーの違いとは?

ウイスキーは、穀物を使った蒸留酒です。

その穀物は、世界にたくさんあります。

3大穀物といえば、麦、米、トウモロコシですが、それ以外にもそば、キヌア、アマランサスなどなど。

 

正確に穀物とはイネ科の植物の種を指すそうで、そばやキヌアは類似穀物といわれるものだそう。

基本的にウイスキーは、大麦を使うことが多いです。

次に多いのがバーボンウイスキーで有名なトウモロコシ。

そして小麦、ライムギなどなど……。

穀物について詳しく知りたい方は、こちらをクリック

 

ところが、ウイスキーは類似穀物で作られたものもあります!

yaffee
過去には米で作られたウイスキーというのもありました。
また海外には、そばを使ったウイスキーもあります。

 

一言にウイスキー=穀物の蒸留酒といえど、様々な種類があるのです。

ただその種類も大きく分けると2つに分かれます。

 

【原料で分けるウイスキーの種類】
モルトウイスキーとグレーンウイスキーの違いとは??

まずウイスキーを原料で分けると2つに分かれます。

それはモルトウイスキーグレーンウイスキーです。

 

簡単に説明するとモルトウイスキーは大麦麦芽100%のウイスキーのこと。

対してグレーンウイスキーはモルト以外の穀物を使用したウイスキーのことです。

 

それぞれ詳しく見ていこうと思います。

モルトウイスキーとは?

モルトウイスキーとは、基本的には大麦麦芽(モルト)100%のウイスキーのことです。

大麦麦芽は、大麦を発芽させたもの。

大麦が英語でバーレイなのに対して、大麦麦芽はモルトとしっかりと区別されています。

 

大麦を発芽させたことにより、大麦の粒の中に「酵素」といわれる成分が生まれます。

この酵素の一部が大麦のでんぷんを分解。糖分を作り出します

この糖分を酵母がアルコールに変え、それを蒸留により濃縮。さらにそれを熟成させてウイスキーは作られています。

 

発芽させた大麦100%でこのプロセスを行ったウイスキーがモルトウイスキー

大麦100%で作ることでその個性が顕著に現れます。

 

また、大麦麦芽は大麦を水に浸して発芽させるのですが、その乾燥の時にピートという燃える泥(泥炭)を焚いてその煙と熱気で乾燥させます。

この時、大麦麦芽にスモーキーなフレーバーが付くのです。

このスモーキーフレーバーもモルトウイスキーの大事な個性の一つ

 

今では無煙炭などもあり、その熱気で乾燥させることも多いのでスモーキーフレーバーのないモルトウイスキーもたくさんあります。

ただ、もともと木の少なく泥炭が豊富なスコットランドでは、一般燃料だった泥炭が麦芽の乾燥に使われていました。

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また、基本的にはモルトウイスキーはポットスチルと呼ばれる単式蒸留器で作られます。

この単式蒸留器で蒸留させると、原料の個性が残りやすい傾向があります。

 

麦芽の個性、ピートの個性なのがはっきりと現れたモルトウイスキー。

個性豊かなことから「ラウドスピリッツ」とも呼ばれています。

 

シングルモルトウイスキーとは?

個性豊かなモルトウイスキー。

そんなモルトウイスキーでよく聞く言葉が「シングルモルト」だと思います。

 

このシングルモルトとは、一つの蒸留所で作られたモルトウイスキーのこと

ウイスキーはどこで作られたかによって大きくその個性が変わってきます。

 

また蒸留所ごとにこだわりがあり、求める個性も全然違います。

そのような蒸留所ごとの個性を楽しむウイスキーがシングルモルトウイスキーです。

ラフロイグ 10年
4.5

「LOVE or HATE  好きか、嫌いか」

好みがはっきりと分かれる、最強にクセの強いシングルモルト。
正露丸のような癖になるスモーキーなクセがあり、その奥にいるバナナ系な甘みがファンを虜にする一本。

スモーキーなアイラモルトの中では、肉系のおつまみと合いやすい一本です!!
特に炙りベーコンがオススメ!!

価格帯

3000~4000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

英国王室御用達のクセの強いシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

アイラ最強のクセのあるウイスキー!!

好きか嫌いかはっきりと分かれるウイスキーですが、ハマってしまうと抜け出せません。。

アロマ 4.5
フレーバー 4.5
余韻 4.5

シングルモルトウイスキーについて詳しく知りたい方はこちら

 

グレーンウイスキーとは?

大麦麦芽100%のウイスキー=モルトウイスキー。

対して大麦麦芽以外の穀物も使用したウイスキーがグレーンウイスキーです。

 

グレーンウイスキーは基本トウモロコシや小麦、未発芽の大麦などから作られます。

そしてそれらの穀物のでんぷんを糖に変えるためにモルトも少し添加されます。

 

そしてグレーンウイスキーは、連続式蒸留機という近代的な蒸留機で蒸留されることが多いです。

アルコール発酵した発酵液を連続的に蒸留することができる機械で、大量生産することができます。

 

また、大量生産できるので安価に作ることができ、個性も穏やかに仕上がります

モルトウイスキーが「ラウドスピリッツ」と呼ばれているのに対して、グレーンウイスキーは「サイレントスピリッツ」とも呼ばれています。

 

グレーンウイスキーはそのまま製品化されることより、モルトウイスキーとブレンドして製品化されることが多いです。

シングルグレーンウイスキーとは?

モルトウイスキーとブレンドして製品化されることの多いグレーンウイスキーですが、たまに「グレーンウイスキー」としてリリースされることがあります。

 

その多くが「シングルグレーン」です。

シングルグレーンウイスキーとは、シングルモルト同様一つの蒸留所で作られたグレーンウイスキーのこと。

グレーンウイスキーは連続式蒸留機を使い、穏やかな個性に仕上げたウイスキーとよく説明があります。

ただし、正確にはそのように作っただけで、いくらでも個性的に仕上げることは可能です。

 

そのようにグレーンウイスキーの中でも個性的な原酒とライトな原酒などを蒸留所が作り分け、ブレンドし作られるのがシングルグレーンウイスキー

 

シングルグレーンウイスキーでもその蒸留所の個性がしっかりと現れています。

シングルグレーン 富士
4.2

キリンの富士御殿場蒸留所で造られた「シングルグレーンウイスキー」!!

この蒸留所はグレーンウイスキーへのこだわりが特に強いです。
スコッチタイプ、バーボンタイプ、カナディアンタイプの蒸留機を使い分け多彩な原酒を作っています。

カラメルのような濃厚なフレーバーに焦がした木。そして優しい舌触りが特徴。
まったりと楽しみたいシングルグレーンウイスキーです。

価格帯

5500~6500円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

キリンのシングルグレーンウイスキー

原産国

日本

yaffee

複雑で濃厚なグレーンウイスキー!!

キリンがリリースしているウイスキーの中で、この一本だけが『whiskey』と『e』の入る綴りとなっています。
また、瓶の底には富士山が!!

隠し要素の多いウイスキーです!!

アロマ 4.4
フレーバー 4.2
余韻 4

 

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーとは?

ブレンデッドウイスキーとは、別の蒸留所の原酒もブレンドしたウイスキーのことです。

多くは、数十種類のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られます。

 

ブレンデッドウイスキーは、キーモルトという中核を担うモルトウイスキーを中心にブレンド

キーモルトの味わいを広げたり、バランスをとるために様々なモルトウイスキーが使われてます

その中で、味わいに大きく影響を及ぼす上質なモルトウイスキーのことを「トップドレッシング」といいます。

 

モルトウイスキーで広げた味わいを、穏やかな個性のグレーンウイスキーで飲みやすくバランスのいい味わいに仕上げていきます。

たとえるなら、グレーンウイスキーは煮物料理の「お出汁」、モルトウイスキーは「調味料」といった関係性

グレーンウイスキーが味わいを下から支え、モルトウイスキーがその味わいの骨格や個性を決めていきます。

 

このようにしてブレンデッドウイスキーは作られているのです。

ブレンデッドウイスキーは、万人に飲みやすいバランスのいいウイスキーとなっていることが多いです。

比較的お値段的も安価なものが多く、モルトウイスキーに比べてコスパもいい傾向があります

ジョニーウォーカー ブラック
4

世界No.1のスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」。
そのフラグシップ的立ち位置のボトルが「ジョニーウォーカー ブラック」です。

12年以上熟成させた数十種類のモルト原酒とグレーン原酒をブレンド、スモーキーながらバランスよく仕上げています。
通称「ジョニ黒」と呼ばれ、多くの人に愛されているスコッチウイスキーです!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

世界一のスコッチウイスキーブランド!!

原産国

スコットランド

yaffee
ハイボールや水割りが特におすすめ!!
スモーキーだけどバランスがいいので飲み慣れていない方でも親しみやすいです!!

 

アロマ 4
フレーバー 4.1
余韻 3.9

ブレンデッドウイスキーについて詳しくはこちら

 

ブレンデッドモルトウイスキーとは?

安価で万人に受け入れられやすいブレンデッドウイスキーですが、中にはモルトウイスキーだけを使ったブレンデッドウイスキーもあります。

 

グレーンウイスキーを使わないブレンデッドウイスキーのことを「ブレンデッドモルト」といいます。

ブレンデッドモルトの特徴は、個性を残しつつモルトウイスキーでバランスをとっていること。

単一蒸留所のシングルモルトでは味わえない、折り重なるフレーバーが楽しめます。

 

また中には、有名ブレンデッドウイスキーのモルトだけというバージョンもあります。

そういったグレーンウイスキーが入る前のブレンデッドウイスキーも味わってみたら面白いのではないでしょうか?

モンキーショルダー
4.2

3種類のスペイサイドモルトを中心にブレンドしたブレンデッドモルトウイスキー。

スムースでバランスがよく飲みやすい味わいに、優しい甘みが特徴。
ストレートで飲むとリッチに、ハイボールにすると爽やかになるのも面白いかなと思います!

カクテルベースとしても使いやすく、コスパもいいウイスキーです。

価格帯

2500~3500円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

トリプルブレンデッドモルトウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee

華やかでバランス感のあるウイスキー!!

このバランス感は割って飲んても、ストレートでもロックでも崩れません
カクテルベースとしてもおすすめです!!

アロマ 4.2
フレーバー 4.5
余韻 4

 

【国で分けるウイスキーの種類】 
知っておきたい世界5大ウイスキーとは?

ウイスキーには、5つの主要産地があります。

その5つが「世界5大ウイスキー」といわれているものです。

世界5大ウイスキー
  • スコッチウイスキー
    産地……スコットランド
  • アイリッシュウイスキー
    産地……アイルランド
  • アメリカンウイスキー
    産地……アメリカ
  • カナディアンウイスキー
    産地……カナダ
  • ジャパニーズウイスキー
    産地……日本

この5種類のウイスキーはそれぞれに製法・特徴が異なります。

そして最近増えている世界5大ウイスキー以外の蒸留所は、この5大ウイスキーの製法(主にスコッチ)が参考になっています!!

 

そのため世界5大ウイスキーを知ることで、ウイスキーの種類のほどんどがわかるわけです!

スコットランドのスコッチウイスキーとは?

スコッチウイスキーは、スコットランドで作られているウイスキー。

スコッチウイスキーの種類は大きく3種類あります。

【スコッチウイスキーの分類】

  • モルトウイスキー
  • グレーンウイスキー
  • ブレンデッドウイスキー

それぞれに違いがありますが、その前に スコッチウイスキーと呼ぶためには、細かいルールが法律で決められています。

スコッチウイスキーの法律
  • 水・イースト・麦芽(モルトウイスキー)又はその他の穀物(グレーンウイスキー)のみを原料とすること。
  • スコットランドの蒸留所で糖化・発酵・蒸留を行うこと
  • アルコール度数94.8%以下で蒸留すること
  • 容量700ℓ以下のオーク製の樽で熟成させること
  • スコットランド国内の保税倉庫で3年以上熟成させること
  • 水とスピリッツカラメル以外の添加は禁止。

この法律をすべてクリアして、初めてスコッチウイスキーと呼べます。

そしてさらに細かく見ていくと、ブレンデッドウイスキーやグレーンウイスキーはスコットランド以外でもボトリングできますが、シングルモルトはスコットランド国内でボトリングしないといけません。

また、シングルモルトはポットスチル(単式蒸留器)で蒸留させないといけないというルールがあります。

 

この基準は、世界中で造られている多くのウイスキーの自主基準のベースにもなっています。

そして、スコッチウイスキーで最も売れている・作られているのはブレンデッドウイスキーです

スコッチブレンデッドウイスキーとは?

スコッチブレンデッドウイスキーは、飲みやすくバランスの取れた万人受けしやすいウイスキーです。

ウイスキーのブレンドが行われるようになったのは1853年ごろ。

ところがこの当時のブレンデッドウイスキーは、今でいう「シングルモルト」や「ブレンデッドモルト」でした。

 

当時の酒屋さんは蒸留所からウイスキーを樽買い。その樽からボトルを持ってきたお客さんに分けて販売していたそうです。

ところが樽ごとの味のばらつきがあるため、毎回同じ味にはなりませんでした。

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そこでエジンバラの酒商”アンドリュー・アッシャーがグレンリベットをブレンド。

毎回同じ味に仕上げた「アッシャーズ・オールド・ヴァッテッド・グレンリベット・ウイスキー」を作り上げました。

 

これがブレンデッドウイスキーの始まりです。

1860年には法改正が行われ、モルトウイスキーとグレーンウイスキーのブレンドが可能となります。

 

もともと個性が強すぎてスコットランドの地酒に過ぎなかったウイスキー

穏やかな個性のグレーンウイスキーが混ざることで万人に飲みやすいブレンデッドウイスキーが誕生しました。

ちょうどその時、フィロキセラの影響でワイン・ブランデーが大打撃を受けます。

ブランデーが入手しにくくなったタイミングで誕生した飲みやすいスコッチブレンデッドウイスキー

ここからヨーロッパ中、世界中で飲まれる蒸留酒となり、今の地位が確立されていきました。

 

ブレンデッドウイスキーの中でも特に低価格帯のものは、飲みやすさ・受け入れられやすさを求めながら、個性もしっかりと残している味わいに仕上げています。

そのため、ウイスキー初心者には最適な一本といえます。

 

またシングルモルトウイスキーを飲んでから、再びブレンデッドウイスキーを飲むのも乙な楽しみ方です。

yaffee

「このブレンデッドウイスキーの中にあのシングルモルトの味あるな~」という発見ができます。

ブレンデッドウイスキーの味の中から探してみるのもちょっとマニアックなウイスキーの楽しみ方の一つです。(笑)

 

シーバスリーガル ミズナラ 12年
4.3

日本限定でリリースしているシーバスリーガル。

日本原産の高級オーク材「ミズナラ」で作った樽を熟成に使用しています。

鮮やかな梅の花のような印象のあるウイスキー。繊細で優美さがあり、まさに大和撫子のようなスコッチブレンデッドです。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

アート・オブ・ブレンディング

原産国

スコットランド

yaffee
フルーティで繊細なウイスキー!!

バランスが良く、まるで梅の花のようなフローラルさがあります!

アロマ 4.4
フレーバー 4.2
余韻 4.3

 

スコッチシングルモルトウイスキーとは?

そのブレンデッドウイスキーの核となるのが、大麦麦芽100%のモルトウイスキー

そして一つの蒸留所だけで造られるモルトウイスキー『シングルモルトウイスキー』

 

スコッチシングルモルトウイスキーというと「けむい」・「クセの強い」・「正露丸」といった個性が挙げられると思います。

ところが、そういった個性を前面に出しているシングルモルトウイスキーはスコッチの中でもごくわずか。

 

一言に「シングルモルトウイスキー」といっても個性は様々です。

  • 華やかで万人受けのライトなモルトウイスキー
  • 「薬品」、「正露丸」といった個性の強いマニア向けスモーキーなモルトウイスキー
  • 味わいの濃い濃厚なモルトウイスキー

などなど

その個性は、スコッチの中でも産地で大きく変わります。

スコッチの生産区分特徴
アイラアイラ島で作られるモルトウイスキー。
スモーキーで癖の強いモルトウイスキーが多い傾向があります
スコッチモルトウイスキーの聖地”の一つです。

スペイサイドスコットランドのスペイ川流域・支流域の地域で作られているモルトウイスキー。
フローラルでフルーティなタイプが多く、アイラと対極的な特徴となっています。
同じく”スコッチウイスキーの聖地”です。

ハイランドスコットランドの上の方で作られているモルトウイスキー。
いかにもスコッチらしい骨格のしっかりとしたモルトウイスキーが多く、はっきりとした味わいが特徴です。

ローランドスコットランドの中でもイングランドに近い地域で作られているモルトウイスキー。
モルティな味わいが特徴で、飲みやすいタイプのウイスキーが多いです。
アイランズアイラ島を除く、スコットランド本土の周りの島々で作られているモルトウイスキー。
島ごとに個性は変わりますが、塩っぽさのあるウイスキーが多い傾向があります。

キャンベルタウンかつてはウイスキー産業で栄えた町「キャンベルタウン」で作られているモルトウイスキー。
フレーバーが豊かで塩っぽくフルーティでスモーキーといった香りの強いタイプが多いです。

 

それぞれの産地を飲み比べてみると違いがわかり面白いのではないでしょうか。

グレングラント アルボラリス
4.6

グレングラント蒸留所の180周年に発表されたノンエイジの新定番!!

ラテン語で「木漏れ日」という意味を持つアルボラリスは、グレングラント蒸留所のヴィクトリアンガーデンに差し込む木漏れ日からインスピレーションを頂いてできたウイスキーだそうです。

バーボン樽熟成の原酒ととシェリー樽熟成の原酒が使われています。
バランスがよく、フルーティでフローラルな特徴。
とても香り立ちのいいウイスキーです!!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

イタリアシェアNo.1のシングルモルト

原産国

スコットランド

yaffee

香り、最初の味わいは、2000円台のウイスキーの中では断トツ!!

お世辞抜きに美味しいウイスキーです!!

アロマ 5
フレーバー 4.7
余韻 4

 

スコッチグレーンウイスキーとは?

そしてスコッチウイスキーには、モルトウイスキーほかにグレーンウイスキーがあります。

これは穀物原料に近代的な蒸留器の連続式蒸留機というもので造られたウイスキー

酒質自体の個性が穏やかなものが多いので、ほとんどはブレンデッドウイスキー用にモルトウイスキーの引き立て役となることが多いです

特にシングルモルトがあり、ブレンデッドウイスキーのあるスコットランドでは、グレーンウイスキーが出回ることはあまりないです。

時々シングルグレーンとして出回ることがありますが、ごくまれ。

かなりマニア向けな一本なことが多いと思います。

 

シングルグレーン ロッホローモンド
3.7

グレーンウイスキーですがちょっと特殊なグレーンウイスキー

実は、原料は大麦麦芽のみ。
ただ蒸留器がポットスチルではなく、連続式蒸留機を使用。
そのため、「グレーンウイスキー」となっています。

スパイシーさと豊かな甘み。そしてモルトにザラメのような甘い香りが特徴。
ストレートでもハイボールでもオススメな一本です!

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

全英オープン公式ウイスキーのシングルグレーン

原産国

スコットランド

yaffee

しっかりとしたコクがありつつ、飲みやすいスムースさもあるバランスのいいウイスキー!!

グレーンウイスキーという名だけで、受け入れがたくなってしまうのは本当にもったいないなと思う一本です。

アロマ 3.6
フレーバー 3.8
余韻 3.8
詳しくは……

 本日もお越し頂きありがとうございます。ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。ウイスキーの魅力を配信したい料理人ウイスキーブロガーです。ウイスキーが好きすぎるあまり「ウイスキー文化研[…]

アイルランドのアイリッシュウイスキー

アイリッシュウイスキーはスコッチウイスキーより歴史が長いともいわれています。

ただどっちが起源かは議論が絶えないようです。

スコッチブレンデッドウイスキーができるまでは、アイリッシュウイスキーのほうが人気でした。

それは当時スコッチのモルトウイスキーより飲みやすかったためです。

 

しかし飲みやすいスコッチブレンデッドウイスキーの誕生やアメリカの禁酒法、それ以外にも政治的影響などがあり、一時は風前の灯火でした。

ここ最近新しい蒸留所がたくさんでき、息を吹き返してきています。

【アイリッシュウイスキーの分類】

  • モルトウイスキー
  • グレーンウイスキー
  • アイリッシュポットスチルウイスキー
  • ブレンデッドウイスキー

アイリッシュウイスキーにもスコットランド同様に法律があります。

アイリッシュウイスキーの法律
  • 穀物類を原料とすること。
  • 麦芽に含まれる酵素によって糖化させる
  • 酵母によって発酵
  • アルコール度数94.8%以下で蒸留すること
  • 木樽で熟成させること
  • アイルランド共和国または、北アイルランドの倉庫で3年以上熟成させること

 

アイリッシュウイスキーにもスコッチウイスキー同様にモルトウイスキーとグレーンウイスキーはあります。

その製法は、ほとんどが同じです。

ただ2点だけ違う点があります。

  1. アイリッシュウイスキーの樽材にオーク製の決まりがない。
  2. グレーンウイスキーと名乗るために、原材料の決まりがある。

 

アイリッシュシングルモルトウイスキーとは?

アイリッシュシングルモルトウイスキーの特徴は、飲みやすくフルーティで穀物感(モルティ)さのある味わいが多いことです。

 

アイリッシュシングルモルトウイスキーの多くはポットスチルで3回蒸留を行います

スコットランドでは2回蒸留が一般的ですが、アイリッシュウイスキーでは、伝統的に3回蒸留が行われてきました。

 

ウイスキーは蒸留回数が増えるほど、ライトでスムースになる傾向があります

アイリッシュシングルモルトウイスキーでは、そのライトさ・スムース感を求めているようです。

スコッチに比べて飲みやすく、クセの少ないものが多いので、シングルモルト初心者向けのボトルが特に多い傾向があります。

 

また、アイリッシュウイスキーにはオーク製の木樽を使わなくてはいけないという決まりがありません

そのため、栗や桜といった木の樽も使用されているそうです。

yaffee
まだ本格的に製品化はされていないようですが、そのうち出てくるかもしれませんね。
楽しみです!!

 

ブッシュミルズ 10年 シングルモルト
3.5

ブッシュミルズのシングルモルトで最もスタンダードなもの。

バーボン樽で10年以上熟成させた原酒のみを使用したウイスキーで、はちみつやバニラのような甘い香りが特徴的です!

軽やかで初心者でもかなり飲みやすいシングルモルトかと思います。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

歴史と伝統のあるアイリッシュウイスキー

原産国

アイルランド

アロマ 3.2
フレーバー 3.6
余韻 3.7

 

アイリッシュグレーンウイスキーとは??

アイリッシュウイスキーにはポットスチルウイスキーがあります。

グレーンウイスキー同様に、モルト以外の穀物も使用したウイスキーです。そのため区別する必要があります。

 

アイリッシュグレーンウイスキーのポイントは2点。

  1. 大麦麦芽の使用が30%未満。
  2. 連続式蒸留機でも単式蒸留器(ポットスチル)でも可。

大麦麦芽の使用量30%を超えてしまうと、ポットスチルウイスキーとあいまいになってしまうため、このような基準が設けられています。

ティーリング シングルグレーン
4.5

不死鳥のようにダブリンに誕生したティーリング蒸留所!!

アイリッシュウイスキー復活の象徴ともいえるウイスキーで、バランスが特にいいです!!
カラメル香の深いフレーバーと優しい飲み口。
余韻も長め。
まったりウイスキーを楽しみたい方に特にオススメなグレーンウイスキーです。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

ダブリンにいる不死鳥

原産国

アイルランド

yaffee

カラメル香が特徴でスパイシーさとスムース感が楽しめるアイリッシュグレーンウイスキー!!

休日前のまったり楽しみたい晩酌にピッタリな一本です!

アロマ 4.4
フレーバー 4.6
余韻 4.5

 

アイリッシュポットスチルウイスキーとは??

アイリッシュウイスキーが、スコッチウイスキーと最も違うところは、アイリッシュポットスチルウイスキーがあることです。

ポットスチルウイスキーは、麦芽(モルト)100%ではなくほかの穀物もまぜて、単式蒸留器で蒸留されて造られたウイスキーのこと

 

またグレーンウイスキーと区別するために、大麦麦芽と未発芽の大麦はそれぞれ30%以上使用、その他の穀物は5%未満と定められています。

シリアルの香りが強く、少しスパイシーなのがポットスチルウイスキーの特徴となっています

アイリッシュシングルモルトウイスキー同様に、3回蒸留して作られることが多いです。

 

レッドブレスト
3.4

アイリッシュウイスキーの伝統『アイリッシュポットスチルウイスキー』
その代表銘柄が『レッドブレスト』です。

甘草やシナモンのニュアンスに後味のスパイス感が特徴。
奥行きのある味わいで、まったり楽しめるアイリッシュウイスキーです!!

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

アイリッシュ伝統のポットスチルウイスキーを代表する銘柄

原産国

アイルランド

yaffee
スパイシーかつバランスのいい一本。そのまま飲んでもうまいですが、カクテルベースにしてもいい感じに存在感が残るのでお勧めです!
アロマ 3.4
フレーバー 3.2
余韻3.6

 

アイリッシュブレンデッドウイスキー

そしてアイリッシュウイスキーの場合、ブレンデッドウイスキーは、

モルトウイスキー、グレーンウイスキー、アイリッシュポットスチルウイスキー

の中どれか2つ混ぜられていればブレンデッドウイスキーとなります。

そのためスコッチより組み合わせ・バリエーションは豊富です。

ジェムソン スタウトエディション
3.36

アイリッシュウイスキーNo.1の銘柄「ジェムソン」!

そのジェムソンの原酒をスタウトビールの樽で追加熟成させた一本。
ライトなジェムソンのフレーバーにコクのある黒ビールの甘みが特徴!!

深いコクのあるウイスキーです。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

スタウトビールの樽で熟成させたウイスキー!!

原産国

アイルランド

yaffee
意外と深いコクのある一本。

個人的には、このウイスキーはやっぱりハイボールですね!!
「プハー」といきたいウイスキーです(笑)

 

アロマ 3.7
フレーバー 3.4
余韻 3

 

アイリッシュウイスキーとは?より詳しくはしりたい方はこちら

アメリカのアメリカンウイスキー

アメリカンウイスキーというとあまりピンとこないと思いますが、バーボンウイスキーならわかるのではないでしょうか。

バーボンはこのアメリカンウイスキーの一つです。

【アメリカンウイスキーの分類】

  • バーボンウイスキー
  • テネシーウイスキー(テネシーバーボンとも言います。)
  • ライウイスキー
  • ウィートウイスキー
  • モルトウイスキー
    アメリカンシングルモルトウイスキー
  • ライモルトウイスキー
    シングルライモルトウイスキー
  • コーンウイスキー
  • ブレンデッドウイスキー
  • ライトウイスキー
  • スピリットウイスキー

などなど

アメリカンウイスキーの種類とこんな感じになります。

それぞれ分類ごとに細かいルールがありますが、そもそもアメリカンウイスキーと呼ぶためには、以下のように定義されています。

アメリカンウイスキーの法律
  • 穀物が原料
  • アルコール度数95%以下で蒸留すること
  • オーク製の樽で熟成させること(コーンウイスキーは必要なし)
  • 40%以上でボトリングされたもの

 

ここには、記載されていませんが、大前提としてアメリカで作られていることがアメリカンウイスキー。

そしてこの定義の範囲内で、分類別にさらに細かいルールが定められています。

バーボンウイスキーとは?

アメリカンウイスキーの中でも特に人気の高いバーボン。

バーボンウイスキーと呼ぶためには、定義があります。

バーボンウイスキーの定義
  • 原料の51%以上はトウモロコシ
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以下で蒸留すること
  • 内側を焦がしたオーク製の新樽で熟成させること
  • 樽詰めアルコール度数は62.5%(125プルーフ)以下
  • 水以外を加えず、40%以上でボトリングされたもの

また、これ以外にも……

  • 2年以上の熟成で「ストレートバーボンウイスキー」。
  • 4年以上の熟成で熟成年数の表記の必要がなくなる。
  • ケンタッキー州で作られたら「ケンタッキーバーボンウイスキー」と名乗れる

などの決まりがあります。

 

バーボンウイスキーは、トウモロコシを51%以上使わないと名乗ることができません。ただ大体多くの蒸留所は60~80%ぐらいトウモロコシを使用しています。

そして40~20%ぐらいあるそれ以外の穀物の比率によって大きく味わいが変わってきます

例えばライムギを多く使うとスパイシーで力強い味わいに、小麦を多く使うとマイルドな味わいに仕上がりやすいです。

各蒸留所・各ブランドは、この穀物の比率(マッシュビル)で違いを出しています。

そのため、バーボンのマッシュビルは、そのバーボンの味を知る注目ポイントでもあります。

 

そしてバーボンでよく間違われるのは、「ケンタッキー州で作られたウイスキーがバーボンである」ということ。

実は、これは大きな間違いで、「バーボンウイスキーの定義にはケンタッキー州で作らなくてはいけない」という記載がありません

バーボンは、たとえアラスカだろうとハワイだろうとアメリカ国内であれば作ることができます。

ほかにもバーボンについて詳しく知りたい方はこちらをクリック

ブレット バーボン
3.4

悲劇の事故から一度歴史から消えてしまったウイスキー。

ただ、100年以上たってから創業者のひ孫の手によって見事復活を遂げました。

スパイシーな香りにはちみつの甘み、そしてミントのような爽やかな余韻を残してくれます。

価格帯

2500~3500円

アルコール度数

45%

容量

700ml

特徴

一度歴史から消えてしまった開拓者のウイスキー

原産国

アメリカ

yaffee

スパイシーかつ華やかさがあるバーボンウイスキー

バーボンの中では飲みやすく余韻のミントのようなフレーバーが爽やかさを演出してくれます!
アップルパイや豚料理との相性抜群です!!

アロマ 3
フレーバー 3
余韻 3.9

テネシーウイスキーとは?

アメリカンウイスキーには、バーボンのほかに有名なウイスキーがあります。

それは「テネシーウイスキー」です。

 

テネシーウイスキーもバーボンと同様に定義があります。

そしてテネシーウイスキーは、バーボンウイスキーの定義にすべて当てはまっていることが必須。

そのうえで2点、追加の定義があります

テネシーウイスキーの定義
  • 原料の51%以上はトウモロコシ
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以下で蒸留すること
  • 内側を焦がしたオーク製の新樽で熟成させること
  • 樽詰めアルコール度数は62.5%(125プルーフ)以下
  • 水以外を加えず、40%以上でボトリングされたもの
  • テネシー州で作られていること。
  • 蒸留直後の原酒をサトウカエデの炭でろ過(チャコールメローイング製法)を行っていること。

この2つを守っていることがテネシーウイスキーの定義です。

 

テネシーウイスキーは、バーボンと違い、テネシー州で作られていることが絶対条件!

そのうえで、蒸留直後の原酒をサトウカエデの炭でろ過する(チャコールメローイング製法)を行っている必要があります。

 

サトウカエデの炭でろ過を行うことで、蒸留後の嫌な香りや重たい舌触りとなる原因の成分を取り除くことができます

そのうえで、サトウカエデの甘い香りも付加されることがあるそう。スムースな原酒に甘い香りが付くわけです。

 

ジャックダニエル No.7
4.3

ジャックダニエルの中で最も有名なブラックラベル。

スタンダードなアメリカンウイスキーの中では圧倒的に豊かで丸みのある味わいが特徴です。
味わいのバランスもよく、シーンや飲み方を選ばないウイスキーです。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

世界No.1のアメリカンウイスキー

原産国

アメリカ

 

yaffee

ラベルに描かれた「No.7」

なぜ7の番号がついているのか。本当のことはわかっていないそう

  • さいころゲームのラッキーナンバー説
  • 7回目に試したマッシュビルのレシピだった説
  • ほかにも7樽紛失し、後日見つかったときにジャックが樽に7と書いていった説
    などなど。

本当の正解は闇の中なのだとか……

アロマ 4.3
フレーバー 4.1
余韻 4.5

 

アメリカンモルトウイスキーとは?

アメリカンモルトウイスキーはちょっと複雑。

なぜなら定義のほとんどがバーボンウイスキーと変わらないからです。

違うのは、原料がトウモロコシからモルト(大麦麦芽)に変わっているだけ。

アメリカンモルトウイスキーの定義
  • 原料の51%以上はモルト(大麦麦芽)
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以下で蒸留すること
  • 内側を焦がしたオーク製の新樽で熟成させること
  • 樽詰めアルコール度数は62.5%(125プルーフ)以下
  • 水以外を加えず、40%以上でボトリングされたもの
  • 2年以上の熟成でストレートモルトウイスキーとなる。

 

原料はモルトを51%以上使用。そのうえで内側を焦がした新樽を使用しなくてはいけません。

そのため、味わいもバーボンに近いものが多いです。

 

ウッドフォードリザーブ モルトウイスキー
4

アメリカケンタッキー州で作られたストレートモルトウイスキー。
マッシュビル(穀物比率)はモルト51%、コーン47%、ライ麦2%だそうです。

ウッドフォードリザーブ独特のコクとバランスがあり、より複雑さのある味わいに仕上げた一本。バーボン好きのためのモルトウイスキーといっても過言ではないです。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

45.2%

容量

750ml

特徴

アメリカンストレートモルトウイスキー

原産国

アメリカ

yaffee
日本でも手に入るアメリカのモルトウイスキー。
モルト比率51%のアメリカンモルトウイスキーの特徴がわかりやすい一本だと思います。
スコッチモルトウイスキーの同じと思って飲むとびっくりしちゃうかも
アロマ 4
フレーバー 4.1
余韻 4

アメリカンシングルモルトとは??

アメリカにもシングルモルトウイスキーはあります。

そしてアメリカでも「シングルモルトウイスキー」と名乗るためには麦芽比率100%である必要があります。

 

そこがアメリカンモルトウイスキーとアメリカンシングルモルトウイスキーの違いです。

またアメリカンシングルモルトも基本的には新樽が使われますが、スコッチモルトウイスキー同様に古樽の使用もできるそう。

それが、新樽熟成後でしか古樽熟成はできないのか、蒸留後の原酒から古樽から熟成できるのかはわかりません。

ただ、アメリカのシングルモルトを見てみると必ず新樽が使用されているので、新樽での熟成がアメリカンシングルモルトの特徴となっているのだと思います。

 

スコッチシングルモルトより樽香が強く、力強さのあるものが多い傾向があります。

ウエストランド アメリカンオーク
4.4

ワシントン州シアトルを拠点に誕生したシングルモルト蒸留所「ウエストランド」。

開拓者が最後に行きついたの街であるシアトル。
そのスピリッツをウイスキーに変えたような革新的なモルトウイスキー!!

ビターチョコと香ばしいパンからバニラ、オレンジ、はちみつといったフレーバーが続く一本です。

価格帯

7000~9000円

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

アメリカに誕生した革新的なシングルモルト

原産国

アメリカ

yaffee
スコッチモルトのような奥深さがあるけどどこか違う。
バーボンのような芳醇さがあるけど全然違う。モルト・酵母・樽にこだわった全く新しい「シングルモルトモルト」だと思います。
アロマ 4
フレーバー 4.7
余韻 4.5

ライウイスキーとは?

アメリカンウイスキーには、ほかにもライウイスキー、ウィートウイスキーなどがあります。

中でも特に多いのがライウイスキー。

 

ライウイスキーにも定義があり、ほとんどがバーボンと同じです。

ただ一点違うのが、原料の51%がトウモロコシでないといけなかったバーボンに対したライウイスキーは原料の51%はライ麦となっています。

アメリカンライウイスキーの定義
  • 原料の51%以上はライ麦
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以下で蒸留すること
  • 内側を焦がしたオーク製の新樽で熟成させること
  • 樽詰めアルコール度数は62.5%(125プルーフ)以下
  • 水以外を加えず、40%以上でボトリングされたもの
  • 2年以上の熟成でストレートライウイスキーとなる。

 

ライ麦は、スパイシーで力強い味わいが特徴。

そのライ麦を51%以上も使ったライウイスキーは、スパイシーで力強さのあるウイスキーとなっています。

 

この力強い個性がカクテルベースにも重宝されています。

ライウイスキーが必要となるカクテルも数多く存在しています。

yaffee
有名なライウイスキーを使ったカクテルなら「マンハッタン」です!
ライウイスキーとスイートベルモット、アンゴスチュラビターズを使用したカクテルで、「カクテルの女王」とも称されています。
ウッドフォードリザーブ ライ
4.4

高品質・手作り・小規模なクラフトウイスキー蒸留所『ウッドフォードリザーブ』が作るライウイスキー!!

スパイシーな刺激の中に芳醇な味わいが特徴。
ストレートでもおいしいですが、ハイボールやロックでもそのスパイシーで力強い味わいが楽しめます!

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

45%

容量

750ml

特徴

ケンタッキーダービー公式ウイスキー

原産国

アメリカ

yaffee
ストレートやハイボール、ロックもうまいウイスキーですが、
特にカクテルにするとこのウイスキーのすごさがわかります!!芳醇スパイシーな味わいが残ったままほかの材料とうまく調和しやすいです!
アロマ 4.4
フレーバー 4.2
余韻 4.6
ウッドフォードリザーブ
¥4,730(2021/10/21 04:28:22時点 Amazon調べ-詳細)
ウィートウイスキーとは?

ライ麦で作ったライウイスキー同様に、アメリカンウイスキーには小麦で作ったウィートウイスキーというものもあります。

ウィートウイスキーは、原料の51%以上小麦を使ったウイスキーです。

アメリカンウィートウイスキーの定義
  • 原料の51%以上は小麦
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以下で蒸留すること
  • 内側を焦がしたオーク製の新樽で熟成させること
  • 樽詰めアルコール度数は62.5%(125プルーフ)以下
  • 水以外を加えず、40%以上でボトリングされたもの
  • 2年以上の熟成でストレートウィートウイスキーとなる。

 

トウモロコシ原料のバーボンに比べて、小麦を使ったウィートウイスキーは、柔らかい味わい・まったりとしたフレーバーが特徴となります。

なかなか日本では手に入らないですが、ぜひ見かけたら試してみてください。

バーンハイム オリジナル 7年 ウィートウイスキー
3.2

2005年にハーンハイム蒸留所からリリースされたケンタッキーストレートウィートウイスキー。
マッシュビル(穀物比率)は冬小麦51%、コーン39%、モルト10%となっています。

フルボディで甘め、柔らかくまったりとした味わいが特徴のアメリカンウイスキーです。

価格帯

6000~7000円

アルコール度数

45%

容量

750ml

特徴

初にして唯一のウィートウイスキー

原産国

アメリカ

yaffee
あまりない小麦が主原料のウイスキー。ウィートウイスキーを知る一本としておすすめです!
アロマ 3
フレーバー 3.1
余韻 3.5

コーンウイスキーとは?

バーボンはトウモロコシが主原料のウイスキーですが、アメリカンウイスキーの中には、同じくトウモロコシが主原料のコーンウイスキーというものがあります。

 

コーンウイスキーの定義
  • 原料の80%以上はコーン
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以下で蒸留すること
  • 古樽か、内側を焦がしていないオーク製の新樽で2年以上熟成させること
  • 樽詰めアルコール度数は62.5%(125プルーフ)以下
  • 水以外を加えず、40%以上でボトリングされたもの

 

コーンウイスキーは世界で唯一といっていい熟成の必要がないウイスキーとなります。

そのため、無色透明なコーンウイスキーも数多くあります。

ただし、ストレートコーンウイスキーと呼ぶためには、2年以上の熟成が必要です。

 

その時の樽もバーボンやライウイスキーなどのように新樽である必要はありません。

むしろ「古樽か内側を焦がしていない新樽」が義務となっています。

 

コーンウイスキーもなかなか入手しにくいウイスキーですが、ぜひ一度試してみてください。

プラットバレ― ストレートコーンウイスキー
3.1

比較的安価で入手しやすいストレートコーンウイスキー。

嫌気的な香りを少し感じますが、軽やかで甘くバニラ香のあるウイスキーです。

価格帯

1000~2000円

アルコール度数

40%

容量

750ml

特徴

あまりないコーンウイスキー

原産国

アメリカ

アロマ 3
フレーバー 3.1
余韻 3.2

アメリカン・ブレンデッドウイスキーとは?

アメリカにもブレンデッドウイスキーはあります。

ただアメリカンブレンデッドウイスキーは特殊。なぜならアメリカンウイスキーは異常なほど種類が多いからです。

 

アメリカンブレンデッドウイスキーの定義は……

アメリカンブレンデッドウイスキーの定義
  • バーボン(テネシーも含む)・ライ・コーン・ウィート・モルトなどそれぞれのストレートウイスキーがブレンドされているもの。
  • ストレートウイスキーの比率が20%以上(アルコール度数50%換算)。
  • その他のウイスキーやスピリッツのブレンドは可

 

アメリカンウイスキーの中でも2年熟成以上させたストレートウイスキーが必ずブレンドされていることが条件です。

それ以外は特に厳しい基準はないみたい。

20%使用していればOKですし、スピリッツの添加も許されています。

シーグラム・セブンクラウン
3

アメリカンウイスキー初となるブレンデッドウイスキー。
ただ、トップセラーとなっている銘柄です。

バランスが良く、ライトでスムース。カクテルベースにも使いやすいウイスキーとなっています。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

トップセラーのアメリカンブレンデッドウイスキー

原産国

アメリカ

yaffee
カクテルベースにおすすめしたいライトでスムースなアメリカンウイスキーです!!
アロマ 3
フレーバー 3
余韻 3

アメリカンウイスキーにある
「ライトウイスキー」・「スピリットウイスキー」とは?

アメリカンウイスキーの中でもかなりマニアックな「ライトウイスキー」と「スピリットウイスキー」

これらにも定義があります。

ライトウイスキーの定義
  • アルコール度数80%(160プルーフ)以上、95%(190プルーフ)以下で蒸留。
  • 内側を焦がしていない新樽か古樽に詰めて、熟成。
  • ストレートウイスキーを20%未満含むものは「ブレンデッド・ライトウイスキー」。

 

スピリットウイスキーの定義

アルコール度数95%(190プルーフ)以上で蒸留されたニュートラルスピリッツと、各種ウイスキーを5~20%の範囲内で混合したもの。

はっきり言ってほとんど日本では入手できないアメリカのウイスキーです。

というよりスピリッツウイスキーに至っては、ほとんどウイスキーが入っていないので、アメリカ以外では、ウイスキーと呼べるかどうかすら怪しいジャンル

 

ただちゃんと味わってみるとうまい銘柄もあります!!

こんなウイスキーもあるんだと知っていただけたら嬉しいです。

yaffee
このジャンルに当てはめるとすると、日本の大手スーパーの「ウイスキー」と呼ばれているものは「スピリットウイスキー」ですら呼ぶことができないわけですね・・。
カンザス クリーンディスティルド
3.6

透明なウイスキーである「スピリットウイスキー」

「カンザス・クリーンディスティルド」はウォッカ用の蒸留塔で蒸留されたスピリッツとバーボンウイスキーをブレンドした「スピリットウイスキー」です。
このウイスキーの原料はアメリカの高原で育った冬小麦だそう。
口当たりがかなりまろやかで、クセのない味わい。
そしてカスタードクリームのような甘―いニュアンスが特徴です。

価格帯

5500~6500円

アルコール度数

40%

容量

750ml

特徴

無色透明な甘いウイスキー

原産国

アメリカ

yaffee
あっま!って思うほど甘いウイスキー。
まるでカスタードプリンのような印象で、無色透明だから不安ですが、ストレートやロックでも楽しめるウイスキーです。
香り 4
味わい 4
余韻 3

カナダのカナディアンウイスキー

カナダのウイスキーというと日本だと「カナディアンクラブ」くらいだと思います。

知っていて「クラウンローヤル」か「アルバータ」くらいではないでしょうか。

 

日本にはメジャーどころ以外まず入ってきていません

ファン自体も少ないので、なかなか難しいところではあると思います。

カナディアンウイスキーのほとんどはアメリカで消費されています。

 

【カナディアンウイスキーの分類】

  • フレーバードウイスキー
  • ベースウイスキー
  • カナディアンブレンデッドウイスキー

 

カナディアンウイスキーの法律
  • 穀物類を原料
  • 酵母によって発酵
  • カナダで蒸留すること
  • 700ℓ以下の木樽で3年以上熟成させること(コーンウイスキーは必要なし)
  • 40%以上でボトリングされたもの

アメリカで消費されている理由としては、アメリカ禁酒法後の流れがあります。

禁酒法について詳しく知りたい方はこちらをクリック

 

フレーバードウイスキーは、味わいとしてはバーボンに近いようですが、スコッチのモルトウイスキーのような存在。

味わいの骨格となるウイスキーです。

 

対してベースウイスキーは、スコッチのグレーンウイスキーに近い味わいの下地となるウイスキーです。

そして製品のほとんどはこの二つをブレンドして造られるカナディアンブレンデッドウイスキー。

中でもカナディアンクラブは「プレブレンディング」という独特の製法を採用していて、蒸留したてのそれぞれの原酒をブレンドして樽詰め、熟成させます。

カナディアンクラブ 12年
4.5

カナディアンウイスキーで特に人気の高い銘柄「カナディアンクラブ」

その年数表記ありの12年ものは、バランスよく繊細な味わいそのまま芳醇さと後味のスパイシーさが特徴です。

価格帯

2000~3000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

カナディアンウイスキーで人気の蒸留所

原産国

カナダ

yaffee
繊細で飲みやすいウイスキー!!
バランスがよく、ストレートでもオススメです!さらに「カナディアンクラブ12年」の水割りと寿司がめっちゃ合う!!
ぜひおうち寿司の時に試してみてください!!
アロマ 4.5
フレーバー 4.5
余韻 4.5

他の製品を見てもカナダのウイスキーは五大ウイスキーの中で一番ライトといわれています。

全体的に軽やかでマイルドな味わいが特徴です。

 

また、カナディアンウイスキーはフレーバーを添加することも可能となっています。

 

日本のジャパニーズウイスキー

世界5大ウイスキーの中で最も新しい新参者です。

竹鶴政孝さん、鳥井信治郎さんなど日本の本格ウイスキーの道を切り開いた人たちがスコッチウイスキーを踏襲して作ってきました

そのためスコッチウイスキーに似ているものが多いです。

 

しかしほかの5大ウイスキーと違って法律の規制が少なく、自由なウイスキーが造れる利点があります。

【ジャパニーズウイスキーの分類】

  • モルトウイスキー
  • グレーンウイスキー
  • ブレンデッドウイスキー(ワールドブレンデッドも含みます)

 

最近になって日本洋酒酒造組合がウイスキーに対して自主基準を発表しました。

あくまで法の縛りではないですが、組合の決まりができ「ジャパニーズウイスキー」とは何なのかがはっきりとしました。

ジャパニーズウイスキーの自主基準
  • 穀物類を原料、日本国内で採水された水を使用
  • 糖化・発酵・蒸留を日本の蒸留所内で行うこと
  • アルコール度数95%以下で蒸留
  • 木製の樽で3年以上熟成させる。
  • 40%以上でボトリング。

 

日本のウイスキーで共通して感じるニュアンスは「繊細さ」だと思います。

個性もありつつ飲みやすくもあり、絶妙なバランスのウイスキーが多いです。

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スコッチを踏襲して今の地位を築いたジャパニーズウイスキーですが……

  • ニッカのカフェモルト、カフェグレーンのようにスコットランドではできない商品をリリースしたり、
  • 富士御殿場蒸留所のようにバーボンやカナディアンの技術を取り入れたり、
  • 静岡蒸留所の薪焚きポットスチルや三郎丸蒸留所さんの鋳物スチルにように独自の実験をしてみたり

新しいことにチャレンジし、それがまた世界から評価されています

 

日本人の先人たちが海外に示してきた「職人気質」な部分があるからこそ、新しいことが期待にかわるのかもしれないですね。

シングルモルトウイスキー 余市
4

ジャパニーズウイスキーの父”竹鶴政孝”が作った蒸留所「余市」のシングルモルトです。

ソルティでしっかりとした骨格があり、余韻のスモーキーフレーバーが心地よい一本。
日本人らしい繊細さがあり、ストレートやロックはもちろん、ハイボール・水割りでも飲みやすいです。

価格帯

4000~5000円

アルコール度数

43%

容量

700ml

特徴

日本が誇るシングルモルトウイスキー

原産国

日本

yaffee
日本が誇るシングルモルトウイスキー余市。
このウイスキーの真価は、ハイボールや水割りでもがっちりとなじむことだと思います。

繊細なバランスがないとなかなかできない芸当ではないでしょうか。

アロマ 3.7
フレーバー 4.3
余韻 4

また今の日本の酒税法にはボトリング時の最低アルコール度数がありません。

つまりコンビニなどでのハイボール缶をウイスキーの品目のまま販売することができます

 

手軽な缶ハイボールや居酒屋などでビールサーバーからハイボールが出てくる樽詰めハイボールなどは独自の文化といってもいいと思います。

yaffee
樽詰めハイボールは普通においしいですから、ここは面白くいい文化だと思います。
ただ缶ハイボールは、炭酸飲料みたいなレモンの香料の香りを感じるときがあるのでがっかりするものもありますが……。

おすすめのハイボール缶はこちらから

ジャパニーズウイスキーの問題

国内生産の原酒しか使ってはいけないというルールがないので、ワールドブレンデッドウイスキーというのも作れます。

それ自体は全く問題なく、いいウイスキーもたくさんあります。

 

しかし!!

今の日本では、国内生産の原酒がほとんど入っていないのにジャパニーズウイスキーとして販売することもできてしまうということは問題になっています。

過去にそのような製品が「ジャパニーズウイスキー」として世界的な賞を取って大きな問題になりました。

 

また麹を使い焼酎と同じ製法で造った原酒を樽熟成してウイスキーとして販売する製品もあります。

yaffee
特にアメリカで販売されているジャパニーズウイスキーに多いようです

ここも業界内では問題になっています。

 

美味しければ問題はないのですが、安さからこういったウイスキーを初めて飲んでウイスキーが苦手になってしまう人がいるのも事実。

 

僕のブログでは本格的なウイスキーを造っている蒸留所を応援したいと思っております。

これからもジャパニーズウイスキーは特に厳選してご紹介していきます。

 

世界5大ウイスキー以外のウイスキー

現在、世界的なクラフトウイスキーブームが来ていて、世界中でクラフト蒸留所が建設され、ウイスキーが造られ始めています。

その多くのベースとなっている技術がスコッチウイスキーのモルトウイスキーです。

その中でそれぞれが独自のウイスキーを造っています。

 

特にお勧めしたいのが蒸留所は台湾のカバラン蒸留所です

カバラン クラシック
4

カバラン蒸留所のラインナップの中でもフラグシップ的立ち位置のボトル。

かなりしっかりとしたトロピカルフルーツ香に甘くとろけるような味わい。
なめらかな舌触りで、ロックで変化を楽しみながら飲むのがおすすめです!!

価格帯

8000~9000円

アルコール度数

40%

容量

700ml

特徴

台湾に誕生したウイスキー

原産国

台湾

yaffee
かなりトロピカルフルーツのフレーバーが楽しめるウイスキー!!
個人的に「豚の角煮」がおすすめ!濃いめの味付けにフルーティなコクがよく合います
アロマ 4
フレーバー 4.1
余韻 4

カバラン蒸留所とは??詳しくはこちら

5大ウイスキーの産地でも多くのクラフト蒸留所ができていますが、

それ以外の国でも同じようにクラフト蒸留所が建設、稼働しています

 

そしてその蒸留所で造られた原酒たちがリリースされる日を心待ちに熟成中です。

もうリリースの始まっているクラフト蒸留所もあります。

 

yaffee

ウイスキーの新しい時代、楽しみですね!

世界5大ウイスキーをそれぞれ味わってから、ウイスキー新興国の新しい風も感じてみるのもいいかと思います。

 

【製法で分かれるウイスキーの種類】
ここがわかるとウイスキーがより深く理解できる

原料、国とウイスキーの種類を分けていきましたが、ほかにも製法によって変わってくる部分があります。

その製法によるウイスキーの種類をまとめてみました。

シングルカスクウイスキー・シングルバレルウイスキーとは?

ウイスキーには、「シングルモルトウイスキー」があります。

シングルモルトウイスキーは今世界各国で作られていてなじみある言葉になりつつあると思います。

 

ただよく「シングルモルト」間違えられやすいのが、シングルカスクウイスキー、シングルバレルウイスキー。

シングルモルトが「一つの蒸留所で作られたウイスキー」なのに対し、
シングルカスク・シングルバレルは一つの樽から生まれたウイスキーです。

 

この2つの最も違う点は、「ブレンドしているかしていないか」。

 

シングルモルトは一つの蒸留所内であれば、樽の中の原酒をブレンドすることは可能です。

しかし、シングルカスクウイスキーは、一つの樽からボトリングする必要があります

 

ウイスキーマニアでないとあまりピンとこないと思いますが、ウイスキーはたとえ同じ蒸留所の同じ日に蒸留した原酒でも10年・20年の熟成で個性が変わってきます。

 

一樽ことの個性をブレンドし、蒸留所の個性・味にしたのがシングルモルト

一樽ごとの個性をそのままいただくのがシングルカスク・シングルバレルです。

 

かなりマニア向けのウイスキーですし、シングルバレル・シングルカスクは限定リリースしかありません。

その時しか味わえないウイスキーとなるのでかなり高価なものが多いです。

 

ぜひバーなので試していただけたらと思います。

カスクストレングスウイスキーとは?

ウイスキーは基本加水されています。

樽から出たばかりのウイスキーはアルコール度数60%ぐらいです。

 

ところが、ウイスキーの製品を見てみると大体アルコール度数は40~46%ぐらい。

すでに加水し40~46%ぐらいに調節してからボトリングされます。

ところが中には、樽出しそのままのアルコール度数をボトリングしている製品もあります。

それがカスクストレングスです。

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カスクストレングスの魅力は、樽から出されたウイスキーを加水調節されないまま楽しめること。

ウイスキーはアルコール度数が高いほど香り成分を多く残している傾向があります。

 

そんな香り成分を余すこそなく楽しめるのがカスクストレングス。

なかなかマニア向けではありますが、見つけたらぜひ楽しんでみてください。

 

おすすめの楽しみ方は、自分で加水調節してアルコール度数を40~46%にして楽しむ方法

割ったばかりのウイスキーがどれだけ薫り高いかがわかると思います!!

 

ちなみにシングルカスクは「加水調節が可能」となっています。

対してカスクストレングスは「ブレンドが可能」。

限定ウイスキーの場合、「シングルカスク・カスクストレングス」=「加水調節もブレンドもしていない純粋に一樽から生まれたウイスキー」となっていることが多いです。

 

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グレンリベット ナデューラ オロロソシェリー
3.8

『すべてのシングルモルトの原点』と呼ばれている「グレンリベット」

その中でも『ナデューラ』はゲール語で「自然」という意味。
19世紀の伝統的な製法で作られ、カスクストレングス・ノンチル・ノンカラーでボトリングされた一本。
中でも「オロロソシェリー」は辛口シェリーの樽100%で熟成させたものになります。

価格帯

7000~8000円

アルコール度数

60%

容量

700ml

特徴

ナチュラルなグレンリベット

原産国

スコットランド

yaffee

まさに「濃醇辛口」という表現のあうウイスキー!

特にシェリー樽のニュアンスが強く、リッチで官能的な味わいが特徴です!
ストレートでも度数の刺激は感じにくいですが、ロックにすると味わいの変化が楽しめるのでおすすめです!!

 

アロマ 3.7
フレーバー 3.8
余韻 3.9

熟成年数表記のないノンエイジウイスキーとは?

ウイスキーの中には、熟成年数の記載がない「ノンエイジ」といわれるものがあります。

スコッチウイスキーの場合、熟成年数を一番若い原酒に揃えないといけないルールがあります

若いウイスキー原酒を使っていると熟成年数を記載するならその若い原酒の熟成年数を書かないといけません。

 

そのため、あえて熟成年数を書かない「ノンエイジウイスキー」というのがあるのです。

主に安価な製品に多いですが、高価格帯のウイスキーにも「ノンエイジ」のものはあります。

それは熟成年数の進んだ原酒を多く使っていて、若い原酒でバランスをとったときに多いです。

 

また、アメリカンウイスキーなど、スコットランドより暖かい地域のウイスキーでは、4年熟成でスコッチの10~12年レベルの熟成感になることがあります

ただ、10年物のウイスキーと4年物のウイスキーが同価格で並んでいたら、10年物のウイスキーの方が「いいウイスキー」と思われてしまいがち。

そういったマーケティングの観点から、あえて熟成年数を書かないという方法も行われています

アメリカンウイスキーの場合、4年以上熟成させていれば熟成年数の表記の必要がなくなります。

 

つまり、「ノンエイジウイスキー」は、実は奥が深いウイスキーなのです。

一言でいうとノンエイジウイスキー=熟成年数にとらわれないウイスキーといえると思います。

 

グレンモ―レンジィ シグネット
4.9

グレンモーレンジィじょうりゅうじょが長年研究し続けて作り上げたノンエイジのプレミアムシングルモルト!!

チョコレート麦芽の使用をはじめ、ユニークな製法で作られた至高のシングルモルトです。

オレンジピールとチョコレートの香ばしい香りに優しい舌触りが特徴となっています。

価格帯

10000円以上

アルコール度数

46%

容量

700ml

特徴

チョコレートモルトを使用した革新的なスコッチウイスキー

原産国

スコットランド

yaffee
このウイスキーのおいしさを伝える言葉を失うほど美味しいウイスキー!

個人的に比較的入手しやすいプレミアムノンエイジウイスキーの中では断トツのうまさです!
チョコレートの香ばしい香りに優しい舌触り

アロマ 5
フレーバー 4.8
余韻 4.8

ボトラーズのウイスキーとは??

ウイスキーには、オフィシャル以外に「ボトラーズ」といわれるものがあります。

ボトラーズとは、蒸留所から原酒の樽を購入、自分たちで熟成させボトリングした製品のこと。

 

もともとスコットランドの酒屋さんでは樽から量り売りしていたため、その名残が「ボトラーズ」といわれています。

オフィシャルではリリースできないかなりマニアックなウイスキーが多く、かなり深くウイスキーの楽しみたい方向けにボトルといえます。

 

ボトラーズウイスキーとは?詳しく知りたい方はこちらをクリック

ティースプーンモルト

ボトラーズウイスキーの中にかなりマニアックな「ティースプーンモルト」。

ボトラーズのウイスキー銘柄に存在しない蒸留所名が書かれていることがあります。

 

その謎の蒸留所が書かれたボトルの中に「ティースプーンモルト」と呼ばれるウイスキーがあります。

このティースプーンモルトとは、99.999999%「シングルモルト」です。

しかし、一樽にティースプーン一杯分だけ別のウイスキーをブレンドしたブレンデッドモルトになります。

 

シングルモルト蒸留所の中にはボトラーズへ樽売りしないことを掲げているところがあります。

ただそんな蒸留所の原酒を入手でき、そのウイスキーをリリースしようとしたときティースプーン一杯別のウイスキーを混ぜ、違う名前でリリースするのです。

 

かなりマニアになると、この名前だとこの蒸留所にティースプーン一杯のこの蒸留所の原酒がこの銘柄名とわかるようになるのですが、超マニアックな内容。

 

ぜひバーで見つけたら、バーテンダーと会話を楽しみながらティースプーンモルトを飲んでみてはいかがでしょうか?

 

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

かなり大ボリュームに、ズラー―――っとウイスキーの種類についてまとめていきました。。

yaffee
かなりマニアックな内容は、「こんなウイスキーもあるんだー」程度に聞き流していただけると嬉しいです。
そしてそのウイスキーと実際に対面したときに「そういえばあのウイスキー料理人ブロガーが言ってたような」ぐらいに思い出していただけたらと思います。

ウイスキーには、様々な種類があります。

それぞれに良さがあり、それぞれに楽しみ方も変わってくるはずです。

 

またウイスキーの種類がわかると自分好みのウイスキーを見るけられたり、新しいウイスキーに挑戦するときに味の想像ができたりすると思います。

ぜひこの記事がより深くウイスキーを楽しむための参考書のような存在になっていただけたら嬉しいです。

 

それではよいウイスキーライフを!

また次回もよろしくお願いします!!

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